どうも(^^)v
スイマセン…しばり連続でカタログをアップしております~。
やっぱ良いわ~たまらんわぁ…。
ってコトで…
GX81クレスタ前期です♪
え~こういう兄弟車ではあるあるな話題の1つ。
GX81でドレが一番好きか??
おおよそ多分以下の6項目に分類される(あくまで独断!)としたら…
・81マークⅡ前期
・81マークⅡ後期(マークⅡはセダンもありますが、今回は纏めときます)
・81チェイサー前期
・81チェイサー後期
・81クレスタ前期
・81クレスタ後期
自分はクレスタの前期が一番好きですね(^^)v!!
さらに順位付けすると…
クレスタ前期>チェイサー前期>チェイサー後期>マークⅡ前期>クレスタ前期>マークⅡ後期
かなと…。
この順列…分かりやすく言いますと…
「グリルが大きく見えた方が好み!」「フォグがフツーの電球!」コレがデカイです…ちなみにフォグがプロジェクターだと違和感感じるのはあくまで80系だけの話。
S13やA31とかは予めデビュー当初からプロジェクターが設計段階で考慮されてるから違和感が無いと思ってます…S13はまだしもA31の角目に違和感感じるのはこの辺りかな。
ヤバスヤバス…興味があるクルマだとついつい前置きが長くなる…(苦笑)
そんなGX81クレスタ前期は1988年に3代目クレスタとしてデビューしています♪
先代の70系もヒットしましたが、この80系は歴代最高のヒットを飛ばします!!
そして先代から引き継いだセダンのみの設定…コレが地味にスゴイ!!
通常、この時代はハードトップのがオシャレでセダンってジジ臭い印象がしたもんです…←マジですよ!セダンよりハードトップのが若者ウケが良かったのです
そんな中でクレスタだけはセダンなのに別!!
チョットワルソな兄ちゃんはとにかくクレスタ!
4ドアセダンなのにドコか他のと違ってハードトップ並に垢抜けてて、何より名前がカッコイイ!!
そしてキャッチコピーは…
私の場合、クレスタでなければならない。
山崎努さんが歴代通してのCMキャラクター…ドコとなく紳士的な雰囲気がクルマから漂ってくるのがクレスタの魅力なんでしょうね♪
更に追い打ちをかけるキャッチがトドメを刺します…
心の貴族って`;:゛;`(;゚;ж;゚; )ブフォォ!!
もうサッパリ意味が分からんです…(苦笑)
「スナック 心の貴族」なんて寂れた温泉街にポツンとありそうな気もします(ぇ
にしてもやっぱりこの「クレスタ」って名前の響きはナゼかずっと大人っぽい感じがして何かときめく物があります…。
1回クレスタも何かしら自分のクルマとしては持ってみたかったんですがね…(^-^;
結局はマークⅡを2台乗る訳で。
そんなトヨタの最高級パーソナルセダンの今回のカタログは1988年9月のものでまさにデビュー当初のものになります。
こうやって見ますと改めて81クレスタ前期が自分にとってツボなのかが再認識出来ます(^_-)-☆
前述の通りフォグランプがプロジェクターじゃないトコに加え、フロントバンパーのウインカーレンズがクリアってトコですね!!
ウインカーレンズってアンバーよりもクリアの方がスッキリと一体化する気がして好みなんですよね♪
そしてリアは横一文字で並ぶテールレンズ…しかもややダークな色調にしてる辺りがモロに好みです♪
前期のGTツインターボはこのボディカラーってのもあるのかな…凄くエレガントな感じですよね♪
加えてツインターボなのに、放熱性丸無視であろうディッシュのホイールがまたたまらんのです(笑)
インパネの質感はGX71に比べて明らかに豪華になりました!
特にスーパールーセントGのインストロアのファブリック表皮!
コレで高級感がグッとアップしますね!!
