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2021年10月12日 イイね!

貨物がオシャレな時代。



どうも(^^)v

今回はみん友さんの愛車紹介に出ているクルマのカタログになります。

全然馴染みの無い車種ですねぇ…(^-^;



6代目ハイラックス後期です♪

この手のピックアップにしては珍しくデビュー当時にCMやってるんですよね。

どうやら当時の若者にピックアップがカスタムベースで人気があったからCMやったようですね(^^)v

そうそう…90年代末期は色んなジャンルでのカスタムがまだまだ沢山あった訳で、トラッキンもいた訳です。

マーバンやアベニールなんかもカスタムベースで流行って貨物でオシャレな時代。

そんな時代の1997年に今回の6代目ハイラックスがデビューしています。

4ナンバーの通常のハイラックスに1ナンバーでレジャー向けのスポーツピックアップとう構成。

で…2001年に今回の後期型へとマイナーチェンジしています。

元来、この手のボンネット型のピックアップって、大昔の(ソレこそ1950~60年代)のクルマが庶民にはまだまだ高価だった日本では、平日は仕事に…休日はレジャーやデートに使える貨物兼自家用で使われてたクルマになります(^^)v

オシャレ貨物と言いますか…。

80年代になりますと、さすがに日本でも自家用車は普及してますし、どちらかと言いますと日本よりもアメリカ市場がメインになった感じがあります。

アメリカでは税金・維持費が比較的安く、学生達の通学やデートの相棒…
まさにBTTFでマーティがジェニファーを横に乗せて湖に行くようなですね。

この辺りから日本では代用アメ車的なニオイがこのハイラックスにはしてきたような気がします(*'▽')

今回のカタログは2003年9月のモノになります。



ってコトでまずはシングルキャブ低床のデラックス。

土建屋さんや工務店が仕事でいかにも使いそうなタイプですね(^^)v

ヘッドライトは規格型の角目2灯。

当時のプレスリリースを見つけて今見てますが、どうやらテーマは「スポーティ&タフ」らしい。なるほど。



コチラは4WDシングルキャブのデラックス。

4駆になりますと全高が一気に160㎜もアップしますので、かなり大きく見えます!

しかしながら、全長も全幅も4ナンバーサイズでコレは2駆も同じ。

テールがアオリの両サイドに配置されてますが、比較的大型なのとテール上部が丸みを帯びていて、この辺りでやや乗用車的な雰囲気も感じ取れます♪



インパネはシンプルそのもの。

寧ろ今の商用車は法規制の絡みが無くもないですが、色々と装備を付け過ぎてる感もします。

エアコンあるなら窓も手回しでいいじゃないのと。

このフェンダーミラーがデラックスは標準でドアミラーがオプション。

ステッキ式のサイドブレーキレバーも今や殆ど見る機会が無くなりました…(泣)

エアコンスイッチは汚れた手でも、軍手をしてても扱いやすいダイヤル式。



シートもビニール張りでフロアもビニール…清掃性は抜群でございます♪

さすがに座面ビニールは夏場は熱く、冬場は冷たくと快適性に劣りがちなので、ココは部分ファブリックとかでもイイかとも思ってしまいます…(^-^;

しかしながら業種によってはビニールのニーズが絶対あると思うので、今の営業車もこういう設定があってもイイと思うのです…実用ビニールパックとか。

ハイラックスはオプションでファブリック表皮が選択出来ます…分かってます。



で…ダブルキャブもあります。

ダブルキャブはオプションでビニールもファブリックも…更にスポーツシートも選択出来ます♪

つまりはよりレジャー志向の一般ユーザーにも向けてるというコトでしょう(^^)v

この時代のトヨタはまだこういうニッチなニーズにホントに長けてたと思います。



で…コチラはメーカーのプレスリリースでもパーソナルユースと謳っているスポーツピックアップになります(^^)v

シングルキャブの後部を延長したエクストラキャブなのが特徴♪

ダットラで言うキングキャブですね(^^)v

全長は結構長く5035㎜もあります…セルシオより長い…(汗)



ワイドフェンダーで全幅も1790㎜とワイドになってます(^^)v

そう言えばタイムリーな話題で、日本沈没を見てたら香川照之が乗ってますね(笑)

しかしあのドラマに出てたのは2WDで車高が低いんですよ…(汗)

どうやらモデル途中まで2WDのスポーツピックアップがあったようです♪



スポーツピックアップは後席にも補助席程度のシートを設けた4人乗り。

まぁ…そうそうコレに4人乗る機会も無さそうな気もします…(^-^;

そんな6代目ハイラックス後期に搭載されるエンジンは1機種のみ…



・5L…直列4気筒3000㏄OHCディーゼル、91馬力、19.5kg-m。

トヨタ初のタイミングベルトを用いたのがこのL型なんだそうです…へぇ~。

70年代から続くトヨタ伝統のL型エンジンの中でも最大排気量となる3リッター。

自分はサッパリこの辺り詳しくないのですが、100系ハイエースの時の2Lとかはヘッドガスケットが抜けるトラブルを多々耳にしましたが、この5Lとかになるとどうなんでしょうね…(^-^;??

コレに組み合わされるミッションはなんと5速マニュアルのみ!!

21世紀に突入しても商用車とは言え、マニュアルのみの設定というのが潔いですね(^^)v♪



足回りはフロントがダブルウィッシュボーンでトーションバースプリングを用いた、いかにもトラックなメカニズム。

リアも半楕円リーフでこれまたトラックなメカニズムです。



4駆のシステムはトランスファーで切り替えるパートタイム式。

但し、デラックスはフリーホイールハブで前輪を切り離すタイプ。



スポーツピックアップは走行中にコレが自動的に行われるADDという機構を採用しています♪



更にリアの電動デフロックや、クラッチスタートのキャンセルシステムが付いてます♪

特にクラッチスタートキャンセルは正直日常においても個人的にはキャンセルしときたいかなぁと…(苦笑)



装備としましては、4駆のデラックスにはTOYOTAのロゴが入ったテールゲートがオプションで選択可能です(^^)v

いや~ハイラックスと言えばこのリアゲートがカッコイイんですよね!!

まだ発表されて間もないですが、ランクル300やハイラックスのGRスポーツがフロントグリルにTOYOTAのエンブレムを採用してきましたね(^^)v

若干懐古的にも見えるかもしれませんが、トヨタのあのロゴはホントにカッコイイ!

