どうも(^^)v
今回からまたしばらくみん友さんの愛車紹介に出ている車種のカタログをアップします。
で…今回は関西の方のみん友さんの愛車紹介に出てたクルマ。
自分は全く馴染みが無いですね…(^-^;
ってコトで…
ST202カリーナED後期です♪
前期は中学1年の時の技術の先生が乗ってましたね…Xだったかな。
2010年位まではそれなりに走っていて、ドコでも見るコトが出来たような車種なので、当時はなんとも思っていなかった…というのが正直なところです…(^-^;
ユーザー層も2~30代というよりもっとシニアな印象でしたね。
自分達の世代はセダンと言うとマークⅡクラス以上に乗りたかったのが多かったですし、EDはミドルVIPでやる人もいなかったので…(^-^;
後はJTCCの影響でエクシヴの方がよりスポーティなイメージでしたね。
特に後期。
そんなST202カリーナEDは3代目モデルとして1993年にデビューしています♪
歴代モデルまで伝統且つ、日本車で最後のピラーレスHTはこのモデルでピラードになります…そして全車3ナンバーボディになったのも特徴。
歴代同様にスタイリッシュではありましたが、ユーザー層は前述の通りやや高年齢化した印象ではあります。
そして1995年に後期型へマイナーチェンジ…内外装の変更や各種装備の見直しで、マイナーチェンジの内容としてはごくごく一般的な変更となっています。
そうそう…ちなみにEDって言うと、やれ「勃つ」だ「勃たねぇ」だなんて話題で一時期よくネタにされたりもしてましたが、そんなコトを言われ出したのはモデル廃止になった後の話。
当時はそんなワードすらまだ出て来ませんでしたね…(^-^;
ちなみに当時のキャッチコピーは…
What❜s TYPE:ED?
まぁ…なんだ…この男女が出てる辺りで…ねぇ…
どっかのクリニックかと(爆)
いやいや…だから当時は呼んでなかったんですって!!
右曲がりなのか左曲がりなのかそんなのはさておき、今回のカタログは1995年8月の内容でマイナーチェンジ直後のモノ…
え?自分??
自分はヘソ曲がりです…えぇ。
さて…そんなST202カリーナED後期。
フロント周りは後期になってグリル形状、バンパーの形状それぞれが変更されると共にウインカーレンズもクリア化されてスッキリと精悍な印象になります♪
この型のカリーナEDはホントに赤いボディカラーが似合うなぁと思いますね!
フォルムとしてはオーソドックスな90年代のハードトップという感じ。
リアはテールレンズが変更されてます…正直前期の方がバックランプがセンターガーニッシュの位置にあって凝ったデザインになってるんですが、この後期ではテールランプとウインカーレンズの間へと変更。
しかしながら歴代カリーナED後期伝統のリアガーニッシュのシャイニングエンブレムが装備されています…コレがカッコイイんだなぁ(笑)
型式がST200系…要はセリカの4ドアセダン版と言える車種になるんですが、インパネはセリカと共通。
つまりはセリカじゃ日常生活にややムリがあるけど(例えば小さい子供がいたり)、セリカのテイストで4ドアだったら好都合って人にとっては夢のクルマと言えます♪
ちなみに各スイッチの操作性は全体的にレイアウトがやや低め。
正直ココはST18系の方が各車造り分けされてましたし、デザインもより凝っていたのは否めないかなぁ…と…(^-^;
ってコトで居住性が悪いだなんだかんだ当時の雑誌じゃ好き勝手言われてましたが、セリカの4ドア版と割り切れば正直十分だと思うのです。
余裕のある2by2と言いますか…。
マトモにセダンとして考えちゃうから不満が出ちゃう…(苦笑)
シートは2種類ありまして、サイドサポートの張り出したスポーツシートと、ラグジュアリー具合が何とも言えませんが、ラグジュアリーシート。
ドチラのシートもクッション長が10㎜だけ変更するバーチカルアジャスターなるモノが装備されています(*'▽')
ちなみにこの後期でシートスライドのハンドルが現代と変わらないループスライド式ってのになってるようですね♪
そんなST202カリーナED後期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
・3S-GE…直列4気筒2000㏄ツインカム、180馬力、19.5kg-m。
コレはFFのマニュアル車の馬力、FFのATは170馬力、4駆のMTは175馬力、4駆のATは165馬力。
先代比圧縮比アップで+15馬力…下からトルクもあって結構乗り易いです。
・3S-FE…直列4気筒2000㏄ハイメカツインカム、140馬力、19.0kg-m。
最量販はココでしょう…日常使いで不満無いスペック。
・4S-FE…直列4気筒1800㏄ハイメカツインカム、125馬力、16.5kg-m。
最もベーシックな仕様…この車体に1800はややキツイ気もしますがどうでしょ?
