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チョーレルのブログ一覧

2022年09月11日 イイね!

くうねるあそぶ。



どうも(^^)v

現在みん友さんの愛車紹介に出ている車種のカタログのアップをしておりますが、今回からは関西のみん友さんですね…付き合いも長いですし、たまにやり取りする方です(笑)

ってコトで…



A31セフィーロ前期です♪

そりゃもうC33ローレルと切っても切れない兄弟車…嘗て後期を一時的に所有していたのもご存知の通りで…(笑)

セフィーロも当然イイですが、自分はやっぱりローレルの方がしっくり来るというコトもありまして今に至ります。

それにしても未だに思うのは、新車時はローレルの方が台数出てて、セフィーロの方は最初のCMのインパクトが大きかったので、新車効果の高い…所謂一発屋芸人的なところがありました…(^-^;

しかしながら、昨今の80年代車系の雑誌でこの手のクルマの話題になると、マークⅡ3兄弟の対抗馬として必ずセフィーロの方が取り上げられるのです…(苦笑)

まぁ…やはり井上陽水のインパクトは大きかったか…。

ソレとトオルちゃんセフィーロか…。

で…肝心のセフィーロも話題に上がるも出るのは前期ばかりで、大体記事を目にしますと、「後期で全車が3ナンバー化された」の一言で片付けられるコトばかりです…(汗)

もうチョット後期を取り上げてやれよぉ…そしてC33ローレルもたまには取り上げてやれよぉ…となります(泣)

さて…そんなA31セフィーロは初代セフィーロとして1988年にデビューしています♪

一見、新規車種ではありますが、実のところローレルのセダン版と言うのが正しいところでしょう(*'▽')

従来のC32ローレルセダンと比較して一気に丸みを帯びてフォーマルからパーソナルな感じに…なので公用車ユースでは無くて、一般層にも親しみやすい感じにはなっています。

が、当時としてはやや奇抜なデザインではありました…(^-^;

このセフィーロというクルマはまずティザーCMがスタートラインになります。



斉藤由貴や和田勉などを起用したティザーCM…



さらにメインの井上陽水が出て来るティザーCMと、デビュー前から気合が入ってたコトが分かります(^^)v

この時代の日産はティザーCMを流すコトがありまして、C33ローレルでもナゼかメインCMには出てこない藤田朋子が出てきますしねぇ…(アレは何だったのか)。

そして例の「お元気ですか」となります。

ご存知の方も大半でしょうが、コレは井上陽水が免許を持っていなかったから助手席に乗ってCMに出るという、それまでのクルマのCMとしては異例なモノであり、今でこそ語り草となってますが、当時はコレがどうやらふざけたCMと認知されていたんだそうです…(汗)



中にはこのようにネタにされる位ですから、ソレだけインパクトがあったコトが分かる場面です(爆)


更に輪をかけて昭和天皇の崩御で口パクCMになったのが更に火を付けるオチとなりました…。

正直当時4歳でしたが、このCMはリアルタイムで印象に残る程…つまりはソレだけ凄かったと(笑)

ってコトでキャッチコピーはもうお馴染み…

くうねるあそぶ。

キャッチコピーと言えばの糸井重里が生み出した名フレーズ…個人的にはマザーやバス釣りNo.1のイメージです…ドッチもやったコト無いけど(爆)

このキャッチコピーを含め、当時のCMはふざけているという見方だったそうで、とある中小企業の経営者が、銀行に融資の相談に訪れた際に、セフィーロ購入の話題をしただけで、「あんな不真面目な宣伝のクルマを買うような人は信用出来ない」などと言われる位…つまりはそれだけ表裏一体のインパクトがあったというコトですね。

しかし、カタログには井上陽水も「くうねるあそぶ」のワードも一切出て来ませんでした…なんででしょうね…(苦笑)

また「33歳のセダン。」というキャッチコピーもありまして、セフィーロは30代のDINKS(子供いない夫婦)をターゲットユーザーに絞っておりました(^^)v

コレにはスカイラインを20代の若者向け、ローレルを40代のミドル層に…という感じで、翌年にラインナップが網羅される「シンフォニーL作戦」を見据えた展開だったコトが分かります(*'▽')

このシンフォニーLにはマキシマも入りますが、アレはどうやらFFスポーツセダン的な位置付けだった模様。

この4台で最大勢力のマークⅡ3兄弟を包囲しよう…と、この頃のイケイケドンドンバブルでGOな日産は企んでいた訳ですねぇ~(*‘ω‘ *)♪

ってコトで前置きが長くなりましたが、(つまりソレだけネタがあるってコトだ…)今回は1988年9月の内容で、まさにデビュー時のモノになります(^_-)-☆



さて…そんなA31セフィーロ前期になります。

4ドア版のS13シルビアという感じで、当時としては薄いプロジェクターヘッドランプや、丸味を帯びたフォルムが印象的です(^^)v

従来の堅苦しいイメージの国産の4ドアセダンからは一転、かなりスポーティな見た目ですよね(*'▽')

