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惰眠のブログ一覧

2002年05月22日 イイね!

黄色い500

黄色い500会社の帰り道、にぎやかな排気音を立てる黄色い500に出会った。500とは言ってもユーノスではなく、フィアット。アニメのルパン3世で有名なアレ(写真)だ。軽自動車よりもさらに小さい車が、勇ましくにぎやかな排気音を立てて走るのを見ていると、何だか理由もなく嬉しくなってきた。
エンジンフードがアバルト風に半開きになっていたが、サソリのマークは見当たらない。車体下から覗く、冷却フィンのついた軽合金製っぽいケースを見ると、相当ヤッてるな、もしかしたらアバルトのパーツを組んでいるのかなという感じなのだが、それらしいバッジはどこにも見当たらなかった。或いはそれはオーナーの美意識のなせる技かもしれない。
それにしても、驚いたのは。
話には聞いていたのだが、フィアット500は、遅い!
音から受ける印象から比べると、肩透かしを食らって土俵にべったり這いつくばってしまうくらいに遅い。
よく見ると、加速はかなりいいのだが、そのあとトップスピードが伸びないようなのだ。
でも楽しそう。ちょっと運転させてとお願いしたくなるくらい楽しげだ。大袈裟な音の割にトコトコ走ってくるところが、その楽しげな印象を増幅する。非力だろうが遅かろうが、やっぱり車は乗って楽しい、運転するのが嬉しいってことが大事なんだと思うのだった。
もちろん、それとは違う評価軸があることも知っているし、そういう評価軸も尊重するけども、僕にとってのプライオリティはやはり、楽しい車かどうかの点に置かれる。
Posted at 2002/05/23 15:05:19 | コメント(0) | 海外の車 | 日記
2002年05月19日 イイね!

黄色い蝙蝠

黄色い蝙蝠車に興味のない人でも、こいつが通りかかればきっと振り返るだろうと思うほど、僕らが常識的に考える「クルマ」の居住まいから外れた車、それがランボルギーニじゃないだろうか。
現に、柿の木坂陸橋の交差点を目黒通りから環7内回りに向けて、この黄色い蝙蝠(ムルチェラゴ=写真)が左折した時、交差点の周りにいた歩行者はみな同じように首を回して「お見送り」していた。
この近くにはランボルギーニを扱うミツワ系のショウルームもあるし、自動車雑誌の出版元ネコ・パブリッシングもあるから、走り去ったのは恐らく、このいずれかの関係の車だろう。
かく言う僕も、しばらく追走してしまったのだが。後から見ていても、クルマ離れした居住まいの異様さは大したものだ。それに、大迫力でありながら一種の陶酔感さえ催させる排気音も、やはり異世界のものだろう。
こういうアヤシゲでセクシーで、どことなく背徳的な雰囲気は、肌もあらわなパーティー・ドレスに身を包んだ男女が夜会に乗り付けるような世界でこそ真価を発揮するように思った。いわゆるスポーツカーとは、多分、種類の違う車なんだという気がする。
だから、僕の目の前で黄色い蝙蝠に乗っている人には申し訳ないけど、男性二人が市街地を流すの図は、全然絵になってないように感じたのだった。
Posted at 2002/05/20 15:40:13 | コメント(0) | 海外の車 | 日記
2002年05月19日 イイね!

マツダの強気に納得

マツダの強気に納得あした発売されるアテンザの話だ。
マツダの公式ウェブサイトなどを見ると、BMWの3シリーズに勝るとも劣らぬハンドリングを実現したようなことが書かれているし、昨年の東京モーターショーでは「アウディA4よりも上を行っています」と関係者は胸を張っていた。
そこまで言うなら一度は乗って見ないとイカンよなあ、と思っていたのだが、今日ようやく機会を得て、短時間ではあるが実際に運転してみた。

