どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
コレも子供の頃からですが、未だにファンも多いのでイベントでは多々見かける1台かと…
ってコトで…
S130フェアレディZ後期 ターボ追加時です♪
整備士時代の年上の後輩が乗ってましたね~。
しかしながら、自分が整備辞めた後の話&現車を見た時は既にエンジンブローして降ろされた状態でしたので…(苦笑)
改めて過去のブログを見返すと後期の280ZでTバーだったようですね(^^)v
ソレとS130と言えばやっぱりスーパーZでしょう(^_-)-☆
今のドラマで車両に力を入れたものって全然見ませんね…コンプライアンスの関係でヘンテコリンなエンブレム付けたヤツばっかりで(爆)
さて…そんな130フェアレディZは1978年にデビューしています♪
従来モデルは有名なS30…ソコから比較しますとボディも大柄になった上、よりラグジュアリーなGT的な味付けになったと言えます。
1980年には後期型へとマイナーチェンジ。
そして1982年に今回アップします後期の最終のテコ入れで2リッターターボが追加されるコトになります。
当時のキャッチコピーは…
Here Comes
The TURBO-Z
こうしてTURBO-Zは、スーパー・スポーツとなった。
なんて一つ一つのフレーズがカッコイイ♪
そして130Zと言えば、通称:マンハッタンカラーという黒ボンネットにシルバーボディのツートンが特徴!
しかしなんでマンハッタンなんだろう??
マンハッタンと言いますと、福岡県人からしますとね…
リョーユーパンのアレなんですが(爆)
サックサクのチョコ味でオイシイよね~アレ♪
ちなみにホンダもシティでマンハッタンサウンドHi-Fiなんてのがありました。
余程マンハッタンに憧れがあるんだろうか…(汗)
ちなみにニューヨークの中心街な訳ですが、ニューヨークに行けば独特のツートンカラーに塗られたハイルーフのシティがDJDJ!!なんて音楽鳴らしながらサックサクのチョコパンを食べているのだろうか…さすがにゴチャ混ぜし過ぎたか。
ナゼかDJ-1のCMの黒人も出てきちゃう…勝手なイメージ。
今回のカタログは1982年10月のモノで、ターボが追加されてすぐのヤツですね。
スーパースポーツ・ターボが走りを語り尽す。
もう一つ一つのフレーズがカッコイイんですよね…このカタログ。
ってコトで、件のマンハッタンカラーですね(^^)v
Tバールーフターボ2シーターになります♪
クルマが云々よりもカタログの構成が気になるのが今回…34RのCMにも似てます(笑)
ポテンザRE-86M、デュアルエキゾースト…これ以上、何を語ろうか。
後述しますが、日本初の60タイヤってのもありまして、このようなフレーズが。
後期になってリア周りでパッと見で違うのはテールレンズ位で、横にスリットが入った形になります。
コチラはZ-Tターボ2シーター。
280Zの前では、言葉は意味を失う。
コチラはフードがシルバー、ボディが黒となる、通称:逆マンハッタンカラー。
個人的にはマンハッタンより逆マンハッタンのが好みです(^O^)
そうそう…後期になってフードにNACAダクトが入ってます♪
ターボを得て、走りの質をここまで高めた車が、あっただろうか。
コッチは2by2…通称:バイツーとなる4人乗り。
車両の全長も違いますが、パッと見の識別点はリアのクォーターウインドウ。
ターボ・ゾーンへふみこんだ、リアルスポーツコクピット。
S30の印象を残しつつも各部をアップデート&高級感を増した感じがしますね♪
インパネ中央の3連メーターは歴代の…いやZ32を除いては特徴。
ステアリング形状は意外や2本スポークだったりします。
2シーターのシートはハイバックのバケットシート。
後期から写真の本革シートの設定が追加されたようですが、当時のいかにも本革!
って感じではなくてどちらかと言うと今のクルマっぽい欧州調。
対してバイツーはヘッドレスト別体のローバックシート。
ホイールベースを200mm伸ばしてるので後席もそれなりに余裕がありそうです♪
ちなみに2シーターもバイツーも前席のシート幅は530mmとゆったりしてます。
コレって調べてみると現行クラウンやアルヴェルよりも広いのです!
