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2022年02月13日 イイね!

新しきセダンの肖像。



どうも(^^)v

ココ1ヶ月位カタログばっかりのアップになってます…(汗)

ネタがスッカラカンっていうのが理由ですね…困ったもんだ…(汗)

今回はこれまた馴染みが全く無いなぁ…



V20カムリ&カムリプロミネント前期フルタイム4WD追加時です♪

う~ん…まずこのV20のカムリってのが馴染みが…(^-^;

ビスタの方は中学ん時に部活のコーチが乗ってたんですけどねぇ…(笑)

で…そうとう申し訳ないながら、未だに自分の中でピンと来ないクルマがこのカムリだったりする訳です…(苦笑)

マジメなとっつぁんグルマ。

もうこの印象に尽きると思ってしまうのです…。

例えば、同メーカーでもこの時代の2リッター級4ドアにはGX71マークⅡがあり、なんかあっちだと華やかなように感じたもんです…ソレでも中流サラリーマンのとっつぁんグルマだったりしますけど(だからパパン車とか言われたり…)。

ただ…なんだろう…71マークⅡが中流階級で尚且つワープロを使いこなしつつ、営業バリバリ接待ゴルフなサラリーマン父ちゃんって感じなのか…??

対してカムリに抱くイメージ…

公務員。

なんだろ…ちょっとお堅い感じがする訳です…。

生活臭もカムリの方が漂う感じがどうもしてきます。

マークⅡの父ちゃんはポマード使って頭テッカテカなんだけど、カムリの父ちゃんの方はバーコード(爆)

そりゃもう偏見と言われればそれまでなんだけど、クルマから染み出るオーナー像といいますかね…そういうのもあると思うんです…(^-^;

だからかな…このカムリに対して欲しいなんて思ったコトが無く…(汗)

恐らくこういうのって年齢や生活環境で抱く印象が大きく変化すると思うので、もっと歳を重ねてこの良さが分かってくるのかもしれません(笑)

さてそんなV20カムリは3代目カムリとして1986年にデビューしています♪

先代はFFの特徴を活かした大空間の室内がウリとなっていましたが、どうも市場の反応は今一つだったらしいようで…(けど子供の頃は結構走ってるの見かけたもんですけどねぇ…)。

この3代目では室内をより豪華にし、ややハイソな路線にシフトしています。

で…1987年4月には内外装をより豪華に仕立て、FF版マークⅡのような感じのプロミネントが追加されます。

更に1987年10月に今回のフルタイム4WD搭載車が追加されています♪

当時のキャッチコピーは…



新しきセダンの肖像。

まぁ…なんだ…コレからはFFの室内大空間セダンの時代ですよ~みたいな。

あながち間違っちゃいない…今やFRのセダンなんてほぼ壊滅的だぁ~(泣)



CMキャラクターはお馴染み青大将…またの名を黒岩五郎。

ルールルル。ルールルル。

なんて…実は北の国からは去年初めて見たんです…(汗)

しかもドラマ版の数話までしか見れてませんが、何気に自分勝手なオヤジだなぁ…と思って見てましたが…(爆)

恐らくジックリ見てくとドンドンハマって行くんでしょうが…(^-^;

で…今回は前期の中でも4WDが追加された1988年4月の内容となっております。



ってコトでまずは上級版のプロミネントになります♪

実は今まで知らなかったんですが、前期プロミネントってセダンだけなんですね…(^-^;

バンパーは北米仕様のモノが使われていて、フロントグリルも専用の偉そうなヤツになってます。

フードは前端から開くものの、一般的なグリルの下やグリル上部から開かず…

ってかなんて言うんだこの部分…(苦笑)??

ヘッドライトとフードまでの間のヤツ…サポート?スペーサー?

気になってパーツカタログ調べてみる…(今はネットで調べて便利ですねぇ♪)

あ!フロントエンドパネルだ(笑)!

ってコトでフロントエンドパネルを介してフードが開くのが少々個性的♪



またリアバンパーも大型化されてまして、通常のカムリより100~120㎜長くなってます(^^)v



一方コチラは通常のカムリ。

よくよく思い出すと、プロミネントは当時からあまり見なかった気がしますし、20系のカムリと言えばやっぱりコッチのデザインを思い出します♪

前期のグリルはセリカカムリのようなT字型…但し堂々と大きいタイプでは無く薄めでスタイリッシュな感じとなっています(^^)v



で…コチラは前期の途中で追加された4駆グレード。

やはりリアも同様、コッチのバンパーの方が日本のカムリって感じがします(笑)。

サイドウインドウは小さ目のクォーターガラスが付いた6ライトキャビン。



インパネはトヨタらしいソツの無い仕上がりでパッと見の上質感があります(^^)v

当時の日産あるあるな絶壁でも無く、インパネ上段が浮いたような感じの凝った造形を取り入れてますね♪

しかしながら先代のような質実剛健感は無く、マークⅡに準じたハイソな感じ。

但しマークⅡ程の適度な緩さが無く、ドコかしら固い雰囲気も漂っています。

ココでは分かりにくいかもしれませんが、ドアミラーのスイッチがドアトリム側面に直付けされており、ドラポジに対しての調整がややし難いのではないかと思いますね…(^-^;



