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惰眠のブログ一覧

2005年11月29日 イイね!

1日目は違和感、2日目は…

1日目は違和感、2日目は…先週一週間、全くユーノス500に乗らなかった。
その埋め合わせというわけでもないが、今週は基本的に500を使うつもりでいるのだけれども、中9日をあけて月曜日に運転したとき、13年もの長きに渡って乗り続けた相棒に違和感をさえ感じてしまった。罪深い話だ。

 間にインターバルを置いたとしても、その間に別の車に乗り続けるようなことさえしなければ恐らくほとんど意識しなかっただろう違いが、最新の車に乗り続けていたために「違和感」にまで成長してしまっていたのだ。

 流石に500に戻って2日目の今日は、すっかりもとの車の運転感覚に体が馴染んで何も困らないのだけれども、昨日は舵の切れ込みが遅いステアリングを筆頭に、バネの反力が強い(と感じてしまう)クラッチ&アクセルペダル、踏み代が大きくストローク量で効きを制御する傾向のあるブレーキ、尻の位置が高いシート、果ては広い(はずはないのだが)室内空間などなど、すべてが違和感の源になっていた。

 あまつさえ「案外、500じゃなくても1台でやってけるかもなあ」などという邪念が脳裏をよぎったりもした。これは、非常によろしくない傾向だ。
 こういう精神状態のときに何か大きいトラブルが一発起こると、えてして「もう、いいや」という気持ちになりかねない。そうでなくても約1ヵ月後には車検期間満了が控えているのだ。「もう、いいや」になってしまったら、そこであえなくサヨナラしてしまう。いずれ手放すにしても、なし崩しにはしたくない。

 だから、今週500に専念する(予定)なのは、温故知新というか、「別に、これでいいじゃん」と思えるように自分を再洗脳する意味合いも少なからずある。で、2日目の今日の感触としては、再洗脳はまずまず上手くいっている。違和感さえ感じていた室内を「懐かしの我が家」のように思えるようになったのだから。
Posted at 2005/11/29 13:12:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2005年11月25日 イイね!

戦艦「大和」の巨大模型

戦艦「大和」の巨大模型仕事の帰り、六本木ヒルズに行くとテレビ朝日の本社ホールに、巨大な戦艦大和の模型が展示されているのが目に入った。もうじき公開される映画「男たちの大和」のPRだ。
 この夏、尾道まで行こうと思って果たせなかった身にとっては、本家に展示されているものより小ぶりの模型とは言っても、撮影にも使用されたという2トントラックよりも全長のありそうなそれは、十分に見て満足の行くものだ。

 思い返すと、曲がりなりにも僕がプラモデルと付き合うようになった始まりが、戦艦大和の700分の1模型だった。何度目かの再放送をしている「宇宙戦艦ヤマト」に感化されて、しかしどういうわけかバンダイのプラモデルではなく田宮をはじめとする模型4社が共同企画した「ウォーターラインシリーズ」の世界に足を踏み入れてしまったのだ。まあ、子供の工作ゆえまともな出来栄えではなかったけれども。

 映画の相乗効果を当て込んでいるのか、ことしは大スケールの大和の模型が色んな模型メーカーから発売されているようだけれども、今となっては流石にそれを買おうとは思わない。置き場所や製作の手間のこともあるが、欲求が湧かないのだ。

 思うことがある。
戦争を巨視的に叙事詩で綴れば、そこにはヒロイズムやカタルシスがある。けれども歴史は、事実は、どれほどドラマティックであったとしても、それ自体は決してドラマではない。作り事ではない。

 シブヤン海に没した戦艦武蔵から生還した渡辺清が経験した、同僚や友人の死は、子供だった僕が「宇宙戦艦ヤマト」に見たような甘美で美しいものではなかった。ただただむごたらしく、おぞましく、見苦しく、吐き気を催させるものだった。
 戦艦大和は3300人もの要員とともに没した。そこに存在した死もまた、渡辺清が経験したそれと同じはずである。そのことを、悲劇という名の美談にしてはいけないのではないか。

 死者を悼むことと、その死を甘美な物語に置き換えることを、同一の地平で語ってはならないのではないか。
 その歴史的事実を悲劇と言うのならば、悲劇の舞台を築き上げ、その悲劇がついに演じられるに至った過誤をこそ見つめなければならないのではないか。

 吉田満の『戦艦大和ノ最期』にある悲痛な一節。「(前略)敗レテ目覚メル、ソレ以外ニドウシテ日本ガ救ワレルカ。今目覚メズシテイツ救ワレルカ。俺タチハソノ先導ニナルノダ。日本ノ新生ニサキガケテ散ル、マサニ本望ジャナイカ」。
 弱冠21歳の青年が、強いられた死を受け入れなんとして口にした言葉だ。その胸中や如何。その口惜しさや如何。この言葉に僕が涙するとしたらそれは悲涙ではなく、血涙の類である。

 僕は軍事関係の事象にはかなり興味があるし、兵器や軍用品の持つ独特の機能美には強く惹かれる。けれども、その機能が正しく発揮されたときに起こる事柄を思うと、無邪気に楽しむことができないのも、また事実だ。
Posted at 2005/11/28 17:02:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | 芸能・文化 | 日記
2005年11月23日 イイね!

