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2022年02月05日 イイね!

デートカーの終焉



どうも(^^)v

特段ネタにする話題が無いので(なんか無いです??)、今回もリクエスト頂いてたカタログを淡々とアップするまでです…えぇ。

ってコトで…



5代目プレリュードです♪

う~ん…個人的に馴染みがあるのはこの先代になるBB4ですね…(^-^;

コッチの型は周りに誰も乗ってなかったので、印象がほぼありません…(汗)

とりあえず当時思ったのは、「また3代目に雰囲気が戻ったなぁ」と「ATTSってなんだろな?」です…(笑)

正直カッコ悪くは無いけど華やかさには欠ける感じがありましたし、3代目までの肉食系スポーツさが全く無くて、垢抜けてオシャレなスペシャルティ感というプレリュードのキャラクターがブレてた感じがあります…タイプSとかがそう。

単体で見ると良いけど、デートカーとしてのキャラクターをスポイルするような。

BB4なんてモロにスポーツさが出てて、デートカーなんて味はかなり薄かった訳です…アレはアレで凄く楽しくてイイクルマなんだけど…(笑)

で…この5代目はその折衷案…良く言や両立、悪く言えばハンパ。

複雑だ…(汗)

さて…そんな5代目プレリュードは1996年にデビューしています♪

先代の4代目でそれまでのエレガントさが一変して筋肉質なクーペになったプレリュード…言うならROLANDがムキムキのボディビルダーになったような。

そりゃそれで魅力はあるけどそうじぇねぇんだよ…ってコトで原点回帰。

うん…同じコト2度繰り返して行ってるだけだからココら辺にしておこう…(苦笑)

今回はデビュー直後となる1996年11月の内容となっております。



なんだこのシチュエーション(笑)

スーパーレジェンドだかCMでこんなのやってましたよね…あと90カローラ後期とか。

縦長のヘッドライトは個性的…ではありますが、こんなフォルムなら法規的にリトラのヘッドライトが難しい時代だとしても横長のヘッドライトでもう少々鋭い感じを出しても良かったのではないだろうか…とも思うのです…(^-^;



リア回りもテールランプしかり、ドコとなく個性を出そうとしつつもソレまでのホンダ車っぽい垢抜けたエッセンスが足りないように感じてしまうのであります…(^-^;

恐らくバブル崩壊後でコストの関係もあるんでしょう…プレスラインも少ないですし、ディテールにこの手のスペシャリティに必要な拘りや蘊蓄、雰囲気造りに今一歩手を出したくても出せなかった感じが正直してしまいます。



で…コチラが最強グレードのタイプS♪

先代の筋肉質なキャラクターを実質引き継いだのがコレでしょう。

この頃…ホンダにはタイプRなるものが確立されつつありましたので、やるなら思いっ切り見た目を変えて戦闘力を高めた感じにした方がより「らしかった」感じになったのではないかと思います。

しかしながら立場が難しいんでしょうね…あんまりポテンシャルをスープアップするとNSX-Rの性能を凌駕しちゃうしで…(実際にインテRは試作車時代に4駆ターボやらなんやらしてたらNSX-Rより速くなっちゃったもんで、性能落としたらしく…)、タイプS位で妥協点を出したようにも見えます…(^-^;

車格のヒエラルキーを考慮すると辻褄的に色々と難しくなるのが苦しいですね…ドコのメーカーもそうですが…(苦笑)



インパネは赤黒のカラーでスペシャリティムードを出してくる辺りが良さでしょう(^_-)-☆♪

ブラック内装もありますが、この方がらしい感じもあります。

ただ、木目パネルがややアンバランスな気もしますねぇ…(汗)

その他、メーターパネルや各スイッチの配置は平凡な感じで、先代BB4のような近未来感溢れるメーター周りよりも古臭くも感じます…BB4は今乗っても「うわっ!」ってなる位インパクトあります(笑)

苦言が多いようにも見えますが、エクステリアは3代目の圧倒的な垢抜けた感じ、インテリアは4代目の超近未来感がこれまた圧倒的で、それらのインパクトが強過ぎるからそういう風に見えてしまう訳ですねぇ…(^-^;

モチロンこの5代目もクルマとしての魅力は十分に備えてるとは思います♪



シートはスポーティな感じで前後共に深めのバケット。

4代目のシートは見た目こそキレイなフォルムをしてたものの、肝心の機能が…(汗)

薄くてケツが痛くなる訳で。

ちなみにシート生地には部分的にカブロンという合成皮革を採用♪

ティーダにも使われてましたが、ティーダのヤツは生地が延びてブヨブヨになったりサイド部分がヒビ割れたりしたもんです…(泣)

プレリュードがどうかは知りませんが…(^-^;

そんな5代目プレリュードに搭載されるエンジンは意外や多く全部4機種!!



・H22A…直列4気筒2200㏄DOHCVTEC、220馬力、22.5kg-m。

タイプSに専用搭載されたエンジンで、SiR比で吸排気の改良やポート研磨、圧縮比アップをしたスペシャル仕様!!

H22Aってホント名機ですよね~(^^)v

排気量があるから下のトルクも太いし、高回転カムに変わったら更に伸びるし音もイイ♪

痛快なエンジンだと思います(*´з`)

ヘッドカバーは専用の赤ヘッド!!