デザイナーは先代アルトのデザイナーでもお馴染みの和田智さんになりますね。

うん…やっぱりこの時代の日産車はホントイイですね。

見るだけでテンション上がるんだコレが(笑)



リアテールも前期は左右に伸びてスリットが複数入る形状のウインカーレンズが独特。

素材にも凝っておりまして、ドアハンドルも鋳物のメッキ。

更にガーニッシュが付いてティアドロップ形状になっているのがオシャレです。

そうそう…ピラーがある分ローレルよりも70kg程度軽量です♪

但し、ボディ形状からアイドル時のこもり音がローレルよりやや大きい傾向があったりしますね。

ってな感じでどうしても比較しがちです…今回のブログ。



インパネはC33比較でアッパー面が違い、ややコストを抑えた感じで加飾は控え目。

経年劣化で助手席側上部のインパネ表皮が分離して膨らんだような感じで変形しやすいのがネックです…(^-^;

ローレルとは似ているようで細部は意外と違ってまして、メーターはデジタル時計内蔵になってたりもしますね(*'▽')



シートはローレルと前後とも同構造…但しステッチの入れ方や表皮の違いで全く違う雰囲気を出し切ってる辺り、流用の日産と言われつつも差別化が上手かったと分かるトコですねぇ(*'▽')

居住性はホントに4ドア版シルビアって感じで2+2と思って乗った方がイイです。

ローレルよりマシ。



ただ、前席だけで言うとホントに快適…長距離も疲れません(^^)v♪

特に助手席のパートナーコンフォタブルシートの造りは未だに通用するレベルだと思ってます(^^)v

リクライニング連動でシートクッションが持ち上がり、また、中折れ機能が付きますのでホントにラクなんですよねぇ♪

そんなA31セフィーロ前期に搭載されるエンジンは全部で3機種…



・RB20E…直列6気筒2000㏄シングルカム、125馬力、17.5kg-m。

何度も言いますが、ホントに名機、RBで一番イイのはシングルカム!

決して速くはないですが、街乗りでは適度に下のトルクがありますし、高回転は音が最高にイイのです。

ワンカムって当時から舐められがちだったり、凝った機構も無いので敬遠されがちですが、乗ったら印象がホントに変わります。

但し燃費は悪い…(苦笑)

・RB20DE…直列6気筒2000㏄ツインカム、155馬力、18.8kg-m。

コレは好きな人には申し訳ないのですが、下のトルクが無くてコレが結構ツライ。

トヨタ1Gツインカム(赤ヘッド)に乗ると特にそう感じてしまいます。

・RB20DET…直列6気筒2000㏄ツインカムターボ、205馬力、27.0kg-m。

お山を走る方々はココから25ターボ載せ替えってなりますが、この20ターボも乗り易くて結構面白いですね(^^)v

出た当時は正直かなり速いエンジンです。



コレらに組み合わされるミッションは、DUET-SS装着車以外に5速マニュアル。

そして全車4速オートマ。

ターボモデルにも5速マニュアルの設定があるのがC33と大きく違うトコでして、ソレだけセフィーロの方がスポーツ志向だったコトが伺えます。



サスペンションはフロントがストラット。

典型的でシンプルなストラット。



リアはS13シルビアと基本構造が全く同じマルチリンクとなります。

従来の日産セミトレに比べると進歩しているのでしょうが、ソレでも今のレベルで見ますとそんなにアシが強い…とは言い難いですかね…(^-^;

あぁ…コレを見てるとローレルの足回りのブッシュを全交換したくなる…(泣)



で…このストラット+マルチリンクに電子制御サスペンションのDUET-SS、又は後輪操舵のハイキャス-Ⅱが選択出来ます。

DUET-SSは超音波ソナーで路面の凹凸を感知して減衰力を変えて行くのがトヨタのTEMSと大きく違うトコ(当時のTEMSはスイッチで任意で切り替えるだけ)でして、技術の日産らしい内容ではあります(^^)v

が…未だにDUET-SSは未知数なので気になってたりするんです…(^-^;

ハイキャスーⅡは油圧シリンダーで後輪を最大同位相に1度だけ切りまして、逆位相にはなりません。

一見画期的のようにも見えますが、後輪がグンニャリと動くのはやはり違和感がありますし、ハイキャスキャンセラーを入れる人の気持ちも分かります。



そしてボディは高品位塗装で、亜鉛メッキ鋼板になり出したのもありまして、この時代にしてはサビに強い…と自分は思ってます…(^-^;

