どうも(*^^)v
さて…リクエストされたカタログを今回もドンドンアップしていきます。
ってコトで…
Y33グロリア前期です♪
友達が前期のターボブロアムをグロ→セドって感じで乗り換えてましたね(^_-)-☆
学生の頃はY32が捨て値で転がってた頃でして、一方Y33になると前期ブロアムでも100万はしてて、全然手の届かないクルマでしたね…なんせY34が新車で売ってた時代ですから…(^_^;)
で…整備士になって、一緒に日産に入った友人が買ったのがグロのターボブロアム。
ホントに速くてデカくて…けどコストダウンされてて装備はホントにグロリアなのか!?ってなる位に簡素化されてましたね…(^_^;)
ただ、Y32やY34って壊れまくりだったのに、Y33ってのは全然壊れない…ホント壊れない(笑)
実際にディーラーでも結構車検とかで触ったけど、ホントに大きな故障が無かった印象(笑)
さて…そんなY33グロリアは1995年にデビューしています♪
この時代の日産はバブルのツケが回ってきて、あわや倒産寸前の低空飛行でしたよ…えぇ…(汗)
そんな折に出来てたのがこのY33…旧モデルY32比でホントにモデルチェンジなのか??
と…いう位にコストダウンされたものの、当時A32セフィーロで初搭載されたVQエンジンを搭載したコトと、Y32で大ヒットしたので、更にキープコンセプトでグランツーリスモをグロリアの方はイメージリーダーとして持ってきましたね(^_-)-☆
なのでキャッチコピーも…
これが大人のスポーツだ。
もう思いっきりスポーツセダンというイメージを引っさげて来ています♪
今回のカタログは1995年6月のものでデビュー当時のものです。
で…まずはグランツーリスモ。
比較的シャープなデザインだったY32から、やや丸味を帯びてボテッとした印象です。
丸目のヘッドライトはガーニッシュの端まで目一杯大きくした感じが印象的。
個人的には後期のヘッドライトの方が好みです(*^^)v
リア周りもガーニッシュを含め、メッキパーツが少なくしてスポーティなイメージを出しています。
見た目で特にコストダウンを感じたのがインテリア。
インパネは高級感を感じたアナログ時計が無くなってデジタル時計に。
運転席側のアンダーパネルにあった、電格のスイッチ等も格納式で凝っていたのですが、それも廃止。
代わりに…と言ってはなんですが、木目調パネルがこれでもかという位に張り巡らされています♪
シートはブロアム系と違い、サイドサポートが張り出したスポーティなシートになっています♪
また、グランツーリスモ系のみオプションで黒の本革シートが選べます…コレいいですね♪
一方、コチラはブロアム系。
セドリックはブロアム系をイメージリーダーにしていますが、当時はグラツーの方が好みで、どうもブロアムはジジ臭い感じがしたものです…(苦笑)
何気にフロントバンパーも造り替えてます♪
リア周りはリアガーニッシュがメッキ枠で本体はシルバーの物になり、高級感を出してキャラクターの違いをアピールしています♪
インパネは特段違いが無く、木目パネル下段にブロアムの文字が入る位ですかね。
シートはサイドサポートが張り出さないタイプ。
ブロアムJを除いて、ブロアム系はシートバックグリップが付いています♪
当時は友人のグロリア見て、ローレルに無いコレが羨ましく思えたものです…(笑)
細かいトコでチョコチョコ変えてるんですよね(笑)
で…ブロアム系も本革が選べるんですが、コチラはグレーとベージュの2色があります♪
そんなY33グロリア前期に搭載されるエンジンは全部で4機種…
VQ30DET…V型6気筒3000ccツインカムターボ、270馬力、37.5kg-m。
VQは回転フィールがホントに気持ちイイですよね♪
Y34のヤツは直噴になってよく壊れるんですが、コッチは全然壊れません♪
但し、燃費が悪くてリッター5km位でしたね…(苦笑)
VQ30DE…V型6気筒3000ccツインカム、220馬力、28.5kg-m。
NAになってもフィールの良さは健在♪
VG30E…V型6気筒3000ccシングルカム、160馬力、25.3kg-m。
勿論コチラも名機♪
ワンカムでも3リッター…十分走ります(^_-)-☆
RD28…直列6気筒2800ccシングルカムディーゼル、100馬力、18.2kg-m。
ブロアム系にしかディーゼルはありません(笑)
これらに組み合わされるミッションは、全車4速のオートマのみになります。
ココもY32では5速オートマだったので、コストダウンされたものの、実際にはコッチの方が丈夫というオチ(爆)
Y32ではドライブプレート(マニュアルで言うフライホイール)のリングギアが欠けるトラブルが多かったものの、この辺りも解消されていてマジで壊れません(笑)
Y33はVQエンジン搭載車ならストラットタワーバーが標準装備になっています(^_-)-☆
やっぱりライバルのクラウンとはチョット違ってこんなトコをアピールしてくるのが日産らしい(笑)
ブロアムVIPにはオプションでアクティブダンパーサスペンションなるものもあります。
チョット前までは、このような装備ってあった方がイイと思ってましたが、最近は機構を知って行くと、この手の装備が逆に悪さをするというコトが分かってきました…(^_^;)
ギミック好きな方ならいいかと…(笑)
さらにグランツーリスモアルティマは電動のスーパーハイキャスがあったりして、なんとも日産らしい感じが(笑)
装備としては、やっぱり高級車…色々あります(^_-)-☆
デジタルとアナログへの切替えが出来る、バーチャルビジョンメーターなんて物もあります♪
けど、コレを装備してるのって見た記憶が無いのです…(苦笑)
自分はこういうの好きなんですけどね(笑)
世界初のバードビューナビ♪
コレ…当時としてはホントに画期的でした(^_-)-☆
今じゃ3Dでビルとかまで出ますもんね(笑)
一方、装備でかなり落とされたのが、このトータルコーディネート室内照明。
Y32ではなんと21ヶ所も照明があって、ピラーの隙間とかにも照明があったんですが、一気に減りました…(苦笑)
ただ、VIPセレクション2っていうのにすると、後席用のオーバーヘッドコンソールが付きます!
