• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

惰眠のブログ一覧

2005年06月30日 イイね!

FU-JI-TSU

FU-JI-TSU「世界の車窓から」という長く続いているテレビのミニ番組がある。昔から富士通の一社提供で、電車の窓を流れる景色を背景に、白抜きのテロップで「FUJITSU」とスポンサー名が映し出される。

 確か大学2年の頃、TVK(テレビ神奈川。今は小文字のtvk)が夕方に放送していた「ミュージック・トマト」という内外のミュージック・クリップをひたすら流しつづける番組を見ていたら「世界の車窓から」みたいな映像が流れたので、一瞬UHF局で再放送をしているのかと勘違いした。中島みゆきの「FU-JI-TSU」のビデオ・クリップだった。

 余談ながら、この歌はもともとは中島が工藤静香に提供した楽曲だったそうだけれど、工藤版を知らない(アイドルとか芸能関係にはかなり疎いので…)僕にとっては、やっぱり「中島みゆきの歌」だ。
 尤も、この歌は「不実です~不実です~」というフレーズだけしか覚えていないのだけれども。

 日産ティーダを ―より正確にはその後姿を最初に見たとき、脳裏に中島みゆきの「不実です~」のフレーズがリフレインした。ティーダはサニーやパルサーの後を襲う、実用性重視のハッチバック車であるはずだ。それなのに、どうしてこういう下すぼまりのハッチ形状を平然と採用するのだろう。
 インテリアの上質感だと声高らかに謳うのも結構だけれども、デザイン重視だとか何だとかで、肝心の実用性にしわ寄せが来るようなことを肯定するのは、ユーザーに対して不誠実だと思うのだ。

 日産が901運動を展開していた頃、僕は日産のファンだった。トラッド・サニー、R32のスカイライン、S13のシルビア、C33ローレル、A31セフィーロ、P10プリメーラなどなど、どれも好きな車だった。
 でも、トヨタが提示した衝突安全ボディ「GOA」に対抗できる技術を持っていなかった日産が「ゾーン・コンセプト・ボディ」を言い出したとき、僕はその不誠実さに、とても嫌気がした。消費者をバカにするのも大概にしろと思った。

 あのときほどの失望や不快感を抱いているわけではないし、むしろルノーに救われて以降の日産には「きっといい車を出してくれるんじゃないか」と大いに期待してもいるのだけれども、ティーダのリアハッチを見ちゃうと、哀しい。
 ティーダは売れているようだけれども、やっぱり僕は、不実だと思う。
Posted at 2005/06/30 12:46:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2005年06月29日 イイね!

マッチョなスマート

マッチョなスマートBRABUSというのはドイツの企業だった筈だから、多分原産地では「ブラブス」と読むんだろうなぁと思うけれど、代理店が英語読み(?)を推奨しているのでそれに倣うが、そのブラバスが手を加えたスマートがうりに出されるとの記事を目にした。70台限定で、普通のスマートよりおよそ100万円、ノーマル車4分の3台分高くなっている。

 700ccにちょっと欠ける排気量で、公称75馬力を搾り出すのだとか。素のMCCスマートが車重750Kgだと言うから、感じとしては丁度、往年のアルト・ワークスとかミラ・ターボ、ミニカ・ダンガンなどの64馬力軽自動車みたいなものだろうか。
 それにしても、こんな短いホイールベース、相対的に高い車高のクルマに75馬力とは恐れ入る。面白そうだけれど、なんか凄く疲れそうなクルマだなぁ…と感じるのは、もしかしたら僕がもう若くないことの証左なのかもしれない。ちなみに写真は、むかし近所で撮影したフツーのスマート。
Posted at 2005/06/29 12:10:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 海外の車 | 日記
2005年06月28日 イイね!

生命保険と言う名の金融商品

生命保険と言う名の金融商品19日の日曜日、数年ぶりに再会した大学時代のゼミ仲間(写真は小学校の校門だが…)から連絡があった。転職して、大手外資系の保険会社に勤めている彼の現職は、言ってみれば財産形成のアドバイザーみたいなもの。

 保険会社で財産形成?節税じゃなくて?と思ったのだけれども、話を聞けば今や生命保険は立派な金融商品だった。ごく大雑把に言うと、個人年金の資金運用と生保をワンパッケージにまとめたような商品で、面白いのは「長く生きれば生きるほど実入りが多い」と言う点だ。
 主眼は生命保険ではなくて財産形成にあるから、金融商品としては相当高額な部類に入る。生命保険として使うことができる信託投資、みたいな按配だ。

 サスペンスドラマなんかだと、保険金をかけてさっさと殺したりしちゃうのが常套手段だけれども、こういう金融商品を購入していた場合には命の灯火が今にも消えそうな超高齢の老人が「もう楽にさせてくれ」と言うのをムリムリ延命させたりするような逆説的でとってもブラックな、ドタバタ劇が作れそうだ。というか、筒井康隆あたりだったら小説にしそうな感じ。矢作俊彦…は作風が違うか。
 まあなんと言うのか、自分の命を担保にカネを作るような感じで、商品として面白いは面白いのだけれども、微妙に違和感を覚える。

 別れ際、ふと「こういう金融商品や保険の仕組みって、お金のある人ほどさらに儲かって、そうでない人は損する―までは行かなくても儲からないようにできてるんだねぇ」と正直な感想を漏らすと彼は、自分でもそこのところに矛盾は感じていると、同じように正直に答えてくれた。
Posted at 2005/06/28 12:52:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2005年06月27日 イイね!

