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2020年04月11日 イイね!

ー磨き抜かれた技術と確かな伝統ー



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…やっぱいいなぁ…コレも欲しかった。



110クラウン前期 一部改良モデルです♪

もうこのCMからして品やら重厚感とかがとにかく滲み出とります。

現行の「ニュルブルクリンクで鍛えた…」なんてのとは全然違う(笑)。

ー磨き抜かれた技術と確かな伝統ー

日本の高級車の歴史を造ってきた クラウン。

クラウンは人を語る。

当時の我が家にゃ縁の無い雲の上のクルマ…成功者の証。

もうこのブログをアップするまでに何回このCM見返したか…カッコ良過ぎて(笑)

ちなみに前期買うならハードよりセダン…角目4灯のライトがカッコイイ♪

ってコトで110クラウンは6代目クラウンとして1979年にデビューしています♪

先代よりも直線基調のボディラインと、2.8ロイヤルサルーンのカラードバンパーには1980年代の幕開けを感じるものとなっております…。



また、プロ野球の世界では落合さんが現役時代に後期のセダンを乗ってたってのを最近偶然知りました…自分は野球全く知らんけど(爆)



よく、野球選手がこぞってベンツを買ったりするのをよく目にしますが、アレは一説に強固なボディで大柄な高級車を所有するコトにより、万が一の事故で自身の体を負傷しないように、一種の自己防衛の一つのツールとして選ぶケースもあるようです(^O^)

ってコトで…落合選手のこのクラウンは「装甲車」の如く補強材が至るところに入った結果、車重が倍近くになってた模様…約3t弱ってコトでしょう(爆)

で…今回はそんなS110クラウン前期でもターボモデルの追加や、各種装備が改良された1980年11月のモノになります。



ってコトでボディタイプが多いんですよね(笑)

まずは4ドアハードトップ…最高級グレードの2.8ロイヤルサルーンです♪



自分としてはハードトップはツリ目のコーナーレンズになった後期のが好みです(^O^)



直線基調で高くそびえるようなインパネにコレでもかという程に多用された木目。

そして至るところに多々あるスイッチに高級車としてのクラウンの凄みがあります。

正直、沢山あるオーディオスイッチやドライブコンピューターのスイッチはパッと見で分かりにくそうな感じはします…(^-^;



やっぱりこの時代のクラウンのシートはベロア生地が豪華ですね!!

現行クラウンもこんな感じでイイと思うんですけどね…こういうアメ車意識の演歌調をずっと貫いて欲しかった…(泣)

そういえば110クラウンってドアトリムの上部の表皮が破れやすかったですね…ビニール生地なんで紫外線とかでパリパリになってるの結構見ました…(^-^;

ちなみにハードトップのグレードは他にこんな感じ…



・スーパーサルーン…2000㏄の最高峰。ターボとNAのEFIを用意。2800もあります。

・スーパーエディション…そういえば以前後期のターボで実走5万㎞のを20万でどう?みたいな話がありましたね…今じゃありえない価格…(汗)
コチラは2000ターボとNAのEFIを用意。

・カスタムエディション…若者向けのお手頃(ソレでも高嶺の花だと思う)仕様。先代後期のぶっ飛んだチェック柄シートは未だに語り継がれるネタです。
コチラは2000のEFIとキャブ、そしてHT唯一の2.2ディーゼルを用意。

・デラックス…HTエントリーグレード。キャブのみ。

ところで、HTでデラックスってドコに需要があんのよ?ってなりそうですが…



まさかの賞品になってた(爆)

しかもレコード大賞の景品でしょ…ナゼにロイヤルサルーンなりスーパーサルーンをプレゼントしないのか…(汗)

ちなみにセダンのスタンダードを除き、5ナンバーモデルはこの一部改良でバンパーコーナーモールが大型化されてるようですね(^O^)



一方、コチラは4ドアセダン…やっぱこの角目4灯がイカス!!

