どうも(^^)v
今回はみん友さんの愛車紹介に出ている車種のカタログをアップします~。
ってコトで、個人的には全然古いと思ってなかった車種…(苦笑)
初代eKワゴン前期 一部改良時です♪
確かに最近少しずつ見かけなくなった気がします…。
そして個人的には日産にいた関係で、eKよりもオッティの方に馴染みが…(笑)
初代オッティの時期は、もうeKだと後期最終位の時代ですね(*'▽')
なので前期はソコまで馴染みは無い…けど、そう言えばイトコがブラックインテリアエディション乗ってましたね(*'▽')
乗ってましたが、乗せてもらったコトも無いので、見たコトあるだけっていう(笑)
ソレとリコールでエアコンコンデンサーのスポンジを千切り取るヤツがあったハズですよ…火災に繋がるとかだったかな。
まぁ…集約すると、事務的な思い出しかない…と…(苦笑)
ただ、当時の車内政治のズタボロ感は置いておき、車両としてはコレが意外と三菱らしく、中々イイクルマだった印象はありますよ…耐久性とかで(*'▽')
さて…そんな初代eKワゴンは2001年にデビューしています♪
当時の三菱は…お馴染みの通りリコール騒動で瀕死の状態…(汗)
そんな中、「いい軽」を造ろうってコトで、eKワゴン…実に分かりやすいし、分かりやすいコトで浸透しやすい…つまり売れる要素が最初に出来ている。
コレ…デリカミニやパジェロミニとかもそうですが、コンセプトやネーミングが分かりやすく一貫してると買う方も用途が分かりやすいので買いやすいじゃないですか(*'▽')
個人的には、社内が紅麴でズタボロでも、ネーミングで手が出しやすく有利な小林製薬もそんな感じがしますね…「のどぬ~る」とか(笑)
ソレと、開発者は相川哲郎…後の三菱自動車の社長になると共に、ミニカトッポの生みの親でもあったと…(汗)
なるほど…最初にトッポが出た時のインパクトはホントに大きかったんです(*'▽')
ミニカなのにメッチャハイルーフで子供ながらに「何コレ??」ってなったし(笑)
こういうクルマを造れる…かなりのアイデアマンな方だったんでしょう('Д')
そして2003年に今回の一部改良が入り、グレード追加や、装備変更が入ります♪
eKワゴンが、軽自動車を変えてゆく。
コレがキャッチコピーになるんでしょう…。
けど、ある意味コレは間違ってないとは思いますね…ワゴンR、ムーヴ、ライフの3強トールワゴンが蔓延する中に、新たな選択肢を提供したのは大きな貢献だと思います(*'▽')
そして実際コンスタントに売れてる訳ですから。
今回はそんな一部改良直後となる、2003年8月の内容になります。
と…言うコトで、一部改良に関しては、装備の変更ばかりで、肝心な内外装に大きな変更は無いので、パッと見た感じはデビュー時と同じです(笑)
特にこの前期は、見た目がスッキリとシンプルなのもイイですよね(*'▽')
ライト!、グリル!、エアダクト!、ドア!って感じで、全てがスクエアで分かりやすいのと、妙に媚びて無くて嫌味も感じず、まさに日常の使い勝手のイイ軽って感じ。
そして洗車もしやすいと…んでもって壊れにくいと来たもんだから、代車に最適(ぇ
この通りリアもスクエアな構成。
ウインドウは大きく、バックカメラに頼る訳でも無いので、死角が少なく見切りがイイ!
テールランプが大きく、後続車が判断に迷う場所に設置されてないので、これまた分かり易くてイイ!
バックドアハンドルにしてもそうですね…手を入れる箇所が一発で分かる(笑)
つまり…変に気取らなければコレでイイじゃないかとなります。
LEDで輝度を増さなくてもイイだろうし、カメラやセンサーで死角を補おうとゴマカシギミックを入れなくてもサイズ的に十分。
コレで乗れないってんなら、大人しく免許返納しとけってなる位に十分。
ってか、妙に大きいの乗ってるから車庫入れ出来ないヤツ多いじゃないですか…。
軽免許もう一回設定して、軽だけ乗らせとけとも思います…心の声が決壊した(爆)
なので室内も適度に広く、インパネは当時の軽では売りとなる収納アピールを存分に感じる造形。
個人的には、スーパーハイトのように、ルームミラーが妙に高い位置に無いってだけで高感度はあります…アレが苦手。
質感はプラスチッキーでそれなり…求めるかどうかはともかく。
スイッチ類のレイアウトや、ダイヤル式のエアコンパネルのリーチが良かったり等、使い勝手は上々♪
シートはそれなりで、見た目からして分かるように平板で、サポート性はほぼ無視。
ではあるものの、果たしてコレでドコを攻めよう(笑)??