よくぞ復活してくれたもんだと思います…あぁいう表現が大事。



そしてスポーツピックアップはこの通り豪華な加飾装備が多いです♪

いかにも貨物なデラックスもイイですが、このように豪華に見せたスポーツピックアップもこれまたイイですよね(*'▽')



で…グレードはこんな感じで、ビジネスユースは全てグレード名がデラックスになるんですが、仕様が結構あるのです。

・2WDシングルキャブ低床

・2WDシングルキャブ高床

・2WDダブルキャブ低床



・4WDシングルキャブ低床

・4WDダブルキャブ低床

・木製デッキ車…コレはTECSの持込み登録車ですね。ちなみにシングルキャブ平床



・スポーツピックアップ…1ナンバーでパーソナルユース



オプションはこんな感じで。

全体的にスポーツピックアップ向けの内容かと(^O^)

ケバケバしい木目調もココまで目立つと逆に味です♪



ボディカラーはデラックスが4色。

スポーツピックアップが4色。

自分でしたらスポーツピックアップのダークグリーントーニングを。

オプションでLSD、電動デフロック、ムーンルーフ、メッキリアバンパーを。


さて…そんなハイラックスですが、国内向けは2004年にこの6代目で一旦終了。

海外専売の7代目を挟んで10数年ぶりに現行モデルで復活しています♪

現行モデルで国内復活は確かに今のSUV全盛の日本の車種構成を見てますと、異端児的にも見えますし、クルマ選びに一石を投じる感じもこれまたあり…オモシロイとこを突いてきたなと(笑)

ただ…デカ過ぎる…(汗)

車体サイズはセンチュリー並…そして信号待ちで横に並んだ西鉄バスの運転席と目線の高さが同じでした…(爆)

そう考えますと、この6代目はグローバルでもありつつ日本市場を見据えたサイズで実にイイ塩梅のクルマに見えてきます♪

最も、この当時はこのようなクルマなんざ中古でも大量にありましたし、敢えて新車で購入するまでも無かったのもあるでしょうし、このようなピックアップを買うならもっと荷物の乗るキャブオーバータイプの1.5t積…トヨエースを買った方がより合理的と思い買わない人(業者)が大半だったんでしょう。

だからトヨタも日本市場を捨てて7代目は海外に打って出たとも思わくもない。

そして日本市場から無くなると「貴重なボディサイズが云々…」と嘆く。

そう考えるとマーケティングというのはホントに難しいんでしょうね…(^-^;
Posted at 2021/10/12 22:17:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ
2021年10月09日 イイね!

貯水池試乗会



どうも(^^)v

気付けば今回は2週間前の話題でございますよ…(^-^;



この日は13時半から近所の貯水池で「レンタカー借りてくるんで試乗会しませんか?」という話をセフィーロの若いのにもらったので、その話題に乗りに行きます。

その前に腹ごしらえ…最近ラーメン食べたい病なもんで、直方の千成やに行くも満員でアウト…(泣)

どうしたもんかと目的地に行く途中で見つけたのが写真のばさらか。



ばさらかなんて1回ハタチの頃に行ったっきりですな…(^-^;

おいしゅうございました。



で…いつもの貯水池へ到着。

土日はホントに昼間から色んなクルマが溢れてます(^^)v


で…

本日のレンタカー




ランドクルーザープラド♪

どうやら2017年式のTX-Lパッケージ。

走行距離80000㎞。

後期になってすぐのモデルですね(^^)v

中期の方が見た目新しい感じがするんですが、アレはアクが強すぎる…(^-^;

この後期のが見た目は好みですね。

ちなみにデビューは2009年で、なんと12年ものロングセラーであります。

そろそろフルモデルのウワサもチラホラ聞きますが、真相はいかに!?



フロント周りはマイチェン毎に結構変わるんですが、リアは殆どそのままですね。

実は自分の周りってプラド乗ってる人が結構いましてね…
(思い出すだけでもゴロゴロと…)

その割に乗る機会には恵まれず、ナゼかレクサスGX470には乗る機会があったという変なオッサンです(爆)

で…やっとプラドに乗るチャンスがこうしてやってきたと(笑)



TX-Lパッケージ…TXをベースに本革仕様になってるようですが、LはレザーのLなんでしょうかね??

分からんですが(爆)

ちなみに日本仕様ですから結構豪華…中近東とかそこら辺の本気仕様だと、素ガラス、鉄チン、無塗装バンパーなんてのも。



かつてのランクルと言えば、ラグジュアリーな80でも意外と無骨なトコがあって、豪華なんだけど、ドコかスパルタンだったりしたもんです。

しかし、先日の300を含めこのプラドも今やクロカンというよりもラグジュアリーSUVのテイストですね(^^)v



ナビはレンタカーってのもあって簡易タイプ…7インチかな。

エアコンは左右独立フルオートタイプ。



インパネ最下段はこのように走行系統のスイッチ類となっております。

左上段から、2速発進のボタン、トラクション及びVSCカットのボタン、直結デフロックのボタン。

下段はDACと言って、急坂路を下る際に勝手にブレーキ制御して、2~3㎞/h程度の速度でゆっくりと安全に下るコトの出来る装備ですね(^^)v

実際に試しましたが、プラドは少々制御が雑ですね…油圧の抜きが粗い。

右のダイヤルスイッチはトランスファーの切替。

全体的にスイッチが下過ぎて操作性はやや悪い…けど日本じゃ使用頻度も低いでしょうから妥当だとは思いますが…。



インパネ右側は、オートハイビーム、ヘッドライトウォッシャー、ディーゼル車なのでアイドルアップスイッチ。

その右のスイッチがイマイチよく分からなかったんですよねぇ…(苦笑)

ルームランプの照度も変わらなかったし、かと言ってレオスタットでも無いみたいで。



2列目は広々で、中央にシャフトが通る割には床の出っ張りも少なく、大人3人もソコまで窮屈な思いをしなくても座れます♪

変に各ピラーが倒れ込んで無いのもイイですね(^^)v



3列目は乗降性でやや苦労しますが、座るとコレが結構快適で、1時間程度なら全然座れるシートです♪

ただ、後方からの追突が少々コワイ…(汗)



ちなみに電動リクライニングも付いてます!