コレらに組み合わされるミッションは、全車5速マニュアルと4速オートマ。
足回りは意外と凝っていて、フロントはこの当時のトヨタFFスポーツ系に見られたスーパーストラット、又は大半がストラット。
リアは全車ストラットで4輪独立懸架になります。
他にもLSDが設定されるグレードも有れば、ナゼか2000のハイメカグレードのみ4WSの設定があったりもします。
ブレーキに関しては、ABSの設定もありますが、スーパーストラット車にABSを付けた場合はGセンサー対応のスポーツABSなるものも装備されます(*'▽')
そう言えばこの当時のトヨタ車はスポーツABSなるモノがありましたね!
で…装備としてはコンソール周りが充実。
コンソールボックスを開けないと使えない時点で使用性はなんとも言い難いですが、コインホルダーが装備されてたり、使用する個数で伸縮するカップホルダーはユニークですね(^^)v
他はXにSCパッケージというのを選べば、マルチインフォメーションディスプレイが装備出来ます♪
各ドアの半ドア警告を始め、外気温や目覚ましなんてのも…(笑)
使うかどうかはともかくネタにはなります(笑)
そして歴代の後期モデル伝統のリアガーニッシュのシャイニングエンブレム♪
こういうのにそそられてしまいます(笑)
で…グレードはこんな感じで。
・GT…最速スポーツグレード。
・GT-4WD…その4駆版。しかしシートがラグジュアリータイプになります。
また全てのグレードにエキサイティングバージョンというパッケージオプションがあります(*'▽')
GT/GT-4WDの場合はリアスポイラーやリアワイパー等。
・X…ハイメカツインカム搭載の最量販グレード。
Xのエキサイティングバージョンはアルミホイールやキーレス、リアスポを装備。
・V…1800の最廉価グレード。
Vのエキサイティングバージョンはコンソールボックスがファブリック巻きになったり、電動格納式ミラーになったりと実用本位の内容になります。
ボディカラーは全部で6色。
自分でしたら、GTエキサイティングバージョンの5速でボディカラーはレッドマイカメタリックが理想的ですね♪
オプションでムーンルーフは入れたいところです(^^)v
さて…そんなカリーナEDですが、この翌年に助手席エアバックが標準装備となるような一部の装備変更を経て1998年にモデル終了となりました…(汗)
そういえばカリーナEDの「ED」って冒頭の通りで呼ばれるコトもありましたが、一部では「カリーナエンディング」なんて書いてる人もいたりしまして…(爆)
実際にこのモデルでエンディングになっちゃった訳ですが、時代背景としてミニバンブームが到来したこと、そしてこの手のハードトップは室内空間がミニバン人気と明らかに相反、更に安全性の兼ね合いもあったんでしょう…(汗)
嘗て一世を風靡したコレらのジャンルは恐竜のように絶滅して行きました…。
で…ソコから約20年…気付けばベンツとかがCLAとかで4ドアハードトップを出してくるとは一体誰が思ったか。
しかも排気量も1800㏄位でまさにEDっぽい感じで…対する国産車全般はハードトップ云々どころかSUV全盛でセダンすらもう危うい状況ですから、恐らくこんなクルマをトヨタは2度と出してこないでしょう…(汗)
もうコレも貴重な1台かと。