さすがに30年を経て、サビに悩む個体や塗装がカサ付く個体も増えてきてますが、寧ろガレージ保管でも無くソコまで持つクオリティですから十分でしょう。

実際に20年オチ位までは、放置車両でもサビが回ったような個体って見たコトありませんでしたしね…(^-^;



装備としましては、セフィーロはプッシュボタンでサンバイザーが固定出来るのと、ヘッドライニングにビルトインされてツラになるのがイイんですよね(^^)v

そういえばヘッドライニングって成型天井では無くて吊り天井でしたよね。



そして特徴だけど暗すぎるプロジェクターヘッドランプ…(苦笑)

いや…ホントに暗い…雨の日なんて地獄…マジで見えない…全米が泣く。

カタログじゃ、あ~でもないこ~でもないとイイ様に書いてますが、マジで見えません…(泣)

ソレなら社外LEDにすればイイじゃねぇかって思うんでしょうが、確かタマが特殊でオイそれと簡単に行かないんですねコレが…(苦笑)

なので中期だけに設定された、タウンライドNというグレードの角目ヘッドライトが重宝される事態になります…コレがヤフオクで出てもやたらと競って高い…(汗)



ドアミラーはヒーター付ドアミラーがディーラーオプション。

又はメーカーオプションでドアミラー連動オートリフレックスミラーのドチラかになります。



で…ローレルでもお馴染み、オートマ車のサイドブレーキレバーは足踏みでロック、コンソール上のイージーリリースレバーで解除となります(*'▽')

コレがホントにラクなんですよ(笑)

ただ…始めて乗る人は毎度使い方が分からなくて聞いてくる機構です(爆)



ソレとガラスサンルーフもありますし、何よりトランクスルーがあるのが羨ましい(笑)

で…普段ならココでグレード説明に入りますが、セフィーロ前期の特徴。



グレードの概念がありません(笑)

なので、選んだ仕様がアームレストの裏にステッカーで明記されます。

ちなみにグレードの概念が無いと言っても定義となるものがありまして…。

・RB20E車はタウンライドという名称…まさに街乗りでナイスネーミング(笑)
・RB20DE車はツーリングという名称…ちょっと遠出に行きませんか?と(笑)
・RB20DET車はクルージングという名称…ナルホドまさに高速仕様。

コレに足回りが3タイプ。

・ノーマルサス…名称は特にありません。
・スポーツ…ハイキャスⅡ装着車はこうなります。
・コンフォート…DUET-SS装着車はこうなります。

この3エンジン×3サスペンションで以下の9通りの仕様が出来る訳です。

・タウンライド
・スポーツタウンライド
・コンフォートタウンライド
・ツーリング
・スポーツツーリング
・コンフォートツーリング
・クルージング
・スポーツクルージング
・コンフォートクルージング

コレらを総称して、カタログでは「セフィーロ・コーディネーション」と呼びます。

イチイチこの時代の日産はグレードやら仕様の名称が凝ってるから好きなんですよねぇ(笑)



ボディカラーは全部で7色になりまして、比較的ダークカラーが多い印象がします。



また、内装の仕様はこのように3タイプ。

・ダンディ…トラッドなホームスパン織物を使用したシート。
・エレガント…ソフトで優しいイメージのシンカーパイル地のシート。
・モダン…クールで洗練されたモール系織物を素材としたシート。

ボディカラーと内装のコーディネートもオーナーの好みで組み合わせるコトが出来る辺りが初代セリカのフルチョイスシステムと酷似してきますね(^^)v

ただ…メーカーにとっても手間な上、ユーザー側からしても煩わしい面もあったのでしょう…コレらはやはり前期だけとなってます…(^-^;

この後にもこういうコーディネート系は色々な車種で話題に上がるものの、どれも途中で頓挫する傾向が多いですね…(苦笑)

で…自分でしたら、ココはコンフォートクルージングのオートマ。

ボディカラーはブルーイッシュシルバーメタリックで、内装はモダンですね(^^)v

メーカーオプションは4WAS、サンルーフ、純正アルミ、電子制御アクティブサウンドシステム、オートリフレックスミラーというトコでしょう(*'▽')



で…コチラが価格表。

おぉ…自分が嘗て働いてたトコじゃないですかココは…(爆)

価格は車両本体価格に愛車セット5点の付属品が付いた価格となります(*'▽')

さて、そんなセフィーロは新車効果と話題性で当初の1年位は売れたものの、その後は一気に急降下…(汗)