視点があと20ミリ低かったら、スポーツカーに乗ってるんじゃないかと錯覚するほどの足回り、ハンドリングだ。ことし初めに代車で来たランティスも優れた車だったが、アテンザと比較してしまうと「よしよし、ランティス君も中々頑張ったじゃないか」と慰めてやりたくなるくらい違う。スポーツカー的とは言っても、ハンドルが敏感だったり足が硬くて突き上げたりという、バンカラなところは微塵もない。
英語でThis Is THE Sport Saloon!!と定冠詞Theを付けて叫びたくなるくらいのスポーツっぷりである。アルファロメオよ、爪の垢を煎じて飲め。

「コースは自由にしてください」と言われたけれど、他にもお客さんは来ていたので、ディーラーの既定の試乗コースプラスアルファの範囲で乗ったのだが、交差点をハイスピードで曲がって気持ちいい、シケイン状の屈曲路を駆け抜けて気持ちいい。
ロールで姿勢が変に変わることもなく、こともなげにスルリと駆け抜けてしまうのだ。

ブレーキも感心した。軽い踏力でいきなり制動が立ち上がるのはちょっとやりすぎじゃないかとも思うけれど、そこから先はデリカシーのある操作が可能で、これもまた気持ちがいい。操作系の全てが「爽やか」な感じなのだ。

新開発の2.3リッター直列4気筒エンジンは、足回りほどの印象はなかったし、個人的にはもう少し回した時にグーッとパワーが盛り上がったほうが嬉しいのだが、非常によくできてるな、とは思った。アクティブ・マチックと言う任意の変速が自在なATとの組み合わせで、いつもやっているように低いギアで引っ張り続けると、4000rpmあたりから多少力感が盛り上がる。ただ、6000までが忍耐の限度だろう。あと1000回したところで、音の割にはパワーが頭打ちで引っ張り続ける意味がない。

アクティブ・マチックは、手動変速機至上主義者の僕でも、宗旨換えしても構わないと思わせるほどのものだった。ギアは4段しかないが、なにも5つもなくてもいいじゃない、と本気で思う。何より、トルコンを積んだ車では避けられないと思っていた、アクセルに対して常にワンテンポ以上遅れる感じがないのがいい。

一通り乗ってみて思ったのは、V35スカイラインよりもずっといい、と言うこと。この感じ、何かに似ているなぁと思ったが、初めてユーノス・ロードスターが出たときに乗って感じた、あの楽しさに通じる感覚だった。今、ユーノス500のオーナーではなかったら、恐らく一も二もなく契約書に判子をついていただろう。
Posted at 2002/05/19 19:04:44 | コメント(0) | 日本の車 | 日記
2002年05月17日 イイね!

生まれてはじめて消火器を使う

生まれてはじめて消火器を使う職場の入っているビルの5階から出火したという想定で、午後3時を期して訓練が行なわれた。前回、訓練に参加したのはおそらく15年以上前にさかのぼるだろう。消防法のことを考えると、これは大変にマズい事態なのだが、勤務の関係で訓練があるときに社屋にいないのが常態化していたのだから仕方ない。
で、館内放送の指示に従って粛々と避難すると、屋外はどんより曇り空。ビル管理担当の挨拶の途中、ついに雨が降り始めてしまい、一同慌てて館内に避難しなおすことになってしまった。

しかし、折角の消火器を実際に使えるチャンスをみすみす見逃すのはもったいない。訓練用「水消火器」という、粉末薬剤の代わりに水の詰まった、要は消火器の格好をした水鉄砲を標的の三角コーンに向けて操作してみた。結構な勢いで水が噴出し、カラーコーンが後じさって行く。うーん、童心に帰るなぁ…

ついで「煙ハウス」(写真)と名づけられた、煙の充満したテントにも入ってみる。バニラの香りの白い煙で、テントに入ると本当に先が見えない。テント内は仕切りがしてあって、まっすぐに出口には向かえない仕掛けなのだが、前に延ばした自分の手が辛うじて煙の中に浮かび上がって見える程度の視界しかないので、それこそぶつかる直前まで仕切りに気づかない。遊園地のマジックハウスに入った子供の頃を思い出してしまうが、実際の火事だったらこんな暢気は言ってられない。有効視界30センチ。テレビなんかでも時々こうした映像を流しているが、全方位どちらを向いても真っ白な煙に囲まれて、自分がどっちを向いているかも判らない状態というのは、体験してみないと恐さがわからない。

…などと殊勝なことを書いては見たものの、正直な感想は「あ~、楽しかった!」だったりする。考えてみれば、遊園地のアトラクションで恐竜に襲われたりするのも、言ってみれば災害の疑似体験みたいなものなのだから、楽しいと感じたって仕方ない、と思う。
Posted at 2002/05/17 16:09:42 | コメント(1) | 身の回りの出来事 | 日記
2002年05月05日 イイね!