増税?えーと、ちょっと待ってくださいよ

増税?えーと、ちょっと待ってくださいよここしばらくのニュースを見ていると、財務省の検討会だかなんだかが、サラリーマン世帯に厳しい税制改正の実施を検討しているとか言う話が伝えられている。
 僕などは、いわゆるモデル家庭とはかけ離れた世帯構成で、もともと基礎控除が少ないのだが、こういうときモデルケースからはみだした部分に対しては得てして一層負担が重かったりする訳で、勘弁してくれよと言わざるを得ない。

 まあ、それはそれとして。筋道だった理屈があって、その手法に妥当性があるのならば、腹は立っても納得はできることなので構わないのだが。
家に帰る道すがら、ラジオで聞いていたニュースには流石に4倍角の太ゴチックかなんかで「はあ!?」と言ってみたくなってしまった。ニュースになっていたのは、増税関連の、自民党政調筋のコメントだ。

 「国政選挙の趨勢を占う都議会選が7月3日にあるこの時期に、いったいどうしてこんな案を示したのか理解出来ない。サラリーマン増税のごときことにはさせない」と言うもの。後段は確かに心強い。是非阻止してくれると嬉しい。のだが、問題は前段だ。
 逆だろ、逆。国政に準ずる意味合いのある重要な選挙だからこそ、今現在我が国の抱える政治課題・政策課題を真正直に提示して「今後の政治は、さ~あ、DOTTI!」と有権者に選択を求めるのが、自由選挙の保証された民主国家のありようってもんだ。
 現下の状況において、自公連立政権が国政の舵取りをするならば、今般財務省が提示したような案を実施することが、最も蓋然性の高い政策として検討される、と言う事実を「選挙に不利」とか言って隠蔽しようとしたら、呆れ果てたセリフだ。

 船頭が多いと船は山に登るが、莫迦が舵を取ると国は滅ぶ。僕は亡国のお先棒を担ぐなど真っ平ご免蒙る。だからこの与党幹部の民主主義の最低原則さえ理解できてないことを伺わせる発言、しっかり覚えておいた上で3日の都議会議員選挙に投票をする。
Posted at 2005/06/28 14:39:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記
2005年06月23日 イイね!

数字の車名の読み方は

数字の車名の読み方は以前フランスに出張した折、ホテルのフロントに預けた部屋の鍵を出して貰おうとして難儀したことがある。確か327号室かなんかに泊まっていたのだが、生憎と僕はフランス語なんて出来ない。そして生憎フロントの青年は日本語はもちろん英語もできなかった。
 米国人なんかと話をしているとこんな場合「ルーム・スリー・ツー・セブン」で通じちゃうのだけれども、そういう表現をしたら彼は更に混乱するばかりだった。
 たまたまその場に居合わせた、フランス語のできる英国人が気を効かせて「この東洋人はサンビャクニジュウナナと言いたいのだ」みたいなことをフロントの青年に伝えてくれたお陰で事なきを得たが、数字の読み方ひとつにもお国柄がある。フランスあたりでは数字が横に並ぶと「何十何」「何百何十何」と言わないと通じないのだった。『コトバって奥が深いのねぇ…』などとしみじみ思ってしまった。

 欧州車には数字がそのまま車名になったモデルがとっても多い。と言うか、ペットネーム(コロナとかブルーバードとか言うやつ)がついているケースのほうが、多分少ない。
 その数字の名前をなんと読むかと言う話なのだけれど、例えば僕の乗ってるユーノス500は「五百」だけれども写真のプジョー407は「ヨンマルナナ」だ。「四百七」とは、まず読まない。でもフランス出張の経験からすると、きっと原産国では「四百七」なのだろう。
 そう言えばアルファの166(イチロクロク)が日本に導入されたときにコーンズのショウルームで流れていた現地のCMでは「チェントセッサンタッセイ」つまり「百六十六」と発音していた。
 それじゃドイツBMWの、例えば325は「ドライフンダルト・フュンフ・ウント・ツヴァンツィヒ」なのかと言うと、多分違うんじゃないかと思う。あれは「3」シリーズの「25」だから。まあなんにせよ、数字名前の読み方ひとつとっても、国によってそれぞれだ。

 星新一の「メロンライスにガムライス」じゃないけれども「アルファロメオチェントセッサンタッセイ」とか「ベーエムヴェードライフュンフウントツヴァンツィヒ」なんて唱えるのも、なにかの呪文みたいでちょっと面白い。
Posted at 2005/06/23 16:01:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記

プロフィール

「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2005/6 >>

   1 2 34
56789 1011
12131415 16 1718
1920 21 22 232425
26 27 28 29 30  

リンク・クリップ

Automotive Design 
カテゴリ:新しい車関連
2003/08/09 00:21:12
 
All The Web 
カテゴリ:便利
2002/12/27 14:03:26
 
Hubble Space Telescope Public Pictures 
カテゴリ:科学・文化・芸術
2002/11/08 15:59:43
 

愛車一覧

マツダ ロードスター マツダ ロードスター
2005年10月、発作的に衝動買いしてしまいました。 いい車だなぁと思ってはいたものの所 ...
マツダ ユーノス500 マツダ ユーノス500
気が付けばデビューはもう19年前。 最新の車とは比べるべくもありません。 ガタガタゴトゴ ...
マツダ アテンザセダン マツダ アテンザセダン
例によって例のごとく、借り物の車での「パートタイム・オーナー」です。レンタルしたのは10 ...
マツダ ランティス マツダ ランティス
俄かオーナー経験は僅か3週間で終わりましたが、とてもいい車です。 代車だったので、コンデ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation