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2021年08月28日 イイね!

なんともったいない…(泣)



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…

ってコトで…



N13エクサです♪

懐かしいなぁ…ダイヤペットのエクサキャノピーを子供の頃持ってました(^^)v

しかしながら、当時の自分はキャノピーよりクーペのが欲しかったんですが…(汗)

う~ん…自分が欲しくて買ってもらったのか、又は誰かが買ってきてくれたのか?

その真相は今や不明ですが、もし当時の自分(…って言っても多分3~4歳)が選んだのだったら、ナゼにキャノピーにしたんでしょうねぇ…(^-^;

で…このエクサの当時のCM、そしてカタログを今回改めて見直して思ったコトが今回のタイトル。

なんともったいない…(泣)

このクルマ…改めて分かったのは、実に凝ってるし拘りが沢山詰まってます♪

アピール次第ではかなりのヒット作になってた可能性も秘めてると思いました。

しかし…冒頭のCMからして意味が分からん。

「このクルマをプロデュースしたのは、川村鉱一郎である。」

正直、クルマに興味がさほど無い人がまずコレを聞いたところでサッパリ…ってかクルマに興味があってもこの人の顔もまず思い浮かびません…(苦笑)

ちなみにS13シルビアの開発主管された方ではあるんですが。

例えばこの時代に何世代もモデルチェンジをした上に、歴代モデルでヒットをし、国民的に知名度の高いクルマの開発者がCMに出てくるならアピール度がありますね。

そう…ソレはスカイラインですよね(^^)v

しかしながら、初代も大ヒットとは言えないであろう車種のモデルチェンジで開発者が出てきたところで…ピンと来るハズも無く…。

で…このクルマは数々の飛び道具があるのに、ソレについてCM上で全くアピールされてない…(苦笑)

改めてカタログを見ると面白いクルマですよ…装備含め。

なのに…なんか日産らしいと言いますかね、ツメが甘いっていうか。

さて…そんなN13エクサは1986年にデビューしています♪

先代モデルでは「パルサーエクサ」でしたが、このモデルより親元のネームが外れて独立したような車種になっています…ラーメン屋の暖簾分けみたいですが(ぇ

先代はパルサーのクーペ版という位置づけでしたが、このモデルでは従来通りのクーペの他に、ステーションワゴン風のキャノピーが設定されています。

また、全車Tバールーフというのも特徴。

当時のキャッチコピーは…



[έәri]

エアリー…Tバールーフなコトに加え、ハッチゲートが脱着出来るのもありまして、解放感をアピールしたかったんでしょうねぇ。

けどCMじゃハッチゲートが外れるだなんて一言も言いやしない…(苦笑)

そうそう…何気に日本カー・オブ・ザ・イヤーにも輝いてたりもします。

今回はデビュー当初の1986年11月のカタログになります。



ってコトでまずはエクサクーペ。

リトラクタブルのヘッドライトは開いた際にリッド上端部が水平になるようにデザインされてます♪

パッと見しちゃうとフロントはハチロクトレノに見えなくもないですが(爆)

デザインは北米日産の「NDI」のデザインなので、ドコかアメ車的なニオイがしますし、リアバンパー横に付いたサイドマーカーでいかにもという感じですね(笑)

ちなみにハッチゲートはどのボディカラーを選択してもガンメタになります。



一方コチラはエクサキャノピー。

コチラもキャノピー部はどのボディカラーを選択してもガンメタのみ。

テールに入った「ダイヤゴナルスリットデザイン」と呼ばれるテールデザインは個性としか言いようがありません…クセしかない(爆)

ちなみにご存知の方が大半だとは思いますが、クーペもキャノピーもハッチ部分以外は全く同じデザインです。



外れたらもう元がドッチか分からん(爆)

そう…アメリカではこのハッチ部分を外して交換して、クーペにもキャノピーにも出来たのです!!

イイですよね~その日の気分でボディ形状変えれるって♪

しかも外したらピックアップだし…。

引っ越しの時にラク←ソコ?




しかしまぁ…Tバールーフの外したルーフをトランクに収納出来るのはイイとしましょう。



外したハッチはドコに置くのよ…(汗)!?

