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チョーレルのブログ一覧

2023年09月24日 イイね!

6+One



どうも(^^)v

ネタが無いのでリクエスト頂きましたカタログのアップでもしておこう…(爆)

ってコトで…全然馴染みが無い…(苦笑)



2代目プレマシーデビュー時です♪

年代が妙に中途半端?なのか、資料が逆に少ないんです…(苦笑)

メーカーのニュースリリースは消されてるし、ウィキペディアも内容少なめ、自動車ガイドブックなんてのも、この頃から発表日時しか掲載しなくなり…(汗)

個人の昔やってたホームページなんてのもこの時期から極端に無いんです。

ブログが普及し、個人のページが無くなったのと、それらのブログを掲載したプロバイダーが終了してたりで、当時の様子が分かる資料が逆に枯渇…(;・∀・)

ちなみに自分も整備士になった頃で、この辺りに出た車種ってのが仕事に追われ逆に全然無関心だったりで…(汗)

もう今回初めて知るコトばっかりですよ…(爆)

ちなみに型式も…CREWっていうらしいんです…。

え?クルーがどうかしたってか??

そんだけノーマーク…寧ろ3代目があるコトもマトモに知らんかった…(汗)

初代はスカイダイビングするCMで印象に残ってますがね…(笑)

さて、そんな2代目プレマシーは2005年にデビューしています♪

先代に比べ車格が全体的にワンランクアップ。

更に2023年の視点で見ると目新しさは正直ありませんが、現代のトレンドを掴んでいます…何が言いたいかというと、時代が先を行っていた感があります。

そんな2代目プレマシーのキャッチコピーは…



All New Premacy

まんまやんか…捻り1つも無いやんか…(爆)

ただ…6+Oneってのが1つのキーワードとなってます。

今回はそんな2代目デビュー直後の2005年2月の内容になります。



ソレにしてもこのカタログ…本カタログなのにクルマのエクステリアがドカンと載ってるページがホントにほぼ無いっていう…(汗)

しかも製本方法がチョット特殊…写真で撮るのもチト大変…(苦笑)

なのでグレード紹介のページより抜粋してます。

ってコトで、車格がアップしている訳ですが、確かに自分の知ってる初代から大きくなってる気はしてたんですよね。

ソレもそのハズで、全長はなんと200㎜も長くなり、全幅も50㎜程度広がり3ナンバーへ…。

スパシオがウィッシュになった位の違いがあります。

あ!思い出した…そう言えばOEM版のラフェスタハイウェイスターなら同乗したコトあります…ソレすら記憶曖昧ですがね…(苦笑)

なんて思って調べるとアレは3代目がベースらしく…分かった!3代目はドアのプレスラインがウネウネしてたヤツだ…。

で…肝心のこの2代目はドコとなく親分となるMPVから受け継いだフォルム。

無難で特徴が無いのが特徴…と言いましょうか。



リア周りは縦長でオムスビ形状のテールランプが特徴。

ホントにごくごくフツーに街中に溶け込むデザイン…良くも悪くもクセが無い。



インパネもこんなカットしか無く…。

全体的に曲面で構成されてますが、センタークラスターとインパネ表面との色に違いが無いので、立体感のある場所なのに、写真で見る限りではノッペリしちゃった印象。

コレに当時のトレンドと思われるシルバー加飾のパネルが入りますよ…と。

エアコンパネルがモロに曲面なのに対し、シフトパネルが結構な平面に近い形状で、対比がスゴイなと思った次第。

シフトがPの時はやや空調のダイヤルパネルが扱い難そうに見えますね…(^-^;



で…6+Oneと呼ぶ由縁がこのシート。

乗車定員は6人乗りに見えるも、法規上実は全車7人乗り。



こんな感じで7人乗れる場合ですが、この場合、2列目のセンターシートは幅が410㎜しか無いので、法規上の1名分…確か400㎜以上なので、一応確保してる感じ。

ソレに左右シート幅がそれぞれ490㎜なので、このように子供が3人座る分にはイイと思います(*'▽')

大人だとキツイでしょうね…特に中年太りのオッサン3人なんてのはツライ。

よっぽどそんなシチュエーションは無いと思いますが、大人3人ゆったり座りたいならMPVを買ってくれという話でしょう。



で…このシートは「KARAKURI 7th SEAT」なんて書いてまして、シートアームレストが背もたれに、座面は2列目助手席側シートのクッションの下に隠れてる(笑)

更に運転席側には収納も用意されてて、確かにカラクリ感はあります(*'▽')

ただ、この2列目中央はあくまでエマージェンシー的な役割でしょう(^^)v

そんな2代目プレマシーデビュー時に搭載されるエンジンは全部で2機種…。



・L3-VE…直列4気筒2300㏄DOHC、165馬力、21.4kg-m。

この車格でこのスペックなら実用域で何の問題も無いでしょう♪

ちなみに可変バルタイも入ってますが、ハイオク指定だったりします。

・LF-DE…直列4気筒2000㏄DOHC、145馬力、18.5kg-m。

大半のグレードに搭載されるのはこの機種でしょう…堅実なレギュラー仕様。



コレらに組み合わされるミッションは、全車4速オートマ。

CVTでも無い辺りに時代を感じますね…この20年でミッションはかなり進化したかもしれません。



足回りはフロントがストラットでリアはマルチリンクの4輪独立懸架。

車格を考えると結構気合の入った内容かと思います♪



足もそうですが、こういう辺りにマツダらしいと言いますか…走るという項目に対して真摯な面が見れます(^^)v

パワステは電動油圧という、当時の電パワはフィーリングも精度も明らかに違和感が残る車種ばかりでしたので、燃費は良くしたいが、フィールの良さも両立したいという感じで、各社この電動油圧を採用するクルマが稀にありました♪

ただ…コストも掛かりますし、それなりの車格しか無かったですけどね…(汗)

後はベルトでパワステポンプを駆動しなくてイイのでメカニカルロス(出力損失や燃費の低下)が防げるのはメリットですが、経年で油圧ならではのオイル漏れなんていうトラブルが避けれないのはツラいトコ。

今や電動パワステも進化して、かつての油圧パワステ並のフィーリングの良さが確立されてるので、消滅気味…まさに過渡期を支えるメカニズムでしたね(^^)v



装備としましては、恐らく2005年の時点でこのクラスにしては豪華&便利な両側電動スライドドアを採用!

ちなみにプレマシーはどうやって制御してるんでしょうかね…(*‘ω‘ *)??

と…言うのもこの時期のラフェスタは確かワイヤー使ってドア開閉してたもんで、確か切れたりするトラブルあったんですよねぇ…(^_^;)



スマートキーはカードタイプ…個人的にはコレはキーホルダータイプの方が好きですね。

カードタイプは薄くて良さそうに見えますが、妙に縦横に大きいので自分は使い難いなぁ…と。

車両の乗降については、センターウォークスルーとウォークインとで使い分けが可能(*'▽')

この辺りは好みやシチュエーションで用途を変えれる辺りが良心的♪



また、2列目センターの部分にカラクリ収納ボックスなる、メッシュ状の収納スペースがあるようで、ガラク…オモチャ(子供の)を収納したり出来るようですね(*'▽')



ココで自分が気になったのは、開口部が2段階ストップで身長差に応じて高さ変更が可能…なんてのもあるんですが…

樹脂バックドアなんですね…(汗)

PHV乗ってて何を言う?って感じですが、どうもこの手の樹脂バックドアなんてのはイイ印象が無く…(汗)

ぶつけたら板金効かないからASSYだし、交換時にガラス入れ換えないと行けないし、表裏一体成型だから、内板割れたらASSY交換だし…。

オマケに出るのはゴミばっかりですよね…リサイクル性謳った樹脂だろうと、ホントにしっかりリサイクルするんかもなんとも…(汗)



サブトランクはリッドが自立固定式…コレ地味に便利ですね(*'▽')

高さのある荷物の収納も行けますし、自立するから、外したリッドの置き場にも困らない♪



ディスチャージヘッドランプ…よりもココで気になったのはオートワイパー。

このクラスで装備されてるんですね(*'▽')!



