
オーディオカスタム担当の大塚です。
本日のご紹介はBMW<F20・120i>にお乗りのお客様のご紹介です。
お客様は以前にもBMWでオーディオの施工をさせて頂き当時のカーオーディオ雑誌「SOUND UP」でのSOUND UPコンテストにも参加して頂き、中部地区にてサウンドアップ賞を頂いたことがありました。
ご家族の方が新規にお車をご購入頂いたとの事でご相談頂きまして、今回は
「なるべく純正のオーディオを大きく加工せずにシンプルに音質アップをしたい!」
。。。をコンセプトにユニットセレクトさせて頂きました。
セレクト頂きましたユニットは

ドイツ・オーディオテックフィッシャー社match<PP82-DSP>と、FOCAL<100KRS J-Active>です。
この他ドアの防振を内張りオプションのみ施工させて頂きました。
☆match<PP-82DSP> ・・・ ¥124,740(税込み・8chアンプ内蔵DSP)
☆match<URC-2A> ・・・ ¥7,128(税込み・DSP専用リモコン)
☆HELIX<PP-AC 13a> ・・・ ¥8,640(税込み・純正システムビルトイン専用ケーブル)
☆FOACL<100KRS・J-Active> ・・・ ¥54,000(税込み・パッシブレスセット)

車両はBMW<120i・スタイル>で、車内外にホワイトを基調とした特別装飾がされています。
オーディオヘッドは純正オーディオを使用して完結にオーディオを音質アップ。
前回のBMW<E91>のカスタム作業の時はスピーカーユニット位置をずらしてアウターバッフル加工しましたが今回は見た目はそのままの施工、しかしトゥイーターは埋め込み加工でカッコ良く付けたい!
とのコトで当初はETON<UPGRADE>のトレードインをお話していましたが埋込トゥイーターにした時のデザインを考慮し、興味のあったFOCALスピーカーになりました。
BMWは前モデルの時は内張り側にスピーカーユニットが取り付けられていましたが、今回のモデルからはドア側に取り付けられています。

FOCAL<100KRS>のミッドは10cmサイズでバッフル加工で取り付けが可能です。
MDFでの製作も可能ですが、音響用ボードを使用。響きと剛性、経年劣化の少ない素材を使用しました。
☆オリジナルインナーバッフル作製<Sサイズ> ・・・ ¥12,960(税込み・左右ペア価格)

ユニットもバッチリとマウントできます。内張りとのクリアランスがあまりないのでコレ以上のサイズは厳しいかと思います。

今回はミラー裏の純正ポジションにトゥイーターをマウントしました。新規で購入頂きましたmatch<PP-82DSP>にてトゥイーター・ミッドのマルチウェイ接続に対応していますので、トゥイーター用のケーブルは新規でワイヤリング。ここもハイエンドなケーブルは敢えて使用せずに必要最低限のケーブルで接続。
当店では<ユニットtoユニット>で極力配線の引き回しを行っておりますので通常の量販店ではお断りするようなドアカプラー内の配線通しもしっかり行っております。
カプラー車でもたくさんの実績がありますのでご安心下さい。もちろん先日ご紹介したブログでも記載しましたが、このような閉じたら見えなくなる部分もしっかりと撮影し、不安要素を造らない努力をしております。
外しの作業を他店にお願いしたら実は「途中でつなげていました。。。」となるようなコトはありませんのでご安心下さい。

続いてこちらも先日のブログでご紹介したように内張りオプションの防振施工を致しました。
☆BeachPineオリジナル防振<内張りオプション> ・・・ ¥27,000(税込み・材料費込み、左右ペア)
。。。で、完成した埋め込み加工がコチラ。

<スタイル>グレードのオリジナルホワイトプレートが装備されたドア内装のミラー裏に素敵なトゥイーターが埋め込み加工されました。
純正トゥイーター設置用の純正パネルも、比較的お安く設定されていますが、ワンオフ加工のデザインは車内がオシャレに演出されてしかも派手過ぎないデザインがより一層素敵な空間にします。
もちろん音質へのコダワリもお客様にはありますので、トゥイーターの埋め込みアングルもしっかり音質向上を考慮したデザイン。
今回のDSPではトゥイーター用に設定した増設チャンネルで左右独立のアライメント・EQ・X-OVERが可能なので高域側でのセンター音像の調整は音に大きく影響します。
デザインだけでなくバッチリ調整可能なコトもお忘れなく!!
☆オリジナル<TW埋め込み加工・ミラー裏> ・・・ ¥21,600~(税込み・デザインにより変わります)

肝心な増設したDSP本体は助手席シート下へキッチリ収めましたので全く邪魔にはならないと思います。
お客様のご要望でシート下に固定してしまうとパワーシートによるムーブメントに影響が出て前後幅が小さくなってしまいます。ですのでユニットの固定はシートのフレームと同じようにスライドするようにケーブルにゆとりを取って設置固定しました。
取付はバッチリ完成!!
ユニット取り付けによるサウンドの変化はと言いますと、
「もうぜんぜん違うね!!」
がお客様から頂いた一言でした。、今回はDSPに専用接続可能な専用リモコンも同時にお取り付けさせて頂き、現状のモード設定ではスイッチ操作でDSP回路を通らない純正状態に戻ります。
もちろんフロントスピーカーはFOCALに変わっていますが、それを抜いても定位のしっかりした音像やステージング。BMW純正特有の低域のもっさりしたブーミーな音質も、スパッとスッキリした空間に激変します。
お客様も大変お喜び下さり納車をさせて頂きました。
今回使用した<アンプ内蔵型DSPシステム>は最近では海外ブランドから多数発売されており、専用カプラーでシステムイン出来るものから汎用カプラで、例えばALPINE<BIG X>シリーズを更に細かく調整できるようにしたり、carrozzeria<サイバーナビ>シリーズの5.1chシステムを残しつつフロントマルチウェイ調整を可能にしたり、ユニット単体で調整の幅を大きく変化させるようなユニットが多数ございます。
価格も幅がございますので是非ご相談下さい。
この度も当店にてご成約頂きまして誠にありがとうございました。
次回のご来店、スタッフ一同心よりお待ち致しております。