試乗三昧

試乗三昧5月最初の日曜日のきょう、日本列島は全国的に晴天に恵まれ、各地の観光地では…なーんてどっかのニュースのようなフレーズがぴったり来る素晴らしい天気になった。
連休ともなると時計の針に縛られず、1日が24時間なのかなんなのか全くわからないような出鱈目な過ごし方をしがちなのだが、きょうはちゃんと朝起きて、観光地に足を伸ばしてきた。尤も、ラジオのNHK第一放送をつけると「ラジオ体操第一、用~意!」なんて言っている時間なので、観光客相手の施設はまだどこも開いていなかったのだが。

ともあれ、なんとなしに集まった友人としばらく散歩を楽しんだあと、朝食をしに車で移動したのだが、シトロエンXantia(写真)を初めて運転させてもらった。驚いた。
「ハイドロニューマチックのシトロエン」と言う決まり文句から想像するのとは全く違ったしっかりした乗り心地も驚きだが、何しろ速い。山坂道をちょっと人には言えないような速度で駆け下りているのに、ロールが深すぎたり速すぎたりして不安になるようなことは一切ない。トルコン付きのATであるにも関わらず、アクセルを踏んだ時のレスポンスもすこぶるいい。普段自分がのっている車より全てが上等な感じさえする。シトロエン、侮りがたし。

朝食の後、座間まで出て日産の無料試乗コースで色々試す。自分で運転したのはスズキ製日産車のモコ。別にこのクルマに興味があったわけではなく、いまどきの軽自動車というのがどんなものか運転してみたいと思っていただけのこと。で、こちらも驚いた。普通に乗る限りでは、前回試乗した新型マーチと比べてもそれほど遜色はないように感じられる。昔550cc時代のアルトを運転した時は、ブリキの箱に動力装置だけくっつけたような乗り物だ、これじゃあ命が幾つあっても足りないぞと思ったが、今の軽自動車は全然別ものだった。この他、カングーやシーマ、エルグランドに便乗したが、ここでもやはり「フランス車、侮りがたし」だった。確かに日産高級車軍団はとっても静かだったり豪華客船のような乗り心地だったり、猛牛のように加速したりするのだが、カングーの「素の車っぽさ」みたいな風合いと比べると、なんだかドーピングでもしたような不健全さを感じてしまう。初代ロードスターが凄く楽しかったのは、そう言うクルマの素の部分を感じさせてくれたからじゃないかなあ、などとも思う。

さて、友人たちと別れたあとは調子にのって行きつけのマツダディーラーに顔を出す。もちろん目当てはアテンザ。20日正式発表とは言え、現車は入っているに違いないと目星をつけていたところ案の定、黄色いシートを被った車がショウルームに鎮座していた。カバーの下から現れたのは紺のセダン。ナンバーがまだついていないため乗り回すことはできなかったが、開けて触って乗っていじってみた。
うーむ。クロノス(カペラ)の後継車と言うよりは、カジュアルに降りてきたユーノス800って感じかなあ?
あれ?この辺の造型はボルボのクロスカントリーと共通のモチーフじゃないかな?プラスチックを高級そうな風合いに見せるのは諦めたんだな~、などなど東京モーターショーやオートサロンでは分からなかった点を逐一観察してきた。
悪くない。本格的に今の車がダメになったら、選択肢の有力な一つとしては間違いなく挙がる。が、9年前ユーノス500を雑誌の写真で見て、一目で「これ、買う!」となってしまったようには行かないのだった。
Posted at 2002/05/05 15:04:27 | コメント(1) | 海外の車 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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