しかもハッチの重量は約30kgもあるらしい…(汗)

まぁとりあえずオプションでハッチ脱着キットがあったり、ハッチを外した出先で雨に降られた場合の応急用となるキャンバスハッチなんていうオプションもあったりします(^_-)-☆

けど悲しいのは本来なら日産側としては日本のエクサもクーペとキャノピーのハッチを相互交換出来るようにしたかった訳ですが、認可が降りなかったと…(泣)

つまりは出鼻を挫かれた…(泣)

悲劇の1台とも言えますが、この狭い日本でこの外したハッチや交換用ハッチを保管可能なユーザーは恐らく少数派ではあります…。



インパネは80年代中盤の日産車らしい絶壁インパネ…にはなりますが、インパネアッパーの助手席側は曲線を用いたりしていて、その後のS13シルビアへの布石になっているような気もします。

他には運転席回りにサテライトスイッチが設けられていたり、インパネ中央の一等地に電圧計と油圧計を配置する辺りに当時のスペシャリティ感が出ているように思えます。



シートはサイドサポートが背中の途中まで辺りと低く、その分ヘッドレスト上部まで一直線のようにバックレストが伸びるハイバック形状。

サポート性は???ですが、肩回りの圧迫感が無いので後方確認が容易であったり、シートベルトが引き出しやすかったりと利点も当然あると思います。

そんなN13エクサに搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・CA16DE…直列4気筒1600㏄ツインカム、120馬力、14.0kg-m。

当時としてはまだ珍しかったダイレクトイグニッションが採用されてたり、可変吸気システムのNICSが搭載されてたりします。

この手の当時のツインカムにしては高回転は今一つ盛り上がりに欠ける感じもあったものの、日常領域では意外と下がありまして乗りやすいエンジンでしたね(^^)v

まぁ…自分が乗ったのはエクサじゃなくてサニーRZ-1でしたけど…(^-^;

コレに組み合わされるミッションは5速マニュアルと4速オートマ。

意外やメカニズムの解説は少ないですが、足回りはフロントがストラットで、リアがパラレルリンクストラットの4独。

まぁ…中身は当然ながらパルサーってコトです。



装備としましては、結構物珍しい内容が多いのもこのクルマの特徴♪

オーディオはパルサーもそうではありましたが、当時のテンロククラスとしては凝ってまして、JBLのスピーカーが選べたりします(^^)v

しかもテール形状に合わせ、スピーカーグリルはダイヤゴナルスリット。



インパネ周りは前述の通りのサテライトスイッチ。

コレだけでもスペシャリティ感と個性が出てきます(*'ω'*)



コレまた2つ共々話題にしましたが、インパネ中央の電圧計と油圧計。

そしてリトラクタブルヘッドライトを完全に開けた際にリッド面が水平に♪

助手席側にNISSANの刻印が入ってる辺りが妙にカッコイイのです(^^)v



そして日本初のリトラクタブルベンチレーター♪

未使用時や送風を避けたい場合はフラットに…使用時は引き出せます(^_-)-☆

車格関係無く、このような細かいところに独自の機構やアイデア、専用部品が織り込まれてる辺りがこの時代のクルマの楽しいところかと思います。

今はこんなところは他車共通部品で個性もヘッタクレも無いケースは多いので…(^-^;



一見、縦型形状のユニークなドアハンドルなんですが、コレがなんとですね…

マグネットロック付集中ドアロックというヤツでして、写真じゃ分かりにくいですが、ドアハンドルに設けられた窪みのデザインの部分を、マスターキー付属の磁石でなぞりますとロックが出来ちゃうと(笑)

恐らく磁石なら何でも良いんだろうけど(爆)

解除は通常のキーのみとなりますが、アイデアは面白いですし、キーレスより安価に、少しでも機能的にとやってたらこうなったのかもしれません♪

当然の如く日本初。

他にこの機能がある日本車があるのか知りませんが…(汗)

クーペにしか装備されませんが、リアスポイラー一体のハイマウントストップランプ。

実はコレも日本初♪



グレードはこんな感じで…

・クーペタイプA
・クーペタイプB

AとBの違いはそんなに多くなく…

・ワイパーの間欠が無段階調整か間欠のみか。
・パワーウインドウの有無。
・マグネット付集中ドアロックの有無。
・アルミホイールかハーフホイールカバーか。

と、意外とシンプル…だったらタイプBにする人が多いかと…(^-^;



