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2022年02月20日 イイね!

かくてクルマは粋になる。



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります。

馴染みは無いですが…




TE71スプリンタートレノ後期です♪

正確に言いますとE70スプリンター後期のハードトップ、クーペ、リフトバックになります。

懐かしいですね~中学ん時ですから1997年~2000年位の話です。

当時は卓球部に入ってましてね、放課後は練習という名目で武道場に行っては、練習せずに同級生とダベってばかりいました←高校進学の内申点欲しさで入ったのでハナからやる気が無い。

で…その武道場の窓から見えるアパートの駐車場に黒とガンメタツートンの71トレノが止まってましてね(*'▽')♪

子供の頃は71のカローラハードトップなら見かけた記憶はあるものの、もうこの1998年位の時点でこのトレノなんて絶滅危惧種でこの個体以外に見かけた記憶が無い位に珍しかったですね~(*´з`)

このトレノがガンメタのワタナベのエイトスポーク履いてて、これまた程よく落としてるんですよ…コレがカッコ良くてですねぇ♪

よく考えたらこの時は頭文字DでAE86がグワっと相場上昇して人気爆発になって数年経ってた訳ですが、この時はこのTE71の方が更に硬派に見えましたね!

その後、中学も卒業し気付けばそのアパートの前からそのトレノは見かけなくなっちゃいましたが、一体ドコへ行ったんでしょうねぇ…(^-^;

さて、そんなTE71スプリンターは4代目スプリンターとして1979年にデビューしています♪

そして当時のクルマは2年に1度のマイナーチェンジ、4年に1度のフルモデルチェンジという慣例に倣うかのように1981年に今回の後期型へとなってます。

この後期型では外観の変更はもとより、最上級仕様のアペックスや、より走りを重視したトレノ-S、女性仕様リセ等グレードの充実が図られています♪

当時のキャッチコピーは…



かくてクルマは粋になる。

CMでデカデカ出てくるフレーズの割にカタログでは小っちゃく書かれてます(爆)

今回のカタログは後期でも1982年5月の内容となっています。



まずは2ドアハードトップになります…ココがCMで扱ってる位なのでメインかと。

しかし…トレノが設定されてるのって実はクーペモデルのみだったりします。

で…この後期型、ヘッドライトが規格式の角目2灯から当時のトレンドで異形ヘッドライトが採用されています(^^)v

全体的にカックカクな訳ですが、フロントノーズがスラントしているのが特徴的♪



リア回りは自分も違いが詳しく分からなくて調べてみたんですが、テールレンズのブレーキ部分の彫りが縦1本が2本に変わってたりという間違い探しのレベル…(汗)

大きく違うのはライセンスランプがバックパネルからバンパー上部に移設されています。



で…コチラが本丸のクーペ。

グレードはトレノ-アペックスという最上級グレードになるんですが、AE86より伸びやかに見えるんですよねぇ(^^)v

しかし、大型パンバー分で60㎜程度長いだけで全幅・全高は同じ!!

ドアガラスとクォーターガラスの間にある小ぶりなサイドウインドウがハードトップやリフトバックと形状が違ってたりと凝ってますね♪

ちなみにこの窓は開きます(笑)

気持ち程度の換気が出来るってトコではイイでしょうね(^^)v



コッチは硬派仕様なトレノ-S。

アルテミスイエローというボディカラーのようですが、目立ちますよね(*'▽')

ホイールもシブイ!!



それにしてもボディバリエーションが多くて、コチラはリフトバック。

ルーフ後端からハッチ辺りの形状が独特で、恐らくこの型では一番リフトバックがタマが少ないんじゃないかと思います。



クーペがあるからこのリフトバックの需要って正直難しいんじゃないかと思うんですよね…結局のところスペース上で有利なトコがベルトラインから上しか無いですしねぇ…(^-^;

案の定なのか80系では5ドアリフトバックになる訳です…時代が早過ぎたか。



インパネは豪華グレードのSE系ですと、こんな感じでモロに木目が入ります。

このクルマに似合うかと言われれば、なんか違う感じがしなくもないですが…(^-^;



シートは青いストライプが入ったタイプ。

色使いじゃ今では見られない感じですよね(^O^)



対してトレノになるとブラック一色のインパネで硬派な感じが出てきます!



トレノ-アペックスになりますと専用のサイドサポートがやたら張り出たスポーツシートになります(^O^)

そんなTE71スプリンタートレノ後期に搭載されるエンジンは全部で3機種…



・2T-GEU…直列4気筒1600㏄DOHC、EFI、115馬力、15.0kg-m。

TE27から続く名機2T-Gもこの世代で終了となります。

車重が重くなったなんて言われても、それでも1トン切り…軽いですよ十分(笑)