ちなみにインパネ、内装共にプロミネントになります。

基本的にインテリアのデザインは通常のカムリも大差ないのですが、プロミネントは1つ1つの装備が豪華になりますね(^^)v

しかし…コレを見て思うのは正直シートの生地の質感なんてのは現行カムリよりイイと思いますね…(^-^;

そんなV20カムリ&カムリプロミネント前期に搭載されるエンジンは全部で5機種…



・1VZ-FE…V型6気筒2000㏄フォーカム、140馬力、17.7kg-m。

世界初のハイメカフォーカムエンジンとなります♪

ちなみにトヨタのハイメカシリーズ第2弾。

可変吸気機構のACISなんてのも採用していますね(^^)v

VZはウィンダムのタイベルを変えたりしたコトありますが、横置きV型は幾ら整備性の良いトヨタでも泣ける…(苦笑)。

・3S-FE…直列4気筒2000㏄ハイメカツインカム、120馬力、17.2kg-m。

通常のカムリのGTを除く2リッターに搭載されてますね(^^)v

ってコトで実用的なスペックでソツの無い仕上がり。



・3S-GE…直列4気筒2000㏄ツインカム、140馬力、17.5kg-m。

GTに搭載される最強仕様、下からトルクもありますし、上まで気持ち良くふけ上がります(^^)v

・1S-Ci…直列4気筒1800㏄シングルカム、85馬力、14.5kg-m。

前期の1800グレードに搭載されるエンジンで、セントラルインジェクション(Ci)と呼ばれる機構が付いてます(^^)v

今でしたら4気筒エンジンなら各気筒にインジェクターが装備されるのが当たり前なんですが、この当時のインジェクターはまだまだそれなりに高価…。

かと言ってキャブだと始動性や燃調制御が甘くなる…ソコで中庸的な感じで、4気筒に分れる前のインマニ部分にインジェクターを1つ置いてソコから噴射するっていう…(笑)

後期になると1S-FEに取って代わられてます。

・2C-Ⅱ…直列4気筒2000㏄シングルカムディーゼルターボ、82馬力、16.3kg-m。

唯一ラインナップされるディーゼルエンジンとなります。



コレらに組み合わされるミッションは、全車に5速マニュアル。

2000㏄の2駆が電子制御4速オートマ。1800とディーゼルはOD付4速オートマ。



足回りはこの当時トヨタが4独サスに付けてた「PEGASUS」なんて語呂が最高♪

この当時のトヨタってこういうトコのネーミングセンスがイイんですよね(^^)v

正直最近はどうも語呂が悪く…TNGAやらGRMNやら。

あ…そうだ…肝心の足回りは全車4輪ストラット。

ソレに電子制御サスペンションのTEMSがプロミネントGとGTに装備される訳ですが、当時はこういうギミックだけでも子供心にワクワクしたものです(^^)v



他にもパワステが新プログレッシブパワーステアリングになったり、今じゃ当たり前のABSも当時は4輪ESCなんて言ってましたね(*´з`)



また、4駆のシステムはセンターデフ付きのフルタイム4駆を基本として、4輪ESCを装備すると更にビスカスカップリングも装着される機構となってますね(*'▽')



装備としてはこの時代のステータス♪デジパネ♪

そりゃあ今のプリウスも液晶のデジパネではありますが…この時代の蛍光管がやっぱりカッコイイですねぇ(*´з`)♪



で…ステアリングはメモリー付チルトってのがまた便利イイんですが、更にテレスコも付いてます(*'▽')



で…このカムリクラスでもオートドライブが装備出来るのも特徴♪

更に装備出来るグレードの範囲も結構広いです(*'▽')



そしてこの時代のセダンは設定こそあれど、意外とムーンルーフ装着車が少ないように思いますね…(^-^;

今や出てきたらレア案件♪

写真下のスポイラーなんてのも気になるところです(^^)v



で…グレードはこんな感じで。

・プロミネントG…V6フォーカム24エンジン新搭載。卓越の豪華さを誇る一台。

唯一の運転席パワーシートを装備した最上級グレードになります。

・プロミネント2000V6…第一級の装備とV6パワー。カムリの新しい顔。

プロミネントはこの2グレードで、G比較でオートドライブがオプション化されたりホイールがアルミからキャップになるものの、カムリのZXより装備はイイですね!



