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2022年12月06日 イイね!

日本の誇りと歓び



どうも(*'▽')

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります。

ってコトで…う~ん…やっぱイイですねぇ♪



13クラウン前期 一部改良時です♪

クラウンはMS80とGS121の2台を所有した訳ですが、やっぱり個人的歴代ベスト1は未だに13クラウンでしょう!

前期より後期のブラックトーニングG…要はジャンクションのデモカーが未だに最高だと思ってますので(笑)

どっかのタイミングで所有すべきでしたが、中々予算とタイミングが合わず今に至る訳です…しかも今や高騰し、恐らく2度と所有出来ないのでしょうけど…(苦笑)

さて…そんな13クラウンは8代目クラウンとして1987年にデビューしています♪

先代の12クラウンのヒットに対し、更に輪をかけるようにコストが掛けられまさに豪華の極み!

更に数々の世界初・日本初の機構、歴代初の3ナンバーワイドボデーの設定。

コレにより歴代最高の販売台数となった訳ですが、1988年に今回の一部改良が入るコトにより、主に2リッターのエンジンに手が入るコトとなりました(*'▽')

そんな13クラウン前期一部改良時のキャッチコピーは…



日本の誇りと歓び

設計思想にも「乗る人の誇りと歓び」と掲げられてまして、まさに日本の誇る最高のクラウンとなった訳です…ホントに良かったんだよなぁ…。



モチロン、昭和の日本のオジサン達には最高のステータス!

"いつかはクラウンに”その想い、今こそ。

やはりこの時代の印象は強い訳で、未だに70代以上の爺様方はこの「クラウン」には特別な思いがあるようです…もう成功者の証と言っても間違いない。

アメリカにはキャデラック、日本にはクラウン…ビジネスで上り詰めていつかはこの頂点を目指そうじゃないか…と、まさにそういう訳です。

今やクルマなんざステータスでもなんでもなく、移動手段だったり、欲しいモノを買う、用途に合う(キャンプやらファッションやら)モノを買う…そんな時代にこの思想は全く伝わらないでしょうが、嘗てはソレこそが頂点・憧れ・羨望だったと…。

そういう時代背景を捉えながらこのカタログを見るとまた印象が変わるかもしれませんね(*'▽')

今回のカタログは一部改良が入ったまさに1988年9月の内容になります。



で…コレこそが日本の成功者の最高峰の最高峰…ステータス・オブ・ステータス。

医者ならクラウン、社長ならクラウン、実業家ならクラウン。

ハードトップの最高峰、3.0ロイヤルサルーンG…この「G」が重要。

押し出しの強いフロントグリルがもうとにかくカッコイイ訳です。

前期はフロントグリルの格子が細かく、フォグランプも3分割にラインが入るのが特徴♪

フロントバンパーも前期は下側まで巻き込む形状で、その下のフロントスポイラーが付きます。



重厚感があるテールもイイですね(^^♪

前期テールはブレーキランプが上段、ウインカーレンズが下段。

後期はその逆で、トランクにあるTOYOTAのエンブレムが無くなり、リアガーニッシュ中央に金文字で入ります(*'▽')

前後含め後期のがやはり好みです(*'ω'*)



一方コッチはナローボデー。

豪華は豪華なんですが、押し出しの強い3ナンバーに対して敢えて控えめ…ではありますが、品の良さを感じるデザインとなってます♪

ナローの方は、後期の方がグリルの格子がより細かくなっていたりします。

ナローで言えば前期の方が好きですね(^^♪



インパネは運転席中心にラウンドして、そびえ立つようにドカンと高い形状。

デジパネにマルチと最先端の装備を満載して室内もゴージャス♪

その割にステアリングは2本スポークでスイッチとかは無くシンプルですね…。



シートは厚みがあって生地も肌触りが良く、最近のクルマにはチョット無いヤツ。

一見フカフカでソフトな感じに見えつつも、適度に硬めで座り心地は抜群♪

また、LパッケージやFパッケージのパッケージオプションを選択すると、世界初100%ウールのジャガードモケットシートになるという凝り様…(汗)

