どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
ってコトで…
AE100カローラ後期です♪
父方の祖父の妹のダンナが…つまりは親戚が乗ってましたねぇ。
新車で購入してどれ位だったかなぁ…16年5万km位でしたね確か。
カーポート保管で5速のSEリミテッド。色はスーパーホワイトと定番の仕様。
2009年位だったか…その親戚が亡くなったもんで当時中古車屋で働いてたパンチラと引き取りに行きましたね。
結局あの時に5万で引取りましたね…貿易で流せるから~って。
最終的にそのカローラはお客さんで来たオバちゃんが買って行ったという…。
ホントにアレはキレイで程度良かったんですよね。
当時普通車を2台維持出来る甲斐性が有れば引き取りたかったんですよ…(苦笑)
なんて言いながらその1年後位にはGX61とローレルを2台持ちしてるんだから訳分からんもんですが…(爆)
さて…そんなAE100カローラは7代目カローラとして1991年にデビューしています♪
バブル真っ只中のフルモデルチェンジで、歴代最強のクオリティを手に入れたカローラでしたが、デビュー直後のバブル崩壊により日本の景気は急降下…(汗)
そんな中の1993年に今回の後期型へとマイナーチェンジされてます。
この後期型で装備が削られたりとコストダウンが行われるものの、ソレでも基本設計が豪華だからコレでも十分過ぎるクオリティがソコにあります♪
もうその後の110なんて見た日には…ねぇ…(^-^;
今回は後期でもハイマウントストップランプが標準装備になって以降の1994年11月のカタログになります。
そんな訳でこの後期型…フロントグリルが格子状になって見た目の高級感がアップ、更にフロントバンパーのデザインも変更されています。
しかしながら、自分としては若干ジジ臭くなった感じもします…この辺りは前期の方が好みではあります…(^-^;
フロントよりもリアの方が見た目で大きく変化したのが分かりやすいと思います♪
ウインカーレンズがクリア化されて、コッチも高級感が増しております。
やり方はいかにも当時のトヨタらしい感じはしますね(笑)
内装のトヨタなんて言ったモンですが、ホントに質が高いんですよ100系って。
1500㏄クラスで今時ソフトパッドで覆われたようなクルマがあるでしょうか…。
スーパーライブサウンドなんで選択したら、ミラーベースにツィーターまで付くゴージャスさ!
正直トリムやリッドに使われるプラスチックもこの頃は厚みがあって中々割れなくてガッチリしてる気がします…今のはペラペラですぐキズが履いたり白化したり。
シートは骨格のシッカリさとかでは今の方がイイのが多いですが、生地の触感や質感はやっぱりこの時代のモケットやファブリックの方が1ランク上のように感じます。
そんなAE100カローラ後期に搭載されるエンジンは全部で5機種…
・5A-FE…直列4気筒1500㏄ハイメカツインカム、105馬力、13.8kg-m。
総合的にバランスの取れたエンジン、そして高い耐久性。
100系カローラでは最量販の主力エンジンとなります♪
・4A-FE…直列4気筒1600㏄ハイメカツインカム、115馬力、15.0kg-m。
最高級のSE-Gと4駆はこのエンジンになります。このサイズでテンロクですとトルクも十分にありますし快適に走るかと(^O^)
ただ…100㏄の差で税金区分が変わるのが最大の弱点…(泣)
・4A-GE…直列4気筒1600㏄ツインカム、160馬力、16.5kg-m。
GTに搭載されるハイパワーエンジン…まさかカローラに5バルブが積まれるとは一体誰が思ったか。
・4E-FE…直列4気筒1300㏄ハイメカツインカム、97馬力、11.5kg-m。
このエンジンを搭載してるグレードも意外と多く、高速性能よりも日常に支障が無ければ…というよりもっと言うとリーズナブルならイイという仕様でもあります。
・2C-Ⅲ…直列4気筒2000㏄シングルカムディーゼル、73馬力、13.5kg-m。
経済性と耐久性を重視する方に。
コレらに組み合わされるミッションは、1300に4速、他は全車5速マニュアル。
オートマは1300全車と1500の一部に3速、他は4速(オートマの設定すら無いのも有ります)。
1300に3速オートマって結構辛そうな気もします…(^-^;
ただ足回りは全車4輪ストラットの独立懸架…実に凝ってます。
ってか2000年入るまでトヨタFF系のこのクラス以上は4独が当たり前のようにありました(^O^)
そして4駆が3種類…(汗)
1600の5速でABS無しはスイッチで任意にセンターデフロックが可能なフルタイム4駆。
1600のオートマはセンターデフに油圧多板クラッチが入ってて、走行条件に応じて駆動力をフレキシブルに変化させる、ハイマチックフルタイム4駆。
1600の5速でABS付、又は2000のディーゼルはビスカスカップリングで差動制限を行うビスカスカップリング式センターデフフルタイム4駆。
そして凝りに凝りまくって??