・キャノピータイプA
・キャノピータイプB

装備の違いはクーペと同様。



さて…そんなEXA。

結局、当時の日本車のモデルチェンジサイクルの一般的な期間とされます、4年間販売された訳ですが、ココまでクセが強いと一般受けはさすがに難しかったようで、正直当時でもそんなに見かけるクルマでは無かったですよね…(^-^;

良く言えば個性ですが、見方によってはキワモノ…セラに似たような感じで好きな人にはドツボなんですが、ソコの客層はパーセンテージ的に低いとしか言わざると得ない訳でして。

クルマの個性は最高ですが、いかんせん商売には結びつき辛く、メーカーとしては難しいところでしょうね…(泣)

で…モデルライフの間に大きなマイナーチェンジも無く、元々が北米マーケット重視ってのもありますが、ソレを象徴するかの如く「L.Aバージョン」なんて出してきましたが、全体的にテコ入れが少なかったこと…。

さらにメーカー側から大々的にユーザー側にこのクルマの個性や楽しさを訴求出来てなかったようにも自分は感じ取れます…(苦笑)

だってパイクカ―のBe-1やパオ、エスカルゴ、フィガロなんてアンテナショップ出したりして大々的にやったんですから、エクサも考えようによってはそれ位やってみるとヒットしてたかもしれませんしね…(^-^;

そしてこのインパクトあるエクステリアに対してボディカラーに遊び心が無い。

結果として、モデルが終了して数年経過した後にエクサに食いついたのはローライダー(笑)

ハイドロ組んだり、派手なボディカラーにオールペンして…となりましたね(^^)v

で…よく考えたらオリジナルのエクサなんて気が付いたら中々無い(爆)

折角の個性が爆発した1台なのに、メーカーが保守的に走り過ぎた気がします。

だから自分から言わせれば…

なんともったいない…(泣)

というクルマがまさにこのEXAだと思いますねぇ…。
Posted at 2021/08/28 12:04:24 | コメント(10) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ
2021年08月26日 イイね!

よくばりなウィークエンド



どうも(^^)v

今回は月曜日の話題を…。



この日は朝早くから家を出て、天神の街へとやって来ました。

ただ…緊急事態やなんやかんや言ってる最中ですので、除菌やらなんやらいつもより厳重にして行くコトに。

もし、余りにも人が多いようでしたら諦めて引き返そうと思いながら到着。

プリウスを置いて10分程度歩きます。


目的地が見えてきました…。




イムズです。

地元の方はもうご存知の方も多いかと思いますが、この8月末を持って32年の歴史に幕を閉じます…(T_T)

地下2階、地上14階建てに屋上テラスまであり、天神駅の目の前…つまり一等地に立っております。

今はもう跡形も無いですが、10年程前はこのビルの4階が全て自動車展示場になっていたんですよ(^^)v!!

子供の頃は年1回ペース位で天神へと買い物や所用で行くコトがあった訳ですが、その時はイムズの4階へ行くのが凄く楽しみだったんですよ♪

当時は…

・トヨタカレリー
・日産福岡ギャラリー
・すりーだいや
・スバル天神アクロス

と…4メーカーのショールームがありました♪

中でもトヨタカレリーには、インターネットがまだ普及し始めるかどうかという時代に、まだ福岡では入手が困難だったトヨタ博物館の特注トミカが売ってたんですよ(^_-)-☆

クリーム色のダルマセリカ、モスグリーンのセリカLBとコロナマークⅡとか買ってもらったなぁ。

そして日産福岡ギャラリーへ行きますと、当時最新型のR33スカイラインが展示してあったのが印象的です…赤の2ドア。



このブログを初めて以降の話題ではありますが、後にココでR30のスーパーシルエットを見た時は涙が出そうになりました…。



で…このイムズ…まさにバブル真っ只中に建設されただけあってとにかく豪華!