そしてこの手のスポーツカーならではの透視図♪
キャブ時代からの名残とも言えるエアクリーナーケースの形状に時代を感じます。
そんなS130フェアレディZ後期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
・L20ET…直列6気筒2000㏄OHCターボ、ECCS、145馬力、21.0kg-m。
マニュアルならドッカン、オートマならモッサリ系のL型ターボ。
・L28E…直列6気筒2800㏄OHC、G-ECCS、155馬力、23.5kg-m。
何がGなのか…カタログにはこう書いている…。
「GはgreatのG」
結局分からんではないか…(苦笑)
どっちにしろ82年当時では既に旧態化していたユニット…
名機なんですが、当時だとそうなる訳でして…(汗)
・L20E…直列6気筒2000㏄OHC、ECCS、125馬力、17.0kg-m。
S30の時代ならコレでも十分なスペックだったのかもしれませんが、より大きくなった上にグランツーリスモ的なキャラクターのフェアレディZにはやや物足りないスペックかもしれません…(^-^;
なんせ車重は1100㎏位(軽くて)、パワーウエイトレシオは10㎏近くあります。
コレらに組み合わされるミッションは、5速マニュアルと3速のオートマ。
さすがに3速オートマはツライ…(泣)
足回りはフロントがストラットでリアがセミトレの4独。
実はメカニズムが売りとなるスポーツカーですが、さすがにアピールポイントとしてツラかったんでしょうね…解説がチョロっとで写真も無いのです…(汗)
但しタイヤは日本初の60タイヤ!
こういうトコはキッチリとアピールします。
60%の超ワイドなポテンザってのが時代を感じるフレーズ…なんせ70タイヤですら超扁平とか書かれてた位ですからね(笑)
装備としては、時代の流れに乗ってデジパネがあったり…
方位計もデジタル化。
ウォーニングランプもドット表示で意外と今見ても斬新だったりします(^_-)-☆
しかも分かりやすい(笑)
その他ストップウォッチ付きの時計があったり、アナログメーターの方も何気に凝っておりまして、燃料計は親子メーターという個性的な内容になってます♪
ガソリンが1/4を切ったら子供側のメーターで更に詳細表示されます(^^)v
リアのクォーターウインドウはレバー式で、遠隔操作出来ます。
後席灰皿小さいですね…右側座ったら使い辛そう…(苦笑)
リアの熱線は湿度を感知して自動で入るオート式。
ジャパンにもありましたね(^^)v
スペアタイヤはSST(スペースセービングタイヤ)と言いまして、テンパーまでとはいかないと思うんですが、コンパクトに収納して使用時は専用の電動ポンプで空気を入れるようになっています(^^)v
当時としては高級装備だと思うんですが、ドアハンドルを引くとキー照明とルームランプが一時的に点灯するセキュリティイルミネーションなる装備もあったりします。
で…この手の車種としてはグレードがとても多い…。
まずは2シーターから。
・フェアレディ280Z Tバールーフ…コレが最上級。ステータスな33ナンバー。
・フェアレディ280Z-T…Tバーが無いのと、フロントのボカシガラスが無いです。
・フェアレディZ Tバールーフターボ…2リッター最高峰。
・フェアレディZ-Tターボ…280と同じくTバーとボカシが無い位。
・フェアレディZ-Lターボ…豪華装備が無くなり一気に実用的に。ホイールキャップ
・フェアレディZターボ…装備という装備がマジで無い。Zなだけなシンプルさ。
・フェアレディZ Tバールーフ
・フェアレディZ-T
・フェアレディZ-L
・フェアレディZ
上記4つはNA版で、装備もターボ関係のメカニズムが削られた位です。
次いで2by2シリーズになります…
実は2by2専用装備意外はほぼほぼ2シーターと変わらないようなので詳細割愛。
それにしてもスポーツカーでココまでバリエーションが多岐に渡るのは今では考えられませんね…。
誰よりも速く、美しく。それは、いつの時代にも、FairladyZに課された宿命だった。
このカタログから38年…ついに最近新型フェアレディZのプロトタイプが発表されましたね(^^)v
正直、アレは心底カッコイイと…久々に日産のクルマを見てワクワクしましたし、熱意を感じました!!
乗りての完成をとらえて離さない”Z・スピリット”が、脈々と流れている。
…
V6、3.7リッターツインターボに6速マニュアル、歴代のスピリットを受け継いだ、ロングノーズ・ショートデッキのフォルム。
400Rのエンジンを流用だなんだかんだ言われようがそんなコトはどうでもよくて、素直にこのようなクルマをこの台所事情で出してくる日産はやっぱり熱いメーカーになって戻ってきてくれるのかと期待しちゃう訳です…。
そんでもってアリアも近未来的でコンセプトカーがそのまま飛び出してきた感じでコレもまた別の方向性として気になるクルマだったりします(^^)v
あと1つだけ言うならば、今度のZはフロントグリルが真四角に大きく切り過ぎた感じがしちゃいますが、ソレもアフターパーツなりモデルイヤーチェンジで恐らくGノーズが出て来るコトでしょう…些細なもんです(笑)
ボディカラーのバリエーションにマンハッタンカラーなんてあっても楽しそうですね(^_-)-☆
やっぱりあのオッサンがレバノンに飛んで正解だったよ…うん。