• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

チョーレルのブログ一覧

2020年04月27日 イイね!

言葉通り「市民の」為のクルマ。



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…

う~ん…この型は全く馴染みが無いなぁ…(汗)



初代シビック75年式 2ドア&3ドアです♪

自分が子供の頃はもう初代って走ってなかったような気がします…(^-^;

見かけてたんだろうけど記憶に無いですね…(汗)

やっぱりジイさんが乗ってたスーパーシビックが一番思い出深いです…。

今やイベントでも見ないから、機会があればもう1度みたいですねぇ。

さて…そんな初代シビックは1972年にデビューしています♪

世界戦略を狙うホンダのコンパクトカーとしても…ですが、やはり最大のトピックはデビュー翌年に発表された低公害エンジン…CVCCでしょう(^O^)

また、低公害を謳いつつも、スポーツモデルのRSも登場させたりもしています。

ボディバリエーションは当初こそ2ドアのみだったものの、3ドア、4ドア、5ドア、バンと次々に増えています。

今回は1500RSLが追加された後の1976年1月発行の2ドアと3ドア専用のカタログになります。

さて…このカタログ…



「市民の」という名称通りでして、街中に溶け込むベーシックカーというのが明確に体現されております(^O^)

特に初代はその感じが最も強いかと♪



こういうカットが色々と載ってるんですが、前後の車両が130セドリックと510ブルーバード…まさかの他社です(笑)!

フツーなら自社の145とか使っても良かったのに…コンプライアンスに煩くない時代…イイですねぇ♪

で…次のカットをよ~く見るじゃないですか…



ナンバーが手書き写植(爆)

モノホンナンバーでも無ければ展示用ナンバーでも無く手書きっていう(笑)



書体も緑じゃないし、こういうのはさすがに初めて見ます(笑)



さて…そんなシビック。

ホンダの「M・M思想」(マンマキシマム・メカミニマム)に則った台形スタイル。

全長が120㎜長いB案というのも開発時にあったようですが、結局は台形のこのスタイルになったんだそうですね(^^)v

エントリーグレードでは鉄バンパーですが、上級グレードのGLではこのような大型バンパーに。



今回のカタログより前にはホットモデルとなるRSがあったのですが、コチラは僅か10ヶ月程で販売中止になっております…(汗)

代わりに?登場したのが、コチラの1500グレードで写真のモデルは一番ホットなRSL。

CVCCの低公害グランツーリスモで、バンパーにオーバーライダーが装着されましてスポーティな雰囲気を出しています♪



リア周りはこのカットしか無かったです…ちなみに3ドアハッチバック。

2ドアもハッチバックタイプになるんですが、開口部がリアガラスより下になります。

なんでも元々は開発当時から3ドアも計画されてたようですが、車両重量を計画の600㎏に近づけたい為に2ドアだけのスタートになったらしいです。



インパネは独特な2段式…メーターが大きいですね(^^)v

木目調のパネルは大日本印刷で印刷されているようです(^O^)

2段っていうのが効いてるんでしょうね…解放感がありそうです♪



コチラは1500RSLのシート。

リクライニングレバーが独特ですね…そしてスポーティグレードという割には比較的サポートが浅めに見えます…車室の広々感を重視したんですかね…(^O^)??

ドアトリムのロックしましょうステッカーはホンダならでは♪



毎度くどいようですが、透視図もございます(^O^)

今回の改良箇所の説明だそうです。

そんな初代シビックの75年式に搭載されるエンジンは全部で2機種…



EE…直列4気筒1200㏄OHC、63馬力、9.5kg-m。

ED…直列4気筒1500㏄OHC、70馬力、10.7kg-m。

EE型はこの75年式から新搭載、ED型はパワーアップしています。



この両エンジン共に注目される機構は間違いなくCVCCでしょう(^O^)

シリンダー内に副燃焼室という小さいお部屋を付けまして、その小さい領域で濃い混合気を作り、ソレに着火するコトによって広い部屋も伝播させちゃおうってヤツですね(^^)v