そうそう…後はこの日は気温が20℃位だったから良かったんですが、夏場はツライですね…エアコンの風が来ません…(苦笑)



ハッチゲートは横開き式。

ラゲッジスペースは3列目を畳めば十分にありますが、この状態ですとこんなもんですね…(^-^;



ハッチゲートには適度な箇所でロックが効くように、ダンパーを捻って任意の場所でロックにする機構が付いています♪

付いていますが…この個体は調子が悪いようでロックが効きませんでした…(苦笑)

今まで触ってきたLX570とか(同じ機構)はカチッという感触と共にロック効いてたんですが…(^-^;



更にハッチゲートのガラス左下のボタンを押すと、ガラスハッチが開きます♪

ちなみにハッチゲートを開けた後にボタンを押しても開かないようになってます。

けど、ガラスハッチ開いてる時にハッチゲートを開けるコトは出来ます(爆)

ハッチゲートのウェザーストリップはこの前のBMWと違って単純なタイプ。



そうそう…3列目シートは電動格納式で復帰も電動。

ナゼかランクル300は格納のみ電動で復帰は手動だったり…(汗)



格納ボタンを押すと荷室の床とフラットになるように格納されます♪



機構は結構凝っておりまして、復帰ボタンを押すと、写真のように収納された座面が前方にグイッと出てきてから背もたれが起きます!!

単純に背もたれが倒れたり起き上がったりって訳じゃないんです。



搭載されるエンジンはこんな感じで。

・1GD-FTV

直列4気筒2800㏄ツインカムターボディーゼル、177馬力、45.9kg-m。

実は2020年8月以降のヤツは更にパワーアップしてて、200馬力オーバーだそう。



自分も知りませんでしたが、どうやらトヨタ初の尿素SCRらしい。

つまりアドブルーが必要。



コレに6速オートマの組み合わせになります(^^)v



15分程度運転しましたが、エンジンはトルクフルで2000回転位までは十分。

動力性能は車重を考えれば十分でしょう♪

しかしながら、ステアリングフィールが軽過ぎて、命預けてる感が薄い…(^-^;

街乗りだとコレで申し分ないですが、過酷地での微妙な舵感が必要な時にこんな曖昧な手応えでは少々不安かなと…最も輸出用はセッティング変えてるでしょうけど。

LX470はこの辺が全然違って、アシスト効いてない?って感じでメッチャ重い。

アレはアレで異常。

ちなみに油圧でございます。

ランクル300はこの辺りソフトながらも命賭けてる感がスゲェあります…。

そういう意味ではライトクロカンというか、SUV…にキャラクター振ってますね。

後は走行距離もありますが、パッドが終わり目なのか…。

ブレーキが全然効かん…(苦笑)

ストロークの半分位が遊びのような感じでダルダル…(汗)

驚いて深く踏んでやっと効きだすような感じです…数人で乗り合わせましたが、ココは皆さん同じコト言っておりました…(^-^;


で…コチラも乗せて頂くコトに。



70スープラ♪

中期のGTツインターボエアロトップ♪

やっぱこのスタイル…カッコイイですね~(^^)v

で…やっぱりコレも見せてもらいたくなる。



リトラ♪♪

う~ん…やっぱリトラってイイよなぁ…。



実は70スープラって乗ったコト無かったんですよね…(^-^;

20ソアラとかはあるんですが…。



スポーツシートもローポジションで(プラドの次に乗ったってのもあるけど…)目線がとにかく低いですね(^^)v

車高ベッタベタってのもあるけど(笑)



インナーハンドルはセンチュリーのような引上げ式。

ってかトリムとっても凄く質感が高いですね…

今みたいに全然プラスチッキーじゃない。



デジパネもこれまたイイです♪

ちなみにゆったりクルージングなオートマ仕様。

タービンが周り出すまでは低圧縮なんでやや眠いですが、3000回転からターボ効きだして…効きだすんですが、それ以上踏んでません。

下擦りそうで怖い…。

改めて思ったのは和製アメ車感が凄いですね(^^)v

とにかく直線番長で鼻が入ってかない感が凄いですし、エアロトップだから捻れる感じがゆっくり曲がったり、路面のギャップ拾っただけでも分かります。

前と後ろで全然違う動きしてます…味ですねぇ♪

ゆったり直線をクルージングしたらマジで最高でしょうね(^^)v

目ぇ三角にして飛ばすクルマじゃないです。

2.5GTツインターボとか3.0GTターボAとかならまた違うんでしょうかね。

同じ黒いトヨタ車2台でも全然違いますね(^^)v

次はやっと!?ローレルに付けたパーツの話題。



ではまた(^^)v
Posted at 2021/10/09 00:53:11 | コメント(9) | トラックバック(0) | インプレッション | クルマ
2021年10月07日 イイね!

BIG DADDY



どうも(^^)v

今回はみん友さんの愛車紹介に出ているクルマを対象にカタログをアップしております。

ってコトで…あったね~



シャリオグランディス前期です♪

コレもいつの間にか懐かしいと言える時代のクルマになってきました…(汗)

歴代シャリオの中でも人気でしたし結構見かけましたよね♪

2代目のシャリオは見た目がいかにもマジメ過ぎた感じがありましたが、このシャリオグランディスは一気に垢抜けてゴージャスになった感じがしたもんです(^^)v

ただ…ナゼか縁が無く乗る機会には恵まれなかったんですがね…(泣)

そんなシャリオグランディスは1997年に3代目シャリオとしてデビューしています♪

2代目はミニバンブームとなったモデル途中から7人乗りランエボと言われるようなリゾートランナーGTなんていう飛び道具まで出して来ましたが、市場ではそんな馬力競争は全く目にされず、1994年にホンダが出したオデッセイが一躍大ヒット。

更に立て続けに出したステップワゴンがこれまた大ヒットで、ミニバンメーカーみたいになっちゃった訳です…。

コリャ80年代からこの手のミニバンを造ってきた三菱も黙っちゃおけねぇ!!

って思ったかは分かんないけど(多分思ったに3000点)、三菱が出してきたのがこのシャリオグランディス。

2400㏄に当時話題のGDIを引っ提げて、尚且つオデッセイよりも豪華絢爛に仕立ててきましたよと。

トドメにオデッセイは死にぞこないのゾンビ一家がCMやってるからコッチは癒し系の飯島直子にゴツメの父ちゃんを付属してきたと(爆)

当時のキャッチコピーは…



BIG DADDY

今やこのワードを聞いてしまうと、子供を好き勝手に作るだけ作った挙句にバンダナを頭に巻くメガネオヤジが連想されちゃうとはこの時誰が思ったか??

