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惰眠のブログ一覧

2006年07月29日 イイね!

好事魔多し

好事魔多し禍福は糾(あざな)える縄の如しというか、人間万事塞翁が馬というか、幸福量における熱力学第一法則というか、そういうものを実感した一日だった。

 午前中、ユーノス500を6ヶ月点検に出している空き時間に、さる伝手から頂戴した案内状を持って最近海外のモーターショーで発表された『とある国産車』の『追加バリエーション』の内覧会に行ってきた。

 一応『シークレット』と銘打たれているので仁義として具体的なモデル名は伏せるが(笑)、行って見れば「来て見て触ってマツダのお店」状態で、いじり放題撮り放題の有様。



 それでも一応(『一応』が多いな)、当該車両は窓から一番遠い位置に申し訳程度の衝立を立てて置き、窓越しに覗いただけでは違いの判り辛いクルマの正面を道路側に向けると言った配慮は伺える。

 国内発表の予定日が判明したり、自分で撮影した写真が十数枚手元にあったりするのだけれども、それでも一応『シークレット』である以上、今ここで大っぴらに公表することは控えて部分写真を掲載するに留めるのが人の道であろう。
 「今から予約注文すれば、お彼岸ごろには『既に納車済み』になっているだろう」くらいのスケジュール予測は言ってもいいのかな。

 ……と、そんな按配でいい気分で午前中を過ごし、午後になって点検の終わったユーノス500を引き取った。何が理由なのか自分でもよく分からないが最近燃料の消費が緩やかで、この時点でメーターを見ると燃料計の指針が半分のところで走行距離は210キロ。ここんとこガソリンの値上げもきついし、今の値段のうちに満タンにしてやろう、と思ったのがケチのつきはじめだった。

 土曜日に行くと平日よりもちょっとだけ安くなるセルフ給油のスタンドに行き30リッターは入るはずのつもりでストッパーがかかった後もチビチビ継ぎ足していたら、29リッターに達した辺りで給油口からガソリンが――1リッターあたり140円の液体が――ダバダバと溢れてきた。
 慌てて給油ノズルを引っこ抜いたが、栓をするまでの間に40円分くらいが流れ出た。ガソリンは車体の塗装を変色させたりする。その場でひとまずはふき取ったものの、やはり水ぶっ掛けて洗い流したい。自宅に帰れば、2号車用の駐車スペースに、水道栓があるではないか――そう思ったのが二つ目の、そしてサイアクなケチのきっかけ。

 第3京浜を玉川ICに向けて走ってるさなか、腕時計の金属ベルトが突然はじけて(蝶番のコマのひとつが脱落した)椅子の裏ッ側に落っこちていったことなども、幕間の小エピソードとして今日の日を彩る。

 長い車体(もう一台との比較だが)を狭い路地に突っ込んで車庫に収めるべく幾度か切り替えしている折、チョイと操作を誤った。石積みギリギリまで鼻を寄せた状態からアクセルを開いたところ、車が更に前に出たのである。ギアをリバースに入れたつもりになっていたが、1速のままだった。バンパーにザックリ深い擦過傷。
 あーあ、コリャ来週はもう一度いつものディーラーに行って、バンパー交換かいな。……高価いんだよなあ、あのバンパー。
Posted at 2006/07/29 22:43:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2006年07月27日 イイね!

またかよ……っ!

またかよ……っ! 昨今、世界有数の自動車メーカーであるトヨタの製品でリコールの件数(もちろん台数も)が急増している。
 リコールを届け出ること自体はメーカーがその責任をきちんと果たしていることの証左であるので歓迎すべきことなのだが、こうまで届出が相次ぐと設計から製造にいたるあらゆる段階でQC(クオリティ・コントロール)に失敗しつつあるのではないかとの危惧を抱かせる。

 僕が長らく乗っているユーノス500では、僕が覚えている限り後期型にリコールが一件出ているだけでウチにある初期型は、ことリコール改修に関する限り「セーフ」である。
 しかし残念ながら、このことはユーノス500と言う車が(当時の技術レベルと言う限定条件を付したとしても)機械的に万全で問題のない製品だということを意味しない。否、全く意味しない。

