どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…もうねタイトル通りの1台なんですよ。
コチラは県外のとあるみん友さんの愛車紹介にアップされていたクルマ…もう10年以上前に1度きりですが、お会いした方ですね…
ってコトで…
エスティマルシーダ前期デビュー時です♪
我が家には中期があったので、ルシーダはやっぱり思い入れが深い1台ではあります♪
我が家が中期を購入したのは、中古車で3年オチの1998年。
このルシーダを購入する際に、6年式にするのかか7年式するのかと言う話を親としたことがあります。
当時はソレこそインターネットはまだまだ普及し始めた時期で、丁度我が家にパソコンが導入されるチョット前の時期…。
ネットは今と違って回線も遅く…しかも比較的安かったKDDIのDIONの契約でも月20時間で2980円なんていう時代でした…懐かしい…(苦笑)
そういえば「天才たまごネット」なんてあったのを思い出しました(爆)
まぁ…どっちにしろ現在と比較しても情報がとにかく少なく、そんな中で手持ちでルシーダの装備云々を調べる手段と言えば当時から集めていたカタログ…だった訳です。
ただ…当時手持ちのカタログは6年式の前期でも一部改良後だけ…(汗)
中期の内容はイマイチ分からないけど、年式がチョットでも新しい方がいいから中期にしよう!
と…なってやってきた中期は前期と比べ明らかなコストダウンにより装備がかなり削られておりました…(泣)
時は流れ…20代後半位だったか…ひょんなことから今回アップする前期でもホントの初期モノの今回のカタログを入手した訳ですが、内容を見て前期の一部改良後よりも更に豪華な内容に驚く結果となります…内容は後述(苦笑)
さて…そんなエスティマルシーダはエスティマの5ナンバーサイズ版として1992年にデビューしています♪
また、兄弟車としてエミーナも設定…コチラはグリル内蔵のフォグランプなどで若干意匠が凝っていたからか、価格設定が1万円高いです。
ちなみに何気に冒頭のCMは、ともさかりえのデビュー作(^^)v
当時のキャッチコピーなのか?ミッドシップワゴンなんて書かれてますね。
まだこの当時はミニバンという呼ばれ方はされておらず、メーカーもようやくワゴンというジャンルに入れてきたのかな?って感じですね…親エスティマは新世代マルチサルーンなんて呼ばれてた位ですから…(^-^;
今回のカタログはデビュー時のカタログでも1993年2月のモノとなります。
さて…そんなエスティマルシーダ、個人的に見た目は後期が一番好みだったりします…(^-^;
前期の場合はクリアレンズのグリルになったエミーナの方が高級感があって好み…ルシーダのグリルはシンプルなもんです。
前後バンパーとドアパネルは写真のG系ですと無塗装のように実はカラードだったりします。
リア周りは赤一色のガーニッシュになった前期が好きですね♪
後はこの黄色が意外と良くてですね…近所にこの色のエミーナがいましたが、鮮やかなレモンイエローでございます(^O^)
但し、コレは前期でもホントの初期モノのみなので結構レアだったりします。
インパネは近未来感溢れるデザインな反面、収納という面で乏しいのと、カップホルダーを引き出すと、オーディオが一切操作出来なくなるのがネガなポイント。
前席の足元がライバルのセレナやラルゴに較べると広々としているのがイイ所ですね…我が家ではW30ラルゴのハイウェイスターも購入候補に上がったものの、足元の狭さで辞めました…(汗)
そう言えばこの4本スポークのステアも独特で前期でもホントの初期モノだけ。
途中から3本スポークになります…コッチのがいいなぁ…(^-^;
シートはG系だと7人乗りのキャプテンシート。
コレも前期は豪華で運転席アームレストはレバーでの角度調整(中期はラチェット式)、3列シートにもアームレストが付くんですよ…(汗)
ウチの中期は購入後に3列目にアームレストが無かったのでガッカリしましたね…(泣)
他のグレードは8人乗り。
XとFは回転対座が付きます。
そんなエスティマルシーダ前期デビュー時に搭載されるエンジンは2機種…
2TZ-FE…直列4気筒2400㏄ハイメカツインカム、135馬力、21.0kg-m。
親エスティマと全く同じエンジン、そして重量は言う程変わらないのでアンダーパワー感は否めないかと…(^-^;
そして燃費もイイとは言えず…ですね…(汗)
3C-TE…直列4気筒2200㏄シングルカムディーゼルターボ、100馬力、22.0kg-m。
コチラもやはりパワー不足は否めない…(泣)
そして高速走行では運転席下のエンジンの騒音が大きく会話がとにかくし辛い上に熱量も大きく座席も熱くなりやすかったですね…(汗)
この辺りは従来のキャブオーバー式のワンボックスと大差ありません…。
後はガソリン&ディーゼルどっちもエクイップメントシャフトは初代エスティマシリーズの弱点で、10万kmでシャフトのゴムダンパーが千切れるのは定番トラブル。
コレ…部品出なくなったらどうするんでしょうかね…(泣)
コレらに組み合わされるミッションは2400のG系とSを除き5速マニュアル!!