中期で4駆のアテーサクルージングを追加したり、後期で本革&エクセーヌのMセレクションを出したりとテコ入れはやってきたのですが、マイナーチェンジをすればするほど宣伝が少なくなり、一般的にはこの辺りでも知名度が下がってきたりもしたんでしょうね…(^-^;



ただ…このように(今回は動画が多いなぁ)、平成初期を代表する日産車として後年でもやはり印象に残った1台でもあるんでしょうね(^^)v

で…A31自体は94年にモデルチェンジしてFFのA32になりますが、A32はロングヒットしたと言えますね(^^)v

さて…そんなA31セフィーロですが、今では中古車相場もやや上がって来てます(だけどローレルよりややお求めやすくはなってる)。

やっぱりこの時代の日産車の話題をするのが自分は一番楽しいですね(*'▽')
Posted at 2022/09/11 04:34:20 | コメント(10) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ
2022年09月10日 イイね!

第10回 お題別カタログリクエスト募集(終了しました)

ってコトでどうも(*^^)v

さて…相変わらずアップは不定期になると思いますが…

タイトル通り

今後のカタログアップリクエストを行います!

但し…


今回はお題付きです!!


ってコトで今回のお題…



スライドドア

スライドドアと言えば~やっぱりワンボックス、またはミニバン。

いやいや…変わり種もありますし、最近はスーパーハイトの軽もスライドドアですし、何より日本車としては60年近い歴史がありますので、各年代で色々なスライドドアを装備したクルマが思い浮かぶ…ハズです(笑)


で…今回は…

・1人1冊先着10名様まで♪

コレ以上部屋に持ち帰ると大変ですから…(苦笑)

車種の指定については、大ざっぱに…

例)E20キャラバン

とか…。

折角のネタな1台でしょうから、思いだす限りで細かい指定をして頂くと助かります(*^^)v

例えば、色やら装備やらグレードやら…とにかく思いだす限り(笑)

カタログを持ってる限りなんでもOKですし、無かったら近い物をアップします♪


ひょっとしたら予想外で凄いカタログになるかもしれません…(笑)

但しホントに無い場合は無しで…(苦笑)

他にアップ出来ない例はありまして…

・1度アップしたものはアップしません。

ココまでは通常通りなんですが、

過去にアップしたモデルでも別バージョンがアレばアップします!!

例えばE24キャラバンの前期モデルを過去にアップしていて、別の前期のバージョンを持ってた場合とかです(但しページ数が余りに少ないモノを除く)。

それと、セダンモデルをリクエストしたのに持っていない…または過去にアップしてた場合でワゴンモデルのカタログがあったりしたらそのような感じでアップさせて頂きます♪

あと、リクエストが前期モデルで、前期のカタログを持ってないけど後期を持ってる場合は後期をアップします。

但し、別バージョンや別ボディも無く、万が一リクエストしたものが過去にアップされたものであればリンクしてご案内します♪

それと、カタログブログ初期の時点で前期後期2冊を1つのブログに纏めてアップしたりしたことがあるのですが、それに関しては改めて別々にしてアップしてもOKとします♪

それとNGワードは以下の通り!!

・○○が無ければ○○

・○○もしくは○○

・トヨタ、日産、スカイラインなどメーカーや車種の固有名詞でのリクエスト(外車は冊数少ないので除く)

実は以前のリクエスト時にこのようなコメントを数名頂きましたが、よくよく考えたらそれをしちゃうと多く書いて引っ掛かったモン勝ちになっちゃうんで…(汗)

男なら一発勝負!!

あ…女性の方でもリクエストOKですから←いるのか?


ってコトで先着10名様までリクエストOKなんでコメントでお願いします♪

10名以上になった場合はゴメンナサイ…(汗)

とりあえずアップOKだった場合はコメントの返信のトコに、「残り○名」と書かせて頂きます♪

フォロー外の一見さんの方もOKです(*^^)v♪


それではお気軽にどうぞ♪
Posted at 2022/09/10 03:05:06 | コメント(34) | トラックバック(0) | お知らせ | クルマ
2022年09月09日 イイね!