オーディオに関しては、20GBのHDDを装備。

サンルーフも設定があります(*'▽')



ナビは7インチディスプレイのDVD方式で、音声認識も装備。

この時点でテレビチューナーはまだアナログです…まだ地デジチューナーだけでも10万位して高かったんですよね…(汗)



コレに後席に格納式ディスプレイも装備可能♪

外部入力端子(HDMIじゃないけど…)もありますので、現在でも使えないってコトは辛うじてないかなぁ…って感じです。



で…グレードはこんな感じで。

・20F…174万3000円

最もベーシックなグレードではありますが、割り切って実用的に使うならコレでもコト足りる?のかもしれません…。

■20Fの主な装備
・防眩ルームミラー
・時間調整間欠式フロントワイパー
・間欠式リアワイパー
・ワンタッチ電動格納リモコン式ドアミラー(ブラック)
・アウタードアハンドル(ブラック)
・リアコンビネーションベゼル(レッド)
・樹脂製リアゲート(開度2段階調整機構付)
・パワーウインドウ
・前席バニティミラー
・フットレスト
・フロントパワーウインドウスイッチパネル&インナードアハンドル(ブラック)
・チルト&テレスコピックステアリング
・サブトランクボックス
・ラゲッジフック(4か所)
・運転席ラチェットレバー式パワーシートリフター
・助手席シートバックポケット
・シート生地(ダブルジャージ)
・オーディオレス+4スピーカー
・マニュアルエアコン(花粉フィルター付)
・195/65R15タイヤ+フルホイールキャップ



・20C…184万8000円

2リッター中間グレードで、ココから快適装備や加飾がこのクラスの標準的な感じ。

■20Fにプラス、またはグレードアップする装備
・両側スライドドアイージークロージャー
・ワンタッチ電動格納リモコン式ドアミラー(カラード)
・アウタードアハンドル(カラード)
・ダークティンテッドガラス
・電波式キーレスエントリー
・外気温計
・運転席アームレスト
・カラクリ収納ボックス
・AM/FMラジオ+CDキット+4スピーカー
・オーディオリモートコントロールスイッチ(ステアリング)
・フルオートエアコン(花粉フィルター付)

▲20Cに選択可能なオプション
・カーテンエアバッグ
・ディスチャージヘッドランプ+オートライト&ワイパー+イモビライザー
・撥水フロント&ドアガラス&ドアミラー
・フォグランプ
・電動両側スライドドア
・アドバンスドキーレスエントリー(スマートキー)
・ミュージックHDD+6スピーカー
・MP3対応6連奏CDチェンジャーラジオキット
・MDLP対応MDキット
・カセットキット
・DVDナビ+フロント&バックモニター+6スピーカー
・DVDナビ+バックモニター+6スピーカー
・リアエンターテインメントシステム
・オーディオレス+4スピーカー
・イモビライザー



・20S…205万8000円

2リッター最上級グレード。ココまで来ると装備も豪華に♪

■20Cにプラス、またはグレードアップする装備
・ディスチャージヘッドランプ(ダークメタル調ヘッドランプベゼル)
・オートライト
・オートワイパー
・フロント大型エアロバンパー
・スポーティグリル
・サイドアンダースポイラー
・リアルーフスポイラー
・リアアンダースポイラー
・リアコンビネーションベゼル(ダークメタル)
・マフラーカッター
・アドバンスドキーレスエントリー(スマートキー)
・フロントパワーウインドウスイッチパネル&インナードアハンドル(シルバー)
・シート生地(フラットウーブン)
・オーディオレス+オリジナルオーディオ対応パネル+4スピーカー
・195/65R15タイヤ+アルミホイール
・イモビライザー

▲20Cより更に選択可能なオプション
・DSC
・電動スライドガラスサンルーフ
・AM/FMラジオ+CDキット+4スピーカー
・ミュージックHDD+AM/FMラジオ+CDキット+4スピーカー
・DVDナビ+フロント&バックモニター+AM/FMラジオ+CDキット+6スピーカー
・205/55R16タイヤ+アルミホイール



・23S…228万9000円

唯一の2.3リッター搭載最上級グレード。

■20Sにプラス、またはグレードアップする装備
・大径ブレーキローター
・フォグランプ
・本革巻ステアリング+シフトノブ
・205/55R16タイヤ+アルミホイール

▲20Sより更に選択可能なオプション
・205/50R17タイヤ+アルミホイール



コレにボディカラーが全部で10色ある訳ですが、全体的にシルバー、ホワイト、ブルー系でかなりのパーセンテージを占めるという…(汗)

自分でしたら20Sのファントムブルーマイカを…。

オプションで電動両側スライドドア、撥水ガラス、サンルーフ、ミュージックHDD、DVDナビ、リアエンターテインメント、アルミって感じでしょうか(*'▽')

正直、もし新車で買うなら税金上げてまで2.3リッターが欲しいかなと考えますと、この手のミニバンで日常使用するなら要らないかなってなります…(^_^;)



で…コチラはディーラーオプションカタログ。

各種エアロパーツ含む外装系アイテムはこんな感じ。



他のメーカーで見られない?気にしてない?ベビーカーホルダーなんてのもあります。

他にはテーブルの下に置くクールバッグ…もうバッグなんてなんでも良くね?ってなりますが…(爆)



フットランプは少々古く感じるグリーンに光るタイプ。



そしてどのクルマでも定番のウッドパネルは、やや明るめのメープルっぽい感じ。

ダークウッドやブラックウッドがあれば雰囲気がもっと変わるかと(*'▽')



で…当時のトヨタみたいに、純正でダムドやケンスタイルのエアロも設定してます♪

自分はケンスタイルの方が好みですね(*'▽')

さて…そんな2代目プレマシーですが、半年遅れて4駆を追加。

都度改良やマイナーチェンジで内容を充実させつつ、2010年に3代目へバトンタッチしています(*'▽')

また、変わったところでは水素ロータリーのハイブリッド仕様なんてのも極少数ながら生産されてるようです…激レアでしょう。

で…さすがに登場時期が古いのと、まだ全然マニア案件でも無いというトコもあり、中古は底値…。

とりあえず手軽なミニバンが欲しい!とか、このデザインがイイ!って人には買いかもしれませんね(*'▽')

電動両側スライドドアだったら利便性でも◎かと(*'▽')♪
Posted at 2023/09/24 23:47:17 | コメント(7) | トラックバック(0) | カタログ~マツダ~ | クルマ
2023年09月21日 イイね!

悦楽のマテリアル。



どうも(^^)v

今回はリクエスト頂きましたカタログを…。

もう説明不要でしょう…コレ(笑)



S13シルビア後期
一部追加時です♪

今年に入って前期は1回取り上げましたが、後期ってまだ無かったんですよ…(汗)

それにしても懐かしい1台。

友達がパールホワイトのK's乗ってましたよ…クラブセレクションだったかな?