正直未だに見ても威圧感ありますもん…(笑)



子供の頃はコレがかなり大きく見えましたね。

メッキでコテコテしてますが、コレが嫌味が無くて品がありますよね♪



そういえばセダンはタコメーター無いんですよね…

あくまで後席に重きを置いたキャラクターってのがこういうトコに伺えます。



なのでドカンと乗る内装の写真もリアシートのみ。

世界初のギミックもありますが、ソチラは後述。

そんなセダンのグレード構成はこんな感じで…



・スーパーサルーン…基本はHTと同様。

・スーパーデラックス…名称がHTと変わってきますね!スーパーサルーンからオートドアロックが車速感応じゃなかったりとか…ソレでも当時は豪華です。
コチラは2000のEFIとキャブ、2.2ディーゼルを用意。

・デラックス…木目パネルじゃなくなったりシートも部分ビニールになったり。
2000のキャブと2.2ディーゼルを用意。

・デラックスA…デラックスから更に装備が外され、シートはビニール張りに…(汗)
ラジオはAMのみになり、ルームランプにパーソナルランプ無くなったり。

この差別化要るのか(爆)??

エンジンは2000のキャブと2.2ディーゼルを用意。

・スタンダード…無い無いなんにも無い。ヘッドライトも丸目4灯になっちゃうし、とにかく削りまくってて簡素の境地(笑)

現行クラウンもスタンダード出せば面白いのに…売れんだろうけど…(汗)

2000のキャブと2.2ディーゼルを用意。



で…コチラは歴代モデル最後の2ドアハードトップ♪

革張りのランドゥトップが最高に豪華でございます(^O^)

この当時にコレを買う方ってのはチョット浮世立った感じですね(笑)

コレの実質的後継ポジションがソアラになります。

HT2.8ロイヤルサルーンはマジで贅沢ですね!



2ドアHTはグレード数が少ないので説明しやすい(爆)

・スーパーサルーン…基本4ドアHTと同じような感じ。2000のターボとNAのEFIを用意。

・スーパーエディション…ココも同様。2000のターボとNAのEFIを用意。



で…更にワゴンがある…と(笑)。

ワゴンはカスタムの1グレードのみで2000のキャブと2.2ディーゼルが用意されます。

そう言えばこの頃のトヨタのステーションワゴンってリアガラスが2本ワイパーですよね♪



そして最高で8人乗りまで出来ちゃう(爆)

更に写真の拷問ゲロゲーロなサードシートも装備されます…。

ネタでなら座ってみたいけど、コレで移動は勘弁…(苦笑)

そんな110クラウン前期の一部改良モデルに搭載されるエンジンは全部で5機種…



・5M-EU…直列6気筒2800㏄OHC、EFI、145馬力、23.5kg-m。

決して高回転までスムーズに回る訳ではないのですが、極低回転のトルクの厚みとアイドリングの粛々と回る感じがM型最大の美点と言えます♪

ヘッドガスケットが弱いのが泣き所…(泣)



・M-TEU…直列6気筒2000㏄OHCターボ、EFI、145馬力、21.5kg-m。



ー名車にふさわしい ターボが生まれたー

パワーと燃費のターボを、トヨタが2重の確かさを加えたツインノックセンサーターボ。

ってコトでこのM型ターボがどうやらマニュアルとのマッチングが悪かったみたいでオートマのみ…らしいですが、意外とマニュアルに載せ替えてもフツーに走る。

って…どっか聞いたような気が…(汗)

・M-EU…直列6気筒2000㏄OHC、EFI、125馬力、17.0kg-m。

現存する110系のクラウンの中でも一番搭載されてるのはコレでしょう(^O^)

・M-U…直列6気筒2000㏄OHC、キャブ、110馬力、16.0kg-m。

一番ベーシックなガソリンエンジンになりますね!

