どうも(*^^)v
今回もカタログのアップで参ります…(^_^;)
ってコトで…
アルテッツァ前期です♪
懐かしいですねぇ…このカタログと共に。
コレが出る時って丁度ベストカーを毎号買ってた時期でしてね…。
当時は…「トヨタがFRスポーツセダンを出すらしいぞ!!」
「いやいや…ホンダはSシリーズを復活させるらしいし、オーダー1年待ちも出てきそうだ!!」
なんて各誌盛り上がってましたね(笑)
なんせトヨタが久々にFRカリーナセダン的な走りのセダンを出したってだけで気になって気になって。
で…デビューした際に、当時中2の自分はチャリンコ漕いでディーラーへまっしぐら。
たまたまネッツの出入口にいたメカさんにカタログを欲しいと言うと、メカさんはカタログと共に販促品のキーホルダーをくれました…本革のベースにアルテッツァのエンブレムの付いたキーホルダー♪
アレは嬉しかったなぁ(笑)
ソコからはグランツーリスモで使ってみたり、後輩のオヤジさんがネッツのディーラーで働いてて、ネッツレーシングっていう販促品のゲームしてみたりで気になってしょうがない(笑)
で…デビューから1年後。
縁があって、当時宮若のライドワンでオヤジ殿の運転でアルテッツァを家族全員で試乗する機会に恵まれたんですが…
アレ…アレレレレ…(汗)
もっさり加速してくし、足はキビキビとした感じしないし…
助手席だからか??ん!?ん~っ??
当時15歳。
この疑惑が確信へと変わるのはそれから12年後のお話です。
さて…前置きがかな~り長くなりましたが、そんなアルテッツァは1998年10月にデビューしました。
元々はコンパクトなFRスポーツセダンを目指していたものの、他のスポーツセダンと統合された為、このサイズになったそうですね…(汗)
オマケにBMの3シリーズやベンツCクラスとも競合しなくなっては行けなくなるというトヨタ特有の政治的絡みが悪い方向にながれてこんな感じに。
ちなみに海外ではレクサスISシリーズの初代にもなるのは有名な話。
今回のカタログはデビュー当初の1998年10月のものです。
とりあえず従来のトヨタのセダン系からは何かと重量配分には拘って頑張ったレイアウトではあります。
ショートオーバーハングでロングホイールベース。
各重量物はなるべく車両の中央に配置したレイアウトで和製3シリーズ辺りを目指した感じ。
リアのユーロテールは当時としてはかなり斬新で自分は結構好きでした(*^^)v
アルテッツァをキッカケに各アフターパーツメーカーから色々なユーロテールが出てたもんです(笑)
EG/EKシビック、CTワゴンRなんかは付けてる人が多かったですし、自分も欲しかったクチです。
インパネも当時としては斬新で、トヨタもこの辺りからバブル崩壊後の安っぽさが無くなって、保身より進歩を目指した感じが出てきたなぁ…なんて思ったものです(*^^)v
ただ…写真は上手く出来ている。
実際は意外とプラスチッキーだったのと、シルバー塗装の部分がかなり盛り上がってる感じでした。
ただ、元々がかなりお手頃価格なので、ソレを考えると質感はイイと思います(*^^)v
ちなみに後期のインパネは経年劣化でベトベトになるので、前期インパネに交換する人もいます。
シートは従来のトヨタ車から考えると結構固いです!
しかしながらスポーツ…という割にはサポートはソコまできつくないシートです。
まぁアルテッツァのシートなんて全然イイ方で話にならんシートなんて星の数だけあります。
そんなアルテッツァ前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
3S-GE…直列4気筒2000ccツインカム、デュアルVVT-i、210馬力、22.0kg-m。
MT車の場合は世界初のチタンバルブを採用!
AT車の場合は200馬力、22.0kg-m。になります。
コレがスペック上はイイんだけど…実際乗ったら下のトルクがスッカスカで、上も言う程回らない。
言い方厳しくて申し訳ないんですが、VVTやらなんやらのギミックでスゲー水増しされた感じ。
VVT無しの3Sツインカムの方がスペック上は低いもののフィールは好きでしたねぇ…(^_^;)
あ…音はイイです!気持ちイイ音します♪
1G-FE…直列6気筒2000ccハイメカツインカム、VVT-i、160馬力、20.4kg-m。
コレもスペックは平気でウソをつく…コレが実にイイ(笑)
決してパワフルではないけどスムーズで気持ちがイイのです。
これらに組み合わされるミッションは、3Sモデルが6速マニュアルと5速オートマ。
1Gモデルが4速のオートマです。
この6速のマニュアルがまたフィーリングが…ビミョ~…(汗)
何速に入ってるか実に分かりずらい…スコスコ入らない…(泣)
自分がヘタなだけかもしれない…けど、コラムマニュアルだろうと他のクルマはスコスコ入るのに。
足回りも4輪ダブルウィッシュボーンになってるのに…
どうもコレがブッシュがヨレヨレのグニャグニャ。
全体的なフィーリングは気持ちしっかりしたコンフォート。
FRスポーツセダン…というより、FRスポーティチックなセダン。
27歳の時に2週間乗りまわして疑惑が確信に変わった感想がコレです。
さて…装備としては…
アルテッツァと言えばこのクロノグラフメーターがカッコ良かったのです!!
チョットクルマのメーターとして考えると異例な感じででしてね(*^^)v
後はコレは意外と知りませんでした…何気にインナーミラーがワイドミラーなんですね(*^^)v
ボディカラーは全部で8色。
ココはイメージカラーのシルバーメタリックか、スーパーブライトイエローがイイですね(*^^)v
グレードはAS200派です(笑)
んでもって価格表。
なんと207万円からですよ!
一番高いのでも254万円…コレって当時としてもかなり安かったのです!
S2000はチョット特殊と言えど、340万円しましたからねぇ…(^_^;)
さてさて…そんなアルテッツァ。
デビューしたのはイイものの、高級感がチョット…(汗)
なんて言う声もあったんでしょう…日本カー・オブ・ザ・イヤーも後押ししたのか、特別仕様車の追加。
ソレがこのLエディション♪
後に正式にカタログモデルにもなります。
コレが99年8月のカタログです。
見た目こそ、ブラックグリルとブラックエンブレムになって、ルーフモールがカラードになってる位ですが…
シートは本革とエクセーヌのコンビシートが大きな違い!
メーターも専用のクロノグラフになり…
ドアトリムもエクセーヌになる上、グローブボックスの植毛になってキー付きに♪
レクサスISの仕様をそのままにしたのがこのLエディションになるそうです(^_-)-☆
価格はグンとアップしまして、260万円から277万円になります…ソレでもリーズナブル♪
さて…そんなアルテッツァは意外と長めで、2005年に1代限りで終了。
その後はレクサス店でISになるんですが、グッと車格も価格も上げ過ぎてるのはどうかと思いますね。
ちなみに現行IS300h…チョットだけ乗りましたが、シートの造りがイイです!
しかし、今思い出しても当時のアルテッツァの盛り上がりは結構なものがありました(^_-)-☆
出た後の反響の冷め方にもコレまた驚きましたが…(汗)