どうも(*^^)v
スイマセンね…カタログのネタばかりでして…(苦笑)
未だ71は修理中で戻ってきません…部品が来なくて…(泣)
ってコトでまだまだカタログのアップは続きます。
今回は…
ロゴ前期です♪
コレね…実は全然乗ったコト無くって…(汗)
小学生の時に図書館で借りた、今は亡き特大寺さんの「間違いだらけのクルマ選び」。
あの本って結構それなりにズバッと書かれてますが、その中でも特にこのロゴの記事が印象的でしてね…(汗)
「80km/h以上出すと危ない」
え~80km/h以上なんてどんな車でも出すやん!?
なんて思ったもんです。
で…結局乗る機会が無いまま20年が経ちました…(苦笑)
最近、このコトをふと思い出し、本の記事ってドコまでホントか分からないし、ココはひとつ、元ホンダの人で、操安性を語らせたら、自分なんざ足元にも全く及ばない、その手の話なら信用出来る筋の方に一言伺ってみました(爆)
ロゴってどうなのよ??
するとですね…
あぁ…もうアシがとにかく全然話にならない。
それは中期以降から設定されたTSでもダメ??
TSでもダメ。
まぁ実際には色々話してますが、あぁ…この人がそこまで言う位だからよっぽどだな…(汗)
という結果になりました…(苦笑)
全然話は飛びまして、スタンドのバイト時代にそういえば中期TS5ドアのシルバーに乗って来るオバチャンがいましたね…
香水がドギツクて化粧もスゲェ濃イイ…(爆)
今思うと多分あの人は保険屋のオバちゃん辺りと見た…真相は知らんけど(爆)
さて…そんなロゴは1996年にシティの後継として登場しています(*^^)v
シティはコンパクトカーの中でも異色のコンセプトだったのと、初代シティから一気にフォルムが変わったのもあって、市場では売れずに終わってしまった為、平凡なコンパクトカーになってしまっています。
今回のカタログは96年10月のものです。
まずは3ドアですが、元々がベーシックな市場にある、コンパクトカーだけありまして、物凄い安っぽさってのは無いですね(^_-)-☆
ホンダはボディの面の出し方や垢抜けたセンスに関しては、ライバルに比べ抜きに出ているのが、功を奏しています♪
リア周りなんざ凄いフツーなんですが、ロゴならではのアイディンティティには少々欠けちゃう面も見て取れる感じもしちゃいます…(^_^;)
んで、コチラが5ドア。
ココで注目しやすいポイントは、ドアサッシがブラックアウトされず、ボディ同色になるので、前後サイドウインドウの一体感に欠ける為、安っぽく見えてしまいます…(^_^;)
実はコレが最上級グレードのLなんです…(汗)
3ドアはブラックアウトしてるのに、5ドアになるとしなくなっちゃうんですよ…。
ちなみにコレは同年デビューのEP91スターレットも同様。
K11マーチはバブル設計だけありまして、プレスドアを採用している為、クオリティが全然違います。
リア周りは3ドアと差して違いはありませんね(笑)
インパネは機能的で、ハザードスイッチがリーチに届く範囲で、大きく設定されているのがポイントです(^_-)-☆
ただ、ナビ付きになると、オーディオがインパネ下の奥に追いやられます。
ナビ無しはナビの場所にデッキが設置されるので使いやすいでしょう♪
シートは何と最上級グレードでハイバックシート…リアシートにはヘッドレストすらありません…(汗)
別ページに運転席に座ってる写真がありますが、フロントのハイバックシートはヘッドレスト位置が低く、ネックレストになっちゃってるんです…。
最近のクルマは衝突安全の絡みでヘッドレストが異様な程に大きくなってます…。
やっぱり適度って大切なんです…(^_^;)
ちなみにドアトリムを見て驚いたのが、セミトリム…下は鉄板剥き出し。
ベーシックカーなんでこの割りきりも悪くはないでしょう(^o^)
そんなロゴ前期に搭載されるエンジンは1機種のみ。
D13B…直列4気筒1300ccSOHC、66馬力、11.3kg-m。
ホンダらしい高回転型ではなく、街乗り意識の低回転エンジンってのがマジメな設計です♪
最大トルクが2500回転で出るので、扱いやすいでしょうね~(^_-)-☆
コレに組み合わされるミッションは5速のマニュアル、3速オートマ、ホンダマルチマチック(所謂CVT)
しかしながら、エンジンも街乗り重視で、ミッションも3速オートマはツライトコですが、さして問題という感じでも無く…何がダメだったのか??
ズバリ「足回り」なんだそうでして。
タウンユースを重視し過ぎたのか、足回りは凄まじくフニャフニャでロールが大きくダンパーもヘロヘロ。
高速ではビシッと走らず、イザという時の緊急回避なんてなりゃドコに行っちゃうのか分からない有り様だったようでして…(^_^;)
K11マーチとかダンパーもそれなりに柔らかいんですが、意外とトコトコ走ってくんですけどね…(^_^;)
さて…装備としてはですね…
ライバルにアドバンテージがあるのは、全面にUVカットガラスを採用しています♪
スターレットやカローラⅡなんかは実は運転席と助手席のみだったんですよ…(^_^;)
コレ…エアコンの効きやジリジリと感じる暑さが全然違います!!
後は、専用のマスターキーってのもポイントです♪
それと時代を感じるナビですね~(笑)
当時はナビなんて付いてるクルマ見たらそれだけで凄かったですよね(*^^)v!!
ちなみにボディカラーは全部で8色。
自分は緑がいいです(笑)
グレードは3ドアがLタイプ、Gタイプ、Bタイプ。
5ドアがLタイプとGタイプ。
価格表なんですが…
安い…安過ぎる(笑)
一番安いBタイプで何と73万円!!
最上級グレードでも107万8000円ってんだから当時でも安いです。
コッチは5ドアなんですが、89万8000円から、110万8000円。
但し、落とし穴はパワーウインドウが最上級グレードでも前席しかないのです。
それとオプションカタログですが…
ユーティリティライトなんていうのはチョット珍しいですね♪
フットランプと同様なんですが、取り付け位置が個性的です(*^^)v
それと、リバースポジションにシフトするとワイパーが入る、リアワイパーコントロールなんてのも、今では当たり前のようですが、当時は珍しいです♪
後はミスマッチな感じもしますが、木目調パネルなんてのもあったり…
夜間、2つのLEDランプが点滅して自車をアピールするチョット変わったものもあります(笑)
さて、そんなロゴなんですが、どうやらメーカーの目論見通りには売れず、なんと5年で2回のマイナーチェンジを実施…(汗)
スポーティグレードのTSまで出しましたが、結局ライバルには及ばなかったようですね…(^_^;)
しかし、メーカーにとってエントリーカークラスってのは非常に重要なポジションでして、この手でコケると台当たり利益が少ないだけに開発費がペイ出来ない状況になってしまいます…。
ホンダの開発陣はそりゃもう躍起になったんでしょう…執念の結果かどうかは分かりませんが、2001年に後継車のフィットが誕生して、爆発的ヒットを起こしまして、今に至るのはご存知の通りでしょう(^o^)
そんなロゴは今やホント見なくなりましたね…(汗)
気になるんで一度乗ってはみたいんですが、ココまで見る機会が無いとなりますと、コリャ縁が無いのかもしれませんね…(泣)