更にリアパワーシートは勿論、リアシートヒーターにリラックスシートまで付いて、バブルの時代の日産車の雰囲気がグッと出てきます♪
ブロアムVIPに乗るならこの仕様を探し出したいものです(笑)
で…意外だったのは、Y33でもオートリフレックスミラーやオートワイパーの設定ってあったんですね!!
しかしながらコレが装備されたY33を見たコトが無いのです…(汗)
で…コレは正直何とも言い難いのがヘッドレストポケット。
一体このスペースに何を収納するのか…(汗)
万が一収納するにしても、仮に衝撃の際に頭部を保護するものに収納を設けるのはチョット怖い気もします…(汗)
ボディカラーは全部で8色。
ダーク系がとにかく多い感じですね。
イエロイッシュシルバーは異様な感じもしますが、実際に見るとベージュですね。
それとオプションカタログも付属していましたので、見てみたところ、コレが結構面白い物が多いですね♪
表紙のヘッドランプフィニッシャーの色違い…
コレって当時のフジミのプラモの箱絵であったのでなんとなく知ってましたが…
こんな組み合わせもあったとは…(汗)
ちなみに最近業者オークションでまさにこの仕様が出てきまして、思わず事故修理とかでこんな仕様になっているのかと思ったらオプションなんですね…(汗)
ホントに好きで付けた人には申し訳ないです…(^_^;)
それと、リモートエントリーライトという、ウェルカムランプもあったようですが、コレも見た記憶がありません…ナゼか照明がグリーンだし(笑)
で…コレも意外だったのが、Y33でもELのボンマスなんてあったんですね♪
コレも出来れば標準装備して欲しかった…(T_T)
で…トータルコーディネート室内照明の数が減らされた代わり??
なのか、このようなイルミネーションランプも設定されています。
こんなの初めて見たぞ(爆)
センサーライトなんてのもあったみたいです(笑)
赤外線センサーで照明が…なんて書いてます…(汗)
室内で動く度にスゲェ誤作動しそうなんですが、どうなんでしょう…(汗)
木目調のリアカップホールドテーブルなんての物もあったんですね…(汗)
コレも結構レアなオプションかと思われます。
それと、R33のオプションにもありましたが、コーナーポールの代わりになる、ホログラフィックマーカーなる物もY33で設定されたみたいですね(^_-)-☆
コレ…ホントに使えるのか、実際に乗って試してみたいのですが、未だに装着車に出会ってません…(泣)
こんな感じでオプションがとにかく豊富…だってオプションカタログだけで26ページもあるんですもの…(^_^;)
オマケ
やっぱりグランツーリスモの名は伊達じゃないですね…1.6トンもの車重を240キロまで引っ張るんですから…(汗)
なんだかんだ書きましたが、やっぱりY33って当時は高嶺の花でカッコイイクルマでしたね(^_-)-☆
このY33も最終的には深夜のドンキでボロボロの個体が徘徊しまくった挙句、現在では滅多と見る機会が減りましたね…(泣)
今はY33が中古でまだ安く買えるので、上物を安く買うなら今のウチ…。
コレは絶対中古相場高騰すると思いますよ…特に後期のグラツー。
だって自分達の世代が懐かしくなって欲しがるクルマですもの…(笑)
敢えてのVQ37HRにスワップなんてしたらコレまた面白いでしょうね(笑)