SUBARU WRX VABオーナー様の車両に【HKS BBi TUNE】パーツの装着・ECUリセッティング作業を行わせて頂きました。
これまでは【吸気系にHKSレーシングサクションKIT】を装着されていましたが、今回は【HKSドライカーボンサクション】の装着を新たに行わせて頂きました。
HKSドライカーボンサクションの装着により吸入効率が向上しターボレスポンスUPや高回転域まで気持ち良く吹け上がるEJ20エンジンになります。

パーツ装着後には【HKS FlashEditor】を使いECUセッティングを行わせて頂きました。SA浜松Specデータでは【SI−DRIVE】モードに対するセッティングを行なっています。
今回のリセッティングでは【Inteligent】【Sports】【Sport Sharp】の3モードを更に実用的な仕様になるようセッティング変更を行わせて頂きました。
SI−DRIVEモードMAPにプログラムされる要求トルク数値は【目標過給圧MAP】とリンクする為、MAP内の要求トルク値と目標過給圧MAPを見直す事でスロットル開度・ターゲットboost圧を制御する事が可能になります。
今回のセッティングでは【Inteligent → LOブースト仕様】【Sports・Sport Sharp → Hiブースト仕様】とした上で、エンジン回転・アクセル開度毎に要求トルク値・ターゲットboost圧をリセッティングしました。
Sports・Sport Sharpは 同じHiブースト仕様で同じピークパワーとなりますが、アクセル開度に対する目標過給圧値をそれぞれ見直す事でSport Sharpもコントロール性を兼ね備えた仕様になるようセットUPしました。
また目標過給圧に対するアクチュエーター制御MAPも実際にロガーで、各回転毎に必要な数値を確認しながらMAP補正して行く事で少しでも制御レベルが高くなるようセットUPしました。
まだまだ奥の深い純正制御システムですがSA浜松Specデータではこうした制御を上手く生かして行けるようセットUPしています。オーナー様この度もありがとうございました。
■HKSドライカーボンサクション
■HKS Flash Editor SA浜松Spec
*事前ご予約承ります。
Posted at 2021/03/29 23:07:50 |
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