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惰眠のブログ一覧

2005年02月28日 イイね!

人間ドック初受診

人間ドック初受診都内某所のクリニックに出かけ、今日は朝から初めての人間ドックだ。
会社の決まりで、僕の年齢だとドックを受診しなくちゃいけない。
こちらの持ち出しはないし、出勤扱いにもしてくれるあたり有難いが、このくらいしないと健康を損なう従業員が多すぎてやってられんというのも隠さざる事実な訳だ。

 込み合うとは聞いていたが、予想以上の来客数だ。文字通り千客万来である。それを実にシステマチックに捌いていく。手際のよさは見ていて感心するほどだ。ちょっとばかり、食品工場のラインを連想してしまった。
 個人的に可笑しかったのは、バリウムを飲んでの胃のレントゲン。胃壁に満遍なくバリウムを流すために撮影台の上でゴロンゴロン転げまわるのが、プラモデルのフル・スクラッチでレジンキャストをつかって中空複製を作っているようで笑いがこみ上げてきた。もしくは、天婦羅の衣をつけるためにバットの中を転がされる海老の尻尾のようでもある。どっちにしろ、30過ぎた大人のやる仕草としては滑稽極まりない。

 それはともかく、検査だとか病院だとかはあまり好きじゃない。悪い病気が見つかったら恐いから。なんて。
Posted at 2005/02/28 16:14:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2005年02月27日 イイね!

自信満々プレマシー

自信満々プレマシーメーカーがアンケートを実施した。
「ミニバンに一番求めるものは何ですか?」答えは「シートアレンジ」だった。
メーカーは重ねて質問した。「実際に買って見て一番使わない機能は何ですか」答えは「シートアレンジ」だった。

 こう書くとまるで小噺だが、実話なのだそうだ。今度のプレマシーは、そういう矛盾しまくった市場に向けてマツダが売り出したファミリーカーだ。
 恒例のMRY説明会にはプロジェクト・マネジャーの桑田義正氏、チーフデザイナーの田畑孝司氏らが顔を出した。「開発主査」ではなく「プロジェクト・マネジャー」と言うのが、なんだかいかにも、アクセラと共用のモジュラーを他用途に転用しましたって感じがして面白い。
 そういう肩書きの違いによるものなのか、過去にMRYで公演した「主査」たちがどこかしら破天荒でべらんめい調の雰囲気を漂わせているのに対し、桑田氏が随分と謹厳実直で几帳面な事務長タイプに見えたのもちょっと興味深かった。
 なお、田畑チーフデザイナーはユーノス500の時に小泉巌氏の下働きをし、その後RX-EVOLVEを手がけたそうだ。

 お話はなかなか面白かった。一家のお財布を握る(ことの多い)奥様は意外に好みが保守的だとか、欧州市場と日本市場ではまた嗜好が全然違って、スライドドアは欧州じゃ「商用バンみたい」と敬遠されるそうだ。まあ、一昔前のスライドドアを思い出せばそれもむべなるかな、力いっぱいバシャンと閉じないとダメなアレは、確かに家庭用には向かない。
 スタイルの面でも日本市場じゃあ余り背が高くなく乗用車然としたスタイルが好まれるのに、アチラでは一目見て車内が広そうと思えるように背が高くやや寸詰まりに見えるほうがいいらしい。ルーフレールとサイドガーニッシュを使った視覚トリックで両方の嗜好に合わせたスタイルを演出して見せた話など興味深い。

 でもまあ、プレマシーって言うのは使って使って使い尽くすところに妙味のある車なのであって、眺めて乗って触って走らせることに専らプライオリティを置く車好きには、やはりちょっと訴求力が弱いのだった。尤も、そういう種類の車好きは「絶滅危惧種」とまでは行かないまでもネグリジブル・フューと言っても余り間違いではないのだろう。
そういう意味ではファミリーカーの鑑、王道を行く車だった。
Posted at 2005/02/28 15:25:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2005年02月26日 イイね!

これが「タイマー」ですかそうですか。

これが「タイマー」ですかそうですか。…時々こういう壊れ方するんだよな、このブランドの製品って。

 ただ、一応中身の機能はいまのところ無事。
模型工作用の強力な接着剤で補修してやれば大丈夫かな、と思ってはいるのだけれど、なんとも恨めしい気分になってくるのは仕方ない。
Posted at 2005/02/26 22:46:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2005年02月24日 イイね!

ポイズン・ピルは商法違反?

ポイズン・ピルは商法違反?ニッポン放送を巡るライブドアとフジテレビの争いは、なんだか本当に手練れ(てだれ)のプレイヤーが競うモノポリーのゲームを観戦しているような感じがして実に面白いのだけれども、さすが実社会で起きている事柄だけあっていろいろとお勉強になる。
 フジテレビの看板番組の一つ「トリビアの泉」じゃないけど、明日(どころか多分一生)使わない無駄知識がどんどん蓄積されていくのは、衒学趣味のある僕としては中々の快感だ。

 で、また一つ賢くなってしまった(笑)。
きのうニッポン放送とフジテレビが共同会見で発表した「ポイズン・ピル」、新株予約権の発行が商法に抵触する可能性がある由。昨春の法改正で、事実上の解禁を見たのだとばっかり思っていたのだけれども、判例の蓄積も全然ないのは当然として、まあ要するに運用にあたっての線引きが不透明で、いろいろ解釈の余地が大きそうなのだ。