ちなみにこの一部改良で、サウンドビートエディションなる仕様が設定されてますが、ソレだと室内がブラックになると共に、この当時ですら珍しくなっていたシースルーヘッドレストを採用していますね~。
それにしてもシンプルなインテリアですね…外観同様。
割り切った質感は、やはりそれなり…車格相応って言った方がイイでしょうかね。
つまり日常使いで何ら困らないってコトです…ソレでいいじゃないですか(笑)
そんなeKワゴン前期の一部改良時に搭載されたエンジンは1機種のみ…。
・3G83…直列3気筒660㏄OHC、50馬力、6.3kg-m。
スペック通りの走り…つまり…遅い…(苦笑)
遅いは語弊があるか…高速での性能は唸ってばかりで期待出来ないけど、普段の買い物やゲタに使うなら、ソコまで気にならないスペックです。
但し、平坦路に限る…登坂やバイパスをリードする性能はややキツイ…(苦笑)
ソレと実燃費は軽としてはもう一声欲しいトコ…ではあります。
但し、恐ろしい程に丈夫で、不老不死なんじゃないか??ってレベルで丈夫。
つまり燃料費はまずまずではあるものの、基本的に壊れないからランニングコスト上で致命的な出費が発生しないのは有難い(笑)
コレに組み合わされるミッションは、3速と4速のコラムオートマ。
特に4速はこの一部改良で追加され、タダでさえ苦しかった3速の呪縛から多少は開放されるコトにはなります…(苦笑)
コレに足回りは、フロントがストラットで、リアが3リンクのコイルリジッド。
フニャフニャって訳でも無く、やや固めだったかな…1名乗車は多少跳ねます。
4駆はビスカスカップリングが採用されてますよ…と、なってます。
装備としましては、一部改良で、eKクラッシイで先行採用されていた、UV&ヒートプロテクトガラスが標準採用に♪
このヒートプロテクト…要はIRカットですね(^^)v
紫外線+赤外線カットという訳ですが、コレを軽のクラスで導入するのは、当時ではかなり先を行ってます!
コチラも一部改良のポイントで、4WD車はシートヒーターが標準に♪
1度味わうとオプションで追加してでも入れたくなる装備です(*'▽')
やや時代を感じるスケルトンアイテム…最もこの時代にはもう廃れ気味ではあったんですがね…(^-^;
やはり全盛期は90年代末のiMACでしょうね…笑っていいとも!のテレホンショッキングのお友達紹介画面でも一時期使ってましたね~(^^)v♪
このままじゃ話題が逸れますな…(苦笑)
とにかく、カップホルダーがスケルトンタイプだったのと、ゴミ箱もこれまたスケルトン。
このゴミ箱はアイデア装備ではあるものの、ホントに容量が気持ち程度…とにかく小さい…(苦笑)
車検証が助手席ドアへ収納出来るのも個性的ではありました(*'▽')
他にも収納は細かいトコまで豊富♪
運転席ドアポケットの間仕切りは、なんと霜取りが出来ちゃう(笑)!
霜取りはもっと普及させてイイと思います…デアイサーは手を使わなくていいけど時間が掛かる…(苦笑)
そして三菱大好き電気仕掛け…総称してETACS(エタックス)という、古くはスタリオンの時代からある伝統的なネーミングです(*'▽')
この軽自動車の中でもソコまで高いクラスまでに入らないeKワゴンでも、ヘッドライトのオートカットに残照式ルームランプ、リバース連動リアワイパー等、高級車顔負けの装備を入れて来るトコが三菱のイイトコだったりもします(^^)v
そしてコチラはディーラーオプションの一部ですが、電波式デジタル時計までも…(汗)
何がスゴイって、2003年の時点でコレを入れてきてますからねぇ…。
で…グレードはこんな感じ。
・M (コラム3AT)…91万円
・M 4WD (コラム3AT)…102.2万円
最廉価グレード…なんですが、装備は十分でしょ(笑)
当時の価格としても、コレだけ装備付いてて、コレは安いと思います。
■Mの主な装備
〇エクステリア
・UV&ヒートプロテクトフロントウインドシールドガラス
・UVカットフロントドアガラス
・プライバシーガラス
・ミスト機構付間欠ワイパー
・リバース連動リア間欠ワイパー(4WD)
・カラードドアミラー&ドアハンドル
・ドアサッシュブラックアウト
・ピラーアンテナ
・熱線リアデフォッガー
・155/65R13タイヤ+フルホイールカバー
〇シート仕様
・前席ベンチタイプシート&大型アームレスト(ポケット付)
・運転席ハイトアジャスター
・リクライニング機構付リアスプリットシート
〇計器盤まわり
・3本スポークウレタンステアリングホイール(ベージュ)