しかもこのキャッチコピーより殆どの人が思い出すワード…

「父ちゃんカッコイイ♪♪」

将来は助手席に飯島直子みたいな嫁に「DAISUKI!」なんて言われつつ、ジョージア片手にドライブ行くんだなんて夢見てシャリオグランディスを買った人もいるとかいないとか(この妄想はフィクションです)…いないと思うけど。

ところでこの父ちゃんのCG…なんかクッ〇ングパパに似てるのは気のせいか!?

今回のカタログはデビュー直後の1997年10月のモノです。



今見ても全然古く感じませんし、オデッセイの曲線的な垢抜けた感じとはまた違い、シャリオグランディスは大きなマルチリフレクターのヘッドランプとその間に挟まれるメッキグリルでとにかくゴージャスに見えます♪

何気に思ったんですが、コレって基本骨格は同じでしょうから、RVリオとかシャリRとか出来るんでしょうかね??…見たコト無いけど。



リア回りは先代の横一文字形状のテールから、縦長のテールになりました。

そうそう…細かいトコで言いますと、斜めに付いたグランディスのエンブレムがカッコ良くて好みでした(^^)v



インパネは上部の一等地にナビを構える当時としては先進的なレイアウト♪

更にシフトレバーはクラス初のインパネシフトで、コレがまた高級感に一役買っておりました(^^)v

なんせこの時代のミニバンは大半がコラムシフトで、コラムから生える鉄の棒がなんか安っぽく見えちゃいましてね…(^-^;

タウンエースノアのイージーコラムシフトは見た目がなんだかヘンテコリンだし、かと言ってW30ラルゴはドライバー側に傾斜していてインパネ自体はスポーティでカッコイイものの、肝心のシフトレバーはフロアから生えているのでウォークスルーは出来ない…と…(汗)

コレらをキレイに両立させて上手く纏めたのがこのシャリオグランディスだった訳です♪

気になるのはAピラー根本が太いので、死角が大きそうだなぁと。



シートは大きく2種類あって、2列目キャプテンシートが特徴の6人乗り。

外したシートをどうするかはさておき、3列目シートは脱着可能!

2列目シートも何気に座面をチップアップして前端までスライド出来るので、広大な荷室を確保出来るのが特徴ではあったりします。

この時代のミニバンがシートアレンジ合戦だったってのもありますが…(^-^;



方や、2列目がベンチシートになっている7人乗り。

コチラは3列目は脱着出来ないものの、チップアップ出来るので、コチラも広大な荷室は確保出来るようになっています。


そんなシャリオグランディス前期に搭載されるエンジンは1機種のみ…



・4G64…直列4気筒2400㏄DOHC、165馬力、23.5kg-m。



当時の三菱は威信を賭けて開発した直噴エンジンのGDI。

ハイパワー且つクリーンで燃費も向上と、当時はまるで未来のエンジンのような勢いではありましたが、コレがトラブルが多く…(汗)

というよりもGDIに限ったコトじゃなく、この時代の直噴エンジン全般に言えたコトですね…黒鉛出まくって、エンストしまくって…(苦笑)

トヨタのD-4、日産のNEO Di、そして三菱のGDIと…(汗)



コレに組み合わされるミッションは、インベックス-Ⅱの4速オートマチック。

今や当たり前になってるマニュアルモード付のオートマもこの頃はまだ新鮮で、三菱がFTOで日本初だった訳ですが、ミニバンのシャリオグランディスにまで付けてくる辺り、ライバルと較べてアドバンテージがあったかと思います♪

しかもインパネシフトですからねぇ(^^)v



足回りはフロントがストラットでリアがセミトレの4独。

車重もありますので、ブレーキも片持ちながらフロントは2ポッドと結構頑張ってはいます♪



装備としましては、97年当時のナビの画面を見ますと、やっぱり古さを感じます。

FM多重放送だとか、オーディオにカセットのプレイ画面出てるとか…(笑)



更にナビレス車には文字表示マルチセンターディスプレイなる、ナビ関係の機能を除いた、かなり小さ目のカラーディスプレイが付いてたりもするようです(^^)v

コレでも当時は最新鋭♪



しかしながら、バブル真っ只中どころか、崩壊後で軒並みコストダウンが相次いでいた時代のクルマなので、目立つ装備は少なめ。

後は収納が豊富なクルマがこの辺りから注目去れるようになってきたので、シャリオグランディスもグローブボックスが2段もあったり、クオータートリムにかなり大きいボックスが付いてたりとポケッテリア満載。



で…グレードはこんな感じで…。

・スーパーエクシード(6人乗り/7人乗り)

最上級グレードでフォグやサイドエアバッグ、アルミが標準。
実はエクシードでオプションになっているのものが殆ど標準で付くだけで、本革巻のステアとシフトが唯一スーパーエクシードのみってコト位だったり。



・エクシード(6人乗り/7人乗り) (MMCS標準/レス仕様)

フロントグリルがメッキなのはエクシード系だけみたいですね(^^)v
他にもエアロだったり各種メッキパーツだったりで、豪華なのがエクシード。




・MXセレクト (7人乗り)

ココから豪華さが一気に削られ実用的な感じのグレードに。



・MX (7人乗り)

2代目登場時は最上級グレードだったMXも、この時期にはエントリーグレード側。

MXセレクト比較でプライバシーガラス、リアスポイラー、角度調整式アームレスト、運転席シートハイトアジャスター、フルオートエアコン、助手席シートアンダーボックスにキーレスととにかく結構装備が削られちゃう…(汗)


・MX-B (7人乗り) ※受注生産

三菱お得意のカタログに写真すら出てこない受注生産のエントリーすら出来てない位の…(汗)

ガラスがUVカットじゃなくなったり、リアクーラーがなくなったり。

トドメは唯一のABSレスっていう、97年のこのクラスでは比較的稀少な存在。

ちなみに気になって中古車見て見ますと、もうスーパーエクシードかエクシードしかありません…(苦笑)



ボディカラーは全部で7色、内装色は3色。

自分でしたら、スーパーエクシードのギャラクシーホワイトでCM通りの仕様で、子供はいないけど「父ちゃんカッコイイ」と(爆)

意外なのは全車サンルーフの設定すらありません…2代目はクリスタルライトルーフなる激しい仕様まであったのに。

しっかし…



クッ〇ングパパだよなぁ…コレ…。




で…コチラがオプションカタログなんですが様子がおかしい。

金丸産業のサラリーマン一家が全く出てこない。むしろカンガルーに化けてる。




いきなり出てくるキャラ設定。

あのカクカクCGの親子は既に無かったコトになってます…貫けよ(笑)!!