写真見たが分かりやすいけど(爆)

狭い部屋でガス爆発してビル全体吹っ飛ばすようなもんです。

コレでより少ない燃料で燃やす為、排ガスも抑えられまして当時としては触媒無しでマスキー法をクリアしたというのが最大のトピックでございます♪



コレらに組み合わされるミッションは、RSLが5速、他は4速のマニュアル。



ソレにRSLを除いて2速のホンダマチックが設定されます(^O^)

セミオートマチックってヤツでして、Lレンジで発進してから☆(スター)レンジにシフトして変速するタイプです。



足回りはストラット式の4独。



ブレーキは当時としては珍しく、スタンダードグレードにも前輪にディスクブレーキを奢っています(^O^)

リアは全車ドラムです。



装備としましては、リアシートが倒れて大きく荷物が積めるハッチバックというのは特徴かと…(^-^;

他のメーカーですともう数年待たないとこのようなクルマが出てきません…

チェリーはまたチョット路線が違いますしね…(^-^;

で…コレがチョット意外…



日本初のリアワイパー!

てっきりスカイライン辺りだと思ってたんですがね(笑)



グレードはこんな感じで1200が…

・スタンダード
・デラックス
・ハイデラックス
・GL

実に分かりやすい名称(笑)

リアワイパーはGLのみに装備だそうです♪



そして1500㏄が豪華仕様のGTL。



更にスポーティグレードのRSLとなっております。

自分でしたら唯一の5速マニュアルがある1500RSLですかね…(^-^;


オマケ



1975年のモーターショーにはホンダESVというコンセプトカーがあったようです。

この時期、各社ESVという安全実験車をモーターショーで発表するのがトレンドでしたが、ホンダもこの通りでESVを発表しています。

衝撃吸収機能を付けたバンパーにランフラットタイヤ、ABS、サイドドアビーム等、現代ではどれも実用化されていて年月を感じる内容ですよね(^^)v

トヨタや日産と違って既存の車種でコンセプトカーにしているのでさらに現実味を帯びた内容なんでしょうけど…(^_-)-☆


さて…そんなシビックですが、モデルチェンジがするにつれて良くも悪くもスポーツモデルを中心とした感じになりまして、「市民の」シビックで無くなってはいますね。

いや…スポーツのシビックも好きなんですがね…(爆)

ただ…名称通りな感じがするのはこの初代が1番でしょうね(笑)
Posted at 2020/04/27 11:27:17 | コメント(12) | トラックバック(0) | カタログ~ホンダ~ | クルマ

プロフィール

「例年通りですが、年始年末の挨拶やってたらキリが無いんで、その旨のコメントを頂かない限り省略してます…ご了承を…。」
何シテル?   12/31 21:57
愛車はC33ローレル、E24キャラバン、ZVW52プリウスPHV 登場から既に30年を超えてしまったC33ローレルをメインとして活動しています♪ プ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/4 >>

    1 2 3 4
5678910 11
12 13 14 1516 17 18
1920 21222324 25
26 27 28 2930  

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

クルマの履歴書をやってみた 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/07 12:50:01
[フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)] DIY実施!タイミングベルトのテンションゲージがズレてた件 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/04 11:08:07
日産純正カセットデッキを復活させる! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/10/13 01:20:12

愛車一覧

日産 ローレル 日産 ローレル
2009年に2オーナー走行6.7万キロ17年間車庫保管で新車同様のC33の2.5メダリス ...
トヨタ クラウン トヨタ クラウン
きっかけは1本の電話から始まりました…。 イベント等にも行かれない、天然ワンオーナー。 ...
トヨタ プリウスPHV トヨタ プリウスPHV
紆余曲折あって車歴17台目にして初の新車(笑) 前車GX71から実に30年進化しており ...
フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)
ゴルフⅦの中でも1500台限定の特別仕様車となるラウンジというグレードです♪ その中で ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation