どうもこんばんは♪
今回は久しぶりにカタログアップしてみます…積み上げてる順にアップしますとチョット意外なクルマになりました。
10代目カローラアクシオ後期です♪
…と言いましても全くもって印象がありません…(汗)
個人的な印象としてはおじいちゃんか警備会社が乗ってるクルマと位しか…。
昔は日本を代表するファミリーカーでしたが、現在はプリウスにポジションを奪われ最早閑古鳥の状態…(汗)
そんな10代目カローラアクシオは2006年にデビュー、2008年にマイナーチェンジして後期型になり、2012年の5月まで約6年近く、カローラとしては比較的ロングスパンで販売されています。
この10代目から、カローラという名前にアクシオというサブネームが付いていますが…
経験上サブネームが付くと大体そのクルマは終了の合図ですね…
それはコロナプレミオやブルーバードシルフィ、CR-Xデルソルやホーミーエルグランドにプレーリーリバティ…
あ…やたら日産多い…(爆)
まぁ…そのクルマがかつての売れ行きを失ったりしてなんとかテコ入れで名前換えてみるか…的な感じがどうも見え見えで…(汗)
カローラアクシオになった時はついにカローラもヤバそうだなぁ…と思ったもんです。
先日なんとかフルモデルチェンジこそしたものの、今度の新型もトピックに貧しく、どうやら先行きは厳しい感じですね…。
この10代目カローラアクシオもなんとか若返り…と言いますか、若者の気を引こうとスーパーGTに参戦するも、名ばかりのカローラで中身は全くの別物というなんとも的を得ない結果に終わっています…(汗)
何気に書いていて気付きましたが、個人的な苦言が目立つと思います…どうか広い目で見てやってください…(苦笑)
一応、通常モデルのカローラに加え、高級志向のラグゼールというシリーズが、この先代のNCVカローラから採用されています。
しかし、先代のラグゼールの売りだった本革シートが設定になかったりと、先代を知っている人間から見ると今一つインパクトに欠けます…(苦笑)
デザインは前後共に非常に無難なもので、カローラらしいところと言えます♪
何気に空力についていても考えられてまして、cd値はスポーツカー級の0.29!!
さらにこれまた意外にも2007年のグッドデザイン賞を受賞しています。
コチラは高級志向のラグゼールのインパネです♪
各部に木目調パネルやウッドのコンビステアが採用されていたりと、ブルーバードシルフィのような「小さな高級車」を演出しようとしています。
室内はこれまた可も無く、不可も無く至って平凡なものです。
奇を狙わない…受け入れやすい…そのような意味ではカローラらしいと言えます。
で…このカローラアクシオがデビューした当初、CMで明石家さんまが「バックモニター標準装備!!」
な~んて言ってましたが、どうやらモデル途中でそれは無かったことになってます…(苦笑)
コレは個人的見解で正解とは思わないで欲しいのですが、このようなカローラというクルマは誰にでも運転しやすく扱いやすいのがカローラだと思っています。
それなのにバックモニターを付けちゃう時点でどうも納得がいかないんですねぇ…(苦笑)
この手の扱いやすさ重視のクルマは目視でバックがしやすくてナンボだと思う自分にとってはどうもカローラにバックモニターというのはお節介だと思ってます。
また、最上級グレードにはレーダークルーズコントロールがなんと標準装備!!
クルコン好きな自分にとっては長距離を走る際にはとても高得点な内容です♪
しかし、カローラーユーザーの何%が実際にコレを使うのかはチョット怪しい…(苦笑)
さらにシートヒーターもあります♪
正直コレはユーザーの高齢化が進んでいるカローラにとってはいいのかもしれません♪
この冷え込む時期のシートヒーターはマジでイイです!!
エアコン嫌いの人にとっても高ポイントですね♪
さらにはミリ波レーダーによるプリクラッシュセーフティシステムなんてのも、最上級グレードに標準装備だったりします。
エンジンは主に2種類ありまして、1800ccの2ZR-FXE型でFFなら144馬力と十分なスペックです♪
通常の1500ccもFFなら110馬力ありましてこれまた必要にして十分です♪
ミッションに関してはATは一切無く、CVTになっています。
この手のクラスでも最近はゲート式が主流のようですね。
そんな一見地味なカローラアクシオなんですが、モデル途中に面白いグレードが出ています。
それがこのアクシオGT TRDターボ!!
1500ccながら150馬力で最大トルクは20.0kg-m!!
専用のターボにECU、さらにインタークーラーが入ります♪
ベースの1500ccにプラス61万9000円…う~んさすがTRD…なかなかのお値段で…(苦笑)
さらにはオプションカタログなんてのもあったので見てましたら…
ウォッチ型のスマートキー
コレは確かゼロクラウンにも設定がありましたね…特別仕様車だったかなぁ…。
後はこんな感じで個性的なスマートキーも選べるようで、この辺りはスマートキーならではの楽しみ方があるようです♪
未だにキーレス車所有したこと無いのでよくわかりませんが…(爆)
さらにはオプションでスポーツサスにスタビセットなんてのもありますが…
鉄パイプ曲げたのに約6万…(爆)
さすが純正アフターパーツと言った感じです(笑)
思えば本来カローラというクルマは80点主義などと言われたトヨタらしく、過去はマジメにマジメに作られたクルマだったんです…
まじめが素敵なんて言ってますし…(爆)
個人的には好きなクルマではありますが、90カローラ辺りから周りの風潮に流されて豪華路線に行き始めた辺りから段々怪しくなってきたのではないのかなぁと思います。
そして段々とボディが肥大化していきまして、とうとう100系カローラでは5ナンバーフルサイズの全幅にまでなっています。
それでもまだ110系まではなるべくコンパクトでまだマシではありましたが、プリウスが出てからの形勢逆転で焦りがあるのか、120系からは取り廻しにくいデザインになっていきまして今回のアクシオへと繋がります。
そして今年のモデルチェンジでトヨタもとうとうヤバイと思ったのか…
「ダウンサイジングを~」
なんて言い始めまして、チョットは小さくなりましたが、全幅は相変わらず5ナンバーフルサイズのまんまなんですね…実に勿体無い。
代を重ねる毎にユーザーの高齢化は止まらず、現在では完璧におじいちゃんのクルマという印象が強くなっちゃいました…。
同様に歴史が長いと言っても、クラウンのように先進装備を搭載して若者を取り込むクルマでも無いんですね…本来マジメなクルマな訳ですから。
どうせならもうこのまま高齢化に対応して行って、ボディサイズを思い切って4150mm×1600mm位のコンパクトに振っても良いと思います。
ソッチの方が間違いなく高齢者にとっては有難いと思われます…高齢者じゃないから何とも言えんけど。
その昔、新車情報という番組は「偉大なるマンネリ番組である」なんて言ってましたが…
このまま高齢化して「偉大なるマンネリグルマ」になっても良いと思うんですよねぇ…個人的には。
時既に遅し、悲しいかなこのクラスはもうプリウスの独壇場なんですから新しい水夫に古い水夫は航路を譲った方が賢明かと。
その分、古い水夫にしか行けない航路だって絶対あるはずですからねぇ…。
な~んか愚痴みたいになってますが、どうも最近のカローラを見てますとなんか行く先に迷いが見えてしょうがないんですよね…(苦笑)
まぁ…何はともあれ良い意味で80点主義なクルマだとは思います♪