重要回路に金メッキ端子採用。
この後の110系ではコレがオミットされ…というか最近のモデルですら恐らく無いかと…(汗)
信頼性アップにはなるんでしょうが、元々が金メッキを使ってないであろう90系でも平気で走る訳ですから、オーバークオリティとも言えます…(汗)
あからさまなコストダウンによる耐久性欠如は論外ですが、ソコまで凝る必要も逆に無いのではないかと思わせる部分でもあります…(^-^;
例えばこの部分で製品寿命が20年のところが40年に延びても、コレで恩恵を受けるユーザーは全体の果たして何%なのかと…(苦笑)
種類多過ぎ(爆)
選択肢によりなんと種類はテンパー含めて16種類にも及ぶタイヤとホイールの組合せ。
13インチと14インチしか無いのに時代を感じます…今じゃ軽のがデカイ…(苦笑)
また、フロントガラスですらこのように3種類…いや~凝ってます…(汗)
ムーンルーフはこんな感じでオプションで選択出来るものの、実際の装着率は恐らく他の車種と比較してもかなり低いんじゃないかと…(汗)
今の時代に見るのもなんですが、100系のムーンルーフってホント出て来ません。
90系だったらGTに装着されてたり、110系でも後期SEサルーンで1台だけ去年業オク出てましたし…(汗)
100系のムーンルーフはホントにまだ見てません…つまりレアと。
ステアリングもこんな感じ。
2本スポークから4本スポークまで…なんならエアバッグもありますよって(笑)
シートもこの通り5パターン。
・GT系のバケットシート。
・フルファブリックでシースルータイプのヘッドレストの豪華仕様。
・極めて標準的なファブリック仕様。
・サイドや背面など、直接肌に触れない部分だけビニールの仕様。
・サイドサポートやヘッドレストまで塩ビまんまの夏場が熱い仕様。
ドアトリムだけで4種類あるし…(笑)
造り分けがイチイチスゴイ。
コンソールボックスもこの通り4種類。
ファブリック張りのカセット収納付を筆頭に、上部がプラでカセット収納付が次点、で…フタ付きアームレストにフタすら無いヤツ。
カップホルダーは地味にサイズ的にも未だに使えるかと思います…便利です。
グレードはこんな感じで…
・GT…最強エンジンで走り仕様。タマは結構少ない。
・SE-G…最高級1600グレード。コレまたレア。
・SE-リミテッド…1500ガソリンと2000ディーゼル。
最量販で1500とディーゼルでは最上級。未だに残ってるのは大概コレです。
・4WD SE-リミテッド…1600ガソリンと2000ディーゼル。先程の4駆版。
・XE…1500/1300ガソリン、1600ガソリン4駆、2000ディーゼルの2駆と4駆。
シートの生地はコンソール等、豪華装備でSEよりやや落ちます。
・LX-リミテッド…メカのラインナップはXEと全く同じ。
XE比でシートの生地が落ちる他、タコメーターが無くなったり等…。
・LX-リミテッド ビジネスパッケージ…上記の営業版。各種モールが無塗装化。
・DX…最廉価グレード。ソレでも基本がイイからそんなに安っぽく見えません♪
コレにボディカラーが全8色。
自分なら税制面で1600まではイイから、後期なら1500のSE-リミテッドの5速を。
ボディカラーは、定番のスーパーホワイトを敢えて行きたいですね(^^)v
ソコに激レアなムーンルーフと純正アルミって感じがいいなと。
さて…そんな100系カローラですが、この後の110系はご存知の通りで。
個人的には更にその後の120系もコレまた100系位に質感が高いと思いますね。
特にラグゼールなんてホント豪華だと未だに思いますし、見栄え品質も高い!
しかしこの100系は今見てもホントに豪華ですね(^^)v
ただ、豪華路線に行き過ぎた感もあります…適度に豪華さとベーシック感が入り混じった90系辺りがカローラというキャラクターを考えるとベストバランスな気もします。