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惰眠のブログ一覧

2008年10月23日 イイね!

携帯電話までグーグルかよ

携帯電話までグーグルかよ情報を制する者、世界を制す……かどうか知らないが、大昔の中国の偉い人も「敵を知り己を知らば即ち百戦危うからず」などと曰ったらしいから、やっぱり情報(≒知識)は大事なのだろう。というような概念を、インターネット全盛の現代で商品レベルに落とし込んでみましたっていう感じなのがアメリカで発売されたグーグル電話。うむ、こう書くと少しもカッコよさげじゃなくていい。

 日本市場への投入は未定だというが、ニュースで見てちょっと興味があったので公式サイトを開いてみると、いきなりセールス・トークが始まった。幸い英語なので大体のところは何となく分る。グーグルフォンG1の販売事業者はドイツ企業だが、ドイツ語でなくて本当によかった。
 僕は大学時代、一般教養科目である第2外国語のドイツ語8単位を履修し終えるのに、ガッコが想定したカリキュラムの1.5倍の期間、3年かかった暗い思い出がある。まったく、よく留年もせず卒業できたものだ。長い間ベンキョしたにもかかわらず、読み書きしゃべりの技能はこれっぽっちも身につかなかった。学費出してくれたお父さん、ごめんなさい。

 それはそれとして。おしゃべりなホームページで解説されているグーグル電話の機能や使い方を見ていると、こりゃもう携帯「電話」だなんてウソだ。カーク船長やスポック副長が未知の惑星に降りたときに持ち歩く情報端末そのまんまである。情報端末に電話としての機能もついている。そう考えたほうが、多分正しい。

 要するに、グーグル社というインターネット検索最大手にして地球規模の地図までその版図に加えた超巨大データベースに、最も簡便にいつでもどこでもアクセスできるのが(そしてそれを加工したりして利用できるのが)最大の利点なのだろう。アップルのアイフォーンが、喩えて言えば自宅の書棚に好き好きの本を並べるようなものなのに対して、グーグルフォンは図書館……それも国立国会図書館を丸ごと持ち運ぶようなイメージだ。SF映画そのまんまである。

 とまぁ、スゲーなあと感心する一方で、そんな日常の一挙手一投足に至るまでグーグルに情報として収集されてデータベース化されるのと表裏一体である(グーグル・ツールバーでさえスパイウェアまがいに「個人情報」をせっせと収集してグーグル社に送信している)ことを考えると素直に感心できないというか……ほとんどディストピア小説『1984年』のビッグ・ブラザーじゃんねー、などと思ったりもするのだった。このユーザーはなんの情報に興味がある、どこの店を調べていた、なんの写真を見ていた、どんなメールを打った、誰と話をした……それが全部一元的にグーグルの手許に集積される。思想警察とか情報機関なんかだったら泣いて喜びそうだ。

 そんなホラーなことを考えながらふと思い出したのが日本のSF小説家、森岡浩之の出世作『星界の紋章』だ。前にも「SFが時々凄いのは、近未来の事象や風俗をヒョイと言い当ててしまうことがあること」なんて書いたんだけれども、この作品にもそういう部分がある。誰も彼もが「サイフ」を肌身離さず持ち歩く習慣が定着した社会を、森岡は創作しているのだ。

 この場合の「サイフ」は身分証明を始め何から何まで多種多様の機能を「サイフ」が持っているため、その「サイフ」なしには社会生活を送れないというような代物で、新刊で読んだときの感想としては「いささか不自然感の強い風俗設定だな」だったのだが……2008年現在の日本においては「サイフ」ならぬ「ケータイ」がまさに森岡の描写どおりの存在となっている。否、電子マネーを介在させた「おさいふケータイ」すらあるわけだから、ドンピシャ言い当てたと評してもいいだろう。

 あとは、やっぱり『1984年』までもが「ドンピシャ言い当てていた」でないことを願いたいところである。叶わぬ願いっぽい気がするけども。
Posted at 2008/10/25 00:12:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能・文化 | 日記
2008年10月11日 イイね!