 オーナーの間ではよく知れ渡っていることなのだけれども、ユーノス500は持病とも言うべき固有の、再発性の高い、結構困った『弱点』を幾つも抱えている。
 独自開発したV6エンジンがヘッド部分から潤滑油漏れを起こして点火プラグがオイル・サーディンのようになってしまう、プロジェクター式ヘッド・ライトが発生する熱を十分放散できずにバルブの接点が酸化して点灯不良を起こす、エンジンルームの通風性(=冷却性)が芳しくなく油脂・樹脂類の劣化を早める、電動格納式ドアミラーの格納機構がすぐ故障するなどなど。

 表題で「またかよ……っ!」と書いたのは、このうちのドアミラー作動不良がまたしても起きたことを指している。この前は運転席側がダメになって交換したのだが、今度は助手席側だ。
 格納/展開をするための歯車に耐久性がなく摩滅してしまうらしく、モーターが空転したり一見ちゃんと展開しているように見えてもミラーが固定されておらず、ぷらんぷらんになっていたりする例のお馴染みの症状が、また出たわけである。

 ユニットがブラック・ボックス化されているので分解修理はほぼ出来ず、アッセンブリー交換をするより手がないのだけれども、そうすると結構な支出を強いられる。
 電動を諦めて、もう一台の幌車同様に手動で畳んだり広げたりすれば済むことではあるし、かつてそれを実践していた時期もあるのだが……。

 ま、旧い車に延々乗り続けていれば、こういう出来事は日常茶飯になるのだと受け容れるしかないだろう。
Posted at 2006/07/27 18:29:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2006年07月26日 イイね!

恵比寿の白いストラトス

恵比寿の白いストラトス会社に向かう道すがら、JR恵比寿駅の手前で白いストラトスが路上駐車しているのを見かけた。数年前にはボルボのP1800が頻繁に停まっていた辺りである。

 この場所でこのストラトスを見るのは2度目。ただ前回も今回も、始業時間とのにらめっこで道を急いでいたために、写真を撮る余裕などこれっぽっちもなかったのが残念だ。
 ランチアが製造したストラトスなのか、それともレプリカなのかは判らないけれども、どちらであるにしてもスゴいことに変わりはない。

 実は前回、初めて目撃したときには、すぐ近くに接近するまでストラトスだとは判別できなかった。なんか随分と異様な形をした車が停まっているが、あれは一体なんだろう……という感じだった。

 好きな車のはずなのに判らなかった自分に軽いショックを受けたが、考えてみれば僕が実物で見たストラトスといえば、ギャラリー・アバルト美術館に展示されていたグループ5のレーサーか、添付写真にあるCGデイに持ち込まれた車両くらいのもので、あとは数々の写真で見ただけなのだ。しかしだからと言って、見分けができないようなスタイルではないはずなのだが……。

 この時ふと、以前カーグラフィック誌の巻末あたりに、自動車デザイナー永島譲二氏(現BMW勤務)の書いていた連載コラムを思い出した。
 あるいは永島氏の原稿ではなかったかも知れないが、そのコラムでは日米のデザイン・チームが組んで作業していたとき、日本側が「完成だ」とした実寸大クレイ・モデルを見た米国チームの全員が「面が狂っている。おかしい」と言い出した話が紹介されていた。

 日本側がムッとしながら何度見直してもおかしいところはない。米国チームと険悪なムードになったとき、日本側の誰かが気づいたと言う。「見ている高さの違いが原因じゃないのか?」と。
 そこで試しに踏み台に乗って、背の高いアメリカ人視点からモックアップを見てみると、なるほど面が狂っているように感じられてめでたしめでたし――まあその後、どんな修正作業が待っていたかは書かれていなかったので知る由もないが。

 だから、もしかすると僕が初見でストラトスと判別できなかったのも、案外運転席からの低い視点に原因があったりするのかも知れない。――いや、そんな訳ないな。
Posted at 2006/07/27 00:58:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 海外の車 | 日記
2006年07月23日 イイね!