 そう思って昼のニュースを見ていると、なるほど双方ともに、そういう含みを承知していることがよく判る言い回しをしている。
こういう時に判例の蓄積がないってのは辛いよなぁ。面白がって予想する観客にはもちろん、判断を下さなきゃいけない裁判官にとっても。

 この手のM&Aの大先輩のアメリカなんかは随分と話が簡潔で、相手企業の取締役会と協議せずに(了解を得ずに)経営権に関わるほどの大量の株式を買い付ける場合を「敵対的買収」と定義している。
 だから、今回ライブドアがニッポン放送株を取得した手法は、絵にかいたような文句なしの敵対的買収。で、アメリカの場合だと、こういう挑戦を受けた企業の取締役会は、新株予約権の発行(ポイズン・ピル)など一連の対抗措置を講ずることが認められている。

 翻って日本の場合はどうかと言うと、法改正の時期に書かれたらしい解説をネット上で見つけて読んでみると「そもそも米国ケースのようなM&Aは日本の企業風土に馴染まない」けれども「外資からチャレンジされる可能性はある」ので、新株予約権を単独で発行できるようになったことはポイズン・ピルと同様の効果が期待でき、歓迎したいと記されている。
 しかしまた同時に、経営の防衛を目的とした増資が商法に抵触するとの考えも成り立ち得るとの見解があることも紹介されていて、いやはやまさに今現在、目の前で起きていることを予言したかのような内容になっている。

 HTOなんて言うアメリカ的な手法でニッポン放送株式を押さえた同じ人物が、ポイズン・ピルという同じくアメリカ的な対抗措置を講じられると、今度は慌てたそぶりで「商法違反」を言い出して仮処分申請をしようとするのは…まあ、有利に使えるルールは何でも持ち出すのは当たり前なんだけど…なんだかこう、腹が据わってないような感じを受けてしまう。

 それよりも面白かったのはきのうの外野の動き。日本の放送局を外資が傘下の日本企業をトンネルして支配下に置くことが、現行法規では可能となっている件について自民党の部会が対策を検討しているニュースだったのだが、出席者の「日本の報道や言論が圧力によってゆがめられることがあってはならない」云々の発言。
 あんたらがそれを言うかと大笑いしてしまった。NHKの教育番組が放送される前に「意見を伝え」て、結果番組の内容がゴッソリ変更されることになったり、ニュース番組の内容が気に入らんと言って番組スポンサー企業にCMを取止めるように「お願い」したりするくせに、「圧力で言論が曲げられてはならない」とはまあ、どの口が言うんだろう。下手なコントより余程笑える話である。
Posted at 2005/02/24 12:47:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記
2005年02月23日 イイね!

フジテレビ、ポイズン・ピルを設定

フジテレビ、ポイズン・ピルを設定ついさっき始まった、ニッポン放送とフジテレビの共同記者会見。
ライブドアによるニッポン放送株大量買付けへの新たな対抗策を発表する云々の前振りがあったが、ふたを開けてみればポイズン・ピルの設定という、セオリーどおりの対応であった。

 ライブドアの堀江氏はもちろんのこと、相当事者のフジテレビを含め、どこのメディアでもHTO(敵対的買収)の用語を使わないことをちょっとばかり不思議に思っているのだけれど、今回の対応から見るに、当事者としてはちゃんとHTOを仕掛けられているとの認識は持っていたわけだ。「敵対的(Hostile)」の語感が、聞きつけない人にとっては用語上の定義以上に刺激的に響くことに配慮して言葉遣いを選んでいるのだろうか。

 それにしてもこの騒動は面白い。学生時代に経済学を専攻していた友人がゼミ論文の題材にM&Aを扱って、その頃にあれこれ話した中に出て来た書物的知識が、こうして現実に起きているのを見物できるなんて実に面白い。まさに理論と実践、て感じだ。
 15年前に友人とこういう話をしたときは、専らアメリカで起きたケースを元にするしかなかったのだけれども、身近なところで起きたケースは迫真度が違う。まあ、他人事だからこうやって楽しんでいられるんだけど。

 でもアクションが鈍いよなぁ…。自民党の関係部会に「陳情」したりする暇があったら、敵に35%押さえられたことが判った日のうちにも緊急の取締役会や持ち回りの株主総会でも開催して、とっととポイズン・ピルほかの手順を踏んで置くべきだったんじゃないだろうか。その時点では新株予約権を云々しても、株式の保有比率がニッポン放送を子会社化するには届かなかったということなのだろうか。
 あれこれ考えていると、なんだかモノポリーで真剣に遊んでいるような気分にさえなってくる。さあ、これに対する堀江氏の一手は!?なんて。

 ところでその堀江氏、今週に入るあたりから、しきりにリーマンブラザーズから800億円を融通して貰うにあたっての条件を巡って、まるで時限爆弾を抱えているかのように語られている。
 その辺の分析の当否はわからないが、無邪気な傍観者としてはなんだか、子供の頃に読んだ少年マンガ ―はっきり言うと、北斗の拳― を連想してしまって妙におかしい。
 瞬間的に力を数十倍に引き上げる秘孔を突いて巨大な敵に立ち向かうが、それは同時に命を削る危険な賭けであった!!ホリエの運命は!待て、次号!!
 …なんだか、どっかのテレビ局がワイドショーで使いそうなネタだ。
Posted at 2005/02/23 18:35:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記

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何シテル?   07/24 21:51
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