いや…コレスゴイんですよ…初期モノだけG系でも5速が選べるんです!!
ただ…見たコトが無い…(汗)
ナゼなら前期の一部改良でX以下にしか設定が無くなったからなのです。
なので中古車で出てきても(稀にあります)Xの5速。
そして電子制御4速オートマ!!
この「電子制御」がコレまたこの初期モノだけ…一部改良でただのOD付4速になります。
足回りは全車フロントはストラット。
リアはG系とSが4輪ダブルウィッシュボーンになります♪
親エスティマには一歩譲るものの、それでもこの手にしては安定感があり、結構なペースで走れちゃったり♪
X、F、Dは4リンクになります。
コッチは乗ったコトないので分からんです…(^-^;
そして卵形のフォルムはCd値0.35…当時のこのクラスとしてはそれなりに良かったハズです。
そう言えば初代のエスティマシリーズは運転席の右側がサイドブレーキのレバーでしたね…(^-^;
間違ってリクライングレバーを引いて倒れた方もいらっしゃったのではないでしょうか…オヤジがまさにそうだった(爆)
装備としては前述の通りの角度調整式のアームレスト。
中期以降は角度を調整し直す時は、もう一度元に戻してから調整しないとダメなんですねぇ…(^-^;
こういう地味なトコでのコストダウンが多いんですよホント…(^-^;
で…前期ではバックドアイージークローザーがありました(^O^)
コレも中期からは廃止…しかしながら前期の一部改良でスライドドアイージークローザーが追加されてます♪
後はオプションで結構大型のクリーンエースやウッド調パネルなんてあったんですね…我が家のは特にディーラーオプションでもの珍しいヤツは無かったですね。
グレードは全部で7グレード。
・G ラグジュアリーパッケージ…前期の初期モノのみ「ラグジュアリーパッケージ」という名称でした♪
ツインムーンやアルミにコーナーセンサーにと至れり尽くせりで装備がかなり充実してます♪
7人乗りのモケットシートも専用生地。
・G…7人乗りの基本グレード。装備はXより少々充実♪
・X…一番の売れ筋グレードで8人乗り。装備はそれなりで電格ミラーすら無いのに時代を感じます…(^-^;
けど走ってたのは大半コレです。
・F…前期のみ。かなり装備が少なく、結構レア。当時でもたまに見る位でした。
・D…前期の初期モノのみ。最下位グレードでドアサッシのブラックアウトすら無い、ほぼバンみたいな仕様ですね…見たコトが無いです…(苦笑)
・S…8人乗り唯一の4独サスに4輪ディスクのスポーティグレード。
コレも前期の初期モノのみでホントに数が少ないのです。
ボディカラーは全部で6色。
意外なのは中期の特別仕様車のXリミテッドまで黒が無い上、こんな卵形のフォルムなのにスーパーホワイトすら無く、貨物のようなホワイトのみ…(汗)
ちなみに前期のXリミテッドでホワイトは見たコトある位ですかね…(^-^;
ホワイトとペールイエロー以外は結構見かけましたね(^^)v
自分ならGラグジュアリーパッケージのイエローで2.2ディーゼルの5速がイイですねぇ(笑)
にしてもやっぱり前期は正直地味なボディカラーが多い気がしますね。
ってかこの当時のトヨタのワンボックスはタウンエースとかも地味なボディカラーだなぁ…って思ってました。
さて…そんなエスティマルシーダですが、しつこい程に書いたように一部改良でかな~り装備が減ります…(泣)
そして中期では更に削減…(汗)
後期でマルチリフレクターのヘッドライトになったり、装備もそれなりに増えてチョット盛り返すものの、後期最終でGラグジュアリーが無くなるけど、豪華8人乗りグレードのエルセオが出たりしてアレはアレで良かったんですよねぇ♪
その後は3ナンバーモデルのFFのみになったのはご存知の通り。
しかし当時は沢山見たルシエミですが、アレだけいたのに一体ドコへ消えたのか…(汗)
今や滅多と見るコトが無くなってしまいましたねぇ。
意外とそのウチこの手もプレミア付き始めるのかチョット気になります…(^-^;