・グランディ (父ちゃん)
・グランヌ  (母ちゃん)
・グランキー (長男)
・グラリア  (長女)
・グラート  (次男)
・ググ    (三男坊、双子の兄)
・グララ   (次女、双子の妹)

いるんか?コレ。

ちなみにこの一家が商品説明をするコトは無く、あくまで家族でどっか行ってる時のイラストが載っているだけでございます。

「パパ、カッコイイ」ってセリフもあります。


父ちゃん言わんかい。

このキャラを鮮明に覚えてて、親近感が湧いて、熱く語れるヤツはいるのか??

そんなコトは置いといて…。



テーブルコレクション。

オットマンテーブルなんて少々ぶっ飛んでます…メシを置いて足を置いて…(笑)



そして他車種にもあるように、ウッドやカーボンのノブもあるにはあります。

なんだろ…カタチ!カタチ!なんかそうじゃない。




3列目シートは確かに脱着出来ます…出来ますが、そのアタッチメントが意外と高価だったり。

トップギアで芸能人チャレンジのゲスト席にも使用可能。



消臭クッションにヘッドレスト収納クッションなんていう珍しいオプションもあります(^^)v

どれくらい買った人いるんでしょう…。



エアロも各種ご用意…けどフロントエアダムの押出しは気持ちクセが強かったり。



ストライプテープはピンタイプとミスティがございます。

ミスティの方は気にはしてなかったものの、見た記憶が無いです…(^-^;


さて…そんなシャリオグランディスですが、よく考えたら途中からツインサンルーフが追加されたりして装備も充実♪

で…オデッセイプレステージにガッツリ対向するカタチで3リッターV6のロイヤルも追加されたりしてましたが、コッチは滅多に見ませんでしたね…(^-^;

恐らく…ですが、やっぱり鬼門はGDIだったんでしょう。

いつの間にか街中からは姿を消しまして、今やもう珍しいクルマになっちゃいましたね…(^-^;

後継はシャリオの名前が消えたグランディス…クルマの出来は実は結構イイんですが、いかんせんフロントマスクのブーレイ顔はアクが強過ぎてズッコケ…(汗)

まぁ…グランディスの方は大概乗る機会ありましたがね。あったねそんなの。

う~ん…それにしても本カタログとオプションカタログのキャラクターの乖離が凄い…(苦笑)

恐らく担当する広告会社やら部署やらが全く違うんでしょうね…合わせりゃいいのに…(苦笑)
Posted at 2021/10/07 02:07:15 | コメント(10) | トラックバック(0) | カタログ~三菱~ | クルマ
2021年10月05日 イイね!

続・女子力ばかりの代車選び スズキ アルトラパンSS



今回、代車としてアルトラパンSS(以下=ラパンSS)を借りる機会があったので、以前掲載したノンターボモデルにやや加筆を行うような内容で以下に残しておきたいと思う。

以前掲載したノンターボモデルに関してはコチラをクリックして欲しい。


■概説

2002年にスズキが主に若い女性をターゲットに販売を開始した軽自動車がこのアルトラパンである。

内外装にややレトロチックなデザインを施し、各部に生活雑貨をイメージさせるパーツを装着させる事により、登場するや瞬く間にスズキの目論見通りラパンはそれなりのヒットを生みだした。

モデルチェンジと共にターゲットユーザーが変動しがちな日本車としては珍しく、ラパンはその後も2度程のモデルチェンジを行いながら現在もターゲットユーザーはそのままに進化を続け、メルツェデスのように独自のキャラクターを築いているのが特徴である。

その歴代ラパンのモデルライフにおいて、初代にだけ異端児とも呼べるモデルが存在する。

それこそが今回借りた「SS」というスポーツモデルである。

このSSは2003年の2型と呼ばれる一部改良時に追加されたものであり、それまでは可愛らしさを問われたモデルの中に突如現れたとてつもないオテンバ娘なのである。

■パッケージング、スタイル



全長×全幅×全高=3395×1475×1495mm、ホイールベース2360㎜。

ボディは5ドアハッチバックのみ。

今回のラパンSSは代車と言えど代車にあらず、通常のお客に貸し出すことはまず無く、顔馴染みのみになっているようである。



上記により、このラパンSSは数々のモディファイが加えられており、まず目に付くのは後期型のLグレードに用意された専用のフロントグリルへと交換されている。

通常ならメッシュグリルで精悍な表情のラパンSSだが、これだけで一気に気品が上がったかのように見え非常に好感が持てた次第である。



リア回りを見た感じでは通常モデルのラパンと何ら変化の無いスタイルである。

各ピラーが天に向かってまっすぐと延び、各グラスエリアが広く取るコトが可能となっている。

しかし、乗り込めば分かるが一体そこまでの室内高を必要としたのだろうかと思う程に頭上に余裕が残ってしまう。

やはり、ピラーが立っていることもあり、空気抵抗は大きめなのだろうから、以前述べたとおりで計算こそしてはいないが燃費はやや悪い傾向にあるのだと思う。



フロントフェンダーにはチェッカーフラッグのマーク、その横に赤いSSの文字が並ぶ。

筆者は視聴したことはないが、決して「二の呼吸、兎の舞」などと先取りした訳ではなく、あくまでレーシーな雰囲気を取り入れたものだ。

ところで、このラパンSSの「SS」とは一体何の略なのであろうか?