外壁の特殊なゴールドタイル…ソコには今回天神周辺の施設へ向けた贈る言葉が掲げられておりました。



さて…イムズ…正式名はインターメディアステーションって言います。

まずこの入口からして凝ってます。


で…中に入ります。




地下2階まで降りますと、9階まで天井が吹き抜けになってるのが何時みてもカッコイイ!!

そしてこれまた今じゃコスト的に絶対に許可が出ないであろうカプセル形状のエレベーターがガラスの筒の中を移動するのが実に近未来的なのです♪

実はさっき地元ニュースを見て知りましたが、エレベーターのボタン1つすら特注なんですって…(汗)



ちょっと分かりにくいけど、この通り上までスーッと♪



で…この螺旋状のエスカレーターも非常に貴重だそうで、全国でも数十台しか稼働してないんだそう。

ただ…今回イムズが解体されてしまうので、福岡では小倉にある螺旋状エスカレーターが唯一になるんだそうで。

ラストなのもありまして、随所に過去の催し物のポスターや冊子が飾られております。



で…6階に特設会場があるらしく行ってみたものの、正直最後の催し物がこんなにミニマム且つ質素でいいの!?って位に内容が無かったのが本音。

とりあえず模型が飾ってたので、その写真だけ撮っておきます。



一応クルマネタとしましては、こんな催し物もやってたんだそうですね♪




ゴメン…今37のオッサンがよくカミさんに言われてるんですが…。

「またブーブーなんやろ?」って…(泣)

子どもたちはクルマに興味がなくなって「ブーブー」って言わなくなったかもしれないんだけど、37歳のオッサンは未だに「ブーブー」って言ってるんだよね(爆)



最後は屋上テラスまで上った後、14階からエレベーターで一気に降りてみました。


あ…ちなみに平日のあさイチに行ったコトもあるんでしょうけど…

ガラッガラでした。

ワンフロアにせいぜい客が2人いるかどうか…マジで人がいない。

地元のイオンのが密で余計危ない位でした…(汗)


で…各フロアのテナントを見て回った感想としましては、正直ドコに行っても見れるテナントばかりで、「イムズだからこそ」というテナントに非常に乏しい。

自動車展示場のあったフロアは今や紀伊国屋書店とペットショップになってます。

後は都市近郊のショッピングモールが大型化しまくったのもあるんでしょうが、1フロア当たりの面積が凄まじく狭いんですよ…(泣)

そしてこんなご時世の平日で午前中と言えど天神の一等地でこの客数は悲惨過ぎる…致し方無いかもしれないけど、コレが実情だと思う。

今回は天神再開発を理由とした閉館及び取り壊しとなる訳ですが、時代の流れなんでしょうね…天神の一等地でこの専有面積は確かに非効率と言わざるを得ないだろうし、もっと広大な商業施設を求める(のか知らんけど恐らくそうだと思ってる)のも理解出来なくもないです。

ただ…恐らく今後このようにバブリー且つ拘りの詰まった入れ物(って言った方が個人的に今はしっくり来る)は出来ないと思います。

気になる方は今月末までに1度目に焼き付いておいたがイイです。

出来れば平日の午前中。

案の定、正午に近づく程に人が増えてきそうだったのでそそくさと脱出しましたが。




そうそう…ついでに大丸に寄ってユーハイムで久々にフランクフルタ―クランツを買いました(笑)

久々…ってか実に30年ぶり位。

懐かしくもあり美味かったですね…特に外側とナッツのトコ。

さて、コレでイムズも見納め…ですか…(泣)

思い出のある建物が無くなるってのは寂しい…。

こうやって1つ1つ…表現が難しいけど思い入れのあるモノや事柄、人、空気、匂い、感覚…なんてものが減っていくんでしょうね。

ただ…そういう時代、そういう瞬間を共に出来たという喜びや想いだけは忘れずに覚えておきたいとは思います。

ではまた。
Posted at 2021/08/26 06:13:50 | コメント(13) | トラックバック(0) | 語り事 | ショッピング
2021年08月25日 イイね!