コレはコレでよかった。



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…

そう言えば最近一気に見なくなりましたね…(汗)

ってコトで…



初代bB前期 デビュー時です♪

コレはホントに売れましたよね~(*'▽')

出た当時も結構話題になる内容が多いクルマで、このCMも色んなパターンがありましたし、何よりこのCMソングを作っていたwiggle(ウイグル)っていうユニットがとにかく斬新だったんですよね(^^)v

自分はこのアルバム(bB専用のジャケット)が出てすぐに買いましてね…このwiggleってユニットはメンバーが6人位で各々が各国にいるもんだから、インターネット上で作曲のやりとりをしてCDにしたとかいう異色の内容…そしてメンバー同士が会ったコトが無いという、いかにもインターネットが普及し出した時代ならではって感じでとにかく衝撃を受けてCDを買った訳です(笑)

確かそんな感じだったハズ…(内容を改めてネットで調べてみる…)、うん間違いない。

そうそう…このサントラCDを確か広島の本通のHMVで買ったんですわ(笑)

懐かしいなぁ…(T_T)

で…カタログを集めてる方でしたらご存知でしょうが、このカタログは構成が結構凝ってるんですよね(^^)v

最初の写真をご覧の通りでハードケースに入ってます。



で…ケースから取り出しますと、コレまた想像通りかもしれませんが、レコード調となってます(^^)v

イチイチこういう演出が凝ってる辺りが好きでしてねぇ(笑)

ちなみに前期の間で改良がある度にカタログの表紙が写真の青から赤とか緑とかに変わるんだったかな…3種類程あるハズです。

コレが後期になるとネッツ共通デザインのただのカタログになるのが残念…(泣)

さて…そんなbBは2000年にデビューしています♪

そりゃ最近見ない訳ですよ…(汗)

ヴィッツやファンカーゴのプラットフォームをベースにした兄弟車で、主に若者をターゲットユーザーとしたストリート系な…ザッパに言うとヤリ〇ン車(ぇ

ホンダS-MXのトヨタ版ってトコでしょうか…とにかくナンパなテイストで、夏場はスケーター、冬場はボーダーに好まれるような感じでございます(爆)

ただ…恐らくトヨタも想定外の結末だとは思うのですが、スクエアで分かりやすいデザインが意外にもサイレントマジョリティ的な感じで当時の中高年層にもウケまして棚ぼた的ヒットもあったかと思います(^^)v

そういえば…GX61マークⅡに乗ってる時に追突してきたのもbBに乗ったオバちゃんでした…(泣)

この事故をキッカケにいつものトコへ入庫し出した訳ですから人生分からんもんです…(爆)

そして開発は当時としてはかなり先鋭的だったフルデジタル開発というヤツで試作車が存在しないっていうヤツだそうで…(汗)

しかし思うのは、未だにマガジンXとか読んでますと、覆面を被った試作車が昔同様に走ってる訳ですから、やっぱり走る・曲がる・止まる…その他諸々の辻褄合わせは試作車があってナンボだと思います。

そりゃある所はデジタル化して効率化を図るのは当然でしょうが、やっぱり最終的に人が実際に乗って安全に移動しなければならない商品ですから、フルデジタルってのは行き過ぎですね…しかも20年も前のコンピューターの性能ですから…(汗)

ってコトでそんな感じでbBは生まれてきた…と。

今回はデビュー当初の2000年2月の内容になります(^^)v



ってコトでカタログ内の構成も独特…
敢えての白黒カットの写真が何枚も使われます。

スタイルはこの通り分かりやすく、スクエアな箱の上に、これまたスクエアな屋根が乗ったブロックみたいなフォルム。

前期はヘッドライトがマルチリフレクタータイプじゃ無いので今見ると少々古臭く見えます…個人的にフロントマスクは後期のが好みですね(^^)v




リア回りは純正でクリアテールを採用する辺りで、ワルな感じを出していたのかなと。

後期になりますとリアバンパーが大型化、そしてナンバーポケットがリアゲートに移設されます。

う~ん…リア回りは個人的に前期のが好み。

そう言えば後期は北米でサイオンブランドが立ち上がって、サイオンxBなんて出てましたね(^^)v



インパネは特に若者向け!…ってデザインでも無いですね。

センターメーターなのがヴィッツ譲り(デザインは全然違いますが…)。
但しタコメーターが小さく視認性がイマ一つ…というのが10年前に代車で借りた時に感じた自分の感想のようです…(苦笑)

センタークラスター上部にはbBのロゴが入っているのが特徴的でしょうか。

エアコンパネルは操作性が良さそうなダイヤル式…ではありますが、シートポジションに対してややスイッチの配置が遠め。



シートはベンチシートで、ホールド性こそソコソコですが、着座位置等は丁度良いのと、何よりスクエアでピラーの立ったボディ形状なので、車両感覚が掴みやすく運転は比較的しやすい方ではあります。

ただ…どうやらbBは経年劣化でシートクッションのスポンジがボロボロと崩れる傾向にあるようです…(泣)

フロアカーペットにスポンジのカスがポロポロと。

そんな初代bB前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…



・1NZ-FE…直列4気筒1500㏄DOHC、110馬力、14.6kg-m。

4WDは105馬力、14.1kg-mとなってます。

当時のコンパクトクラスにしては1t超えで少々重いコト、そして登坂等を考えると1500が妥当なんでしょうね(*'▽')