最近は何かとすぐにアルカンターラか合皮やら安っぽい触感の本革なんてのになりがちで、モケットシートってコストが掛かるのか…流行りなのか…無いですねぇ。



一方コチラはセダンのロイヤルサルーンG。

セダンはボデーパネルで無く、サイドモールで全幅が1720㎜になる従来のやり方。

ハードトップと比べるとやはりフォーマルな感じで、大企業の重役送迎車か官僚が乗るクルマという感じですねぇ(*'▽')



セダンの方は水平基調のインパネで、やはりハードトップのようなパーソナル感は無く、フォーマルなイメージが漂ってます。

そして物理スイッチが多い(笑)



セダンのこのシートはラウンジシートと呼ばれる、ベンチシートにセンターアームレストが内蔵された、高級ベンチシートと言いますか…そういうヤツです(*'▽')

後席パワーシートにオプションの自動車電話を付ければ、もういかにも昭和の悪いヤツ(政治家だろうがヤクザのドンだろうが、この手の自動車電話付けてる時点で大概悪いハズ⁉)が乗ってそうな雰囲気しかしません(笑)

青内装もコレに加担しています(爆)



で…コチラはステーションワゴン…ホントにバリエーションが多いんだな。

ワゴンは12でもそうでしたが、後席辺りからキックアップしたハイルーフが特徴。

チルトアップ・スカイライト・ウインドウというサンルーフもワゴンならでは♪



インパネはセダン同様のフォーマルなモノですが、シートはフラットになるのがワゴンの特徴♪

コレなら大人2人で1泊2日程度の車中泊なら余裕でこなせるでしょう(*'▽')



荷室もこのように広々として沢山積める上に、実は進行方向と逆向きになるものの、3列目シートが格納されてまして、短時間の移動に使えます。

まぁ…この時期のY30ワゴンと同じですね(笑)



で…実はインパネが4種類、シートが4種類。

注文装備でインパネとシートを選べるものもあります(*'▽')

ハードトップのロイヤルサルーンGにフォーマルインパネCタイプとラウンジシートとか…。

とにかく組み合わせの数が多過ぎて全部で何通りあるのか分からん…(苦笑)

そんな13クラウン前期一部改良時に搭載されるエンジンは全部で7機種…(汗)



・7M-GE…直列6気筒3000㏄ツインカム、190馬力、26.0kg-m。

M型エンジンの最終進化形でトルクフルな特性♪

・1G-GZE…直列6気筒2000㏄ツインカムスーパーチャージャー、170馬力、23.0kg-m。

2リッター最強のスーチャー仕様はこの一部改良でパワーアップ♪
ターボとは違い、確かに低速から自然なフィーリングは味わえるものの、ブモーッ!というスーチャーの作動音が結構大きく静粛性には欠けます…(^_^;)

・1G-GE…直列6気筒2000㏄ツインカム、150馬力、18.6kg-m。

コチラも一部改良でパワーアップ、2リッターの直6にしては低回転からソコソコのトルクがあるものの、青ヘッドの時の高速域の伸びが弱くなったトコもあります。
ただ…名機です…音はイイですよ(*'▽')

・1G-FE…直列6気筒2000㏄ハイメカツインカム、135馬力、18.0kg-m。

コレまた一部改良でシングルカムからハイメカツインカムになってます!
実用域重視の街乗りツインカム。

・2L-THE…直列4気筒2400㏄OHCディーゼルターボ、94馬力、20.5kg-m。

ディーゼルターボのオートマ車に搭載されてるようで、電子制御式の噴射ポンプになるのが特徴。

・2L-T…直列4気筒2400㏄OHCディーゼルターボ、85馬力、19.2kg-m。

コチラはディーゼルターボのマニュアル車用。

・2L…直列4気筒2400㏄OHCディーゼル、73馬力、15.2kg-m。

セダンのスーパーデラックス、デラックス、スタンダードに設定されるNAのディーゼル。

コレらに組み合わされるミッションが、デラックスとスタンダードに4速コラムマニュアル、他には一部に5速マニュアル、4速のコラムオートマと4速のフロアオートマ。

とにかく組み合わせが多く、ココで書くにはもうムリな位です…(苦笑)



足回りはフロントがダブルウィッシュボーンでリアがグレードによりセミトレの4独になるものと、コイルリジッドの2通りがあります(*'▽')

中でもロイヤルサルーンGにはエアサスが採用されてまして、コイツはとにかくフワフワで伸び出したら止まらなかったような記憶があります(笑)



足回りにはさすがクラウンと言いますか、とにかく電子制御の要塞で、電子制御サスペンションのTEMS、そして搭載した荷物の量や乗車定員によって車高を適度に保つオートレベラーも装備!



そして今や義務化され軽トラだろうが装備されているトラクションコントロールも実は13クラウンが日本初だったりします(*'▽')

但し、ロイヤルサルーンGのみのオプション。



そしてクラウン伝統のフルフレームボデー♪

個人的にはやっぱりフレームこそクラウンだと未だに思ってしまいます。

このフレームのお陰でやはりモノコックとは違うガッシリとした動きになります♪

そりゃ新型クラウンは35年もの進化は当然沢山ある訳ですが、やはりソコはモノコックでして、ボディの重厚感、直線を日本の法定速度内で走る時の音振に関してはやっぱりフレームのクラウンには敵わんです…フレームにはフレームの良さは絶対にあると思ってます。



で…こんな感じで衝突実験写真なんてのもありますが、どうなんでしょうかね…やっぱり強度があると思うんですよね。

もし…13クラウンを今の基準でオフセット衝突やら色々実験してみたら、ボディの変形量ってやっぱり全然敵わないんでしょうかね?…チョット気になったり(笑)



さて…ココからは装備の話題なんですが、このクラウンのカタログはグレードが多過ぎてソッチにページが割かれてるんですよ…(苦笑)

なので意外と載ってません…(泣)

クラウンと言えば高級車の証…リヤ分割パワーシート♪

シートバックに2段折れ機構を採用していて、座面スライドと連動でシートバックが動いて実にラクな姿勢が取れる訳です。

対して、ココ10年位のクラウンで実に残念…というか手抜き感がするのは、リアシートバックのみのリクライニング機構だけでスライドしないんですよね…(汗)

ソッチの方がシートとしてイイのかと言うと、LSに乗ったらちゃんと従来通りスライド&リクライニングする訳ですから、単純にコストダウンでしょ…(苦笑)

どうもねぇ…そういうトコをケチって来るのがなんとも言い難いんですよ…。



室内はピラーガーニッシュまで完全にフルトリム…コレがまた肌触りがイイ♪



そして世界初のデュアルビジョンメーター!

スピードメーターのみの表示や、スピードメーターとタコメーターの表示等、好みや場面に応じて切り替えるコトが出来ます(*'▽')

更にコチラも世界初のCDインフォメーション付エレクトロマルチビジョン♪

約1800枚の地図を1枚のCDに収め、自車位置を把握出来る…ってヤツなんですが、GPSも無くジャイロセンサーなので、まだ自車位置も誤差が出ますし、ナビゲーション機能もありません…(^_^;)

ただ…コレでも当時はかなり近未来的なシステムだったと思いますね♪

だって一般的にはドアポケットに入れた地図を使う訳ですからねぇ…(汗)



他には最大10ヶ所の短縮ダイヤルが可能なハンドフリーテレフォンもありますが、当時自動車電話を入れてる人は本気の金持ちです…(汗)



コレはディーラーオプションになりますが、何気に世界初だったりする後席天井に収納するタイプの液晶カラーテレビ♪

モチロンテレビも金持ちな人のクルマにしかありません…(笑)

しかもアナログ波ですから、テレビの映りなんて悪過ぎてクルマじゃマトモに見れません…(苦笑)



そしてコレもVIPな装備ですね…リヤカセットデッキ♪

センチュリーにセルシオに…当然装備したクルマは何度か乗ったコトありますが、使ったコトは無いですね…(苦笑)