リアルスペシャリティ。

どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…

正直馴染みは無いんですが…




初代VWシロッコ ’80モデルです♪

いや…実は今回ガレージからカタログ持ってくるに辺り、角目4灯のモデルは初代のマイナーチェンジ版と思ってました…(苦笑)

調べてみてアッチが2代目ってのを初めて知った位でして…(^-^;

かなりキープコンセプトな感じ…ってか元々欧州車はそんな感じか…(汗)。

で…2年位前だったか。

小倉の方で当時ナンバーでシルバーのシロッコ見たんですよ。

物凄くキレイなのが月極駐車場に止まってましてね。

どうやら今回調べて分かったのは、今回アップするモデルより少々古い、77年辺りのモデルのようです…しかもワンオーナーっぽい感じ。

恐らくまだ現役で走ってると思いますね~。

さて…そんなVWシロッコは1974年にデビューしています♪

当時のVWのモデルって風から名称が来ているコトも多いのですが、シロッコもその1台。

「北アフリカの砂漠地帯から地中海地方に吹き込む、粉塵を含んだ熱風の総称」

ってウィキペディアに書いてた(爆)

ベースとなったのは初代ゴルフなんですが、実はそのゴルフより数か月先だってデビューしていたりします。

どうやら、RRだったビートルからFFのゴルフへ主力モデルをバトンタッチするに辺り、先行でシロッコを投入してFFのネガを潰してから投入しようと…。

半ばメーカーの威信を掛ける前の実験的役割も兼ねていたようですね(^^)v

但し、立ち位置はゴルフのスペシャリティ版、ビートルに対するカルマンギアの立ち位置をそのまま引き継ぐモデルでもありまして、決してゴルフの噛ませ犬でも無いという訳です。

当時のキャッチコピーは…



リアルスペシャリティ

そうそう…ゴルフと同じくデザイナーはジウジアーロ。

生産に関してはカルマンになります。

ってコトでまんまカルマンギアの後継と言って間違いないでしょう(笑)

デビュー後は外車らしく、モデルイヤー制の年次改良が行われますが、今回の’80モデルは主にメカニズムが大きく改良されているのが特徴となっています♪

今回のカタログは1980年というコトだけ分かりますが、詳細な発行日は未記載の為、不明となっております。



ってコトでゴルフのスペシャリティ版…確かにワイドローなフォルムですね♪

モデル当初は部分的に金属メッキを施した大型バンパーでしたが、比較的モデル末期の80’モデルになりますと、大型樹脂バンパーでいかにも80年代初頭のフェイスになります(^_-)-☆

どうやらアメリカ向け車両には角目2灯もあったそうですが、ヤナセで正規輸入された国内向けは丸目4灯。

どうも2代目の方が見慣れている自分にとっては角目4灯のアッチのフロントマスクの方がしっくり来ますね…(^-^;

後はこの当時としてはフロントのチンスポ…エアカットフラップが結構な大型かと。



スペシャリティとは言いますが、エンジンギンギンのスポーツスペシャリティという訳では無く、あくまでムード重視のスペシャリティという感じでしょうか。

ハッチバックは大きく開き、トランクスペースも大きいかと♪

それにしましてもハッチ裏がモロに鉄板剥き出しなのが時代を感じます。

今やフルトリムが当たり前ですからねぇ…(^-^;



インパネはスペシャリティという割には質実剛健…ドイツ車らしい固さと言いますか。

遊び心やムードなんてのは正直無いですね…(^-^;

イタリア車なんてこういうトコのデザインがウマイと思いますし、この時代のトヨタだったら40系セリカ、日産だったらハマグリシルビアとか。

ムード的なもんは正直薄いですね…(^-^;