長梅雨の合間に

長梅雨の合間にことしは梅雨が長い。8月の声が聞こえてくるというのに、未だもって梅雨明け宣言が出ない。それどころかまるで晩夏の台風シーズンのように大雨・土砂災害のニュースばかりが目に付く有様で、こういう天気だとクルマ遊びも億劫だ。

 だからといって家に引きこもっていてはカビが生える。4月アタマ、未明の横浜に集まった面々で、久方ぶりに夜の集いをやった。千葉と東京の境目辺りに集合したのは22時。家を出るときには雨が降っていなかったので、このところ出番が少なくなっていたユーノス500で出発する。
 もう一台との比較で言うと、走る・曲がる・停まるの全てのファクターが緩く鈍いけれども、乗るたびに思うのは500の場合、それらが不思議と不快ではない。むしろ心地よささえ感じる。

 集まったのは計7人。ゆきぞうさんは先日車検を通したばかりと言うカワサキのリッター・バイクで登場。この日ユーノス500でなかったのは、ほかにフィエスタSTのkahan氏とNCロードスターのゼロヨン兄さん、エグザンティアのらっきぃさん。誰かがふと呟いたが、最近では東京近辺の集まりでユーノス500が4台も並ぶのはちょっと珍しい。

 午前中に貰った電動ハードトップ仕様ロードスターのパンフレットと価格表を話ネタに持参したところ、ロードスターに詳しいゼロヨン兄さんでさえも「もう価格表が出来ているの!?」と驚いていた。
 年末くらいの発売だろうと考えていたそうだが、既に値段が(予定価格だけど)決まっているということは、9月にも国内販売が始まりかねないわけで、その素早さに驚いたそうだけれども、これは「いつまでたっても発売されなかったMSアテンザ」の失敗に学んだということなんじゃないかとの見立てで一致した。

 いつもと変わらずクルマの話やクルマじゃない話を散々して、気づけば午前4時。そろそろ解散しようと外に出ると、雨が降り始めていた。こんなことなら、午前中に洗った車を屋根つきの駐車場に入れて置けばよかったと後悔したが後の祭り。ま、得てしてそういうもんである。
Posted at 2006/07/24 12:20:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2006年07月22日 イイね!

電動屋根版のお値段

電動屋根版のお値段日が差していたのは朝のうちだけ、程なく今にも雨が降り出しそうな曇り空になってしまったが、幌つきの2号車を最後に洗ったのはかれこれ3週間ほども前。いくら雨ざらしの駐車場に置いているからといっても、流石にこのままなのも気が引ける。
 そこで、しばらく顔を出していなかった行きつけのディーラーに、洗車をしてもらいに出かけることにした。ちょうど折りよく英国モーター・ショウで電気仕掛けでハード・トップの開くロードスターが公式発表もされた。買い換えるというわけでは全くないが、なにかネタはないかとの期待もあった。

 お世話になっているNさんが、最近発売になった自動車雑誌を見せてくれて「査定しようか(笑)」などと冗談を飛ばすので「今度のは幾らぐらいになりそうなの?」と切り返すと、実はもう価格表が販売店に届いているのだという。ああ……もう、確実に発売するわけね。

 英国ショウでの発表にあわせてリリースされた4つ折のパンフレットと価格表をもらって眺めてみると、RSだとかVSなどの見慣れた名称ばかりでどこにも電動ハード・トップを表す文字がない。おかしいな、と思ってよくよく見ると、この表自体が電動ハードトップ版のものだった。
 つまり樹脂屋根グレードが追加されたのではなくて、どっちの屋根を選んでも同じ商品バリエーションからお気に入りの一台を選べるということ。しかし電動ボディ車にも「ロードスター」グレードがあるのが微笑ましい。発売時には名称変更するかもしれないけど。(ちなみに添付の画像はデジカメで撮影したあと、画像レタッチ・ソフトで歪み補正をかけたもの。スキャンや流用じゃありませんです)

 気になるお値段は、一番安いグレードが税込み店頭渡し価格で240万円、あれもこれも装備された一番豪華なパッケージは同じく302万弱と予定されている。
 従来型の値段表がいま手元にないので比較できないけど、まぁまぁいい線をついた価格設定ではないかと思う。
Posted at 2006/07/22 18:52:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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