ソレに専門学校時代にQ'sのアートテリアセレクションに乗ってる友人も…。

とにかく底値でソコソコ速くてパーツも多い…悩みの種は保険料…そんなクルマ。

助手席のフレームが途中で切れてるとか色々あるけど、名車。

30代後半~50代の人でこのクルマに触れてない人なんてそうそういない位にウジャウジャといましたし、とにかくカッコ良かった…んでもってQ's率が高い(笑)

そして大半が声を揃えて言う、「J'sは見たコトが無い」も定番ワード(爆)

さて…そんなS13シルビアは5代目モデルとして1988年にデビューしています♪

ぶっ飛んで未来的なデザインでは無いけれど、ドコか近未来的でバランスの取れたフォルムにライムグリーンツートンが非常にマッチしていましたねぇ(*´з`)

バブル景気も後押ししたのもあるでしょう…とにかく大ヒット♪

で…各種装備やグレードを充実させながら、1991年に後期型へマイナーチェンジ。

後期で大きく変わったのは、排気量が2000㏄にアップ…新開発のSRエンジンは後の日産車の2リッタークラスを支える屋台骨となり、数々の車種に搭載される名機となって行きます(*'▽')

そして1992年に今回の一部変更は入ります。

主にクラブセレクションやQ's SCと呼ばれるグレードの追加、ボディカラーの変更や装備の見直し等、細かな改良となります。

そんなS13シルビア後期一部追加時のキャッチコピーは…



悦楽のマテリアル。

う~ん…上手いコト言いますねぇ…とにかくこの時代の日産車は乗ると確かにそういう走りの質感がありました…何かホットになれると言いますかね…。

今回はそんな一部変更が入って数か月後の1992年3月の内容になります。



で…この一部変更で追加されたのがパールホワイトのボディカラー♪

シルキースノーパールかと思ってたらカラーコードからして違う…(汗)

S13のパールも実車はホントにキレイな色ですよ(^^)v

これまた今更ながら、前期と後期でフロントグリルが違うっていう…形状は同じながらも後期の方がロゴが小さいんですねぇ…。

なんで今更なのか??

みんな社外の三本グリルに交換して捨ててたから(爆)

周りが走るの好きな同級生ばっかでしたので、見た目はよけれど冷却効率の悪いグリルなんざ要らねぇと…(苦笑)

今だと純正グリルを残す人が大半…時代は変わるもんです…。

フロント周りで他はフォグランプがプロジェクターになる位で、前期とほぼ同じ。

つまり、元のデザインにソレだけ手を入れる箇所が無い位にイイと。



ソレはリア周りも然りで、トランクのキーシリンダーが逆台形から楕円になる位。

リアスポ付は3本足のタイプから、飛行機の翼をモチーフとした形状に変更♪

ただ…この辺り前期の角張った方が好み…というか、リアスポレス派(笑)

それにしても登場から35年が経つクルマですよ…全然古臭く見えん(*'ω'*)♪



後期になってパッと見で目に入るのはステアリングの形状変更。

確かコレってホーンパッドが経年で、表皮と芯材が分離してたような…(汗)

ソレと中央の日産エンブレムが取れる(爆)

後は亀裂が入りやすいインパネ…新車10年でも割れてましたねぇ…。

地味なトコでは、この一部追加時に合わせ、シートベルト警告灯が追加されてます。



シートは後期でヘッドレスト分離型へと変更。

全体的に曲線で構成されているインテリアですが、とにかく収納無いんだよなぁ。



で…本革シートのレザーセレクションの設定もありますが、正直高級感には欠ける感じがします…(汗)

それよりも…



個人的には後期で設定されたアートテリアセレクションの方が好みです(^^)v

大理石模様のスウェード調クロスですが、先程の友人のヤツに乗った際に生地の触感が良かった気がします…ツルッとした感じだったような…(^-^;

なんせ20年前の話…なんとなく記憶の奥底から思い出してる感じです…(苦笑)

そんなS13シルビア後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…



・SR20DET…直列4気筒2000㏄ツインカムターボ、205馬力、28.0kg-m。

数々の走り屋を生み出した、当時新開発の名機。

フロントカバーのOリングからのオイル漏れが発生しちゃうのは…まぁ致し方無いとは言え、スペックは結構な内容で、前期比で200㏄、30馬力アップ!

軽いので結構速いですよ(^^)v

・SR20DE…直列4気筒2000㏄ツインカム、140馬力.18.2kg-m。

上記NA版。

コレでも日常使用では十分な内容…追々セダンからミニバンまで色々な車種へ搭載されるコトになります。



コレらに組み合わされるミッションは、全車5速マニュアルと4速オートマ。



足回りはフロントがストラットでリアはマルチリンクという、この時代の日産FR特有のファンな内容♪



4輪操舵機構は従来のハイキャスⅡからスーパーハイキャスへと進化!

従来は同位相のみのハイキャスⅡに対し、スーパーハイキャスは切り始めの際に、一瞬だけ逆位相を起こしてから、同位相となるアクションが入るようになってます♪

この時期はまだ油圧制御ですが、後々コイツは電動へと進化していきます…。

ただ…ドリフト大好きな方々にコレは微妙な内容で、ハイキャスキャンセラーを入れた個体も多数…(苦笑)



装備としましては、後期でプロジェクターフォグランプが採用され、ヘッドライトと合わせて3連プロジェクターになりました。

暗くなるやないかい…(泣)

と…言うコトで通常の角目ライトの方がもてはやされるという…(苦笑)



個人的にはS13後期はデジタルエアコンパネルってイメージでしたが、実はこの92年初頭の一部変更でデジタル化されてます。

コレがローレルとかにも流用する為に流行りましてね(笑)

自分もパーツとして持ってはいたものの、レバーのが使いやすいじゃんってコトでそのまま…結局使うコトも無いんで手放しました…(苦笑)



地味なトコではCDデッキがソニー製からクラリオン製に変更…らしい。



更に10連奏CDオートチェンジャーやドアミラーツィーター、ホログラフィックサウンドシステムの入ったオーディオも後期から設定♪

ってか…なんでローレルにこういうのが用意されていないのか??

あのクルマ末期までずっと4スピーカーだぞ…(汗)



他にはS13と言えばのヘッドアップディスプレイ♪

表示はあくまで速度表示のみとなります。



ん??フットウェルランプまであるの!?

コレもローレルではオプションですら無い…何で…(汗)



そんなS13のグレード構成はこんな感じで…。
ちなみにトランプが由来のグレードというのはご存知の通り。

・J's

最廉価グレードは唯一の手巻き窓。販売数も少なく、幻のようなグレード…(汗)

■J'sの主な装備
・可倒式リモコンドアミラー
・超薄型4灯式ハロゲンヘッドライト
・ウォッシャー連動間欠ワイパー
・パワーステアリング
・チルトステアリング
・プッシュ式ヒーターコントロールパネル
・トランク&フューエルリッドオープナー
・グローブボックス照明&灰皿照明
・ファッションキー
・AM/FMラジオ+2スピーカー
・フルオートパワーアンテナ
・モール織物シート
・大型ドアポケット
・185/70R14タイヤ+フルホイールカバー

▲J'sの主なオプション
・フェンダーミラー
・ヒーター付ドアミラー(ブラック)
・フロントウインドウディスプレイ
・電動スライドガラスサンルーフ
・205/60R15タイヤ+アルミホイール
・ABS
・ビスカスLSD