ルーツを辿ってみると、フロンテSSの場合は(ストリート・スポーツ)のようなので恐らくそれに倣ったものであろうと推測する。

ふと気になったのだが、アルトはイタリア語で「秀でた」という意味で、ラパンはフランス語で「ウサギ」という意味、そして英語で(ストリート・スポーツ)となり、実に車名だけで3ヶ国も混合するのである。

いかにも滑稽な感じがしなくもないが、思い返すとそのような車名は世界中に星の数ほど存在するので、そこまで違和感を抱くものでもないのであろう。



ドアミラーはややクラシカルな印象を抱く砲弾タイプの形状となっている。

雰囲気だけなのかもしれないが、このような遊び心は嬉しいし、何よりSSの雰囲気に非常にマッチしている。

それでいて視認性も十分なものである。

■インテリア



さて、このSSは通常のラパンと違い、専用のハイバックタイプのバケットシートが前席に装備される。

このシートはどうやら通常モデルよりも僅かながらヒップポイントが下げられているようだ。

やや低位置で着座し、気持ち立ち気味のステアリング、そしてこれまた立ち上がったピラーの位置関係から、幼少時に体験したローバーミニのような感覚を彷彿とさせた。

イタリアン且つフレンチな車名にアメリカンなグレード名、ソコにブリティッシュなドライビングテイスト。そんな日本車である。これで5か国だ。



インパネはSS専用でシルバー塗装されている。

本来、塗装が剥がれた際のみすぼらしさを嫌い、筆者はこのようなシルバー塗装を嫌う傾向にあるが、このクルマにはこのシルバー塗装が実にマッチしている上に、円形のフルシャットベンチレーターがまたこの雰囲気をより一層良いものにしている。



メーターも専用のSSが入ったホワイトメーターで、更にその右には通常モデルでは時計が入る部分にタコメーターが装備されており、レーシーな雰囲気を一段と盛り上げている。

但し、時間は分からなくなってしまうが。



タコメーターの右には、オーナーの好みでHKS製のブーストメーターが綺麗に装着されていた。

踏み方にもよるが、おおよそ2000回転からブーストが立ち上がり、最高で0.8キロのブーストが掛かっていた。



ステアリングコラム左側にはコラム式シフトレバー並びにワイパースイッチが装備される。

ワイパースイッチはフロントが間欠時間無段階調整式、リアが間欠式とこの時代の軽自動車としては結構豪華な物が装備される。



エアコンパネルはシンプルながらも扱いやすいダイヤル式の機構で、直感的に扱うならこれが一番であろう。

但し、欲を言えばもう少々上に位置した方が操作性は上がるのであろうが、見た目のバランスも考慮してこのように配置されたのであろう。



そして足元に目をやると、カップホルダーが装備されているのだが、こいつがなかなかに凝っており、前方のフタを開くことにより、なんともう一つのカップホルダーが出現するのだから大したものだ。

さらにこいつは当たり前のようにリアシートの乗員用にも備え付けられているのである。




助手席側にはグローブボックスとは別に引き出し式の収納が装備される。

通常のラパンではやや可愛らしい演出で中々のものだと思ったが、これがSSになると特段この装備について何も思わなくなってしまった。

前回指摘した建付については今回のSSでは気にならなかったので、推測ではあるが個体差によるバラツキだと考えられるフシがある。



リアシートに関しては前回のラパン同様。

但し、今回のSSはリアシートバックが分割可倒式になっているのが違いではある。



室内には一通り目を向けたので、今度はラゲッジスペースに目を向けてみようと思う。

昨今の軽自動車は室内の広さを各社アピールする傾向にあるのだが、それはラゲッジスペースを犠牲にしたスペースユーティリティでだと思っている。

ラゲッジスペースを犠牲にした結果、広大なリアシートスペースを設けたのは、メーカーの目線で見ると大いに結構なのかもしれないが、反面、後面衝突時の際、リアシートの乗員の頭部障害について考えているのかについては大いに疑問だ。

その点、このクルマはまだまだ言葉通りのラゲージスペースを占有しており好感が持てるのである。

この内容は前回の内容をコピー&ペーストしただけなので実に手抜きだ。

■ドライブフィール

この車両に搭載されているエンジンは以下の通りである。



K6A型…直列3気筒660㏄12ヴァルブツウィンカムターボ、64馬力10.8kg-m。

元々は女性向けのコミューターとも言えるラパンにスズキはアルトワークスから継承されるツウィンカムターボを与えて過激な方向へとシフトした。



これにコラム式の4速オートマチックが与えられる訳だが、相性は抜群とは言えず、出足でヨッコラショとワンテンポ遅れて走り出すのである。

無論、ターボということもあり圧縮が低いので出足は尚更つらい。

これは以前ドライビングする機会のあった5速マニュアル仕様では感じなかったことだから恐らくオートマチックの1速ギヤ比に要因があるように思う。

しかし、2000回転を超えた辺りからブーストが掛かると中々の加速をするので、この辺りは通常のラパンとはまるっきり話が違ってくる。

とくにこのクルマの気持ちがいいところは、40キロから60キロ辺りでの追い越し加速で、この辺りが一番のファンなところではある。

但し、それ以上になるとやはり立ったピラーも関係するのか、加速はそれなりとなってしまい、取り分けこのオテンバ娘には、ストリート・スポーツという言葉がまさに間違いないように聞こえてくるだろう。



足回りにはTEINの車高調が組み込まれている。

この車高調の動きとしてはとかくしなやかであり、前席に乗車する分に関しては路面からの入力を適度にいなし、非常に気持ちの良い仕事をしてくれる。

しかしながら、リア側に関してはフルストロークする前に気持ち大きめの入力で早くも強烈なバンプタッチをしてしまう。



理由としては、前後に装着されたBBSのホイールにブリヂストンのプレイズ、165/50R15の組み合わせが関係している。

あくまで見た目のバランスに拘った今回のクルマは、その見た目と引き換えに大きめの入力時にホイールハウスとタイヤが接触してしまう懸念に見舞われた。

そこで、リア側に関しては接触する前に早めのバンプタッチで事を済ませるように手が加えられているという訳である。

よって、後席の乗員はリアからの大きな突き上げに肝を冷やす場面もあるだろうが、このような代車を借用させて頂くだけでも十二分に贅沢な事だから、そのような些細なことを気にするのは全くもってナンセンスなのである。

故に、この痛快な代車はこれらの事情、扱いを理解した者にだけ貸し出すようにしているのだそうだ。ごもっともである。

■結論



概要で述べた通り、このラパンSSというクルマはラパンシリーズきっての異端児であるのだが、このラパンSSに心を熱くするファンは未だ持って多く存在している。

思うに、和製ミニと言えるような独特の着座感やターボが効きだしてからの痛快な加速が人々を虜にするのだろう。

この車両から漂う愛嬌もしかりである。

そんなことを思いつつ、現行のラパンを目にしてみるとこれがどうも筆者にはパッとしない。

人の好みは十人十色なので、現行ラパンのスタイルが好きな方も当然多く存在する。

しかし、私的には現行ラパンの車両を囲むように無塗装樹脂のプロテクターに覆われているあの姿にどうも好感を持てない。

いつからどの車種を起点に採用され始めたか定かではないが、元々「〇〇クロス」や「クロス〇〇」等のSUVチックな車種にワイルドさをアピールしたいのか、無塗装のオーバーフェンダーが採用されだして今日に至っている。