まだ紅葉は…

まだ紅葉は…勤労感謝の日。
ユーノス500の日ごろの勤労に感謝して、今日はもう一台の車を働かせて、丹沢方面に紅葉の具合を眺めに出かけた。
まあ、日ごろの勤労にと言いつつも、今週はちょっと日中駐車場に屋根なしのクルマを置いていられない事情があったので専らそちらばかりを使って、500のほうは丸きりお休みだったのだけど。

 出かけた時間が遅かったこともあり、道路の混雑を予想して、知名度の高いスポットは避けた。向かった先は玄倉。6年前の夏、子供4人を含む13人が亡くなった水難事故のあったところ。丁度その時に一度だけ入った温泉が近くにあるので、気が向けば一風呂浴びてこようかとの目論見もあった。

 もう11月も終りだというのに、山の木々はまだ紅葉しきっていない。橋の上から釣り糸を垂れる10人余りの人々となど、見渡しても50人程度の人たちが長閑な時間を過ごしているだけだ。本当に何もない。6年前の悲劇をうかがわせるものもない(探せば慰霊塔とか鎮魂碑くらいはあったのかもしれないが…)。食事をするところさえもないのには辟易したが、なーんにもない時間が心地いい。

 一応は曲がりくねった道があるところなので、そういう期待もあって出掛けた訳だけれども、長閑で静かな環境に中(あ)てられたか、なんだかそういう走り方をする気になれなくなってしまった。
ぜんぜんやらなかったとまでは言わないけれど。

 しばらく静穏な時間を味わっているうちに温泉まで足を伸ばすのが面倒になって帰途についた。しかし国道の混むまいことか。まだ日のあるうちに丹沢を後にしたはずなのに、東名に乗る頃には真っ暗になっていた。でもって、東名がまた厚木を先頭に部分渋滞。家に帰り着いたときにはすっかり夜だった。
Posted at 2005/11/28 13:59:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 幌つきの方の赤い車 | 日記
2005年11月20日 イイね!

千葉に半日

千葉に半日すすすさんのお誘いを受けて、ちょっと千葉まで出かけてきた。
このところ布屋根のクルマにはとんとご無沙汰していたので、せっかくの天気のいい週末、軽くて短くて新しいほうを走らせることにした。

 交通情報ラジオをつけると「ロシアのプーチン大統領閣下夫妻来日に伴う交通規制」がアナウンスされている。タイミング悪く警備のために入り口閉鎖をされたらかなわんなぁと思いつつ目黒ランプから首都高に乗ると、プーチン効果なのだろうか、道はガラ空き。東京と千葉はこんなに近かったのかと驚きを感じるほど短い時間で湾岸習志野まで到着した。

 難儀だったのは、そのあと。
集合場所に向かうべく幕張メッセの前を走りぬけようとしたら、なにやら道路を封鎖している。上空には警視庁だか千葉県警だかの大型減りがえらい低空で舞っている。
 ありゃあ、プーチン夫妻が視察にでも来るのか?と思っていたが、あとで聞くと千葉ロッテの優勝祝賀パレードだった由。
おかげで周辺道路はどこもかしこも大渋滞だった。

 再三河岸を変えつつ、結局10時間余り食べてしゃべって笑って過ごした。最後に入ったファミリー・レストランで、斜の席にひとり座った女性がやたらと鋭い視線で、僕らを挟んで反対側のグループを時折にらみつけているので、ひょっとしてサスペンス・ドラマのような修羅場になるかとドキドキしてしまった。
 不謹慎ではあるけれども、その女性の目つきはおおよそ長閑で平和なファミレスには似つかわしくない憎悪と苛立ちを宿していた…ように、僕らの目には映った。
 尤も、結局のところ僕らのよからぬ「期待」はすっかり空振りに終わったのだけれども、僕らの仲間内の誰かにストーキングしてるアブナイねえちゃんじゃないか、とか浮気調査の探偵じゃないか、とか色々と想像たくましく楽しませていただいた。

 日付変更線も迫った時間、名残惜しく別れたが、乗り込む前に幌を降ろした僕を見たゼロナナ兄さんには「こんなに寒いのに空ける!?」と呆れられてしまった。でも、寒いといっても耳だけだし、月がきれいだし(笑)。まあ実際、寒かったわけだけれども、屋根をあけることが病みつきになっている僕は、この程度の寒さなら十分我慢の範囲内なのだった。
Posted at 2005/11/21 13:06:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2005年11月16日 イイね!

もしもーし、もう冬なんですよーっ

もしもーし、もう冬なんですよーっこげたアンプの回路を新品と入れ替えたユーノス500のエアコンが、どうもまだ(また?)ちょっとおかしい。夏場の暑さには問題なく対応していたのだが、この数日の寒さをしのごうとスイッチを入れたところ、電磁クラッチの音とともにコンプレッサーが作動した。

 外気温は10度くらい、操作盤の設定温度は25度。この期に及んでまだ冷やそうって言うのかい!寒い、ちゅうねん!!
 ACスイッチをオフにしてみたが、送風口から出てくるのは涼しい風ばかり。25度の設定を27~8度辺りにあげてみたが、変化がない。コンチクショー、わしゃ寒いちゅうとるんじゃあ!と、ダイヤルを目いっぱい上まで回した。

 ユーノス500のエアコンは、上に目いっぱい回すか下いっぱいまで回すと、それぞれ問答無用で暖房/冷房がフルパワー運転する設定になっている。よかった、手動で操作すれば暖房できる。加減が利かないが。

 まあ多分、温度センサーか何かがイカレてきているのだろう。旧い車だし。冬場は椅子暖房までついてるアッチの車に入り浸ろうかなぁなんて邪まな考えまで首をもたげてくるが、年明けに車検を通すときにでもあわせて修理してもらおうと思う。温度調整を手動でやるくらいの手間、どうということもないし。
Posted at 2005/11/16 12:54:50 | コメント(6) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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