・Q's
前期では中間グレードでしたが、後期では豪華グレードが増えたコトもあり、素のQ'sってのは少ないかと思います。

■J'sにプラス、またはグレードアップする装備
・電動格納式カラードドアミラー
・ブロンズガラス
・無断間欠ワイパー
・パワーウインドウ
・集中ドアロック
・スポットランプ&フットウェルランプ
・PROアコースティックサウンドシステム(AM/FMラジオ+カセット+4スピーカー)
・FMダイバーシティ
・前席アーム式シートベルトガイド
・布貼ドアトリム
・前席バニティミラー
・トランク裏トリム

▲J'sより更に選択可能なオプション
・ヒータードアミラー(カラード)
・3連プロジェクターヘッドランプ
・革巻ステアリング&シフトノブ
・ホログラフィックサウンドシステムDSP
・リアスポイラー
・スーパーファインコーティング



・Q's SC

92年の一部変更で追加されたグレードで、実質お買い得仕様。
「SC」はスーパーカードの略。

■Q'sにプラス、またはグレードアップする装備
・オートエアコン
・205/60R15タイヤ+アルミホイール(シルバーポリッシュ)


・Q'sクラブセレクション

コレも一部変更で追加されたグレードで、NAでは最上級豪華グレード。

■Q's SCにプラス、またはグレードアップする装備
・3連プロジェクターヘッドランプ
・CDデッキ
・リアスポイラー
・スーパーファインコーティング




・K's

ターボのベースグレードで、実質装備はQ'sのターボ版。
主に走る人がカスタムベースでコレにしたとは思われますね~。

■Q'sにプラス、またはグレードアップする装備
・205/60R15タイヤ+フルホイールカバー
・大径ブレーキ
・ビスカスLSD


・K'sクラブセレクション

シリーズ中最上級グレード。
現在中古車でノーマルとして流通してるのは大概コレです。

■Q'sクラブセレクションにプラス、またはグレードアップする装備
・大径ブレーキ
・ビスカスLSD


で…ココから各種セットオプションなるものがあります。

・スーパーハイキャスパッケージ

文字通りスーパーハイキャスに各種装備をプラスで全車に設定アリ。

◎スーパーハイキャスパッケージの主な内容
・スーパーハイキャス
・大径ブレーキ
・革巻ステアリング&シフトノブ
・20560R15タイヤ


・アートテリアセレクション

大理石模様のシートが特徴の内装に凝った仕様。J's以外に設定アリ。

◎アートテリアセレクションの主な内容
・マーブル調クロスシート
・専用ドアトリム
・専用布貼グローブボックス


・レザーセレクション

文字通りの本革仕様。J's以外に設定アリ。

◎レザーセレクションの主な内容
・本革シート(ランバーサポート付)
・革巻ステアリング&シフトノブ
・専用ドアトリム
・専用布貼グローブボックス



コレにボディカラーが全部で9色。

パールホワイトはこの一部変更で追加された色。

そしてこの時期はまだライムグリーンツートンがあるものの、この数か月後にカタログ落ち。

前期ではイメージカラーでタマもそれなりにありましたが、後期では超稀少!

自分でしたらK'sの5速でライムグリーンツートンを…。

オプションでアートテリアセレクションにヒーター付ミラー、フロントウインドウディスプレイ、革巻ステアリング&シフトノブ、ホログラフィックサウンドシステム、サンルーフ、スーパーファインコーティング、アルミホイールって感じで。

エアコンパネルは追々デジタル化って感じでしょう(笑)

プロ目とリアスポが要らん…(苦笑)



で…コチラが価格表。

最廉価はJ'sの5速で152万6000円。

片や最高額はK'sクラブセレクションのオートマで249万6000円。

ちなみにS15の時にスペックRエアロが確か250万円位で価格差ほぼ無いんです。

自分はS13の方が豪華に見えますねぇ(*´з`)



で…オプションカタログは無いものの、コチラはnavanという専用品カタログ。



navanはとにかくデザインのクセが強い…(汗)

自分はどうも好きじゃないんですよね…(苦笑)



ちなみにこんな感じで各種アパレルグッズも展開してた模様。

う~ん…セレクトがいかにも当時っぽい(笑)



コレは一枚物のチラシ的なヤツ。

ホイール、リアスポ、シフトノブ、ステアリングの4…セットで41万5000円…。

う~ん…自分は要りません…(苦笑)

さて…そんなS13シルビアですが、この後、幻のJ'sがカタログ落ちして、これまた珍しいオールマイティが追加されたりしながら、93年にS14へモデルチェンジ。

バブルの崩壊とRVブーム…そして当時の日本人には抵抗の大きかった3ナンバー化なんてのがモロに影響し、一気に不人気車のような扱いに…。

S13の現在の相場はもう恐ろしい程になってますし、S14ですらもう自分のポケットマネーでは手の届かない存在になっとります…(苦笑)

う~ん…S13はやはり敢えて弄らずに素で乗ってみたい…(笑)
Posted at 2023/09/21 13:56:24 | コメント(16) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ
2023年09月20日 イイね!





①.物を入れるもの。入れ物。容器。

②.人物や能力などの大きさ。器量。

③.道具。器械。

39年を生きてきて…つくづく思う…。

なんて小さい器なんだと…もうとにかく小さい。

お猪口どころか軟膏のフタ位の容量の器。

この場合②になります…まぁ実際小さいんです。

オマケにそう固くも無ければ、夜も年々弱くなる一方…

いやいや…そんな話をする訳じゃなくって、今回は①の話題。

かと言って、リザーバタンクが破裂したとか、燃料タンクから引火したとか、そういう話題でも無い。



土曜日は朝からアイで出かけます。

あ…ちなみにアイのガソリンタンクは、ホンダから特許料払った上で、わざわざセンタータンクレイアウトになってます…。

ってか軽の割には燃費伸びませんな…タンク穴開いてんじゃねぇの…??



そんな中で到着したのは小倉の街中。

西日本陶磁器フェスタ!

ちなみにカミさんに言われるがままに来ただけ。

今日の自分は単純に息子が乗ったベビーカーを押すマシーンとなるだけです。

コレで多少ながら器は大きく見えるようになりましたかね?

軟膏のフタと言わず、せめてガチャガチャの容器位の器で認めて頂きたい…。



「まずはココよ~!」なんて開場と同時…人の少ないウチに目的のブースを回ります。

ほうほう…信楽焼…もうタヌキの置物のイメージしか無い…(爆)

ポンポコポンのポン。



コレ…確か信楽焼(間違ってたらスミマセン…どの順に写真撮ったっけ…)。

コーヒーカップも欲しかったらしいものの、結局今回コーヒーカップの収穫ゼロ。

値段ピンキリですが、カミさんが欲しかったのはそれなりにしたらしい。



一方、陶器なんてTOTOだろ…東洋陶器だろ!!

なんて位しか理解度の無い自分にはこういう実用的?なのばかり目が行く(爆)

お酒類なら4~5日で熟成が進みまろやかに変わっていきます←ココ大事。

ほほ~ぅ♪

しかし…だ…そんなに立派な酒も飲んどらんぞ…(汗)

「かのか」ばっかりだ…(爆)



実は今回陶磁器フェスタに行くのは2回目で、以前行った際も、このようにクルマの置物は展示されてました(^^)v

国産車ではお馴染みのユーノスロードスター♪

コブラにガルフカラーの911も見えますね(*'▽')



以前見た際はクルマの置物が多数ありましたが、今回は一部だけで小規模。

個人的にココが見てて一番気分的に盛り上がる(笑)



コレなんで撮ったんだろ…アルミ地だったからかなぁ…もう既に記憶に無い…(汗)



コレまたクセのつ…個性的な箸置き(笑)

例えば箸置きって個人的には箸と言う位ですから、和柄のいかにもベタな箸置きを想像しちゃいますが、こういうユニークさが出て来るのも時代の流れなんでしょうね(*'▽')

けど考え方次第では、箸置きどころか箸すら使わない若い人も増えてるかもしれない…ファーストフードで済ます人なんて特にねぇ…。

コンビニ弁当は買うけど、パスタやカレーしか買わないから箸は使わねぇ…なんてのもいるかもしれない。



この器はキレイだなぁ…プリウスみたいな色をしている(ぇ

なんて思って価格を見たら、今日乗って来たのより高いという(爆)



で…ココのブースに食いついて立ち止まってしまった…(笑)

滋賀から来られたブースの方で、とにかく販売の仕方…人を惹きつけ方に思わず見入ってしまいました(*'▽')

しかも販売しているのは離乳食用だったり幼児用だったりの茶碗だったり。

幅が広くて倒れも元に戻っちゃう♪

んでもって容器全体が丸いから、スプーンで端までキレイにすくえちゃう!