で…グレードはこんな感じで、まずはハードトップから。

但し、クラウンはご存じの通りグレードが多岐に渡るので、装備差はとにかく激しいです…(汗)

・3.0ロイヤルサルーンGエレクトロマルチビジョン装着車…最高峰のクラウン。
・3.0ロイヤルサルーンG…そのマルチ無し。

エアサス、4輪ESC、カラードプロテクションモール、フロントスポイラー、新PPS、マイコンプリセットステアリング、オートドライブ、リアパワーシート、オートエアピュリ付デュアルオートエアコン、内蔵型の中和消臭剤なんていう専用装備が盛り沢山!

マルチ仕様との違いは単純にマルチだけのようです。



・2.0ロイヤルサルーン…(2.0ツインカムSC/2.0ツインカム) 2リッター最高峰。

実は3リッターロイヤルサルーンもありますが、別カットになるので後程…(^_^;)

14インチアルミ、テレスコピック付メモリー付チルトステアリング、オーディオ&空調のイージーオペレートスイッチ、キー&足元のイルミネーテッドエントリー、照明付グローブボックス内蔵バニティミラー、運転席のみパワーシート、手動式リアシートアジャスター、リアのテンションリデューサー式シートベルト、フロントオートエアコンという感じで、2リッターでも正直十分過ぎる位の豪華さです(*'▽')



・3.0ロイヤルサルーン

2.0比でアルミが14インチから15インチに、大型バンパー、デュアルビジョンメーター、オートドライブ、クールボックス、リヤパワーシート、リヤ自立式シートベルトインナーバックル、エアピュリファイヤー付デュアルオートエアコンって感じで、2リッター比で豪華になるものの、ココまで来るとステータスなロイヤルサルーンGを狙いたくなります…価格差も結構変わるんでしょうけどね…(^_^;)

・スーパーサルーンエクストラ…(2.0ハイメカ/2.4DT)

ハードトップの中間グレードになりますね。

アルミが14インチスチールに、ノーマルエアコンパネル、イルミネーテッドエントリーがキーのみ、ヘッドレストの上下調整無し、マニュアルシート、リアセンターアームレストのコンソールボックス無し、コラムならフォーマルインパネがCタイプからBタイプに、リアシートベルトのテンションリデューサー無し、エアコンがオプション化という感じでかなり削られますが、ソレでもクラウン…当時のクルマで見たらまだまだ十分!

・スーパーセレクト…(2.0ハイメカ/2.4DT)

ハードトップの下から2番目。

ホイールキャップがBタイプからCタイプに、ティンテッドガラス無し、コンライト無し、PPSから通常パワステに、ドアロックの車速連動機能無し、テンションリデューサー付シートベルトが運転席のみになってます。

クラウンらしさは何とも言えなくなりますが、装備に不満は正直無いですね。

・スーパーエディション…(2.0ハイメカ/2.4DT)

ハードトップ最廉価グレード。

ホイールキャップがCタイプからDタイプに、リジッドサス、リアドラムブレーキ、ミラーの電格がオプションに、ライトのオートカット機能無し、チルトステアリングのみ、シートリフター無し、AM/FMラジオのみ。

ココまで来るとなんとかクラウンのハードトップが欲しい…とかそんな感じに…。

コレならマークⅡに行くなぁ…(^_^;)



で…ココからはセダン。

・3.0ロイヤルサルーンGエレクトロマルチビジョン装着車
・3.0ロイヤルサルーンG…セダンの最高峰。役員・官僚向きのお堅いクラウン。

ココはHT比で装備を見ましょう(*'▽')

アルミが15インチから14インチに、フロントスポイラー無し、フェンダーミラー、アナログメーター、フロントのパワーシートがオプション、コラムならリアシートヒーター、リアリフレッシングシート、フォーマルインパネCタイプ、リヤカセットデッキという感じで後席重視の装備なります。

なので用途によりHTと違う訳ですね。



ココからは怒涛のセダンラッシュ(笑)