そしてなぜだか現行ラパンはチャーミングな外観になぜだかSUVチックな無塗装のプロテクターを纏ってしまった。

更に時は流れ、今やプレミアム系SUV等が無塗装では経年劣化でシミになるのを嫌ったのか、はたまた安っぽく見えるからなのか、カラードのプロテクターを設定したりしている現状がある。

そして次期ラパンがどうなるのかは分からないが、ひょっとしたらこのプロテクター類をカラードにしてくるのかもしれないと思うと実に滑稽でならない。

そのようなマッチポンプな改良等行った場合、最初からそのような物など付ける必要はまるでなく、ただのフェンダーで問題無かったということになる。

今後のラパンに期待したいところではあるが、とりあえず現状はアルトワークスが存在する限り、ラパンというブランドネームにSSという存在はもう2度と出ないだろうと思っている。

そう思うと実に貴重な1台だと言える。
Posted at 2021/10/05 03:41:48 | コメント(9) | トラックバック(0) | インプレッション | クルマ
2021年10月01日 イイね!

Estimind



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになりますが、地元のみん友さんの愛車紹介に出てたクルマですね。

タイトルでバレバレ…(爆)

ってコトで…




50エスティマ前期です♪

正直50系はこの初期モデルが1番好きですね(^^)v

段々マイナーする度に原型が崩れちゃってく感じがしましてね…(泣)

ただ、やっぱりエスティマと言えば、機構としても内容としてもエポックメイキングだった事もありましてミッドシップの初期型が話題に上がりがちではありますね…(^-^;

しかしながらFFになって以降のこの50系も中々優雅で気になります♪

さて…そんな50エスティマは3代目として2006年にデビューしています♪

基本的には先代からのキープコンセプトではありますが、その中身は結構チャレンジングで数々の新機構も取り入れています(^^)v

当時のキャッチコピーは…



Estimind

「尊敬すべき」というestimableという英語がルーツとなったこの車名。

尊敬出来るような思考…う~ん分かったような分からんような…(苦笑)

今回のカタログはそんな50エスティマの中でも2006年11月のガソリン車専用の内容です♪



さて…先述の通り先代のキープコンセプト感は否めなくも無いですが、結構垢抜けてて未だカッコイイデザインだと思います(^^)v

しかも、豪華ながらもアルヴェルやエルグランドと違ってオラオラとした威圧感が無く、優雅で且つ伸びやかな雰囲気が漂います♪

このデザインの特徴は、各ピラーがブラックアウトされ、真横から見ますとルーフパネルが宙を浮いているように見える「フローティングルーフ」♪

このクルマが出た当時、新型車への興味が全く薄れていた自分ですが、コレには好感が持てましたね(^^)v



今回何気に思ったんですが、歴代3世代に渡ってエスティマって一文字のテールなんですよね(^^)v

で…テールガーニッシュが細くなってその下にナンバープレートを配置。

更に世代が進むに従ってテールがドンドン上昇するという(笑)



インパネは先代のセンターメーターの配置を継承。

ウッドパネルも使われて高級感も出してはいますが、あくまで仕様は控え目。

この明るめのメープル調のパネルが変に重々しくなく、ややカジュアルな感じでこれまた品が良いように思います(^^)v



室内の話題はまずは7人乗りから。

3.5Gとアエラス3.5Gパッケージにのみオプション設定の本革シートが豪華に見えます♪

このクルマは2列目のキャプテンシートがとにかく豪華!

シートベルトが内蔵されたタイプで安全性もアップしますし、見た目にもスッキリとします(^^)v



そしてオットマン内蔵な上に、サードシートを格納した際にはスーパーリラックスモードとなりまして、800㎜もスライド(笑)!!

至極快適…その昔に流行ったミニバンで2列目シート取り外してリムジン仕様にしたようなニオイを感じます。

コッチは2列目だけど(爆)



更にこの2列目は横移動しちゃう(爆)

仲の良いカップルはくっつけて…別れる寸前なら離れて(ぇ

サードシートはこれまた3.5Gと3.5アエラスGパッケージのみにオプションってコトで装備される個体は少ないとは思いますが、電動格納されちゃう♪

そうそう…この手のミニバンってシート格納する時って意外と面倒なんですよね。

ルシーダなんてヘッドレスト外してシート倒して跳ね上げて…(汗)



で…コチラは8人乗り。

8人乗りは2列目シートの座面がチップアップして前方へスライドさせることにより広大なラゲージスペースになるのが美点でしょうか(^^)v

そんな50エスティマ前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…



・2GR-FE…V型6気筒3500㏄ハイメカツインカム、280馬力、35.1kg-m。

どうやらFF&ミニバン初の280馬力らしいです…知らんかった…(^-^;

2GRは下からトルクがモリモリな上にパワーもありますので、結構上までキレイに回る…のですが、正直この手にはオーバースペックかもしれません…(汗)

エスティマの場合は分かりませんが、横置きのGR系ってアイドリングでエンジン音が室内にこもりがち…この辺りのネガが無ければ更に快適なんですがね…(^-^;

・2AZ-FE…直列4気筒2400㏄ハイメカツインカム、170馬力、22.8kg-m。

エスティマや20系のアルヴェルの2AZって中国製なんですが、コレがオイル上がりとかでエンジン載せ替えってパターンをホントよく耳にしました…(苦笑)

反面、ハリアーとかの2AZって日本製でコッチは全然そんな話を聞かない。



コレらに組み合わされるミッションは、3.5リッターが6速オートマ、2.4リッターがCVT。

足回りはフロントがストラットでリアがトーションビーム。

今更ながらリアは独立じゃないんですね…。

ってか30もリアはトーションビーム…。



装備としましては、やたらとスライドするコンソール。

なんと945mmもスライドするんですが、ソコまでスライドさせてまで前後間で物のやり取りなんてする人…いるんでしょうか…(苦笑)



んでもってトヨタの高級ミニバンってのもありまして、この時期でデュアルパワースライドドアにパワーバックドアと電気仕掛けの装備が充実しております♪



で…初めて知ったんですが…

世界初の天井パネルスピーカー!!