コレは同時に販売していたマグカップも同様で、カップの内壁底辺が丸みを帯びてるので、洗う際に角を洗いやすい…なるほど…。

オジサンの人柄もありまして、結局容器も買いました(*'▽')



購入後、早速カミさんが使ってますが、子供の成長に対してチョット早かったらしい…けど、そう時期の経たないウチに便利な1品になるのは間違いないかと(^^)v

で…この陶磁器フェスタは毎回お酒の即売会をしてて、試飲が可能。

自分は当然ハンドル握って来てるんで、飲んで来いってコトで変わりの者を…。



おぉ…飲んどる。

子供とやや離れたトコで観察しておりました(ぇ

で…会場を離れ、小倉駅で古本市をやってるというので覗きに…。



3~40年位前のクルマ雑誌もソコソコ販売されてましたが、今回は購入せず…。

いっつも思うんですが、巷の古本屋へ足を延ばした際、映画のパンフレットはドコでも販売されてるのに、クルマのカタログはまず売ってない…(苦笑)

映画のパンフレットに紛れて1冊位あるんじゃねぇ?

なんて過去に探ってみたコトもありますが、未だに無いですね…(苦笑)

クルマに興味が無い人の家でも1~2冊位は過去の購入検討で残してそうな気もするんですがね…中々一般市場では流れておりません…(汗)



その後は土曜日の小倉へ行ったというコトで、久々に玉子物語へオムライスを食べに…。

実は今年の初頭位に移転して、ベビーカーも入れる位に広い店舗になりました♪

なので、店内には小さい子供連れの家族も数組いましたね(^^)v

相変わらず絶品ですわココ(*‘∀‘)!!



ってコトで曜日は変わり…日曜深夜。

1人ガレージで1時間強に渡り電話応対。

家でワーワー喋ってたら子供が起きちゃうのと、高気密高断熱が災いし、家の中は電波が悪いのです…(泣)



久々に昔のアルバムを取り出し、こんな前に乗ってたクルマの写真を引っ張り出したり…何やってんだか…(笑)

まぁ何やってるのかは、また後日話題にします。

ではまた。
Posted at 2023/09/20 12:10:06 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日常生活!? | 暮らし/家族
2023年09月19日 イイね!

オフロードで鍛え、オンロードで磨いた。



どうも(*'▽')

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります。

身近に乗ってる人はいませんでしたが、パリダカの名車と言えばコレ…



初代パジェロ 91モデルです♪

もう初代のパジェロの中でも本気の本気で最終型ってヤツなんですが、このカタログがBカタでございまして、内容チョット薄め…(^_^;)

以前も話題にしましたが、1歳の時に親から買ってもらったトミカの黒いパジェロからこの趣味は始まってますので、まさに自分にとってこのパジェロは原点でもあります。

ただ…この後期は確かに豪華になり、バブリーなクロカンになって行きますが、自分としては、もうチョット素っ気ない…ソレこそ初期モノのパジェロの方がソレらしい感がするんですよね…(^_^;)

最も、当時このパジェロと言うブランドがクロカンの中でもステータスの1つでしたから、最終型でもバンバン売れた訳ですが、2023年の視点からこの当時のクロカン事情を観察しますと、ランクル80という、豪華の極みのようなのも有れば、これまたモデルチェンジして間もないハイラックスサーフもいる訳ですから、パジェロという選択肢に自分は中々辿り着かないような気もします…(汗)

まぁ確かにデビュー当時はジープと較べると圧倒的にナンパなシティクロカンという感じですが、この最終型を見ると、適度に本格クロカン、適度に都会派という感じの初期型にグラッと来てしまいます…(爆)

さて…そんなパジェロは1982年にデビューしています♪

話題にした通り、ジープを80年代のテイスト、世相に合わせて仕立て直したようなクロカンで、当時販売していたフォルテというトラックをベースに開発しています。

デビュー当時より、他社にも無い垢抜けたクロカンというコトで脚光を浴び、当初はバンのみだったものの、例年の改良により、ワゴンやガソリンターボ、4ドアワゴンの追加や、オートマ車の登場等、毎年豪華になっていきました(*'▽')

特に、1989年の90モデルでは、ワイドフェンダーが装着された3ナンバーモデルまで登場!

そして1990年に今回の91モデルへ…。

特別仕様車に豪華の極みと言える、スーパーロイヤルエクシードが登場したのが、最大のネタではありますが、今回のカタログには記載されていません…(苦笑)

ただ…通常モデルのミッドルーフワゴン2.5ディーゼルターボエクシードと、エステートバンに4速オートマが追加された位の改良です。

そんな初代パジェロ 91モデルのキャッチコピーは…



オフロードで鍛え、オンロードで磨いた。

まさにそんな感じ…パリダカで鍛えたメカニズム、そしてオンロード用途で豪華装備がドンドンと追加されていくトコなんてのは、そうだとしか言えない…(笑)

今回はそんな91モデルになった、1990年6月の内容です。



ってコトでショートもカッコイイんですよね~初代!!

特にモデル末期のワイドモデルは迫力が増します♪

豪華にはなっても、三角窓や、引き戸になってるクォーターガラス等、基本的な箇所が素っ気ないのも味ですねぇ(*'▽')

ただ…個人的にはこのワイドのグリルも豪華過ぎて…もっと素っ気ない方が初代に至っては好みです。



で…コッチはロングボディ…というか5ドア。

ミッドルーフワゴン V6 3000 スーパーエクシード-Wという最上級仕様。

名称長い(爆)

3ウェイ2トーンなるボディカラーが2代目への伏線的な感じもします♪

かなり大きそうにも見えますが、なんとグリルガードを含め、全長は4605㎜しか無く、実は初代ステップワゴンと同じっていう…(笑)

その代わり全幅は1785㎜と、現代のクルマと比較しても遜色無いレベルでワイドです。

そう言えばサンルーフの位置…明らかに後席重視ですね(*'▽')



で…コチラはキャンバストップ。

コレも後のJ-トップに繋がって行く仕様ですよね♪

グレードは、V6 3000スーパースポーツと言いまして、この成り立ちで3リッターガソリンが搭載される辺りが面白いですし、何よりグレード名が速そう(爆)

その割に素っ気ない(笑)

穴開きヘッドレストでスポーティに見えるけど、実は簡素なビニールシート(ぇ

グレード名の印象と実車のミスマッチ感でランキング付けたら結構上位に食い込みそうな内容ですよコレ…(汗)



リア周りはこんな写真しかありませんでした…簡易カタログだからか?

