2012年03月12日
大山鳴動して鼠一匹というか、一番心配していた電装系のトラブルは起きていなかった。単純なバッテリー上がりである。ホント、ユーノス500のバッテリーは「ん?弱ってきてるかな?」という程度の予兆から、一気に全ダウンに行っちまうからおっかない。
バッテリー突然死の話自体はこれで一件落着なのだが、もうひとつ別件の問題が持ち上がってしまった。しばらく前からマフラーがブランブラン揺れていて、取り付けステーの固定が緩んで外れちまったかな?などと思っていたのだが、バッテリー交換のついでにちゃんと見てもらうと、タイコをボディーから吊るすステーの片方が、タイコ部分との溶接が剥離してしまっていたのだった。
仕方ねぇなあ、と思いつつ「んじゃあ再溶接ですね」と馴染みの整備担当に言うと「それがですね」と、話の流れが不穏になってくる。「ウチと付き合いのある溶接屋さんだと、スチールはやってるんですけどステンレスの溶接をやってるところがないんですよ。で、多分、再溶接するのはムリなんじゃないかって、どこの溶接屋もいうんですけど……」。
ユーノス500の純正マフラーであれば、材質はスチールなのだけれども、僕はマツダスピード製のステンレスマフラーに換装してしまっている。しかも、もう随分と昔に製造取りやめになった欠品(?)パーツ。純正に戻すか、別の社外品に挿げ替えるか、そういう話になってしまった。
ゲルハートだとか、ユーノス500のオーナズ・クラブが始動した直後に知己を得たFORTHという独立系ショップが、今もって対応品のマフラーを用意できるというのだけれど、どうも踏ん切りがつかない。音量とか音質とか見た目とかが、ちょっと僕の好みとは違うのだ。
諦めきれずネットであれこれ調べてみると、あるじゃあないですか、ステンレスの溶接を請け負っている工場(こうば)が。あちこちに。主だったところは企業間の大口取引を中心にしているようだったけれど、そんななかで隆盛工業という会社が(小さな町工場らしい)目に飛び込んできた。
どのくらい信頼して任せていいものなのかなぁと思いながら、同社が公表している作業実績を見ると、工場(こうば)の規模はともかくとして、仕事の質はシッカリしている模様だ。たとえ仮に巧くいかなかったとしても、そのままあっさり現用のマフラーを諦めるのも癪なので、とりあえず「可能性」にかけてみることにした。電話で問い合わせてみると、引き受けてくれそうな感じ。
そこでクルマを預けているディーラーに連絡を取り、ディーラーと取引がないので(つまり掛売りができない)僕が直接、隆盛工業に作業発注&料金払いする形で対応してもらえることになった。マフラーの脱着はディーラーが対応してくれた。
んで、最終的に車体へのマフラーの再取り付け作業が完了して受領したのは8月に入ってからなのだけれども、仕上がりに関して言うと、さすがは専門業者。ディーラーの担当者も「いやあ、あそこ、いいですわ。取引がないから会社から仕事を投げる形にはできませんけど、今後ステンレスパーツの溶接で困った同僚やお客さんがいたら、紹介しようと思います」と太鼓判を押す。
料金は、当初こっちが予想していたよりも遥かにリーズナブルで、この点でも懇意にしているディーラーのサービス担当は「これだけの質の仕事ができて、この料金っていうのは得がたいですねぇ」などと感心していた。いや、本当に助かりました。
Posted at 2012/03/12 14:06:07 | |
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ユーノス500関係 | 日記
2012年03月12日
7月27日のことだ。
出先の地下駐車場からユーノス500を出庫しようとしたら、一瞬クシュンというようなしょぼくれた音をたてたあと、エンジンスターターがウンともスンとも言わなくなった。突然のバッテリー上がりを経験するのは初めてではないので、その出来事自体は「またか、ヤレヤレ」なのだが、それで済まなかったのは、この地下駐車場、フラップ式だったせいだ。
精算機に書いてある能書きだと、料金支払い後10分だったかで、もう一度フラップがあがってくることになっている。そうしたら、また料金を払わないと出られなくなるわけだ。
