どうも(^^)v
今回はカタログのアップになりますが、地元のみん友さんの愛車紹介に出てたクルマですね。
タイトルでバレバレ…(爆)
ってコトで…
50エスティマ前期です♪
正直50系はこの初期モデルが1番好きですね(^^)v
段々マイナーする度に原型が崩れちゃってく感じがしましてね…(泣)
ただ、やっぱりエスティマと言えば、機構としても内容としてもエポックメイキングだった事もありましてミッドシップの初期型が話題に上がりがちではありますね…(^-^;
しかしながらFFになって以降のこの50系も中々優雅で気になります♪
さて…そんな50エスティマは3代目として2006年にデビューしています♪
基本的には先代からのキープコンセプトではありますが、その中身は結構チャレンジングで数々の新機構も取り入れています(^^)v
当時のキャッチコピーは…
Estimind
「尊敬すべき」というestimableという英語がルーツとなったこの車名。
尊敬出来るような思考…う~ん分かったような分からんような…(苦笑)
今回のカタログはそんな50エスティマの中でも2006年11月のガソリン車専用の内容です♪
さて…先述の通り先代のキープコンセプト感は否めなくも無いですが、結構垢抜けてて未だカッコイイデザインだと思います(^^)v
しかも、豪華ながらもアルヴェルやエルグランドと違ってオラオラとした威圧感が無く、優雅で且つ伸びやかな雰囲気が漂います♪
このデザインの特徴は、各ピラーがブラックアウトされ、真横から見ますとルーフパネルが宙を浮いているように見える「フローティングルーフ」♪
このクルマが出た当時、新型車への興味が全く薄れていた自分ですが、コレには好感が持てましたね(^^)v
今回何気に思ったんですが、歴代3世代に渡ってエスティマって一文字のテールなんですよね(^^)v
で…テールガーニッシュが細くなってその下にナンバープレートを配置。
更に世代が進むに従ってテールがドンドン上昇するという(笑)
インパネは先代のセンターメーターの配置を継承。
ウッドパネルも使われて高級感も出してはいますが、あくまで仕様は控え目。
この明るめのメープル調のパネルが変に重々しくなく、ややカジュアルな感じでこれまた品が良いように思います(^^)v
室内の話題はまずは7人乗りから。
3.5Gとアエラス3.5Gパッケージにのみオプション設定の本革シートが豪華に見えます♪
このクルマは2列目のキャプテンシートがとにかく豪華!
シートベルトが内蔵されたタイプで安全性もアップしますし、見た目にもスッキリとします(^^)v
そしてオットマン内蔵な上に、サードシートを格納した際にはスーパーリラックスモードとなりまして、800㎜もスライド(笑)!!
至極快適…その昔に流行ったミニバンで2列目シート取り外してリムジン仕様にしたようなニオイを感じます。
コッチは2列目だけど(爆)
更にこの2列目は横移動しちゃう(爆)
仲の良いカップルはくっつけて…別れる寸前なら離れて(ぇ
サードシートはこれまた3.5Gと3.5アエラスGパッケージのみにオプションってコトで装備される個体は少ないとは思いますが、電動格納されちゃう♪
そうそう…この手のミニバンってシート格納する時って意外と面倒なんですよね。
ルシーダなんてヘッドレスト外してシート倒して跳ね上げて…(汗)
で…コチラは8人乗り。
8人乗りは2列目シートの座面がチップアップして前方へスライドさせることにより広大なラゲージスペースになるのが美点でしょうか(^^)v
そんな50エスティマ前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
・2GR-FE…V型6気筒3500㏄ハイメカツインカム、280馬力、35.1kg-m。
どうやらFF&ミニバン初の280馬力らしいです…知らんかった…(^-^;
2GRは下からトルクがモリモリな上にパワーもありますので、結構上までキレイに回る…のですが、正直この手にはオーバースペックかもしれません…(汗)
エスティマの場合は分かりませんが、横置きのGR系ってアイドリングでエンジン音が室内にこもりがち…この辺りのネガが無ければ更に快適なんですがね…(^-^;
・2AZ-FE…直列4気筒2400㏄ハイメカツインカム、170馬力、22.8kg-m。
エスティマや20系のアルヴェルの2AZって中国製なんですが、コレがオイル上がりとかでエンジン載せ替えってパターンをホントよく耳にしました…(苦笑)
反面、ハリアーとかの2AZって日本製でコッチは全然そんな話を聞かない。
コレらに組み合わされるミッションは、3.5リッターが6速オートマ、2.4リッターがCVT。
足回りはフロントがストラットでリアがトーションビーム。
今更ながらリアは独立じゃないんですね…。
ってか30もリアはトーションビーム…。
装備としましては、やたらとスライドするコンソール。
なんと945mmもスライドするんですが、ソコまでスライドさせてまで前後間で物のやり取りなんてする人…いるんでしょうか…(苦笑)
んでもってトヨタの高級ミニバンってのもありまして、この時期でデュアルパワースライドドアにパワーバックドアと電気仕掛けの装備が充実しております♪
で…初めて知ったんですが…
世界初の天井パネルスピーカー!!
仕組みが分からないので調べてみますと、どうやらイギリスのメーカーが開発したらしく、ヘッドライニングの裏にエキサイターという振動子がパネル全体を揺らしてスピーカーとして機能するらしい…。
コレでふと思った。
ボディソニックっぽくない??