まだ後ろから見る分には、豪華な四駆というよりも、質実剛健な感じが溢れてます♪

そう言えばこの前走ってるの見かけたばっかりだ…(汗)

未だに部品出るんですかね…この手は。

維持がしにくいなんて話を聞いたコトが無いですもんねぇ…(^_^;)



インパネはいかにも80年代で元の出身がバンという感じでしかないデザイン。

ココまで角張っていますと、比較的曲線基調のホーンパッドがミスマッチに感じます。

助手席エアバッグも当然無いので、インパネにグリップがあるのも昔のRV!

メイングレードなのに、マニュアルを写真に使う辺りも時代ですね~(*'▽')



シートはモデル末期につれてドンドン豪華になって行き、最上級仕様だと本革とファブリックのコンビシートに♪

更に特別仕様車のスーパーロイヤルエクシードは本革シートになる訳です!

そう考えると格差がスゴイ…廉価グレードになるとビニールなんですから…(笑)



この初代パジェロのウリがサスペンションシート♪

確か乗員の体重によってスプリングの固さも調節出来るんだったかな…。

パジェロに限らず、スーパーグレートのような大型車にも装備されてませんでしたっけ??

で…この高級仕様になると本革にシートヒーターまで装備されちゃいますし、可変式のサイドサポートまで!

ドンドンと多機能になるのがいかにもこの時代と言いますか…(笑)

そんな初代パジェロの91モデルに搭載されるエンジンは全部で3機種…。



・6G72…V型6気筒3000㏄OHC、150馬力、23.5kg-m。

デボネアVで開発されたエンジンをパジェロにも搭載♪

最大トルクは僅か2500回転で発生される低回転仕様。

後にツインカム化され、縦置きと横置きの違いあれど、ディアマンテやGTOにも搭載されて行きます♪



・4D56…直列4気筒2500㏄OHCディーゼルターボ、94馬力、23.0kg-m。

個人的にはパジェロってディーゼルのイメージですがね…。

トルクでグイッと走るって印象♪

・4D56…直列4気筒2500㏄OHCディーゼルターボ、85馬力、20.0kg-m。

上記のインタークーラー無し仕様で、エステートバンに搭載されます。



コレらに組み合わされるミッションは、グレードにより設定の有無がありますが、5速マニュアルと4速オートマ。



足回りはフロントがトーションバースプリングを用いたダブルウィッシュボーン。

リアはワゴンが3リンクのコイルサスで乗り心地を重視♪

一方で、エステートバン、メタルトップ…要はバン仕様はリーフリジットと、耐久性重視の仕様で造り分けています(*'▽')

バンを除き、4段階の減衰切り換え機能を持ったショックも採用♪

スーパースポーツ等、一部のグレードにはスポーツサスまで入ってますね!



更にJX系とスポーツ系にLSDが標準となります(*'▽')

なるほど…そう考えるとスーパースポーツはそういう足や駆動系に力を入れてる訳ですねぇ♪



タイヤに関しては、JX系に16インチタイヤが採用され、どうやらトレッドパターンが国内初…大体新開発になるとタイヤなんてそんなもんじゃないのかい??

なんて思う訳で…。



装備としましては、ワイドボディならではのワイドフェンダーに今では歩行者衝突観点で絶対に装備されないグリルガード!

元々90年代初頭から本とかでは結構議論されてましたね…日本のドコにコレが要るんだ?と。

確かに日本の使い方ではファッションパーツと化すのが大半ですからねぇ…(苦笑)



メーターはゴツゴツとした角張った感じで、なんとも三菱らしい感じがします(笑)

そしてアタック25のように各色が配置された警告灯(爆)

まぁ…黄色が赤に変わっても困るんですけどね…(汗)

三連メーターはナゼか内外気温度計のみデジタル表示。

そう言えば最近は高度計やら傾斜計が付いてるクルマって見ませんね~。

最も使わない人のが多いとも思うけど…(苦笑)



サンルーフは後席重視の設計…恐らくバードウォッチングやらそんなんに使え的な考えなんでしょうかね…(汗)

間違いなくショーファーな考え方は無いハズ…。

ソレに当時としては豪華装備になる、ヒーター付シートですね(*'▽')



その他、高速移動が快適なクルーズコントロールに、ココまで車内が広いと有難い装備となるデュアルエアコン♪



収納面で行きますと、ツールボックスが後席下に用意されてたりする辺りが個性的♪

ワゴン全車とメタルトップXLに装備されるオートフリーホイールハブは、車外に一旦降りてからハブを切り替えずに済む辺りは有難いですが、バックすると解除されて2駆になってしまうのが欠点なんだそうで…(汗)

前進あるのみの漢装備(爆)



更に80年代に装備する車種が一気に増えたヘッドライトウォッシャー♪

この手のRVで装備するクルマは多く、パジェロも例外ではありません。

しかし、1度90年代に入ってから20年位廃れた装備になりましたね。

最近はLEDヘッドライトが電球のように熱を持ちにくい為、雪が溜まった時に溶けにくい…なんていう雪国の事情もありまして、装備する車種も再度増えてきた一品ですねぇ(*'▽')



そんな初代パジェロのグレード構成はこんな感じで、まずはキャンバストップとバン仕様のメタルトップから。

・キャンバストップ スポーツターボ (MT)

2.5インタークーラーディーゼルターボ搭載仕様。
キャンバストップで唯一のディーゼル…装備も実に素っ気ない。

■キャンバストップ スポーツターボの主な装備

・大型フェンダーミラー
・前後ブラックバンパー
・バンパーオーバーライダー
・ベロアニードルパンチカーペット
・フロントルームランプ
・フロアコンソールトレイ
・ビニールシート
・タコメーター
・スロットルノブ
・オイルクーラー
・パワーステアリング
・スーパークイックグロウ
・8インチシングルマスターバック
・3リンク式リアコイルサスペンション
・リアスタビライザー
・LSD
・スポーツサスペンション
・4段切替可変ショックアブソーバー
・215SR15タイヤ+スチールホイール

・キャンバストップスーパースポーツ (MT)

V6 3リッター搭載仕様で名称通りのスポーツパジェロ。

ブレーキが8+9インチのタンデムマスターになる以外はスポーツターボと同じ。


・メタルトップDX (MT)

2.5リッターターボディーゼル搭載。
貨物のバンで、公用車なり、山林用途という感じの仕様。

■メタルトップDXの主な装備
・熱線プリントリアウインドウ
・大型フェンダーミラー
・前後ブラックバンパー
・ベロアニードルパンチカーペット
・フロントルームランプ
・フロアコンソールトレイ
・ビニールシート
・AM電子同調ラジオ
・デジタル時計
・照明付ヒーターコントロールノブ
・スロットルノブ
・エンジンオイルクーラー
・8インチシングルマスターバック
・7.60-15-6PRタイヤ+スチールホイール


・メタルトップXL (MT)

同じく2.5リッターターボディーゼルで、コチラはより乗用感覚の貨物。

■メタルトップDXにプラス、またはグレードアップする装備
・ウォッシャ付間欠リアワイパー
・ヘッドランプウォッシャー
・ハロゲンヘッドライト
・ウェスタンドアミラー(クロムメッキ)
・クロムメッキフロントバンパー
・前後マッドガード
・バンパーオーバーライダー
・フルトリム
・ベロアニードルパンチカーペット
・ドアポケット
・マップランプ
・助手席バニティミラー
・バックスキン+ベロアシート
・運転席サスペンションシート
・タコメーター
・3連メーター
・AM/FMラジオ+カセット+4スピーカー
・レオスタット
・フューエルリッドオープナー
・パワーステアリング
・バリアブル間欠ワイパー
・バックドア電磁ロック
・オートフリーホイールハブ
・215/SR15タイヤ+ホワイトスタイルドホイール+センターキャップ