・3A-U…直列4気筒1500㏄OHC、キャブ、80馬力、11.8kg-m。

最もタマが多く出たのはこのエンジンを搭載したモデルでしょう(^^)v

決して高回転までのふけ上がり云々が…って感じは無いものの実用性は十分。

・4K-U…直列4気筒1300㏄OHV、キャブ、74馬力、10.7kg-m。

KP61とかと比較しちゃうとボディが重くなるので俊敏…とは行かんでしょうが、4Kって結構面白いエンジンだと思います♪

コレらに組み合わされるミッションは、5速マニュアル、4速マニュアル、3速オートマがグレードによって装備されます。



足回りはフロントがストラットでリアが4リンクコイル。

トレノ-アペックスとトレノ-SにはLSDも標準装備♪



ステアリング機構は意外や2T-G搭載車はボールナットで他がラック&ピニオン。

チョットフィールでダルい感じがしなくもないですね…遊び大き目というか。

AE86でエンジンも4A-Gになり、ステアリングもラック&ピニオンとなる訳です。



装備としては、時代を感じるパワステ装備のアピール(笑)

しかし、実際に装備されてるのはなんとSEのA仕様ってヤツ、または女性仕様のリセのみ…(汗)

まだまだ十分高級装備だったんですよね(^^)v

そしてチルトステアリングの方は結構装備しているグレードが多いようですね。



シートはこのクラスとしては豪華で、ランバーサポートや前後調整機能のラッチが入ったヘッドレストまであります(^^)v



他にはナビコン!!

自分の中でこの時代のクルマとしてはかなりの贅沢装備だと思ってます(笑)

まぁ…精度はGPSを使ってる訳でも無いですし、あくまで目的地までの目安です。

当時の交通事情でコレがどの位に役立つのかは…分からんです…(苦笑)



どうやらスペースユーティリティには優れているようで、3ウェイトランクを装備するグレードもあります(^^)v

意外とあると便利なんですよね…車中泊での快適性もアップします(笑)



ドアインサイドハンドルなんてのは後席からの乗降性を配慮した、まさに思いやり溢れる装備かと思います(*'▽')♪

最近のクーペでもこういう装備があるとイイなと思うんですがね…(^-^;



クーペアペックスに標準装備されるのはサンシェード付きムーンルーフ。

サンルーフこそ装備している車種ってのが当時はまだ珍しく、このトレノも電動式…では無く脱着式。

素材も強化ガラスだったので重量もそれなりにあったかと…(汗)

チルトアップで換気に使うならイイでしょうね(・ω・)



で…グレードはこんな感じでまずは「究極のノッチバック」ハードトップから。

・1600GT…2T-G搭載の硬派グレード。しかしながら装備も十分!

・1500SE(A仕様)…最上級豪華仕様。パワステ装備のA仕様。
・1500SE(B仕様)…パワステ無しがB仕様。他は同じ。
・1300SE…1500比でマッドガードとチルトステアリングが差し引かれます。



・1500SX…サイドストライプと1500唯一のリアスタビ装備のスポーティ仕様。

・1500XL…1500HTでは最廉価。装備はトコトン削られてます。
・1300XL…1500との違いは防眩ミラーの有無。



・XLリセ…ハードトップのみの女性仕様となります♪1500と1300が有ります。



最下級のXLベースとなるものの、専用シートに内容によってはSE並の豪華装備!

シリーズ唯一の運転席バニティミラーも装備!



次いで、「栄光のロングツアラー」のクーペ。

・トレノ-アペックス…シリーズ最上級!ムーンルーフにバケットシート♪

・トレノ…アペックスの豪華装備を削った仕様。バンパーも無塗装に。



・トレノ-S…最もスパルタンな走り屋仕様。唯一のスーパーハードサス!

・1500SR…唯一の1500クーペ。室内装備はトレノとトレノ-Sの中間位。
・1300SR…1500比で油圧・電圧系、レオスタット、防眩ミラー等を削減。



最後は「洗練のマルチパーパス」リフトバック。

・1600GT…走りもユーティリティも欲張った仕様。レア。

・1500SE(A仕様)…コチラもHT同様最上級仕様。A仕様も同じくパワステ付。
・1500SE(B仕様)…これまたAとBの違いは同じ。
・1300SE…1500比でマッドガードとチルトステアリングが削られます。



・1500SX…これまたHTと同様スポーティ仕様。

・1500XL…SX比でテールランプ断線警告等削減。ステアもウレタンから樹脂に。
・1300XL…違いはこれまた防眩ミラーのみ。

・1300DX…リフトバックはココが違い、シリーズ中最も装備の少ないDXがあります。

シートも唯一のセミファブリックでヘッドレスト一体のハイバックに。

リアシートの分割可倒も一体になるなど、やたらと造り変えられてたり…(汗)

それにしてもグレード多過ぎ…(苦笑)

さて…そんなTE71スプリンタートレノですが、この次に出てきたのはもうお馴染み過ぎる「ハチロク」ことAE86になりますね!

新車時から人気もありましたし、一旦人気が90年代前半に気持ち落ち着いたものの、90年代半ばからは今の通りです…神話化し過ぎな感じがしなくもないけど。

そんな中、このTE71…特にスプリンター系となるとかな~り陰に隠れた感じしかしません…(^-^;

サビにも弱いから残り難いんでしょうね…ホント80年代前半のクルマって極端にサビますからねぇ…ガゼールもサイドシルが酷かった…(泣)
Posted at 2022/02/20 14:36:38 | コメント(12) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ

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