・2NZ-FE…直列4気筒1300㏄DOHC、88馬力、12.5kg-m。

1人で乗って街中をトコトコ走るのはイイでしょうけど、やはりエアコンONで坂を登るなんてシチュエーションではツライでしょう…(^-^;

ピラーが立ってて空気抵抗も大きいでしょうから、高速もツライでしょうし、何よりこの1300の実燃費が悪かった…(苦笑)

リッター10kmも走らなかったんですもの…(汗)。

コレらに組み合わされるミッションは4速のコラムオートマのみ。



足回りはフロントがストラットで、リアは2WDがイータビームと呼ばれるトーションビーム。

4WDは車軸式です。

そしてbBはとにかく小回りが全然効きません…(苦笑)

このボディで最小回転半径5.5mはやっぱり罪なのです…セルシオよりデカイし。



装備としましては、前述のセンターメーター。

こうやって見ますとタコメーター…そして燃料計の小ささも…(汗)

各種警告灯がかな~りありますね…。



で…何気にムーンルーフの設定もあります。

全車に設定はあるものの、意外と装着車となると珍しいんじゃないでしょうかね。



で…グレードはこんな感じ。

・Z "Xバージョン” (2WD)…157万8000円

最上級グレードで各種エアロパーツ、プライバシーガラス、アルミホイール、助手席シートバックポケット等の内外装を充実させた最上級グレード。

・Z "Xバージョン” (4WD)…173万8000円

・Z…145万8000円

どうやら地味なトコでヘッドレストやドアトリムがファブリック巻きじゃなくなる模様。



・S "Xバージョン” (2WD)…141万8000円

1.3リッターでは最上級グレード。
Z "Xバージョン”との主な違いは、助手席バニティミラー、キーレス、電格ミラー、フォグランプ位でそんなに大きくは変わりませんね。

・S "Xバージョン” (4WD)…161万8000円

上記4駆版は排気量が1500㏄になります。

・S…129万8000円。

ベーシックグレードになります。



コレにボディカラーはBLACK系とBRIGHT系の2系統に分かれてまして、全6色の構成。

bBの名称の由来であるBLACK&BRIGHTにかけているトコもあります(*'▽')

ちなみに名称の由来は数種あるようで、BlackBoxの略でbBだったりも。

自分でしたら、Z "Xバージョン”の2WDでボディカラーはベタにブラック。

ノーマルでも悪くはありませんが、ギャルソンのブラックマフィアのフルキットなんて入れるとネタでしょう(笑)



で…コチラがオプションカタログ。

オプションカタログは本カタログのようにやたら大きい物では無く、通常サイズ。

そして地味(爆)



ベタなトコで言えば、パールホワイトのシートカバー、そしてソレに準じたドレスドトリムなる内張り。

そしてホワイトのパネルなんてのがあります。



bBならではの面白うそうなオプションとしましては、ディスプレイとリムなんてのがあります!

この中に何かしら入れて飾ってくれってヤツなんですが、奥行は5~10mm(どうやらトリムなんで湾曲してるらしい)ので、トミカのような物を入れて飾るのはムリですね…(苦笑)

ただ…高さは75㎜ありますし、幅も375㎜ありますので、神社で引いたおみくじを飾るのもイイでしょうし、イオンで1万円分食料品を買った時のレシートを飾るのにもイイです。

夜間にも映える照明付きも選択出来ますので、文字も読めますね(ぇ



スムージングテープなるクォーターウインドウを隠すテープもあります。

コレで保冷車や冷凍車のように装ったりするコトも出来ますね(*'▽')

バックドアスムージングガーニッシュなんてのもあります。

コレ1つで結構印象は変わるかと♪



更にメッキパーツも充実。

ゲインズよろしくなオーバーフェンダーもあります。



デュアルカラーなる仕様のパネルやステアリングもあります(笑)

当時マジョーラなんて流行りになりましたね(*'▽')

実際にbBも限定車でマジョーラが後に出てきます。



そうそう…この当時のトヨタ車はオプションで色いろメーターっていう8色が切り替わるメーターがありました(笑)

好みなんでしょうが、取り付ける人はかなり少ないと見ていいでしょう。



ハイ…純正オプションでウーハーBOXまであるのがbBらしい…(爆)

コレでトランクは何も載せれなくなります。

ルーフスピーカーは回転させて外向きにするコトも出来るようです(*'▽')

その昔にあったシティのマンハンタンサウンドみたいですね(笑)

その上にあるルームミラーカバーは恐らく流用出来るでしょう(爆)