次いでメタルトップワゴン…なんか豪華になって行きますね~(笑)

・メタルトップワゴンJX (MT)

ワゴンタイプで最もベーシックなのがコレ。但し、走りの装備がややウルサイ。

■メタルトップXLにプラス、またはグレードアップする装備
・前後クロムメッキバンパー
・カットパイルカーペット
・アームレスト兼用大型インナーボックス
・シートバックポケット
・フロアコンソールボックス
・後席ヘッドレスト
・後席シートベルト
・パワーウインドウ
・集中ドアロック
・スーパークイックグロウ
・4輪ディスクブレーキ
・9インチシングルマスター
・3リンク式リアコイルスプリングサスペンション
・リアスタビライザー
・4段切換可変ショックアブソーバー

●JX専用装備
・フロントグリルガード(ブラック)
・バックスキン+キャピタルニットシート
・LSD
・スポーツサスペンション
・205/80R16タイヤ+ホワイトスタイルドホイール+センターキャップ

□メタルトップXLより削られる装備
・ヘッドランプウォッシャー
・サスペンションシート
・3連メーター


・メタルトップワゴンXL (MT/AT)

ココからオートマが登場。ナローショートのディーゼルではコレが最上級。

■メタルトップワゴンJXにプラス、またはグレードアップする装備
・ブロンズガラス
・ヘッドランプウォッシャー
・サイドステップ
・ピンストライプ
・フットレスト
・スエードニット+ファブリックシート
・運転席サスペンションシート
・3連メーター
・215SR15タイヤ+アルミホイール


・メタルトップワゴンスーパーXL (AT)

V6でATのみの高級仕様。ナローショートの頂点。

■メタルトップワゴンXLにプラス、またはグレードアップする装備
・チャコールガラス
・寒冷地仕様
・8+9インチタンデムマスターバック



ココからロングボディです…にしてもグレードが多い…(汗)

・エステートバンDX (MT/AT)

ロング唯一の貨物仕様…そしてハイルーフ。
この91モデルでATが追加されたのがトピック。
ってか…貨物と言えど、コレに衣装?クリーニング屋?パジェロでコレする(笑)?

■メタルトップDXにプラス、またはグレードアップする装備
・リアルームランプ
・フットレスト
・9インチシングルマスター


・エステートワゴンXL (MT/AT)

ロングのワゴンでは唯一のハイルーフ。

■メタルトップワゴンXLにプラス、またはグレードアップする装備
・クォーターポケット
・後席シートバックポケット
・後席ルームランプ
・助手席サスペンションシート

□メタルトップワゴンXLより削られる装備
・サイドステップ
・マップランプ


・ミッドルーフワゴンJX (MT)

俗に言う標準ルーフ…JXなので廉価ながらも走りに特化したヤツ。

■メタルトップワゴンJXにプラス、またはグレードアップする装備
・後席シートバックポケット
・リアルームランプ

□メタルトップワゴンJXより削られる装備
・マップランプ



・ミッドルーフワゴンXL (MT/AT)

自分はこの辺りがパジェロらしいと一番感じるグレードですね(^^)v

■エステートワゴンXLにプラス、またはグレードアップする装備
・ラクーンウインド(ガラスサッシュブラックアウト)
・サイドステップ


・ミッドルーフワゴンエクシード (MT/AT)

三菱お得意豪華仕様のエクシード♪

■ミッドルーフワゴンXLにプラス、またはグレードアップする装備
・シェードバンド付ブロンズガラス
・本革巻きインパネアシストグリップ
・本革+ファブリックシート
・前席シートヒーター
・本革巻きステアリングホイール
・寒冷地仕様
・215SR15ローノイズタイヤ+アルミホイール


・ミッドルーフワゴンスーパーエクシード (AT)

V6搭載ATのみの最上級仕様!スーパーエクシードって名前がカッコイイ♪

■ミッドルーフワゴンエクシードにプラス、またはグレードアップする装備
・電動スライド式ガラスサンルーフ
・マップランプ
・クルーズコントロール
・8+9インチタンデムマスター
・デュアルエアコン



ココからはワイドシリーズ…オーバーフェンダーでワイドに。

ちなみにワイドシリーズ専用の共通装備はこんな感じ…。
・サイドターンランプ
・ワイドフェンダー
・スペアタイヤハンガー
・リアドラムブレーキ
・265/70R15タイヤ+アルミホイール (JX系除く)

・メタルトップワゴンXL-W (MT/AT)

ディーゼルではコレが最上級。

■メタルトップワゴンXLにプラス、またはグレードアップする装備
・グリルガード(クロムメッキ)
・7+8インチタンデムマスター


・メタルトップワゴンスーパーJX-W  (MT)

他のJX系と違い、V6の5速…スーパースポーツ豪華版って感じの内容。

■メタルトップワゴンJXにプラス、またはグレードアップする装備
・8+9インチタンデムマスター
・31×10.5R15タイヤ+アルミホイール


・メタルトップワゴンスーパーXL-W (AT)

ショートの頂点!但し、ナローのスーパーXLと装備は同じ。



やっとコレで最後…ロングのワイドですね(^^)v

・ミッドルーフワゴンエクシード-W (MT/AT)

ディーゼルの本気で最高峰はコレになりますね。

■ミッドルーフワゴンエクシードにプラス、またはグレードアップする装備
・7+8インチタンデムマスター


・ミッドルーフワゴンスーパーJX-W (MT/AT)

ロングワイドの硬派仕様…やっぱりV6のみ。但しショートと違いATがあります。

■メタルトップワゴンスーパーJX-Wにプラス、またはグレードアップする装備
・後席シートバックポケット
・後席ルームランプ
・フットレスト


・ミッドルーフワゴンスーパーエクシード-W (AT)

コレが本気の最上級グレード。
但し、ワイド専用装備を除き、ナロー版との大きな違いはありません♪

自分でしたら、ミッドルーフワゴンXLの5速…どうも初代のディーゼルはマニュアルの方が80年代のRVらしい感じがしますねぇ♪

コレにボディカラーはソフィアホワイトとブラックのツートンを…。

変に豪華過ぎず…かと言って商用というか、ジープ過ぎずと言いますか…。

イイ具合に街と自然が融合しそうな感じを持っているのが好ましいトコです♪

さて…そんな初代パジェロは1991年に2代目へバトンタッチ。

パリダカでの知名度とRVブームも後押しし、更に豪華となったパジェロは大人気クロカンになって行ったのはご存知の通りかと。

後はダーツの景品(爆)

改めて見ますとコレも40年は前のクルマになるんですね…(汗)

こんな感じの硬派なクロカンってもう…いや…ランクルが再販しますわ…。

アレも気になるんだなぁ…(笑)
Posted at 2023/09/19 14:08:39 | コメント(8) | トラックバック(0) | カタログ~三菱~ | クルマ
2023年09月16日 イイね!