幸い、僕のユーノス500は手動変速式。普段、運動不足の体に鞭打って、ウンウンうなりながら人力で車を駐車ブースから押し出す。で、出口から外に出られれば、表の道は坂になっているので、なんとか重力式押し掛けが可能なはずだと皮算用したのだが、皮算用は所詮皮算用。
地下駐車場のスペースは回廊状になっているので、パワーアシストを失って巌のように重くなったステアリングを、文字通り渾身の力でねじり、徐々に出口に近づいてきた……と思いきや、ごくごく僅かに、出口に向かって上りの勾配がついているのだった。普段、ぜんぜん気づかなかったくらいの、ホントに僅かな勾配に過ぎないのだが、車重1.6トンの、自力では動かなくなった車にとっては、もはや絶壁も同然である。
10分ほども格闘していたころ、たまたま通りがかったVWトゥアレグの方が、ジャンプコードをつないでくださるということで感謝に耐えなかったのだが、残念。トゥアレグのバッテリー周りは、どうやら素人メンテナンスを受け付けないような位置に設置されているということで(先方の方は、わざわざディーラーにまで問い合わせて確認してくださった)折角のご厚意に甘えること叶わなかった。かと言って車路を塞ぎっぱなしにもできないので、ついに自力脱出を断念し、駐車場の管理室に連絡を入れることとなった。
すると、緊急用のスターター・バッテリー・パックがあるんで持ってきてくれるというじゃないか。何で最初から管理室に電話しなかったんだと自分の愚かさを呪う。真夏のさなか、風が通らない地下の密封空間である。汗みずくになって肩で息して、心臓バクバク言わせて、人様にまで迷惑かけて、本当に俺って馬鹿。
と思ったのだが。緊急始動キットをつないだものの、何かのリレーがエンジンルーム内でカチカチ、カチカチと音をたてるだけで、肝心のエンジンには一向に火が入らない。
げ。これは、もしかしたらバッテリーが上がっただけではなくて制御系のコンピュータも死んだのかも知れん。などと、大変不吉な(主として財布にとって)予感が脳裏をよぎる。ついにやむなく、ロードサービスを呼ぶことにした。でもJAF会員権は、もう期限が切れてるんだよなー。
と、そこで突然気がついた。加入している任意保険に、たしか不意の故障時のロードサービスも含まれてなかったっけ?!証書まではさすがに持ち合わせていないが、とるものもとりあえず電話で問い合わせると、ようやく救いの手が。確かに、バッテリー上がりなどのトラブル時に、トランスポーター車の手配をしてくれるサービスが付帯していた。保険、入っておくものだなあ。
さらに待つこと30分、ようやく到着したサービスマンが、さっきの駐車場管理の人のように緊急始動パックをつないで見ると……ウソ。一発でエンジンが始動した。なんだよー駐車場管理のバッテリー、電圧が足りてなかったんじゃんよー。あー、心配して損した。
とは言うものの、もしかしたら本当に電装系にも問題があるかもしれないので、念のためにいつものディーラーまで自走して入院。前にも似たような状況で運転したけど、一度エンジンが止まってしまったら再始動できない(かもしれない)制約下で手動変速の車を運転するのは(普段、まずエンストなんかさせないにもかかわらず)結構神経が疲れるのだった。
Posted at 2012/03/12 13:32:16 | |
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2012年03月12日
異動発令が出た。
少し前の上司との面談では、引き続き今の部署でよろしくね、という話だったのに、急転直下である。聞くところによると、行く先は週休1.5日、以上!という勤務体制の部署だという。じょーだんじゃないよ、まったく。
ところで、久しぶりに使ってみたところで気づいたのだが、過去日付に戻っての(未来日付でもだが)記入ができなくなってるのね。夏休みの絵日記を、提出前日にまとめて記入するモノグサな小学生みたいなことをやるのはダメだということか。うーん、不便かも。
Posted at 2012/03/12 13:03:49 | |
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身の回りの出来事 | 日記