気持ちで油温計と時計があるっていう…。



シートはドイツ車らしくゆったりと大きくガランとしてます。

シフトノブはゴルフ同様、窪みの入ったゴルフボール形状。

そんなVWシロッコ’80モデルに搭載されるエンジンは1機種のみ…



・EJ型…直列4気筒1600㏄SOHC、82馬力、12.2kg-m。

当時の日本車の高回転高出力と逆を行く、フラットトルク型。

今のクルマと似たような感じですね(^^)v

この’80モデルより実は100㏄アップされてますが、更にこの翌年に200㏄アップする上にKジェトロニックになります。

ってコトでこのエンジンは’80モデルしか搭載されておりません。



コレに組み合わされるミッションは5速マニュアルと3速オートマ。

どうやらこの年式からマニュアルは5速になったようですね(^^)v



そして足回りは、フロントがストラットでリアがトレーリングアームの4独となっております。

地味ながらも、この年式からフロントブレーキパッドの面積が大きくなるなど、コンスタントに改良されていってますね♪



装備としましては、日本車のような飛び抜けたアイデア装備なんてのは全く無くてとにかく堅実。

エアコンが標準というのがこの時代ではかなり豪華…

というより金持ちしか買えなかった外車だからこそというのが感じ取れる部分かもしれません。



そしてこの年式からドアミラーは室内調整式に。

と…言っても電動とかじゃなくてミラーの根本の室内側にレバーが生えてるヤツ。

フェスティバもそうでしたね…レバーがやたら固い…(苦笑)

かと言って日本車では法規上まだフェンダーミラーしか許されなかった時代。

輸入車のみに許されていたドアミラーはステータス性が十分に高かったかと♪



ヤナセによって正規輸入されたグレードは’80モデルに関してはGTEのモノグレードのみ。

マニュアル又はオートマという選択肢のみですね。

ボディカラーは写真のように5色。

自分ならココは5速マニュアルのレモンイエローで。



ココで《ヤナセ・メンバーズ・カード》のご案内です(爆)

★全国200ヶ所以上のヤナセサービスネットで、キャッシュレスでサービスが受けられます。

ほうほう…。

★自動車以外の、ヤナセが世界から集めたファッションや家電製品等の一流品を、分割払いで手軽にお求めいただけます。

ファッションや家電あるんだ(爆)

ってか鈴木ひろして誰??


さて…そんなフォルクスワーゲンシロッコの初代モデル。

元々が高い外車なのもあれば、ゴルフ程にマニアライクなモデルでも無いので国内ではほぼ壊滅状態のようで…(^-^;

まぁ…日本国内では正直ソコまで強烈に思い入れのある方も恐らく少数だとは思いますね…。

なんせ当時外車と言えばアメ車ですし、何より青春の思い出の…なんて気軽なクルマでも無く、寧ろ会社社長の奥さんのクルマとかドラ息子に買ってやったクルマとかもうそんなイメージしか自分としては出てこない…(苦笑)

一応新車時の総販売台数は結構売れていますが(ソレこそ50万台とか…)、その大半は本国やその隣国、又はアメリカとかでしょう。

ところで…《ヤナセ・メンバーズ・カード》まだあるんだろうか…。
Posted at 2021/08/25 11:09:03 | コメント(6) | トラックバック(0) | カタログ~輸入車~ | クルマ
2021年08月22日 イイね!

パッとしない盆休み色々。

どうも(^^)v

今回はタイトル通りでして…。

盆休みが終わって1週間経ちましたが、明日も有給休暇を取ってたり、
9月も仕事が週3しか無いという…(汗)

休みボケが抜けません…(爆)

いや~それにしても今年の盆休みは最低でしたね…(苦笑)

イザ休み明けに出社しても言うコト皆同じ…

「社会人最低の盆休み」

ホント…ほぼほぼステイホーム。

2日間家で過ごしっぱなしで1回も家から出ない日もありました…(汗)



そんな中でもネオクラの連休初日だったかにチョロっとローレル出して行ったのは、近所にある「山のおちゃやさん」。

ソフトクリームや抹茶サンデーがとにかく安い&お茶屋さんがやってるだけありまして美味しいのでよく行きます(*'ω'*)



今回は恐らく夏季限定で、練乳掛けの抹茶かき氷がありました♪

コレが中々凝っておりまして、抹茶を閉じ込めた氷で作るかき氷。

お値段もリーズナブル♪



お茶の香りがメッチャイイ♪

ってコトで振り返れば食ってばかりの連休だったような…(苦笑)


で…ネオクラの後はひたすら雨ばっかりの連休。



唯一曇り空の日があったので、この日は豊前おこしかけまで行こうとなりまして。

で…その途中の田川の道の駅に寄りまして。




こんなストロベリーフェイスのS14が放置されておりました…(汗)

大丈夫かなぁ…盗難じゃなけりゃイイんですが…。



その後、行橋にあります味噌ラーメン専門店の「みその屋」さんへ。

ココが美味しいと聞きまして。



お値段がそれなりにするなぁ…なんて最初は思って注文したもんですが…

量が多い…(笑)