フラッグシップ



どうも(*'▽')

最近ネタが無いってのもあるけど…このクルマの話題には触れておこう。

そう思いました…やっぱり気になりますもんね~



新型センチュリー

ちなみにフルモデルチェンジでは無く、センチュリーの新しいボディバリエーションの1つと思ってもらうのが正解。



なので、従来から販売しているセダンタイプも併売なので、「伝統を壊しやがって!」なんて悲観する必要も無いです…寧ろ時代と共に生活様式は変わって行くモノ。

年々そう思うようになりました…。

もっと遡ると、籠から馬車へ…馬車から自動車へと乗り物が変化するように。

そして2023年…センチュリーは




こうなりました。

パッと見てこう思いました。

こいつは和製カリナンだと。

更にこうも思いました…。



こう来たか!!と。

まさかのリンクドアで攻めて来るとは予想外…。

そしてこのクルマを実にカッコイイと自分は思う訳です。

しかもこのようにGRまで出してくるのも面白い♪



確かに和製カリナンという感じがしなくもないですし、SUVとも言われる格好をしています。

しかし、トヨタ曰くコイツはSUVでは無いんだそうです。

そして、やはりドコとなくセンチュリーらしさが出ていますし、セダンで無くても十分センチュリー出来ているじゃないかと思うのです。



古くからヨーロッパではシューティングブレークなる、貴族がジャガーやロールス等のサルーンをステーションワゴンにコーチビルドして使用するスタイルもあれば、大統領専用車にSUVが採用されている国があるコトを考えれば、センチュリーにこのようなボディタイプがあるのは決しておかしいとは思えない訳です。



そしてセンチュリーの「和」や「伝統」を感じるのは、「几帳面」と呼ばれるボディラインが使われているからでしょう(*‘ω‘ *)

スカイラインにサーフィンラインが代々受け継がれていたように、センチュリーは几帳面なんでしょう。



インパネも歴代センチュリーがそうしてきたように、車両感覚が掴みやすく、見晴らしも良い水平基調。

他の部分は全て表皮に覆われ、人当たりの良い、ソフトな印象を与えます。

ただ、ココは流行りに乗ったのか、ドコとなくレクサス感のある内装意匠。



後席はやはりセンチュリーの名に恥じない、エグゼクティブな空間を提供。

そうそう…4人乗りです。



このリアシートは世界初でオットマンを含めたフルフラットシート。

従来のセダンもそりゃ快適ですが、室内高を含めた広大な空間をより有効に使えるコチラの方が機能としては軍配が上がります。

嘗てはセダンで無ければ快適に移動出来なかった…というのも過言では無いかと。

だが、技術の進歩により、昨今では重心の高いミニバンタイプでも、少なくとも初代のセンチュリーを超える機能と快適性を兼ね備える内容になり、移動車がアルファードに取って代わるコトも珍しくなくなっています。

余談ですが、タモリは昔から移動にキャラバンを使ってます…まさに先見の明。



で…やはりセンチュリー。

電動オットマンは当然、そのオットマンにはヒーターが内蔵。

更にリフレッシュシートで移動は快適…ホントにイイんですよコレ。



アルファードのようにテーブルも内蔵。

回転格納式でノートパソコンも置くコトが出来ます。



しかもこの辺りがショーファーたる由縁。

ラゲージとの間にパーテーションが入ってるんです…(汗)

しかも合わせガラス入れてる…かなり遮音高いんですよ合わせ使うと。



ドアガラスは調光機能付…ボタン一つでホワイト調のスモークガラスになります。

コレはハリアーやレクサスRZがルーフで採用しているのと同様。

ホントに瞬時に曇りガラスになり、しっかりと遮光します。

パノラマルーフはセンターピラーより後ろ…つまり後席専用となるのもショーファーという感じですね。



その他、装備は実に多彩で、アルファード譲りのマルチオペレーションパネル。



地上高が高くなるコトに合わせ、電動格納式ステップも装備。

デザイン・装備とスゴイクルマなんだとつくづく思う訳です…ココまでは。



気になったのは、コレに搭載されるエンジン…

ん??2GR使っちゃうの??

まさかココでTNGAでも無い、ただの2GRのハイブリッドシステムを搭載。

コレにPHEVユニットをドッキング。

恐らくRX辺りのユニット流用な気もするなぁ…。



足回りもフロントがストラット、リアがマルチリンク。

e-AxleにDRS…いや…まんまRX500hのユニットですやんコレ…(汗)



コレにオプションだったら22インチのスパッタリング塗装が施されたアルミが装着…ってかこのボディとは言え、センチュリーに22インチが入る時代。


で…個人的にどうも解せないのがメカニズム全般と言いますか…。

確かに感応的に違いが出て来る部分とは言え、幾らなんでもコレは手抜きな感…。

ちなみに2500万円です…(汗)

この価格…LF-Aを除くとトヨタ&レクサスでも最高額なんですよね。

歴代センチュリーのメカニズムは信頼性に重きを置いているので、既存の技術の焼き直しが悪いと一概に言えない所もゼロではありません。

しかし…コレはあまりにまんま過ぎないかとも思うのです。

例えば、50系なら既存の技術にプラスをした内容だったりしたものです。

JZを2機合体させた構造のV12エンジンに、片バンクが死んでも6気筒で走行可能だったり、燃料ポンプを2機搭載し、1機が破損しても、もう1機で賄える、最後まで生き抜く性能とか。

この新型に至っては、そういうのではなく、単純に流用とコストダウンという側面があらゆる箇所でどうも見え隠れしている気がしてしまうのです。

確かに日常使用ではムダと言えるかもしれませんが、ソコまで拘りぬくのもフラッグシップとしての使命だとも思う訳です。

歴代のセンチュリーは、赤字覚悟…ってか赤字の内容で開発されていたものですが、ソコまで無くとも、このモデルは明らかに採算重視のセンチュリーだと思わざるを得ないというか…本気度が今までのより細部まで無いような…(汗)

どうせなら、ソコまで拘りぬいて、1台4000万超えで、カリナンやベンテイガを圧倒的にブチ抜くような仕様でも良かったのではないのか?とも思います。

だって月産30台位らしいじゃないですか…もっとフルオーダーみたいなのも行けそうな気がしますがね…(^-^;



で…ボディカラーは相変わらずセンチュリー伝統の漢字名称だったり。

紅蓮という赤があるのが今回センチュリーにとっては斬新♪

ちなみにオプションカラーで70万円(爆)




更に極めつけが、この黎明 杼型と呼ばれるボディカラーで、なんと200万円!!

正直、このボディカラーが200万円の内訳も個人的にはなんとも言い難い感じがしますがね…(^-^;

塗り分けと塗装品質が難しいのも分からんくはないですが…。



後はフロアマットが44万円…だったかな…ソコはまだイイとして、まさかのスカッフプレートが77万円するのは中々です(笑)

ちなみにオプションの冷蔵庫が20万円…冷蔵庫より高いプレート(笑)

まぁ…メカニズムはともかく?中々面白いクルマが出てきたなと思ってます♪

そのウチ、センチュリーというのは、トヨタの最高級フラッグシップセダンという、今までの価値観を超え、やがてセンチュリーという、レクサスより上級の1つのブランドとなって、色々なボディ形状で展開し出してきたりしたら面白いですがね(笑)

センチュリーセダン、センチュリーSUV、センチュリーミニバン、センチュリーダブルキャブ…なんて展開されたらどうなるコトやら…ならんでしょうけど…。

そう言えばレクサスもLMが出てきたりするんでしょうかね(^^)v??

しっかし…年々貧富の差が大きくなって行ってますね…車種バリエーションを見ていると年々どうもそう感じて仕方がない。

ではまた。
Posted at 2023/09/16 22:44:09 | コメント(9) | トラックバック(0) | 新型車を斬る!! | クルマ

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「例年通りですが、年始年末の挨拶やってたらキリが無いんで、その旨のコメントを頂かない限り省略してます…ご了承を…。」
何シテル?   12/31 21:57
愛車はC33ローレル、GS121クラウン、ZVW52プリウスPHV 登場から既に30年を超えてしまったC33ローレルをメインとして活動しています♪ ...

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