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2022年06月18日 イイね!

次の日本に、いらっしゃいませ。



どうも(^^)v

今回はリクエスト頂いたカタログのアップになりますが、コレがラストですね!

ってコトで…



ジャパンタクシーデビュー時です♪

乗客として乗ったコトはありますが、運転する機会にはまだ恵まれておりません…(^-^;

チョット前に社長から「ジャパンタクシー乗ってるけど見てみる?」的な話題があったものの、タイミングが悪く…(苦笑)

ってコトで未だ細かく見れてないので気になる1台なのであります(笑)

モーターショーでのコンセプトから、実際に発売するまでにそれなりの年数が掛かってるので正直出た時から新鮮さは無かったですね…(^-^;

んでもって最近はソコソコ片田舎でも見かけるようになり、少しずつ街の顔になって行ってるなぁ…と思う1台でもあります。

さて…そんなジャパンタクシーは2017年にデビューしています♪

コンフォート/クラウンコンフォートに代わる次世代のユニバーサルデザインタクシー…従来の見慣れたセダンボディのタクシーから一気にロンドンタクシーのようなスタイルへと変貌を遂げました。

基本的に耐久性やリペアビリティを求められるジャンルとなるタクシーはFRが定番ですが、このジャパンタクシーはFF…しかもシエンタをベースとした上にエンジンはLPGハイブリッドだしで、保守的なこの手の業界(…にならざるを得ないとも思う)に良くも悪くも革新を求めて行った感じがしますね~。

そんなジャパンタクシーのキャッチコピーは…



次の日本に、いらっしゃいませ。

なんすかね…単純にコンフォートがVSC標準義務化に非対応だから生産終了とか、一般的な商品性を求めてのモデルチェンジとかと違って、開催が迫っていた2020年の東京オリンピックや、海外に向けての日本の街の先進的な雰囲気を出しときたいだとか、目には見えない色々な利権に絡んだモデルチェンジに見えます(爆)

ってかそうに違いないんだろうけど…(苦笑)

今回は2017年10月のカタログでデビュー直後の内容になります♪



ってコトで外観が、フロント・サイド・リア…って感じでドンと出てきます(笑)

今までのセダン型と明らかに違いノッポなタイプなのは見ての通りですね(^^)v

コレだとハッチバックになる訳ですが、ミニバンっぽくも見えますし、ステーションワゴンと言われるとそんな感じもするし…という不思議な感じはしますね。

全高も必然的に高くなるので、行灯もルーフの前方に配置されます(*'▽')



左側はスライドドアとなるジャパンタクシー…右側はスイング式という変則的な形状となっています。

ちなみに右側は固定窓となってまして、この辺りが不便だなぁ…と思う訳です。

挨拶する相手がいたりしたら必ずしもその人が車両の左手にいる訳では無いですし…(^-^;



インパネはタクシー専用モデルとだけありまして、全ての操作系は運転席側に!

エアコンパネルなんてモロに右側です。

使い勝手はそんなに悪くないんだろうなぁ…とは思います。

で…コンフォートまではお馴染みだった、ヘッドライトスイッチ根本にあったハザードランプのスイッチは法規の絡みでNGになったらしく…(アレは使いやすかったのに、くだらん法規の改悪はなんとかならんのか?)

ジャパンタクシーではステアリング上にスイッチが配置されています(*'▽')

個人的にはコラム上やインパネ上にスイッチを配置するよりも使いやすいんじゃないのかな…と思いますね(^^)v

使用頻度も高いコトからスイッチも大きく造られています(*'ω'*)

ちなみに助手席側は足元を広く取る事もあるんでしょうね…グローブボックスはありません(^^)v



室内はベルトラインから下のトリム、シートの色を黒琥珀(こはく)、琥珀という内装色にして、和を感じる落ち着きのある内装色にすると共に、シートの素材も合皮とするコトによりまして、清掃性を考慮しているのもタクシーらしいですね(^^)v

FFベースで造ったこともあり、フロアは見ての通りフラットで足元も広く、従来のコンフォートと違って、センタートンネルで中央席に座る人が体育座りのような姿勢をするコトが無いのはメリットだと言えますね♪

そんなジャパンタクシーデビュー時に搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・1NZ-FXP…直列4気筒1500㏄DOHC、LPG、74馬力、11.3kg-m。

・2LM…交流同期電動機、61馬力、17.2kg-m。

一応エンジンもタクシー用に専用品のヘッドや強化バルブスプリングを採用、更に整備性向上の為に電動ウォーターポンプを採用したりと手は加えられています。

しかしながら、耐久性という面ではやはりコンフォートには及ばない気しかしません…(^-^;

1TRはよく分かりませんが、3Yなんて頑丈でしかありませんし(笑)

LPGタンクも今や当たり前となった液墳ですが、液墳導入時に騒がれたボンベ検査は多少は改善されたんでしょうかね…(^-^;

で、HVバッテリーは比較的廉価なニッケル水素バッテリーを使用。

恐らく…この辺りなんてそのウチ改良が入って、リチウムイオンになるんじゃなくて、アクア辺りのバイポーラニッケル水素になったりして行くんじゃないのかなぁ…と勝手に予想しています。(実用航続距離も伸びるでしょうし…)。

ミッションはTHSシステムなんで、当たり前のように電気式CVT。

今やタクシーですらマニュアルミッションなんて最早激レア…子供の頃に見たタクシー運転手さんのコラムマニュアル捌きが実にカッコ良かったですし、プロドライバーという感じがしておりました…(^-^;

足回りはフロントがストラットでリアは3リンクの車軸式。

タクシー用として専用設計となってるようですね(^^)v



装備としては、ユニバーサルデザインタクシー認定要領に適合する、車椅子用スロープ…

が…問題が多くてニュースにもなってましたねぇ…。

スロープの設置に15分だか掛かって、最悪の場合…効率が悪すぎて乗車拒否するケースも出てきたり…(汗)

そりゃマズイってんで、スロープの設置方法に何回か改良や無料交換が入ってます。

最新のヤツはスロープ自体にも改良が入って耐荷重が200kgから300kgにアップしたりと、トヨタらしく「カイゼン」が結構細かく入ってますね!