普通盛りでこのサイズ…かなりボリュームあります。

大盛りにしなくてよかった…(笑)

その後は豊前おこしかけでいつものようにオッチャンからゴマ油を買い…。

もうココのゴマ油を使い始めたら他の使えなくなります(*'ω'*)

後は田川の道の駅おうとうにも行きましたね…野菜買いに。


しっかし雨がホント酷かった…(汗)




盆休み最終日に大雨がやっと止んだので、様子見にガレージに行きました。

大体毎年梅雨時になりますと、ココのガレージは床が濡れます…(汗)

んでもって湿ります。

けど大体梅雨時の数日間のみでいつもはその後カラッと乾く位なんですよ…(^-^;




いや~今年はヒドイね…(汗)

ブロック基礎の隙間からも雨水が入って床が濡れまくり…(泣)

さすがに今までココまでは無かったぞ…(汗)。

幸い本棚に入れてるカタログや書籍は無事でしたが(湿気で貼りつくトラブルも無し)、床に置いてた段ボールの空箱がダメになってました…(苦笑)

もう湿気取りも間に合わんですし、コレばかりは構造上どうしようもない…(汗)

この後、また数日雨が降り続け本日に至ります。

今日もガレージ行ったんですが、連日の大雨で全然乾きませんね…困ったもんだ。

来週末にまたガレージ行ってシャッター開けて乾燥させてに行く予定です。



そうそう…そういえばお友達のt.yoshiさんのブログで気になったカレーメシの限定版を買ってみました(^^)v

最初はやたら甘めですが、途中からほどほどに辛みが来る(よく考えたらスパイス辛いの苦手だった)九州ではあまり味わったコトの無いカレーでした(^^)v

どうやらお湯を入れ過ぎたのか、多少スープカレー気味になりましたが美味しかったです♪

食ってばっかだな(爆)

ではまた。
Posted at 2021/08/22 19:07:11 | コメント(5) | トラックバック(0) | しがない休日 | 暮らし/家族
2021年08月21日 イイね!

フットワークディーゼル



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…

しっかし、子供の頃は走ってるのを見かけたコトはゼロじゃないものの、馴染みは無いですねぇ…(^-^;

ってコトで…



初代ジェミニディーゼル最終型です♪

ロングライフだけありまして、モデル改廃が多く難しいですね…(^-^;

さて…そんなジェミニは1974年にベレットの後継車としてデビューしています♪

元々がGMのグローバル構想に基づき、世界中の各メーカーで沢山の姉妹車を生み出したウチの日本版がいすゞのジェミニになります。

その後、ネーミングが「ベレットジェミニ」から「ジェミニ」になり、ヘッドライトが丸目から角目の中期型へ…。

さらにフロントノーズが逆スラントからスラント形状になった後期型。

そして1981年に角目ヘッドライトが異形ヘッドライトになった今回の最終型になります。

当時のキャッチコピーは…



フットワークディーゼル

いすゞと言えば元来ディーゼルのノウハウが強いメーカーでもありますので、スポーツモデルのZZシリーズに目が行きがちかもしれませんが、コッチのディーゼルも中々のモノです(^_-)-☆♪

モデル末期ながらも世界初のメカニズム等も盛り込んだ今回の最終型。

カタログは1982年3月のモノで、最終型になって数か月後になります。



まずは4ドアセダンですが、異形ヘッドライトやフロントバンパーがポリカーボネート樹脂になった最終型はより80年代車のテイストが出ています♪

にしてもこのボディカラーのインパクトが…(笑)

童夢-零P-2を彷彿とさせる黄緑です。



元々は70年代前半にデビューしたクルマとなる訳ですが、基本的に先進的なフォルムだったのか、この時点でも当時の同クラスと比較して古臭い感じもしませんね(^^)v

個性的なのは給油口がリアピラーのガーニッシュにあります(^_-)-☆

なのでスッキリして見えますね(^^)v



で…クーペもディーゼルがある。

やはりいすゞはディーゼルのノウハウが強いメーカーなので、ジェミニどころか117クーペにもなんとディーゼルがあったりします(笑)

