
オーディオカスタム担当の大塚です。
今週末は
<D-CRYSTAL COAT>&<Preciousf>イベントです!!
お時間のある方、是非ご来店下さいませ。
さて、今日のご紹介車両はいつもお世話になっていますお得意様の【Z33】。
遠方よりご来店下さいまして、今回も色々と車両のチューニングをさせて頂きます。
<Z33>のスポーツチューニングでは雑誌での取材などもあり有名な当店ですが、こちらのお客様はそんな中でも少し珍しく、もともと<オーディオカスタム>でご来店下さいまして、<オーディオチューン>がメインのお客様。
ただ、当店は<Z33>に関してはスポーツカーの中でも特に、GT部門でデモカーもあり、オリジナル製品や鈴木マネージャーによるチューニングのノウハウも高く、情報も豊富なので<オーディオチューン>がメインでありながらも、車両をトータルでセットアップしていくコトも可能となっており、大好評のオリジナルの足回りや。今回はオリジナルLSDもセットアップします。
そんな中、今回の作業でお客様からのご依頼は
<車内の静穏化計画>。
<エーモン製品の受け売り>と言う訳ではなく、単純にスポーツカーの<Z33>が好きで、しかも<オーディオ>も好きな方の尽きない悩みの一つが車内の音響環境です。
スポーツカーですので、元の造りがエンジン音やマフラーの音など、伝わりやすいようなボディ環境だと言う事は、比較的有名な話ですが、少しでも車内を静かにし、大好きな愛車で大好きな音楽を試聴していただける様にチューニングを行います。
そこで今回静穏計画ついでに行おうと言うのが
<D-CRYSTAL COAT>ボディコーティング
<プラチナ施工>。ボディ表面をサランラップ以上の13~15ミクロンのガラス系のコート剤で覆うことのメリットを考えていただければ、防音効果が高くなるコトも考えられます(ちょっと無理やりですが...)。
イベント前の期間ですので、イベントまでに<D-CRYSTAL COAT>の作業工程を<Z33>の作業順にご紹介していきます。
まずは
☆<DCC>洗車☆
↑お預かりした状態で水洗いで表面の汚れを落とします。
↑そこで登場!!DCC専用の<ハイブリットシャンプー>。ボディ表面の汚れ・余分な油分を一気に落とします。
↑ドア一枚の右半分を
<ハイブリット洗車>しました。左半分はそのままの状態です。
↑シャワーを掛けるとハイブリット洗車前と洗車後の違いがハッキリ分かります。磨きの前にしっかりとボディ表面の汚れを取り除きます。
↑<ハイブリット洗車>中にボディ表面のザラツキがある部分にはDCC専用の
<洗車ネンド>。
こちらは通常の販売商品よりも硬化が少なく非常に柔らかな状態で使用できるDCCブランド商品。
☆ホイル洗浄☆
↑こんなアイテムも使用します。
<DCC専用・鉄粉除去剤>。
↑今回はアルミホイルの表面に使用してみました。シュッシュッと吹き掛けます(左)。しばらくすると鉄粉に反応して紫色に変化してきます(右)。ここでしっかりと洗い流し洗浄します。
☆拭き上げ・ウインドウ磨き☆
↑洗車場からブース内へ。車体をしっかり吹き上げ、エアブローして水分を除きます。エンブレムやゴム部分などマスキングし、ボディの磨きの準備をします。
今回は気になったこのリアガラスのウロコもチェケラしました。
↑なかなか取れない通称
<ウロコ>と呼ばれるガラス面に付く水跡。キレイに出来る材料も揃いました。
↑光を当てると一面に浮かび上がるクレーター状の<ウロコ>(左)。ここに↑↑のガラス専用のコンパウンドを使用し、専用の器具で磨き上げると、とてもキレイな表面に蘇ります(右)。
更にボディもいきましょう!!
☆下地処理・ボディ磨き(粗磨き)☆
↑
これが肝心です!!
DCC専用のコンパウンドです。他社製品との大きな違いの一つであり、一番重要なポイントでもあります。ボディ磨き用のコンパウンドは<ゴールド><プラチナ>施工では、とりあえずこの2種類です。
粗めが<8000番>の<2-2>。
仕上げ用が<12000番>の<2-1>。
この2種類のコンパウンドを、
<3つのポリッシャー>と
<12種類のウール&スポンジバフ>で磨いていきます。
↑2枚の写真。左側は磨く前のボンネット左側。右側は
第一弾磨き(粗磨き)をしたボンネット中央。天井の水銀灯の光の映り込みが全く違うのがわかりますかな??
↑下地処理の第一工程。粗磨きの状態でまずはこの位までボディ表面をキレイに整えて、光沢感・ツヤを出していきます。比較的ボディカラーでは白系・シルバー系はわかりにくいですが、それでもココまで変化がありますよ!!
そして更に
↑今回の<Z33>でももちろんありました。
カーボンパーツによるドレスアップパーツ。外装のカーボンパーツは表面が経年劣化で白っぽく変色してきてしまいます(左)。DCCクオリティーの磨きで表面がキレイに整うのでカーボンパーツの深みが蘇り、ツヤ感がかなり変わってきます(右)。
明日は更にボディをキレイに磨いて仕上げ、<プラチナ施工>のアンダーコートを完了させます。DCCイベントの二日目には作業完了しているように間に合わせたいです。
ちなみに<Z33>は、来週更に車内の防音作業をもっと深く行ってきます。