・ロイヤルサルーン…(3.0ツインカム/2.0ツインカムSC/2.0ツインカム)

ココもHT比で話をしましょう。

まずは14インチのアルミがAタイプのホイールキャップに、3.0のみオートレベラー標準2.0はオプション、3.0のみ大型バンパー、フェンダーミラー、タコメーター、後席用液晶カラーテレビ&VTRアダプターがオプションで選択可能、コラムのセミセパレートが選択可能、フロントパワーシートが無い代わりに、2リッターもリアパワーシート標準、2リッターまでリヤシートの自立・格納式インナーバックル標準。

コレも後席重視で、2リッター仕様まで内装は3リッタークラスの内容が入っているのが特徴ではありますね(*'▽')

・スーパーサルーンエクストラ…(2.0ハイメカ/2.4DT)

ココもHT比で話題をしましょう。

リアリジッドサス、リアドラム、フェンダーミラー、ターボディーゼルのみタコメーター、手動リヤシートアジャスター標準、コンソールボックス付リヤシートアームレスト。

・スーパーサルーン…(2.0ハイメカ)

ココからはセダン独自のグレードになるので、スーパーサルーンエクストラ比で話題を進めます。

フォグランプオプション化、コンライト無し、タコメーター無し、PPSからだたのパワステ、ラウンジシートからセミセパレートシートへ、リアシート固定、リアシートアームレストのセンターコンソール無し、テンションリデューサー付シートベルトが運転席のみと見た目からしてシンプルになってきます。

・スーパーデラックス…(2.0ハイメカ/2.4DT/2.4D)

ココからはドンドンシンプルになって行き、スーパーサルーン比…

ホイールキャップがBタイプからDタイプ、ティンテッドガラス無し、マッドガードオプション化、ランプオートカットシステム無し、タコメーター設定無し、ステアのテレスコ無し、ドアキー連動のみの電磁式ドアロック、大型ヘッダトリム無し、リアヘッドレストシート一体型、運転席シートリフター無し、カセットデッキオプション化。

ココまで来たら装備がトコトン削られた感があります。

・デラックス…(2.0ハイメカ/2.4D)

セダンの下から2番目。

鉄バンパー、コーナリングランプ無し、タコメーター無し、チルトステアリングオプション化、パワーウインドウ無し、イルミネーテッドエントリー無し、グローブボックス内蔵バニティミラー無し、スプリットシート、上下調整式ヘッドレスト、AM/FM2スピーカーラジオ。

もうココまで来れば乗用感は無く営業車です。

・スタンダード…(2.0ハイメカ/2.4D)

ラインナップ中の最廉価仕様…だから何にも付いてません。

鉄チンホイール、透明ガラス、固定式フェンダーミラー、時計オプション化、ディーゼルのみパワステオプション化、ガソリンはパワステ未装備、空調スイッチ無し、電磁式ドアロック無し、リアセンターアームレスト無し、フォーマルインパネAタイプ、スピーカーレス。

つまりは何にも無い素のクラウンで、ほぼ営業車…つまりタクシーみたいに何もない。

レアですがお好きならどうぞ。



じゃあラストはワゴンと行きますか…。

・ロイヤルサルーン…(2.0ツインカムSC)

ワゴンのロイヤルサルーンはスーチャー仕様のみで、以下はセダン比較。

14インチホイールキャップが14インチアルミに、リアリジッドサス、リアがディスクからドラムブレーキに、チルトアップスカイライトウインドウ、ルーフレール、マッドガード無し、ドアミラー、オートドライブ、クールボックス、パワーランバーサポート、エアピュリファイヤー付デュアルオートエアコンと、内容を見た感じHTとセダンのロイヤルサルーンのイイトコ取りをしたような内容ですね(^^♪



・スーパーサルーンエクストラ…(2.0ハイメカ/2.4DT)

