どうも(^^)v
今回からは先日リクエスト頂いたカタログのアップになります。
あんまり入庫が無かったなぁ…(^-^;
P12プリメーラワゴン前期です♪
コレが出た時はまだ免許取る前だったので、CMで知りましたね…確か。
「ITドライビング」なんて言って、運転中にナビ周りのボタンをピコピコやってるCM。
そんなに運転中にピコピコやって一体何がどう変わるのか??
21世紀のクルマとはそういうものなのか??
我々はその真相を探るべく、ジャングルの奥地へと潜入…しようとも思いませんでしたが、とにかくこのCMだけじゃよく分かりませんでしたね…(^-^;
さて…そんなP12プリメーラは2001年に3代目としてデビューしています♪
先代のキープコンセプトで保守的過ぎたデザインとは打って変わって一気に近未来的なメリハリのあるデザイン…そして3ナンバーボディで拡大化されてます。
ボディタイプはセダンモデルは従来通りで、2代目で途中追加されたワゴンモデルは今回はモデルチェンジ当初からラインナップされてますね。
今回のカタログはデビュー直後の2001年2月のモノになります。
とにかく今までの直線基調のオーソドックスなモノと全然違って一気にパキッとしたラインが印象的に…。
良く言えば近未来的になって個性的に♪
ただ…アクが強くて一般的に販売台数に繋がりにくくはありましたね…(^-^;
ソレにバンパー中央が尖って長い為、車両感覚がやや掴み辛いトコがありましたね…(^-^;
デザイン的にはセダンよりワゴンの方がリアスタイルは自然な形です(^O^)
インパネはラウンドがかなり強いモノでして、コレに加えてセンターメーターな上、モニターがインパネ上部に来るスタイル。
20年近く前のクルマにはとても見えなくて、最近の現行車がやっと追いつく位に先進的でしたね(^^)v
正直今のプリウスも構成的にはこんな感じです。
そしてコチラが件のITドライビングのヤツ。
またの名を7インチワイド液晶モニターという。
こうやってよく見ると…このCMの指使いは…
ただの忙しないヤツだった…と(爆)
FM聞こうか…いやテレビか…けど交通情報…あ!地図を見れば!!
実に忙しない。
ちなみに液晶モニター無しだったら蛍光管ディスプレイになるんですが、コッチの方は採用車が少なくて逆に斬新でしたね(^^)v
個性の強いインパネの割にシートは意外や色使いとイイ結構フツーな感じです。
こうやって見ると前席と後席じゃまるで異空間です。
そんなP12プリメーラ前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
・QR25DE…直列4気筒2500㏄DOHC、170馬力、25.0kg-m。
・QR20DE…直列4気筒2000㏄DOHC、150馬力、20.4kg-m。
初期モノのQRってコレがこの時代のクルマあるあるでスロチャンが汚れてエンスト起こしやすいんですよね…(^-^;
自分が乗ったコトあるのは後期のQGのセダンじゃなかったかな…ラジエター交換してクーリングファンのカプラー差し忘れてですね…(苦笑)
コレらに組み合わされるミッションは…
・2.5リッターがハイパーCVT-M6
・2リッターの2駆がハイパーCVT
・2リッターの4駆が4速オートマ
ハイパーに壊れるCVT…ジャダーが出たりチェーンが切れたりと…(泣)
結局オーソドックスなオートマが一番丈夫でしっかりしています♪
足回りはフロントがマルチリンク。リアはP11同様マルチリンクビーム。4駆はストラットと造り分けています♪
初代のキビキビ感は2代目でやや重い感じになり、このP12で更に…って感じです。
モデルチェンジ事に大型化と比例した乗り味になっていきましたね。
装備としましては、ランバーサポートがシュクラ製…確かドイツだったかな。
そしてワゴンならではでラゲッジアンダーボックスが装備され、フロアボードは中折れヒンジ式で収納しやすくなっています(^O^)
後は車間自動制御システム…今で言うトコのレーダークルーズですね(^^)v
コレも当時としては結構先進的でいて、しかも高額オプションだったので結構な額だったと思います。
ちなみに装着車はフロントグリルが専用のモノになります…今のクルマでしたら、装備されていてもエンブレム裏のレーダー(ってかエンブレムが見た目で分からない特殊な加工になった)で感知出来るのですが、この時代の物はソコまでの技術が無くて、どのクルマも装着車は一目で分かりましたね(^^)v
グレードはこんな感じで…
・W25X…最上級2.5リッター。シート生地が専用、ステアやシフトが唯一の本革。
・W20L…上級2リッター。上記除きほぼW25Xと装備が同じ。
・W20L4…上記4駆版。
・W20C…エントリーグレード。唯一の蛍光管ディスプレイ。
・W20C4…上記4駆版。
ボディカラーは全部で7色。
う~ん…自分ならぶっちゃけココからもう数か月待って20Vの6速マニュアル買います(爆)
SR20だし、6速だしでトラブルリスクが下がるので…(^-^;
この中でしたらW25Xのダイヤモンドシルバーですね。
どうもプリメーラは面のメリハリがハッキリしているので淡色のメタリックの方が面のキレイさやボディラインがハッキリと出て来ると思うのです。
ダーク系だとぼやける感じがします。
ちなみにコチラがオプションカタログ。
純正でこんなアイラインがあったり…。
リバースランプをクリスタルブルーに出来るのは新鮮ですね(^^)v
当時は樹脂レンズの変色を目立ちにくくする為なのか、このように着色されたレンズが設定されてたりしましたね。
で…斬新なのはこのスウェード調パネル!!
ヘタなウッドパネル入れるよりも自分ならコレ入れたいです♪
こんな感じでウッドパネルもあるにはあるんですが、どうもワザとらしい感じが…。
でしたらもういっそのことココはスウェードにしたい(笑)
そしてこの2つのイルミネーションは色合いが実に対称的。
コレを一気に2つ付けたらアンバランス感が凄そう(笑)
後はこんなプロテクトシールなるものもあったんですね…見たコトないです…(汗)
さて…そんなP12プリメーラは前述の通り間もなくして20Vという、見た目はフツーのプリメーラと大差無いのに、可変バルタイ付きのSRで6速マニュアルというトンデモナイ感じで日産らしい1台が追加されたりします(^O^)
しかしながらこの20Vも後期で終了…
そして当のプリメーラも2005年に国内では終了してしまいました…(*_*;
ある意味日産らしい面白いグレードもあったりするクルマでしたが、当時はまだ先進的過ぎたクルマだと思います。
日産は先手打って先進的に攻めては来るのですが、ソコからの発展がヘタクソ。
んでもって育つ前に諦めちゃって、結局その数年後にトヨタ辺りにお株奪われちゃう…コレがいつまで経っても変わらない…(泣)
挙句の果てに旗振りがレバノンに飛ぶわ、後継の経営者ボロボロだわ…(汗)
しかしながら400Rでチョット昔の日産が戻って…きた…かな…油断ならんですが。
ミソッカス言おうがやっぱりこのメーカーの未来はいつも気になってしまいます…