かなり良くはなってきてるんじゃないでしょうか…(^-^;??



他にも乗降の工夫は色々ありまして、子供用のチャイルドグリップ、ベルトを引き出しやすくするベルトリーチャー、後席シートベルトのバックルには昔のトヨタ車では装備されてる車種も多かった照明が付いています♪

最近のトヨタ車は1000万円クラスのクルマにもコレが無いんですよね…もっと普及してもいいのに…。



その他、タクシーだけありまして、後席のアメニティはこのようにかなりあります♪

読書灯に充電用のUSB端子、天井サーキュレーターにリアシートヒーターと、確かにコンフォートと比較すると快適性はかなりアップしてます(*'ω'*)

ナノイーもありますが、最新型はナノイーXになってますね(^^)v



運転席周りは日報やタブレット端末が収納可能なポケットもあります!

ハザードスイッチは前述の通り。



タクシーらしく取り回しも考えて、視界を遮りにくくしたピラー配置、このようなボディ形状でもフェンダーミラーと。

気になるんで、この辺りの実用性は実際に運転して体感してみたいトコではありますね(*'▽')



他にもタクシーらしいトコと言えば、修理コストを下げる為の3分割バンパーや、レンズだけ外れるヘッドライトやテールランプなんてのも。

う~ん…しかし元の車体に部品が高いし、灯火類もLEDだから結局最終的にリフレクターが割れたらユニット全部だしなぁ…(汗)



グレードはこんな感じで分かりやすく2グレード。

・匠 (たくみ)

上級グレードで、個人タクシーやハイヤー向き。
カラードバンパーやプロジェクターヘッドライト、リアランプもピラーまで覆うタイプになりますね(^^)v
室内も各種メッキ装備やトリムへの植毛が増えたりします。

・和 (なごみ)

ベーシックなグレードで、匠に用意される各種加飾を省いた仕様。
機能面で言えば、後席シートヒーターや、サーキュレーターが省かれます。
主に多台数を管理する為に費用を抑えないといけないような事業者向けですね。

更にどちらもオプションで用意出来ますが、車高アップパッケージなんて言って、最低地上高が145㎜から160㎜にアップ出来る仕様もあるそうです(;・∀・)

こんなトコがトヨタらしい…(笑)

そう言えば、グレード名を漢字で展開する辺りも、海外ウケ狙った感が無くもなく。

そのウチ更に豪華グレードとか出ちゃって、「極」とは出しちゃったり…(爆)



ボディカラーは深藍(こいあい)と呼ばれる紺色をメインカラーとして、他にブラックとスーパーホワイトⅡのオーソドックスな2色が入った計3色を展開。

自分でしたら、ベタに匠の深藍でしょうかね。



で…デビューと同時に東京2020オリンピック、パラリンピックのロゴをリアドアにラッピングした、「深藍限定車」なるものも出しています。

単純にラッピングを貼っただけで、洗車機や高圧洗車機は注意書き上ではNG。

そして、オリンピックが終わったら剥がしてくれとも書いてます(爆)

匠と和の両方に用意されて価格は据え置き…。

その後、オリンピックがグッダグダになったのはご承知の通り…(苦笑)

さて…そんなジャパンタクシーですが…

価格が高過ぎる…(汗)

なんせそれまで導入していたコンフォートは200万円だかで売ってたのに、一気に2倍弱…(汗)

東京都とかは確か購入補助金やら出してましたが、地方の小規模事業者が一気に大量導入なんてムリがある。

なのでコンフォートの生産末期に大量購入してストックするトコもあったみたいですし、ジャパンタクシーが出た後の地域の事業者は、1~2台のみ導入して、その事業所のベテランのみに与えて、会社の看板塔にするとかやってますね~。

実際に数回ジャパンタクシーに乗りましたが、対応する運転手さんは運転がウマイ人や接客対応がイイ人に当たってますね(^^)v

で…さすがにデビューから4年が経過した現在、地方でもチラホラと見かける頻度が上がってきました…と。

恐らくトヨタのコトですから、このジャパンタクシーを20年だかのモデルライフで販売して行くと思いまので、街中から今まで当たり前のように見ていたコンフォートが消えて行くのは時間の問題となるでしょう…(汗)

現に年々Y31セドリックのタクシーは目撃頻度が落ちて来ましたし、クルーなんて化石状態となってきました…あんなに走ってたのにねぇ…(^-^;

う~ん…しかしアレだけ走ってたセダンタイプのタクシーが全部コレに将来的には変わってく訳だ…一気に街の風景が変わる気しかしませんね…(^-^;
Posted at 2022/06/18 09:52:06 | コメント(11) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ

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