ワゴンの中間グレード…以下はワゴンのロイヤルサルーン比。

14インチアルミがホイールキャップBタイプに、ルーフレールオプション化、2.4DTのみタコメーター、PPSがパワステに、チルト&テレスコがチルトのみ、オートドライブオプション化、イージーオペレートスイッチが空調のみ、電磁式ドアロックの車速機能無し、足元照明無し、クールボックス無し、運転席マニュアルシート、手動ランバーサポート、運転席シートリフター、前後調整ヘッドレスト無し、フォーマルインパネCタイプがBタイプに、ラジオの交通情報機能無し、6スピーカーが4スピーカーに。

正直日常装備なら全然困らないワゴンです。

・スーパーデラックス…(2.0ハイメカ)

以下はワゴンのスーパーサルーンエクストラ比。

ホイールキャップがBタイプからDタイプに、ブロンズガラス設定無し、フェンダーミラー、フォグランプ無し、ランプオートカット及びコンライト無し、タコメーター無し、メモリー付チルトステアリングオプション化、大型ヘッダトリム無し、一体型リアシート、上下調整リアヘッドレスト無し、運転席シートリフター無し、リアシートアームレスト、運転席のみ電気式テンションリデューサー付シートベルト、AMラジオのみ。

・スーパーデラックス グレードパッケージ…(2.0ハイメカ)

コレがワゴンの最廉価グレードで、以下はワゴンのスーパーデラックス比。

チルトアップスカイライトウインドウ無し、ハロゲンヘッドランプ無し、マニュアル車のパワステがオプション化。

もうココまで来ればほぼバンですね(笑)

もうグレードが多いのでこんな感じで結構書きます(爆)



VISION 先進技術で、価値ある一台を。

さて…こんな感じでこの時のクラウンは歴代のモデルライフで恐らく最高の威厳とステータスを持っていた全盛期だったかと思います(*'▽')

で…後期になると内容は更に豪華に!!

V8は積むわ、2リッターワイドは出るわ、新開発2.5リッターの追加に限定車でカシミア内装は出るわ…。

ただ…皆さんご存じの通りですよ…


セルシオの登場。

コレが大きかった…一夜にしてトヨタのヒエラルキーが変わった瞬間。

日本の高級車が世界の高級車になった瞬間。

次期モデルの14クラウンになると、セルシオは当然、兄貴分のマジェスタにスポーツ仕様のアリストと、トヨタは自らクラウンの絶対的地位を埋没させて行きます…というよりもそうせざるを得なかった訳です。

気付けばバブルは崩壊し、セダンでステータスを語れる時代は終了、ミニバン、エコカー、コンパクトカー、軽自動車、SUVと日本人の趣向はその後30年のライフスタイルに合わせるように変化していき、今やクラウンは名前だけの箱になりました。

そんな感じで新型クラウン…クロスオーバーとして発進した訳ですが、出足はやっぱりイマイチらしい…(苦笑)

あのクラウンがイイとか悪いとかそういう話では無いですよ…念の為。

まぁ…この他にセダン、スポーツ、エステートが待っているのでどうなるのかは分かりませんが、1つだけ分かるのはもう13クラウンのように「いつかはクラウン」なんて言われ、月間販売台数1位になって、グレードがロイヤルサルーンGからスタンダードまで網羅するなんて時代は100年待ってももう来ない…それだけ。

「かつてゴールだったクルマが、今、お好きならどうぞになってる。」

で…肝心の13クラウンは未だに根強いファンがいますし、中古車もこの時代のクルマとしては豊富な方だとは思います(*'▽')

あぁ…そうだ、いつもように話題にしておきましょう。

自分でしたら定番でベタなHT3.0ロイヤルサルーンGエレクトロマルチビジョン装着車のブラック、受注で茶色内装って出来ましたっけ??…確か出来たよな。

オプションでTRC、ハンドフリー電話、ロイヤルサウンドシステムDタイプ、雪国仕様、Fパッケージでしょう…つまり全部付き。

よく見たら前期ってムーンルーフ無いんですね…今更ながら。

う~ん…やっぱ13クラウンはイイですねぇ…自分はもうムリですが…(^_^;)
Posted at 2022/12/06 22:45:40 | コメント(16) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ

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