そういえばドアのインナーハンドルですが、71のコの字形状ですと、車上荒らしが何かしら引っ掛けて開けるコトが多かったらしく、81では引っ掛けにくい1本モノになったって聞きました(^O^)
シートも表皮のステッチ…になるのかな…形状が凄く凝ってますね。
シートクッションの真横まで表皮がキチンと巻かれてまして、この辺りプラスチッキーな現行トヨタ車を上回ってます♪
正直…この30年で室内装備は明らかに増え、また快適になったのは間違いないです。
しかし、見栄えの質感や豪華さは確実にこの時代が最高ですね!
なんでも革張ればエライ訳じゃない。
そう言えばクレスタって71もですが、ナゼか素のスーパールーセントだけ部分本革なんですよね…(汗)
アレ…なんでだろう…??
そういえば内装豪華でトリムの厚みが増したからか、室内は狭いです…(苦笑)
ちなみにシートはスーパールーセント系とGTツインターボで大まかに2種類。
とうとう調整式のアームレストまで装備されました!
だって71のセンターコンソールってどう考えてもアームレストとして使うには低いもんねぇ…(苦笑)
そんなGX81クレスタ前期に搭載されるエンジンは全部でなんと7機種!!
・1G-GZE…直列6気筒2000㏄ツインカムスーパーチャージャー、170馬力、23.0kg-m。
クラウンに搭載されてるのをクレスタにも…ってヤツですね(^^)v
正直スペック上を謳う感じか…
「ブモーッ!!」って音が響くのが最大のトピック。
スーチャー効けば確かにソコソコにトルクがあって前には出るものの、高級感という面では疑問に残る加速音…(^-^;
但し、当時の税制面(2000㏄までで最大のステータスを…)と時代背景を考えると確かにこうせざるを得ないトヨタのエンジニアさん達の葛藤を味わうコトが出来ます。
・1G-GTE…直列6気筒2000㏄ツインカムツインターボ、210馬力、28.0kg-m。
前期最強スペックのツインターボ。
先代比+25馬力…20ソアラでしか思い出す上では経験したコトないですねぇ…(^-^;
後期では500ccアップな上に馬力はなんと75馬力もアップ!!
・1G-GE…直列6気筒2000㏄ツインカム、150馬力、18.6kg-m。
ご存知!?走る管楽器とも言えます1Gツインカムはさりげなく10馬力アップ。
・1G-FE…直列6気筒2000ccハイメカツインカム、135馬力、18.0kg-m。
最量販エンジンとなりますね♪
実用性重視ツインカムを搭載してガソリン搭載車は全車ツインカム化というのも売りですね(^^)v
この辺りローレルやセフィーロはシングルカムですからねぇ…けどアレ名機。
・4S-Fi…直列4気筒1800ccハイメカツインカム、105馬力、15.2kg-m。
エントリーグレード向けの4気筒。
・2L-T…直列4気筒2400㏄シングルカムディーゼルターボ、94馬力、22.0kg-m。
世界初のパイロットインジェクション採用なんだそうです…よぉ分からんけど。
・2L…直列4気筒2400ccシングルカムディーゼル、85馬力、16.8kg-m。
コレらに組み合わされるミッションはスーパールーセントG以外は5速マニュアルが選択可能!
ソレに4速オートマが全グレードで選べますが、1800とディーゼルはフツーのヤツ、2000ハイメカはロックアップが付いて、ツインカムとツインターボとスーチャーはECTが付きます。
足回りはフロントがストラットでリアはダブルウィッシュボーンの4独。
但し、1800とディーゼルはリアが車軸式でもれなく電車トレッドになります。
フロントはキャスターが4°40′から7°20′へ…かなりハイキャスターですね…。
更に上級グレードには71から装備されるTEMSも装備♪
そしてブレーキ周りは4輪ESCも標準だったりオプションだったり。
71のみたいにパワステ油圧を使う複雑なヤツじゃなくて、フツーのアクチュエーターです…コッチのが絶対イイです。
装備に関しては、ステアリングはメモリー付きチルトに加え、71には無かったテレスコも装備♪
更に当時としては高級車の装備だったキーレスもこの通りご用意♪
そして80年代車の定番…やっぱりカッコイイなぁ…デジパネ(笑)
しかしながら、81はアナログとデジパネで仕入れ先が違います。
んでもってデジパネはよくオドメーターのギアが割れてぶっ壊れるらしいです…(汗)
あら♪キレイで低走行ね♪
なんて言って買ってみたら実はメーター不動で超過走行車だった…なんてケースもゼロでは無いかもしれないのでご注意を…。
で…
世界初のクリアランスソナー!
