どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…1度だけ運転席に座らせて頂いた位で縁は無いですねぇ…(^-^;
初代チェリークーペ前期です♪
さて…話題は前後し冒頭のCMに出てこられます、古いお寺が大好きな浦英美さんは未だにご健在でお寺巡りをされていられるのでしょうか(^O^)??
はたまたCM用の架空名義の方なのでしょうか??
調べてみたものの、ネット上では同姓同名の方は引っ掛かりませんでした(爆)
意外とコメント上で、「未だにこの方チェリー乗られてますよ!!」なんて知人の方が出てきたりされたら面白いのですが…(爆)
さて…そんなチェリーは1970年に日産初のFF車としてデビューしています♪
当初のラインナップは2ドア及び4ドアのセダン。そしてバン。
バンモデルのデザイナーさんは後にケンメリやジャパン、Be-1やインフィニティQ45をデザインされた方なんだそうですね(^^)v
デビュー翌年の1971年に今回のクーペモデルを追加しています。
ところで…
クーペとは何ぞや??ってなったコトないですか??
一般的によく耳にしていた2ドアクーペはモチロン、マツダランティスのような4ドアクーペ…最近はグランクーペやらSUVクーペ等々…もう何をもってクーペなのか…(汗)??
丸みを帯びたコッペパンに似たスタイルが…云々…。
ってかフランス語で「コッペ」なんだ…(汗)
クーペとコッペパンの語源が同じで36年で生まれて初めて知りました…。
ただ…クルマの場合は難しいですね…だったらプリウスもクーペじゃねぇの??
なんて思っててもアレってボディ形状的には5ドアハッチバックかと思うし…。
けどトヨタのホームページを見たらなんと「セダン」になってるんですよ…(汗)
もう…訳が分からん…個々の解釈ですね…えぇ…(爆)
ってコトで今回はどうやらクーペが追加れた1971年9月のモノのようです…。
70年代中盤位までの日産車のカタログって発行日無いんですよね…(^-^;
ってコトでこのチェリークーペの独特のスタイル…マジでカッコイイですよね♪
フロントよりもリアで絵になるクルマだと思いますね!
にしても…ナゼに裸なんだ(爆)
FF車ですが、ロングノーズな感じですよね(^^)v
横に細長い前期グリルの方が好みではあります…最終型のあの大きいグリルはチョイと好みではないかなぁ…(^-^;
ちなみにこの時点でX-1・Rはまだ出ていません。
どうやら前期のX-1・Rは数か月しか出てないようです。
そう言えばレストアガレージ251に出てきましたね…1度も優勝したコトのないプロゴルファーの話でしたが、アレは好きな話です(^O^)
で…やっぱり特徴はリア周り。
プレーンバックという独特のスタイルは「世界一速いパン屋のバン」と呼ばれたロータスヨーロッパのようです…(特にS2位までがそんな感じですよね)
ところでこのイエローはなんか日本車離れした感じがイイですね…現存してるのか…(汗)!?
インパネはいかにも70年代って感じの多連メーターにシルバーのパネル。
ウッドのステアリングは2本スポークってのがなんか違和感ありますが…(^-^;
ただ、この手のエントリークラスでもこのようなステアリングが採用されるんですから豪華ですね(^^)v
室内はフロントがハイバックで平板なシート。
リアもフツーにベンチって感じのシートでして、申し訳程度でクッションをえぐってるような感じですね。
ただ…このチェリークーペの魅力はリアシートを畳んで表れる、多用途且つ広大なラゲッジスペースです(^O^)
今回とは違うバリエーションのヤツで、表紙に足の長いモデルのお姉さんがラゲッジで足を伸ばしてるカットがあるんですが、アレがカッコ良くってですね!
構図とイイ、センスとイイ、とても半世紀前のカタログと思えないので欲しいトコなんですが、まだ手に入れてないんですよねぇ…(^-^;
メカニズムの項目では、毎度この時代あるあるな透視図がございます♪
そんな初代チェリークーペ前期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
・A12…直列4気筒1200㏄OHV、SUツインキャブ、80馬力、9.8kg-m。
X-1・LとX-1に搭載され、エンジン自体は後のX-1・Rと同じになります。
名機A型と横置きに搭載…グロス80馬力ですが、車重はなんと690㎏♪
最高速度は160km/h。
・A12…直列4気筒1200㏄OHV、シングルキャブ、68馬力、9.7kg-m。
GL・L、GL、1200DXに搭載。
最高速度は150km/h。
・A10…直列4気筒1000㏄OHV、シングルキャブ、58馬力、8.0kg-m。
1000DXに搭載。最高速度は140km/h。
コレらに組み合わされるミッションはマニュアルの4速のみ。
オートマが無いコトに時代を感じますね…エントリーカーなのに…(^-^;
ミッションはミニのような2階建てのイシゴニス方式になっております♪
足回りはフロントがストラット、リアがセミトレの4輪独立懸架で実に凝っております…基本的にプリンスが開発していたクルマになるので、こういうところに技術陣の拘りが出ているのだと思います…。
よく考えればボディにミッションに足回りと結構個性的ですもんね…(笑)
ブレーキはフロントがX-1系とGL系がディスクで、DX系がドラム。
リアは全車ドラム式ですね。
今じゃ4輪ドラムなんてありえないでしょうが、当時はまだまだフツーです(笑)
ちなみに4輪ドラムは操作がホントシビアですね…冷間時の初期制動で怖い位にガツンと効いたり…(苦笑)
装備としてはホイールキャップがX型…
いや…回転すれば十字…(爆)
メーカーがX型って言ってるからX型。
装備としては…ってかチョークレバーなんて今や20代の子なんて殆ど知らんでしょ…(苦笑)
自分達の世代でもクルマ好きじゃないと知らないハズです…(汗)
ワイパースイッチもこの通り…引くタイプの方式。
そして静粛性にも考慮してるようです…
甘いささやきを少しも殺さんらしい(爆)
グレードは全部で6種類…
・X-1・L…ツインキャブでレザートップやウッドステア装備の最上級グレード。
・X-1…ツインキャブのフツーのヤツ。
・GL-L…シングルキャブでX-1・L並の豪華装備のグレード。
・GL…シングルキャブでX-1並ってトコでしょうか。
・1200DX…1200のエントリーグレード。
・1000DX…エントリーモデル且つ唯一の1000㏄搭載モデル。
ボディカラーは全部で6色…よく見ますとあの個性的なイエローはデラックス専用色なんですね…(泣)
そりゃ見ない訳です…(汗)
自分ならX-1・Lの白ですね…フツーでしょう…その前にタマが無い(爆)
後は豊富なオプションパーツ…リアのスポーツバイザーがなんとも言えません♪
お!このカタログは偶然ながら、日産チェリー京都販売から出たモノでした(^^)v
このCMの人もココで購入したんでしょうかね…(笑)??
ソレにしてもこのクーペの後ろのスタイリッシュさは半世紀経っても個性が光ってイイですねぇ…。