右のが4年前に買ったもの、今はレンズ緑色を弱くしたものが6000円くらいで買えます。左のはその一つ前の2-3万する中価格帯の韓国製。レンズ面積はともかく、素通し光量がだいぶんちがいました。それで遮光レンズだけをフリップアップできる仕組みになってましたが、そのぶん重たい。進化しているのですね。
不具合としては、
フラッシュ浴びることがある→だいたい電池切れで交換したらましになる
可視光に反応するので、素通し状態で作業灯で照らして、ってのが難しい
ヘッドギアがしょぼい
ちょっと使っただけで目ぇ疲れるような…反応遅れがあるのかも
てなわけで新調してみようと。違いがなければ意味がないので値段が10倍違うものを選んだというわけで。
素通し状態はさらに明るくなりましたが、わずかな差、緑色の世界度は薄まってますが、自然色ではない。
立てたまま横になめ付け。まあ見えますけどさほど違わない、前のが10個買える差はそこにはない。アークの青色とワークの赤の区別はわかります。
とちゅう蛇行してるので、これから溶接していくラインがくっきり見えてるってことは無いです。なめ付けなのにうろこになってるのはペダルでパルスです。
裏側は電灯を消してちょっと隅肉。右からESABで始め途中で旧面に。見えやすさの差はなかったです。
ヘッドギア装着感は大変良いので、6000円の中華面に6000円の欧州ヘッドギアで幸せ、くらいがいいのかもしれません。ESABは強い作業灯に全く反応しないので、照らしておけば面を上げて確認する頻度は減るとは思います。
【まとめ】
値段の差ほど見えやすさには差はなく、中華面の遮光時以外の不具合を我慢して使うのは選択肢としていまだ有効。ESABにクリアシールドつけたらすごかった。中華とはぜんぜん違いました。
たぶんOptrel2.0は別世界なのでは?ミアータに古いボディ載せた英国人はESABのあと強制送風Optrel2.0を使ってます。だけど3年で壊れるとかいう話もちらほら笑 Speedglasは産業用ヘビーデューティー指向なので見えやすさ方面が突出してることはなさげ。
面とは関係ないけど、わたしの複視問題は眼球を動かす筋のトレーニングをときどきやったら改善したようで、今日の溶接で溶融池に突っ込むミスがなかったのはそれが一番効いて遠近感がつかめていたせいです。
Posted at 2022/10/01 10:56:55 | |
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