クーペもセダンもフロントからは特に違いは無いですが…



こうやって見ますと結構スタイリッシュですね♪

ただ、ぱっと見た感じでは70系のカローラクーペと似てますね。



インパネは縦型のエアコンレジスターが特徴的。

そしてメーターベゼル横にある、インパネに穴が開いたスピーカー部なんてのは、恐らく当時でもやや古めな印象があったかもしれません。



シートは平板でパッと見た感じではそんなに特徴的なデザインでもありません。

後席シートクッションは前端が乗降性を考慮して斜めにカットされたます。


そんな初代ジェミニディーゼル最終型に搭載されるエンジンは1機種のみ…。



4FB1…直列4気筒1800㏄OHCディーゼル、61馬力、11.2kg-m。

始動性を向上させる為に世界初のセラミックスグロープラグが採用されています。

ただ…乗ったコトが無いので、コレがどうなのか想像も付きません…(苦笑)

機会があればこんなのも乗ってみたいんですがね…(^-^;



コレに組み合わされるミッションが、セダンのLD系は4速マニュアルのみ。

他は5速マニュアルと3速オートマ。

インパネから斜めに生えた独特なシフトレバーが特徴的ですが、LSは今となっては(いや…今やマニュアルが珍しいか…)そんなに違和感の無い直立したレバーになっていますね。

スポーティタイプと言いましょうか…。



足回りはフロントがダブルウィッシュボーン、リアは3リンクとなります。

ステアリングは切れ味の良いラック&ピニオン。



装備としましては、80年代から色々なクルマに装備し出した集中ウォーニング。



シートベルトの項目で気になったのが、LD系はELRすら付かない固定式。

こんな所は造り分けして欲しくない場所だよなぁ…なんて…(汗)



後は取って付けた感もしますが、スポットランプもあったりして照明類は充実。



中でも一番のトピックはコチラのサンルーフ。

国産初のスライド&チルト式!

今ではチルトだなんて当たり前ですが、なんと日本初はこのジェミニだった訳ですね~。



グレードはこんな感じで…

・LDスペシャルセダン

最廉価なのにナゼか唯一のハーフキャップ付きという…(笑)

カーペットはビニールで、ガラスも部分強化と時代を感じる1台。

・LDセダン

LDスペシャルと違い、カーペットがニードルパンチに…。ガラスが熱吸収に。


・LTセダン
・LTクーペ

ココからクーペも登場。センターコンソールが装備去れたり、シートもヘッドレストが付いたりして、やっと乗用車感が出てきます。



・LJセダン

電動リモコンミラーやモケットシートになったり最上級モデル。

・ミンクスセダン
・ミンクスクーペ

コレは見た感じ恐らく女性仕様。部分カラードバンパーになってたり。

・LSセダン
・LSクーペ

スポーティ仕様で、シートはファブリックになりますが、リアスタビ付のセミハードサスになってたりして走りを重視した感じになってたりします。

しかし複雑な車種構成…(汗)

どうせならLSとLJとミンクスの装備を足したトップグレードがあってイイと思うんですがね…(^-^;

どっちかしか選択出来ないようなのが少々勿体無い…(汗)

さて…そんな初代ジェミニですが、その後もディーゼルは電子制御化や世界初の電子制御ディーゼルターボなんてのも出してきて、メーカーなりにテコ入れをしまくって商品として大事にしてきた感じがします♪

その後、大ヒットした2代目FFジェミニが出てからも併売を継続して1987年に生産終了…。

当時としては珍しく、実に13年にも渡るモデルライフはかなりの長寿かと思います。

で…さすがにそんな長寿モデルも生産終了から35年程も経つとさすがに…(^-^;

とか言いながらそういえば北九州で現役の1台を未だに見てるのを忘れてました…(汗)

恐らくアレはナンバーからしても雰囲気からしてもワンオーナー。

イベントでも見ないので恐らく天然さんでしょう(^_-)-☆

いすゞのクルマってやっぱりマジメな感じがします。
Posted at 2021/08/21 15:59:36 | コメント(12) | トラックバック(0) | カタログ~いすゞ~ | クルマ

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何シテル?   12/31 21:57
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