今年のラ・フェスタ・ミッレミリア

今年のラ・フェスタ・ミッレミリア職場が変わってシフト勤務になったため曜日と休日がまったくバラバラになっているのだが、ついウッカリ今年はラ・フェスタ・ミッレミリアの出発式に当たる10月11日を「休ませてくれ」と申請し忘れていた。
あー、しまった!と後から気づいて慌ててシフト表を確認すると、いかなる天の配剤によるものか、11日は休みになっていた。

 そんなわけで毎年の恒例行事を今年も見物に行ったのだが、正直言ってちょっと期待はずれだった。こう毎年毎年同じ観覧ポイントで見物してりゃ、エントラントだってそうそうは入れ替わらないから、どうしたってマンネリに陥らざるをえないのだけれども、今年は「なんか目玉がないなー」と言う感じ。

 ここ数年、1年おきにイタリアはミラノのアルファ・ロメオ博物館所蔵のクルマがエントリーして、それが走るのを目の当たりにできると言う、とんでもない贅沢に慣らされてしまっていたからだと言えばそのとおりだが、本国で今年開催された本家のミッレミリア・リランに博物館からエントリーしたのがちょっとすごかっただけに、それらが全然日本に来なかったのが、えらく残念だったのだ。

 それともう一つ、個人的に一番これが大きいのだが、撮影中にカメラが故障しやがった
後々の復旧状態から考えると、故障はカメラ本体ではなく残量データなんかも保持してるバッテリー側で起きていたようなんだけれども、表示上はまだ3分の1くらい電池容量が残ってることになっていたカメラが、突然、開放したシャッターを閉鎖する途中で機能停止した。跳ね上げたミラーはとりあえずホーム・ポジションに戻っていたが、ファインダーを覗いていた目には、まるでミラーが途中で引っかかって停まったような感じ。

 慌ててスペアのバッテリーに差し替えたけれど、結局その場では復旧できなかった。スイッチを入れても電源が投入できなかったのだ。イベントが全部終わって、帰り支度の駐車場で念のためにもう一度バッテリー交換をしてみたら、今度はなんということもなく作動したのが腹立たしい。

 ま、そういう状態だったことを考えれば、先の「目玉出走車なし」も塞翁が馬と言うか、切歯扼腕するほど悔しい思いをせずに済んでよかったね、とも思えてくる。でも、仕事で取材に来てるわけじゃなくて、素人で本当に良かった。取材できているらしい、ゴッツイカメラ機材を抱えた兄さんたちも幾人かいたけれど、まぁそういう人たちの機材には(日ごろのメンテナンスもあって)こんなアホなトラブルは起こらないだろうけど、もし起きちゃったら「不運」では済まない。

 それにしてもレンズ側の故障といい今度のことといい、ニコン製品ホンマに信頼してええのんやろか?と疑心の暗い鬼が僕の心の内に生まれたような気がする。
Posted at 2008/10/24 20:58:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記
2008年10月02日 イイね!

バスから見えた2000GT

バスから見えた2000GT以前……というか、もう随分と前になるのだけれど、バスで出勤する途中、目黒通りに面した小ぶりな住宅兼店舗風の建物の中に、トヨタ2000GTが置かれているのを目にした。路線バスのスピードは決して速いわけではないけれど、ぼーっと窓の外を眺めていた目に、不意打ちのように飛び込んできた映像だから、それが目黒通りのどの辺りだったのか、随分長いこと特定することができずにいた。

 それをようやく突き止めた……というと大げさだが、とりあえず場所を確認することができた。目黒消防署のほぼ筋向いにある、タイヤ屋さんの店先だった。なぜそういうところに?との疑問は当然あるのだけれど、突き止めたときの周辺状況から僕が一つ推測しているのは、そのタイヤ店の経営者の個人的な持ち物なんじゃないのかなー、ということ。

 添付の写真を撮ったとき、店の中には、多分そうであろういでたちの人物がいて、店の正面には、多分その人が運転させてきた(してきた、ではない。させてきた、だ)に違いない英国ブランドの小山のように大きな超高級最新型サルーンが控えていたことから想像たくましくしているのだが。

 そういえば……「そういえば」と表記するのも変だけれど、このすぐ近くにはオーテック・ザガートのステルビオも、隠れ家のような車庫に停められているんだっけ。希少車が多いエリアなのかもしれない。
Posted at 2008/10/24 21:22:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記

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「そろそろ寝ないとなー。あした、絶対仕事が面倒くさいことになるの確定だから。」
何シテル?   09/17 23:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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