80年代に一部で流行ったヤツですね…シート裏に仕込んだ振動版が音に合わせて振動するヤツ。
ソレのルーフ版っぽい感じがする…。
カメラ系装備もこの時代では最先端…バックモニターは当然で、フロントモニターにサイドモニターもございます♪
ソコに自動駐車のインテリジェントパーキングアシストも装備される訳ですが、コレは正直まだまだこの時代は全然実用的じゃないですね…オモチャレベル。
ナビの画面を何回もタッチして駐車スペースを決めてからスタートしなければなりませんし、そのセットしてる間に恐らく周りのクルマから罵声でしょう…(苦笑)
最新のヤツはホントにスゴイですね…車庫入れ苦手な人よりかは時間が掛かりませんし、正確に駐車出来るようにもなってます♪
その他に安全装備では今や当たり前のプリクラッシュシステム。
ただ…この時期はあくまでブレーキ補助のみで完全停止までには至りません。
確か法規の絡みだったかで…(汗)
にしても…
このチョビヒゲは…(苦笑)
もうちょっと手の施しようもあるだろうに…。
今はエンブレムがミリ波透過式の素材になっているので、ミリ波センサーはフロントグリルの裏に隠れて見た目がスッキリしています♪
けどクルマ自体の見た目がウネウネしててスッキリしな…
ちなみに…
このチョビヒゲ52万円もすんの…(汗)
な~んか波平感スゴイよね~。
後は車線内走行を維持するレーンキーピングアシストや、コーナーでも車両の進行方向をハッキリと照射するAFSなんてものまで装備されてます♪
そしてグレードはこんな感じで…
・アエラス❝Gパッケージ❞ (3.5ℓ、7人/8人乗り)
シリーズ中1番の最上級グレードになりますね…3.5Gのエアロ付きって感じです。
ノーマル系とアエラス系のゴチャ混ぜフル装備最強仕様♪
・G (3.5ℓ/2.4ℓ、7人、8人乗り)
通常グレードの1番良いヤツ。3.5の方がオプションの種類が多い位で基本装備は排気量違えど同じようです。
・アエラス ❝Sパッケージ❞ (3.5ℓ/2.4ℓ、7人、8人乗り)
Gパッケージと違って雨滴感知ワイパーやクルコン、プラズマクラスター、サードシートのアームレスト等の快適装備がやや削られたヤツ。
・X (2.4ℓ、8人乗り)
エントリーグレード。オートライト無し。メーターもこれまた唯一のオプティトロンでも無く、更に唯一のウレタンステアリング。
ココまで作り分けるコストのが勿体無い気がしなくもない…(^-^;
・アエラス (3.5ℓ/2.4ℓ、7人、8人乗り)
GでもSでも無いアエラスになるとパワースライドドアが片側だけ標準になり、AFSは未装備に…ソレでも装備は必要十分な物はあります♪
で…ボディカラーは全部で8色。
但しアエラス系は上の4色しか選べず、GやXは2段目のミディアムシルバーかブラックが選べません。
自分なら3.5Gの7人乗りで初代の面影を感じるダークレッドマイカメタリックを♪
オプションでムーンルーフ、フロントサイドのIRカットガラス、音声案内付きクリソナ、パワーバックドア、本革シート、電動床下格納シートってな感じでしょうか。
話題はまだ続きまして、コチラは特別仕様車の2.4アエラス❝Gエディション❞と2.4アエラス❝Gエディションナビスペシャル❞ってのになります。
3.5にしか無いサードシートのセンターアームレストや木目調のコンビハンだったりとGパッケージまんまとまでは行かないまでも装備を充実させたお買い得車ですね(^^)v
で…コチラはオプションカタログ。
そう言えばこの時代、トヨタは色んなアフターパーツメーカーと組んでディーラーで社外エアロが選択出来るようになったのが特徴♪
まさかメーカーのカタログでヴァルドやケンスタイルなんてワードが出てくるなんて夢にも思わなかった訳です。
50系はこのパーズアイメープルの木目が一番似合うと思います♪
インパネ一面にドーンと出ると、豪華クルーザー的な雰囲気を感じます(^^)v
コレはゼロクラウンにもオプションであった、腕時計がスマートキーになるやつ。
結局一発屋芸人のように瞬間的に終了した感じがあります…(汗)
時計ですから、盤面のデザインとか、このようにゴツメな時計だと女性からは受け入れられそうにないってのもツライトコ。
更に今やスマホの普及で腕時計をしなくなった方も恐らく増えたのでは???
もし同じことやるとしても追々スマートウォッチにこのようなアプリを組み込んで、デジタルキ―とかにすることも出来る日が来るかもしれんですね(^^)v
実際にホンダeとかはスマホが確かカギになったハズ。
派手なイルミだ…(爆)
しかしながら人のコトは言えまいか…今やドアの下をカーテシランプから模様が出てくる時代ですぞ。
要らないけど…(苦笑)
さて…そんなエスティマはこの後、マイナーチェンジを幾度と繰り返していくんですが、その度に顔面は整形され、最後はデビルマンのような笑うセールスマンのようななんとも言えない感じになってましたね…(汗)
初期モノの品の良さや近未来感は一体ドコへ…。
ただ…エスティマファンってホントに多くて、2006年にデビューしたこのモデルが生産終了をしたのはなんと2019年!!
つまりは最終型だとまだ初回車検すら終えてないのです。
モデルライフも長かったので、グレードも装備も豊富で中古の程度もピンキリ。
ちなみにド初期のモデルでも中古車結構するんですね…
15年近く前のモデルでもモノによっては100万円位しちゃうんですから…(汗)
アルヴェルは確かに豪華なんだけど、威圧感があるから手を出しにくくて…。
な~んて人も恐らく意外といらっしゃるんでしょうね…だからエスティマって気分も分からなくもないです(*'▽')