・センターメーター(ホワイト)
・AM/FM電子同調ラジオ&CDプレーヤー(1DIN)+2スピーカー
・灰皿&シガーライター
〇インテリア
・ベージュインテリア
・運転席ドアポケット間仕切り(霜とりクン)
・運転席ドアカップホルダー
・運転席ドアユーティリティポケット(プチごみ箱付)
・運転席バニティミラー
・助手席シートバックポケット
・サングラスポケット
・ニ―パンフロアカーペット
・減光機構付ルームランプ
・フットレスト
〇機能装備
・マニュアルエアコン(ベージュ系コントロールパネル)
・センタードアロック
・マルチモードキーレスエントリーシステム(パワーウインドウ制御機構付)
・リモコン付イグニッションキー(クリアブルー)
・ヘッドライトオートカット
・寒冷地仕様+運転席シートヒーター(4WD)
▲Mの主なオプション
・リバース連動リア間欠ワイパー(2WD)
・電動格納式リモコンドアミラー
・寒冷地仕様+運転席シートヒーター(2WD)
・ブレーキアシスト+ABS&EBD
・M サウンドビートエディション (コラム3AT)…94.8万円
・M サウンドビートエディション4WD (コラム3AT)…106万円
最廉価グレードのMをベースに、名称通りオーディオに力を入れると共に、専用のブラックインテリアで更に手を入れており、特別仕様車という位置付けです。
正直…価格差よりも内容が充実してるかと…(笑)
■Mにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・リア間欠ワイパー(2WD)
・電動格納式リモコンドアミラー
〇シート仕様
・シースルータイプヘッドレスト
・シート生地(ブラック)
〇計器盤周り
・3本スポークウレタンステアリングホイール(ブラック&シルバー)
・センターメーター(ブラック)
・AM/FM電子同調ラジオ&MD/CDプレーヤー(2DIN)+4スピーカー
〇インテリア
・ブラックインテリア
・ドアアームレスト(ブラック)
〇機能装備
・マニュアルエアコン(ブラック&シルバーコントロールパネル)
・G (コラム4AT)…102.8万円
・G 4WD (コラム4AT)…114万円
上級仕様のGはコラム4速オートマが最大のメリット♪
アルミホイールが装備されたりと、やや充実。
■Mにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・リバース連動リアワイパー
・電動格納式リモコンドアミラー
・アルミホイール
・Gサウンドビートエディション (コラム4AT)…108.8万円
・G 4WDサウンドビートエディション (コラム4AT)…120万円
コレがeKワゴンの最高峰。
コレよりハイパワーを求めるならターボもあるeKスポーツを…。
より充実させた装備が欲しいならeKクラッシイを…という感じでしょうかね(笑)
■Mサウンドビートエディションにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・リバース連動リア間欠ワイパー
・電動格納式リモコンドアミラー
・アルミホイール
〇安全装備
・ブレーキアシスト&ABS
ボディカラーは全部で10色。
全体的にブルー系と淡色が多いような印象。
自分でしたら、Gサウンドビートエディションで、ボディカラーはワインレッドメタリックを…。
オプションの寒冷地仕様+運転席シートヒーターは必須です(笑)
さて…そんな初代eKワゴンはその後も改良を入れつつも、2004年末に後期型へ進化。
後期ではまさかのマニュアル車を追加したり、日産へオッティをOEM供給したりもしながら、2006年まで販売され、キープコンセプトしまくって、旧型と見分けが物凄く付けにくい2代目へとバトンタッチします…。
このeKワゴンというブランドはその後もモデルチェンジを繰り返し、2025年現在も4代目と進化しながら販売される訳ですが、正直ココ数年はデリカミニの大ヒットの影に隠れがちな印象ではあります…(^-^;
後は正直3代目登場時の印象が悪すぎる…特にデイズで散々の言われ様だったのが響いてるんでしょうね…(苦笑)
えっと…とりあえずとにもかくにも、初代は動力性能云々を気にせず、ゲタとして乗るなら今でもそんなに悪くないとは思いますね(^^)v
最もデザインや動力性能的にもキープコンセプトしちゃった2代目が現在は底値で流通するので、初代に圧倒的な思い入れが無いのであれば、正直買うなら2代目でイイじゃんって車種でもありますが…(苦笑)