・ZX…ハイメカツインカム搭載の、ラグジュアリー・サルーン。

カムリシリーズでは最も豪華仕様なのがこのZX。しかしGTも結構装備はイイ(笑)

・GT…その走りが、装備が。GTの名にふさわしい。

シリーズ最速のGT仕様は装備も意外や豪華で、カムリシリーズ唯一でツートンが選択可能♪他にもプロミネントは14インチなのにこのGTのみ15インチだったり。



・1800ZE…新高級サルーンには、この豪華さが欲しい。
・2000ZE 4WD

1800の最上級、そして4駆の最上級。
装備はZX比でチルテレが無い以外快適装備は同等で豪華ですね(^^)v

・2000ルミエール
・1800ルミエール
・2000ターボディーゼルルミエール

フルカラーボデー&専用シート。ひとクラス贅沢なルミエール。

ってコトで前期のラストに出てきたのがこのルミエール…福岡県民には某ディスカウントスーパーしか浮かび出てこないであろうグレード名称(爆)

ZTベースのお買い得豪華仕様って感じで、ZE比でオーディオが2スピーカーになったり、グローブボックスランプやミラーの電格が引かれる以外に見た目はほぼZEって感じです♪

ちなみにディーゼルターボでは一番イイのがコレ。

・2000ZT
・1800ZT
・2000ターボディーゼルZT

快適装備をフルに搭載して、さりげなく高級高性能。

2000ガソリンの2駆ではコレが1番ベーシック。

ルミエール比でコンライト、バニティミラー、キー照明なんてのが無くなります。



・XTサルーン4WD
・2000ターボディーゼルXTサルーン
・1800XTサルーン

ちょっとゆとりの豪華さがうれしい、XTサルーン。

4駆とディーゼルはコレが一番ベーシック。

ZT比でトップシェードガラス、フルコンシールドワイパー、パワーウインドウ、集中ロック、リアシートアームレスト、マップランプ…その他諸々実用装備がドカンと引かれます…(苦笑)

地味なトコじゃアンテナがガラスプリントからロッド式とか…。

・XT…クオリティとエコノミーが高いレベルで両立した。

ココからはもう見た目で大きく違い、バンパーが20㎜短くなる上に無塗装に。

フェンダーマーカー、タコメーター、シートバックポケットなんて地味なトコまで減って行きます…しかしまだ下がある(笑)

・LT…カムリのエッセンスを凝縮した実力のサルーン。

もうココまで来ると徹底的に削られ、ドアミラーですら無くなります(笑)。

ヘッドランプも唯一のシールドビーム…パワステもチルトステアリングも無くなる上にシートも部分ビニールに…(汗)

トランクルームランプまで無くなり徹底的にベーシック(笑)



ボディカラーは全部で7色。

自分はプロミネントよりカムリの方が見た目が好きなので、ココは2000ZXの5速でダークレッドマイカを…。

純正アルミ、ムーンルーフ、デジパネ、クルコンをオプションで付けた豪華仕様ってのがイイですね(^^)v

さて…そんなカムリ。

実は自分の中で誤算だったのは、90年代後半…SV40系でコストダウンされまくった上に、カムリグラシアがマイナーチェンジでカムリに名称が変わって、んでもって更にモデルチェンジしてパッとしなくなったあの辺りですよ!あの辺り。

だから98年~2002年位ですかね…あの時に各社軒並みセダンやらが色々モデル廃止になった時にカムリも恐らくパッとしないから国内は無くなるだろうだなんて思ってたんです。

と・こ・ろ・が!!

気付けば今や現行セダンの貴重な生き残り…あの時誰がカムリが残ると思ったか。

それよりもマークⅡ3兄弟は消滅するわ、後継のマークXも消滅、コロナどころかプレミオも消滅し、ライバル日産もティアナどころか名門セドグロにブルーバードまで消滅…(汗)

カムリは立派に生きてます…コレはホントに意外…北米マーケットはとにかく。

そうだ…この辺りも社会の縮図と似てるのか…他の車種がかなりはステータスやらでチヤホヤされ、今は縮小なり消滅なりしてるのに、カムリはこの辺りまさに公務員。

多少の波の揺れはあれど、骨は太く堅実にやっている。

意外とのらりくらりと今後もモデルチェンジしていって、トヨタのセダンとしては要になって行くんじゃないだろうか(いや…今やもう要か…)と今はつくづく思う訳です…。
Posted at 2022/02/13 00:28:10 | コメント(15) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ

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