元々FR最終の60カリーナとかでもバックソナーがあった訳ですが、クレスタでは4つの隅にソレを配置した…と。
しかし…何がスゴイってカリーナから数年の間にココまでセンサーを小型化してきたことかな…と。
そして2000年位までこの形状が続いて、ボディ同色のソナーに進化…更にバンパーとフラット化され現在に至ります。
このまま行きますと、バンパー内蔵化されて有無が出来なくなるかもしれませんね(^^)v
そしてこれまた世界初…
サイドウインドウワイパー(爆)
未だに珍装備の1つとして語り継がれるコトになります…。
けどちゃんとウォッシャーノズルもある上に、窓の開閉とも連動して誤操作防止機能もありましてトヨタらしい芸の細かさ…ではあります…マジメに素敵。
現代では当たり前のように撥水機能付ドアガラスになりまして雨天の視界確保が出来るようになりましたね♪
ツインカム24以上には格納式のリアヘッドレスト。
レクサスのISコンバーにもありましたが、正直盲腸的な装備ではあります…(汗)
センターコンソールリッドは前から後ろから攻めれるという。
この時代にそんな冷蔵庫ありましたね…81はともかく、あの冷蔵庫ってそんな良かったんでしょうか…(苦笑)??
個人的にこういうギミックは好きです(笑)
スライドアウトエアコンパネルっていう思想からして凝ってます…コスト掛けてますよねぇ…。
まぁ…よっぽどか引っ込めるタイミングも無いのですが、なんか好きです(爆)
で…グレードはそれなりにありまして~
・スーパールーセントG…スーチャー装備の最高級グレード。加速時ブモーッ。
・スーパールーセントツインカム24…走る管楽器。
・GTツインターボ…シリーズ最強。だけど敢えて控え目なダンディズム。
・スーパールーセント…1番売れたヤツですね。ナゼかコレだけ部分本皮。
マークⅡにもチェイサーにも無いのにクレスタだけ部分本皮。
ただ単に高級車って訳ではなくってこういう作り分けイイですよね♪
・スーパーデラックス…2000㏄の最下級。けどコレ自体結構レアですよね…。
その前にこの色ってだけで貴重。
・スーパーカスタム…ディーゼルターボとフツーのディーゼルと1800㏄。
近所の空手道場がコレ乗ってたんですよ…ディーゼルのまさにこの色。
バンパーは黒煙で煤けてて…懐かしいなぁ…。
ちなみにこの空手道場のオッサンが空手バカ一代に審判役で出てます(爆)
ソレにディーラーオプションで気になったのはオートワイパーですかね(^^)v
パッと見で大きいセンサーは個人的に好みでは無いですね…(^-^;
この30年でこういう各センサー類は小型化され非常にスッキリとしました。
ソレは前述のクリアランスソナーとかこのオートワイパーのセンサー部とか。
デザインの自由度はある意味増えたのにこの頃に較べるとカッコ悪いかなって…(泣)
衝突安全の設計案件とか当然あるんでしょうけどね…この時代のデザインで現代の機能及び快適性を織り交ぜた折衷案的な1台が出るとイイんですがね…(泣)
月並みな答えかもしれませんが、この辺りやっぱりゴルフⅦってソツなく不満が出にくいようには出来てますね…最近のクルマとして。
ソレと若干のパイク感は否めませんが、フィアットのチンク、そしてアルピーヌA110。
さて…そんな81クレスタは歴代最高の販売台数で次期モデルの90系へバトンタッチします。
思えばココこそ全盛期…その後のクレスタの終息っぷりを誰がこの時予測したであろうか…(汗)
ちなみに自分ならスーパールーセントGのパールフレイバートーニングが理想です(^O^)
それにしましてもやっぱり81クレスタで特に前期ってのはたまらんですね♪