・L…直列6気筒2200㏄OHCディーゼル、72馬力、14.5kg-m。

タイミングベルトらしいんですが、まだまだ部品出るんですかね…恐らくハイエースも搭載してるから出るんでしょうが。



コレらに組み合わされるミッションは、当時ではまだまだ先進的だったオーバードライブ付きの4速オートマを筆頭に…

・5速マニュアル
・4速マニュアルがフロアとコラム
・4速オートマが上記のヤツでフロアとコラム
・3速オートマのフロアとコラム



足回りはフロントがダブルウィッシュボーンでリアが4リンクコイルの車軸。

4独になるのは次期モデルの120系まで待たないといけません。



ブレーキにはオプションで、ESCというリア2輪のみのABSが選べます♪



そしてクラウンは伝統のペリメーターフレーム構造。

なので実際に足回りがリジッドだろうとボデーより下がバタつく位でして、モノコックに較べると乗り心地がとにかくイイですね♪

デメリットは動きが重い…というコトですが、高級車のクラウンならば軽快云々よりドッシリとした動きのキャラクターの方が似合うのでコレが言う程気にならないですね♪



さて…装備としてはロイヤルサルーンにオプションでクルーズ・コンピュータ。

この年代あるあるでして、燃費計算や平均車速なんてのが分かる多機能電卓みたいな感じですね(^^)v

装着車はレアかと…(^-^;



更にコレもこの一部改良で追加されたハズ…エレクトロ・オートコンパス。

絶対レアなハズ…見たコト無いですもん…(汗)

まぁ…方位磁針なんですがね…(^-^;



で…地味に一部改良で変わったのがパワーウインドウスイッチ。

ウインドウロックスイッチが追加されたそうで、今回調べるまで知りませんでした…(^-^;



で…前述のセダンロイヤルサルーンのリアシート。

世界初の中折れ機構付♪

リアシートがスライドした際にシートバックが折れて体にフィットする訳で♪

こういうおもてなし装備がクラウンのイイトコですよねぇ(^^)v

ただ…先代の210系からリアシートって背もたれが単に動くだけになりました…。

う~ん…悲しい…(泣)

最早レクサスLSとセンチュリーにしか装備されなくなってしまった…(汗)



そしてこの一部改良で最高級本皮革シートを追加。

熟練の腕で丹精込めて仕立てております…。紡織で造ったんでしょう(ぇ



コレも一部改良で追加されましたが、ロイヤルサルーンのラウンジシート車にのみオプションっていう激レアなマイコンオートエアコンもあります。

今や軽でもフルオート…しかし40年以上前に装備出来たんですからやっぱスゴイですよ。



で…エアコンはロイヤルサルーンなら勿論リアにも…。

空気清浄機も装備されますし…



ジュースも冷やせます♪

自分の12クラウンも付いてましたが、リアエアコン殺してたので…(苦笑)

但し、エアピュリは使ってましたね…アレマジでいいですね…

タバコ窓閉めて吸えます(笑)



更にリアではラジオコントロールもOK♪

まさに昭和の高級車。



ラジオはスイッチがやたら多く、番組予約機能付!!

使うヤツおるんか(汗)!?

コレは珍装備かと…(笑)



そういえばコレも一部改良で追加されたハズのムーンルーフ♪

ライバルの430はスタールーフというハメ殺しガラスだったので、クラウンはこういう面のおもてなしが上手いと思いますね(^^)v

しかしまぁ…当時コレをフルオプションで買うと結構な金額したんでしょうね…。

手元にオプション価格が分かるものを持っていないので、計算出来ないのが惜しいですね…(^-^;



ボディカラーはこんな感じで多々ありまして、全部で15色!

但し、グレードによって選択不可のモノもあるので多いヤツで10色位でしょうか。

自分ならセダンロイヤルサルーンのブラックで♪

ラウンジシートにしてオプションはクルーズコンピュータやらESCやらとありとあらゆるものをテンコ盛りにしてみたいですね(笑)

さて…そんな110クラウンも今やロイヤルサルーンなんて中古で高いモンで…(汗)

機会あったらコレのセダンのリアに乗ってゆったりと一日移動してみたいですわ(笑)

前に自分が買おうと思って試乗したヤツはリアシートスライドさせたら戻ってこなくなっちゃったもんなぁ…(泣)
Posted at 2020/04/11 04:52:03 | コメント(13) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ

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