・H22A…直列4気筒2200㏄DOHCVTEC、200馬力、22.3kg-m。

コチラはSiRに搭載され、先代からのキャリーオーバー。

しかしながらエンジン単体のコストは恐ろしく掛かってまして、他のメーカーでは絶対にムリ…というか車体に占めるエンジンの価格割合が高過ぎる訳で…(爆)

・F22B…直列4気筒2200㏄DOHC、160馬力、20.5kg-m。

Siに搭載されるエンジンで、コレでも十分過ぎるかと(笑)

・F22B…直列4気筒2200㏄SOHC、135馬力、19.6kg-m。

Xiに搭載されるシングルカム仕様。但しスペック以上に速いのがホンダ(笑)



コレらに組み合わされるミッションは全車に5速マニュアル…



そしてタイプSを除く全車にS-マチックと呼ばれるシーケンシャルモード付の4速オートマ。

オートマはホンダ車らしく常時噛み合い式となっております(^^)v



足回りは4輪ダブルウィッシュボーン。

タイプSはフロントにダブルジョイントタイプというのを用いてまして、ATTSをより効果的に生かせるような機構になってるようですね(^^)v



そんなATTSというのがコレ。

アクティブ・トルク・トランスファー・システム…コレでATTS。

左右の駆動力を配分するコトによって、よりニュートラルなコーナリングを目指す機構…ってコトでしょう(^_-)-☆




更にSiRとSiにはオプションで伝統の4WSを装備出来ます!

作動角は8度とかなり大きいです…最小回転半径はなんと4.7m!

フィーリングはともかく…小回りはスゴイ効くってコトです。



装備に関しては、90年代も後半に入りUVカットガラスも全車標準装備♪

この時代のクルマはこういう面の快適性がアップしてるのは良い所ですよね(^^)v



更にメーカーオプションでナビゲーションシステムも当然設定。

ナビ機能だけでなく、エアコンパネルも備えたマルチタイプですが…今となっては経年劣化や使い勝手でデメリットしか無いですよね…(泣)

敢えて当時の雰囲気を楽しみたいなら◎でしょう(笑)



プレリュードと言えばの電動ガラスサンルーフはSiRとSiにメーカーオプション。



内容説明とは関係ないですが、ヘッドライニングまで赤くなる辺りが雰囲気が重視されてていいですよね(^^)v

意外とやれ赤内装だ、タン内装だと言ってもソレはシートやインパネロアだけで、ヘッドライニングまで同色でコンビネーションするって車種は無かったりするもんです。



で…グレードはこんな感じで。

・Xi…最もベーシックなSOHCグレード。

・Si…DOHCグレード。木目調パネルにオーディオは4→6スピーカーに。



・SiR…VTECグレード。カーテシランプやリアワイパー装備の豪華仕様。

・タイプS…最速仕様。ATTSやスポイラーも付き、走りが好きな方へ…。



ボディカラーは全部で8色。

自分ならSiRの5速でボルドーレッドパールを。

シートはモケットとカブロンから選択出来ます…ココはカブロンで。

オプションでガラスサンルーフと4WSはプレリュードなら入れたいトコです(*'▽')

かと言ってタイプSのATTSも気になる機構ではあります(笑)

が…プレリュードならデートカーらしく行きたいと思ってしまう自分がいます(笑)



コチラが価格表。

最安値はXiの5速で168万3000円。

サターンSC2クーペより安いでしょうし、なんならキャバリエクーペと15万円差位ですかね。

最高額はタイプSで268万3000円。

その差丁度100万円。



ディーラーオプションはこんな感じでリアスポだけでも3種類。

中でも1番下のタイプは当時のインスパイアでもあった端が光るタイプ(笑)



内装は雰囲気に合わせて木目調やカーボン調のパネルへと換装が可能です♪

赤内装ならカーボン調の方が合うかと思います(^^)v



サイドストライプにサイドステッカーと意外やこのようなパーツもあったりします♪

下のステッカーなんてかなり目立ちますね…見た記憶多分無い…(苦笑)


さて…そんなプレリュードはホンダ自身ですらその渦に真っ只中へ…。

つまりはミニバンブームやRVブームの到来によって、嘗てのデートカーブームの火を自ら終焉させて行った感があります…。

要は売れ筋じゃなくなったから大したテコ入れもせずにモデルライフを惰性で過ごしてしまった…と。

5年間のモデルライフでマイナーチェンジは行われず、ボディカラーの改廃や一部変更を1回だけ行ったのみなんです…(汗)

方やオデッセイやステップワゴンはその間に何回特別仕様車を出し、何回改良したかと…。

この辺りからホンダは少しずつ同じ名の下ながら別のメーカーになっていったような気がしますね…(^-^;

ちなみにこの頃のホンダVTEC勢は総じて恐ろしい相場になってますよね…(汗)

もう縁の無いクルマになって行くんでしょう…タダでさえ少ないクルマですし。
Posted at 2022/02/05 20:57:53 | コメント(17) | トラックバック(0) | カタログ~ホンダ~ | クルマ

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