仕組みが分からないので調べてみますと、どうやらイギリスのメーカーが開発したらしく、ヘッドライニングの裏にエキサイターという振動子がパネル全体を揺らしてスピーカーとして機能するらしい…。

コレでふと思った。

ボディソニックっぽくない??

80年代に一部で流行ったヤツですね…シート裏に仕込んだ振動版が音に合わせて振動するヤツ。

ソレのルーフ版っぽい感じがする…。



カメラ系装備もこの時代では最先端…バックモニターは当然で、フロントモニターにサイドモニターもございます♪



ソコに自動駐車のインテリジェントパーキングアシストも装備される訳ですが、コレは正直まだまだこの時代は全然実用的じゃないですね…オモチャレベル。

ナビの画面を何回もタッチして駐車スペースを決めてからスタートしなければなりませんし、そのセットしてる間に恐らく周りのクルマから罵声でしょう…(苦笑)

最新のヤツはホントにスゴイですね…車庫入れ苦手な人よりかは時間が掛かりませんし、正確に駐車出来るようにもなってます♪



その他に安全装備では今や当たり前のプリクラッシュシステム。

ただ…この時期はあくまでブレーキ補助のみで完全停止までには至りません。

確か法規の絡みだったかで…(汗)

にしても…

このチョビヒゲは…(苦笑)

もうちょっと手の施しようもあるだろうに…。

今はエンブレムがミリ波透過式の素材になっているので、ミリ波センサーはフロントグリルの裏に隠れて見た目がスッキリしています♪

けどクルマ自体の見た目がウネウネしててスッキリしな…

ちなみに…

このチョビヒゲ52万円もすんの…(汗)

な~んか波平感スゴイよね~。



後は車線内走行を維持するレーンキーピングアシストや、コーナーでも車両の進行方向をハッキリと照射するAFSなんてものまで装備されてます♪



そしてグレードはこんな感じで…

・アエラス❝Gパッケージ❞ (3.5ℓ、7人/8人乗り)

シリーズ中1番の最上級グレードになりますね…3.5Gのエアロ付きって感じです。

ノーマル系とアエラス系のゴチャ混ぜフル装備最強仕様♪

・G (3.5ℓ/2.4ℓ、7人、8人乗り)

通常グレードの1番良いヤツ。3.5の方がオプションの種類が多い位で基本装備は排気量違えど同じようです。



・アエラス ❝Sパッケージ❞ (3.5ℓ/2.4ℓ、7人、8人乗り)

Gパッケージと違って雨滴感知ワイパーやクルコン、プラズマクラスター、サードシートのアームレスト等の快適装備がやや削られたヤツ。

・X (2.4ℓ、8人乗り)

エントリーグレード。オートライト無し。メーターもこれまた唯一のオプティトロンでも無く、更に唯一のウレタンステアリング。

ココまで作り分けるコストのが勿体無い気がしなくもない…(^-^;



・アエラス (3.5ℓ/2.4ℓ、7人、8人乗り)

GでもSでも無いアエラスになるとパワースライドドアが片側だけ標準になり、AFSは未装備に…ソレでも装備は必要十分な物はあります♪



で…ボディカラーは全部で8色。

但しアエラス系は上の4色しか選べず、GやXは2段目のミディアムシルバーかブラックが選べません。

自分なら3.5Gの7人乗りで初代の面影を感じるダークレッドマイカメタリックを♪

オプションでムーンルーフ、フロントサイドのIRカットガラス、音声案内付きクリソナ、パワーバックドア、本革シート、電動床下格納シートってな感じでしょうか。



話題はまだ続きまして、コチラは特別仕様車の2.4アエラス❝Gエディション❞と2.4アエラス❝Gエディションナビスペシャル❞ってのになります。



3.5にしか無いサードシートのセンターアームレストや木目調のコンビハンだったりとGパッケージまんまとまでは行かないまでも装備を充実させたお買い得車ですね(^^)v



で…コチラはオプションカタログ。



そう言えばこの時代、トヨタは色んなアフターパーツメーカーと組んでディーラーで社外エアロが選択出来るようになったのが特徴♪

まさかメーカーのカタログでヴァルドやケンスタイルなんてワードが出てくるなんて夢にも思わなかった訳です。



50系はこのパーズアイメープルの木目が一番似合うと思います♪

インパネ一面にドーンと出ると、豪華クルーザー的な雰囲気を感じます(^^)v



コレはゼロクラウンにもオプションであった、腕時計がスマートキーになるやつ。

結局一発屋芸人のように瞬間的に終了した感じがあります…(汗)

時計ですから、盤面のデザインとか、このようにゴツメな時計だと女性からは受け入れられそうにないってのもツライトコ。

更に今やスマホの普及で腕時計をしなくなった方も恐らく増えたのでは???

もし同じことやるとしても追々スマートウォッチにこのようなアプリを組み込んで、デジタルキ―とかにすることも出来る日が来るかもしれんですね(^^)v

実際にホンダeとかはスマホが確かカギになったハズ。



派手なイルミだ…(爆)

しかしながら人のコトは言えまいか…今やドアの下をカーテシランプから模様が出てくる時代ですぞ。

要らないけど…(苦笑)

さて…そんなエスティマはこの後、マイナーチェンジを幾度と繰り返していくんですが、その度に顔面は整形され、最後はデビルマンのような笑うセールスマンのようななんとも言えない感じになってましたね…(汗)

初期モノの品の良さや近未来感は一体ドコへ…。

ただ…エスティマファンってホントに多くて、2006年にデビューしたこのモデルが生産終了をしたのはなんと2019年!!

つまりは最終型だとまだ初回車検すら終えてないのです。

モデルライフも長かったので、グレードも装備も豊富で中古の程度もピンキリ。

ちなみにド初期のモデルでも中古車結構するんですね…

15年近く前のモデルでもモノによっては100万円位しちゃうんですから…(汗)

アルヴェルは確かに豪華なんだけど、威圧感があるから手を出しにくくて…。

な~んて人も恐らく意外といらっしゃるんでしょうね…だからエスティマって気分も分からなくもないです(*'▽')
Posted at 2021/10/01 10:23:32 | コメント(5) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ

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