面板はカムロックしたあと緩めたら落ちてたので、光明丹やったけどこういうテーパー+平面の塩梅は確認できない。キッチリはまる3つ爪チャックを装着するときのフランジ面合わせ塩梅を確認すると、カムを回す前には明確にコピー用紙数枚が入る隙間がある。面板はリムがスピンドルフランジ面に被る深さで隙間の真横から見れないので確認が遅れた。ちょっとずつフランジ面を3回に分けて削ったら、テーパーにすこしのっかるように、つまりカムを緩めただけでは落ちなくなった。
面板のフランジ追切削の都度、振れ調整をしたのだけど、内径チャッキングだと、チャックを固く締めていてもプラハンで振れ調節ができる=固定は甘いってことで、外径が大きいものを内径で掴むのはなるべく避けたほうがよさげ。爪のかかる深さも1cm程度しかないから。ともあれ振れ調整作業は慣れてきました。
壊した突っ切りバイトホルダーにボールベアリングを付けて振れ取りバイト?にします。ガーっと回してる状態でそれをチュンチュン当てればフレ取り終わるはず。
こないだの面板表修正削りでクロススライドの稼働範囲を考えずに自動送りで目ぇ離して送りネジをロックさせたあと、バックラッシュが0.08ミリくらいになって、真ちゅうナットを痛めたのは確実なのでバックラッシュ調整すり割りを詰めてみた✕3回やったがほとんど変わらない。バックラッシュの範囲でハンドルを正逆に動かすと、真ちゅうナットをスライド上から留めるボルトのカラー周辺に溜まっているオイルが動いてる=カラー変形が原因とわかった。どうするかなーおそらくカラーが軟鋼で変形、鋳鉄のスライドは長穴になってるなんてことはないと思う。そこ確認して、とにかくカラーを作り直さないといけない。スライドの穴の真円修正が必要な場合はミニフライスで。
バンドソーを水溶性切削液かけながら削ると刃は保つ、と書いたが、こないだ掃除するためにフタを開けて回してみたら、ドライブプーリー外周にはめてあるライニングゴムが、ビード落ちしたタイヤみたいにビローンと伸びながら回ってた。
パーツ売ってるのか確認したが、メーカーに聞かないとわからない。
ライニングゴムを外して清掃、切り子と油がびっちりついてた。プーリーに戻すとぴったりで切削液で軟化して伸びたわけではなさそうで、そのまま使うことに。プーリーをバラシて中を確認してみたんですが、構造はちゃんとしてあって、隙間をWICK(毛が立ったクルマのドアガラスの内側とかにあるアレ)がぐるりと塞いでいて中には切り子は全く入っていなかった。15年くらい使ってて刃は30本とは言わず消費してるけど、交換した部品は刃ガイドベアリングだけ。日本品質ってこれのことか、とうちの機械ほとんど中国製なもんで笑
なんせこのバンドソーは切削液つけながら使うのはアウト。ざんねん
【更新】クロススライド真ちゅうネジのカラーを外して確認するのと切削の段取りを考えつつ…いやまて、主軸側から深く入っている沈みネジは真ちゅうネジを上から留めているボルトを留めてるのでなく、カラーを押さえてるわな、と六角レンチの短辺をモンキーでキツキツに締めてみたらカラーのガタがおおよそなくなり、バックラッシュが0.03になったのでOK、なんだけど沈みネジの六角穴が壊れるようなトルクなのでいつかカラーは作らないとダメだろうね。

ちなみに同型OEM旋盤の各社パーツリスト上ではカラーも沈みネジも存在していません。玉入りオイルカップと同じ。
面板はあとサランラップ2枚くらい削ったらテーパーから外すのに要プラハンになりちょうどよさげ、外周が振れているので気が向いたらそこを削る。
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ツールとガレージ | 日記
Posted at
2021/05/05 12:49:34