先程チョロッとファイアパターンの激しいストライプを載せていましたが、キャラクターを考えると地味目なヤツもあったり。

サンシェードスクリーンと共に見たコトが無いです…(汗)



後は収納系オプションも多いですかね(^^)v

インパネトレイやボックスリッドは結構実用的です。


オマケ



さて…そんなbBは元々1999年の東京モーターショーに出たオープンデッキというコンセプトカーからスタート。

最初はコレがすぐに発売されそうなデザインでしたので、実際に数か月後に出たbBはただのハッチバックだったので、「違うじゃん!」ってなりました…(笑)

まぁこんなコンセプトカーが出て来るコト自体がありえないか…なんて思ってたら実際に2001年に追加でオープンデッキが出た時は驚きました(笑)



しかもおおよそコンセプトカーのまま(よく見るとテールが違いますね)。

奇抜で個性的…敢えてコレを選ぶ…というか唯一無二の車種ではありました♪



しかしながら、一般的にはやはり受けず1年少々でオープンデッキは消滅。

なので前期のみ…。

このオープンデッキは今やマニア物件に当然のようになっておりまして、中古車相場もやや高めだったりしますね(^^)v

で…当のbB自体は新車がそれなりに売れたというのもありまして、20年が経過した車種にしては中古車のタマ数は多め、そして底値オブ底値。

好きなら今のウチに行っておくのも手ですね…意外と人気が出てきたり。

そうそう…実際に新車時に人気がモデル末期まで続いたこと、そしてモデルチェンジした2代目があまりに変わり過ぎて滑り出しがボロボロだったのもありまして、中古車相場では2代目が登場したにもかかわらず、初代と2代目の相場が逆転してました…(苦笑)

2代目は確かに前期はともかく、後期なんてもう当初のワル感や若者向け感が消えてすっかり落ち着いたようで…(^-^;

しかし意外ですね…2代目まで入れると2016年までbBってあったんですね…(汗)

チョット驚きました…(苦笑)
Posted at 2022/09/09 11:09:12 | コメント(15) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ
2022年09月07日 イイね!

凹みを直してもらう。



どうも(^^)v

冒頭の動画は今回施工して頂いたショップさんとは全く関係ありません。念の為。



さて…今回はタイトル通りで、急遽始まったローレルのリメイクの話題。




今年の3月に旧ガレージの支柱を取り外し忘れて、当ててしまったトランクの凹み。

う~ん…コレがずっと気になって、乗る気もやや落ちてたんですよね…(^-^;

ソレでも時折所用で乗ってはいましたが…(^-^;

で…色々あって時間が無いので、リップの塗装は時津さんに頼んだものの、トランクの板金までは間に合わない…となりました…コレは仕方が無い…(汗)

で…こうなればデントリペアしかない!!

と…なります。




ではココでご存知の方も多いかとは思いますが、デントリペアについておさらい。

デントリペアとは、写真の各種工具を車両のパネルの隙間(例えばドアなら外板と内板の間)に差し入れて、テコの原理等でパネルを押して元に戻す訳です。



コレにより、板金とは違い、再塗装やパテを使わずにパネルを元に戻せます♪

但し、再塗装したクルマの凹みは塗装が割れたりするリスクもありますし、かなり昔に塗装されたパール塗装のクルマはパールの粒が立ったりして変色して部分的に黒ずむリスクなんてのもあります…(^-^;

ウチのローレルは古いパールな上に、前オーナーは恐らくリア回りぶつけてて再塗装までしちゃってる。

つまり役満…(泣)

完璧ツモッてます。

更に、今までデントリペアのお世話になったコトがありません…。

そう…ツテが無いのです…(泣)

ってコトで方々にテレフォンして、紹介してもらったのがコチラ…




デントリペアスピリットさん♪

「ココに以前出したクルマの仕上がり見ましたけど、良かったですよ~(*'▽')」

と…ケンchanさんに教えて頂きました(本当にありがとうございます…)(^^)v

ってコトでお店に見積りを取って頂く為にホームページにアクセスしてみます…。



うわ…スゴッ…(汗)

こういう職人さんってホントスゴイんですよね…。

ってコトで見積りに行きましたが、物凄く腰が低く、対応が凄まじく素晴らしい方でした(*'▽')!!!!

経験上、腕の立つ職人さんってホントにそういう方が多いです。

逆に横柄なトコってホントにそれなり。値段も高い。

では、以下は文章だけになりますが、見積りのやり取りを…。

自分 「トランクのココの部分になるのですが…」

スピリットさん 「ココの部分でしたら、工具がアクセス出来る部分にありますが、年数が経っているクルマなのと、パールなんで、塗装が割れたりパールの粒子が立って黒ずむ可能性が大きいです。」

自 「古いからその部分はやっぱり仕方ないですよね…(;´・ω・)」

ス 「それに全神経を集中させてやるので、私は1日3台までしか施工しないんですよ…(^-^;」

スゴイなぁ…キッチリ施工台数決めてソレ以上やらないってのがまさに職人さんって感じがします。

後日、時津さんとこの話をすると、デントリペアの施工はかなり目を使うらしく、他の職人さんも凹みを少し出すと、都度休み休みやる位に大変らしいようで、1日3台しか施工しないのも頷けるとのことです…ナルホド~。

ス 「そのようなコトもありまして、当社は完全予約制ですので、今から予約されても土日なら最短で9月の中頃になります…。」

あら…間に合わない(爆)

自 「やはりコチラも急でしたから、それでしたら致し方ありませんので…(^-^;」

というコトで、コリャ無理なんで諦めようと思っておりました。

するとですよ…

ス 「平日の夜に入庫可能でありましたら対応します。代車も用意出来ます。」

え!?行けるの…(汗)!?

こうなりゃ平日でも仕事終わりに持ってくるしかない…ってか持っていきたい。

恐らくその日だけ施工台数が2台だったんでしょうね…8月30日に預ける運びとなった訳です。


そして8月30日。



代車はティーダの後期、15Mでございました…いや~有難い。

あ…ちなみに。

ス 「今日来た部品屋さんがお友達って言われてましたよ(^^)v♪」

もうバレとる`;:゛;`(;゚;ж;゚; )ブフォォ!!

世間は狭い。



さてさて…ティーダは親が前期の15Mに乗ってたので久々に乗りました(^^)v

実に5年ぶり位ですかね…相変わらず名車。

それにしても出来る職人さんあるあるで、代車がキレイなコトが多いです。

時津さんトコもケンchanさんトコもなんですが、借りる代車は何かしら拘りが入っていたり、室内もキレイ♪

当たり前のマナーですが、お客さんがちゃんと満タンに返してるのもポイント。



あぁ…懐かしい内装でございます(^^)v

後期に乗るのは初めてだったんですが(自分は前期の時に日産辞めてますからねぇ)、後期になって電パワの精度がアップしてると思います(*'▽')

もうチョット前期は補陀した時とかにモーターって感じのザラザラ感があったと言いますか…その辺りが自然になったように思います。

その他は前期とそんなに遜色無い…つまりイイってコトです。



15Mなんで、シートの合皮部分にはアキレスが開発した「カブロン」という素材が使われていますが、コレが前期だとビリビリに破けるんですよね…(泣)

恐らく後期で改良が入ってます…全然そんな感じが無い。



アームレストも前期は生地が延びてビロビロになるんですが、後期はキチンと張ってます…改良されてますねぇ(*'▽')♪



後席もやっぱり十分に広いんですよね(*'▽')

やっぱり今見てもティーダは凄く完成度の高いクルマで、ゴルフⅦとはまた違った良さがあります♪

こんなクルマを日本市場から諦めてしまった日産は実に勿体ない。



では、翌日ローレルを取りに行くまでガレージに入れておきましょう(笑)

日産車が日産車に…。




と…言うコトで24時間後。

取りにきました(^^)v♪

こんなクルマにシートカバーまで掛けて頂いて申し訳無いです…(^-^;


ってコトで凹みはこんな感じになりました…



うん…スゲェ。

「若干、やはり黒ずみは出ましたね…(^-^;」

とは言われたんですが…



いや…こんなの全然…(汗)



もうトランクパネルを開閉しながら透かし目で見てこんなレベルですから…完璧ですよ…(汗)




当然、手で触っても最早凹みなんて全く分かりません(*'▽')♪

半ば間に合わないと諦めていたんですが、間に合ってホントに良かったです…(T_T)


凄く助かりました(*'▽')!!!!


ちなみに…

ス 「そういえばYouTubeのうぃきちゃんねるさんにこのローレルが出てて…」


バレとる`;:゛;`(;゚;ж;゚; )ブフォォ!!

世間は狭い。




そうそう…見積りの前にトランクトリムを外して行ってたんで、帰ってきて復元。

今のクルマよりもクリップの造りがちゃんとしてます。

作業はホントしやすいんですよねC33って。



リップも塗装してもらいましたし、トランクもデントしてもらいましたので、コレにて終了…

では無くて、後はこの際なんで他の場所にも手をいれるコトにします(^_-)-☆


ではまた。
Posted at 2022/09/07 13:55:40 | コメント(8) | トラックバック(0) | 4台目ローレル | クルマ
2022年09月06日 イイね!

違い…名前位だけど…(苦笑)



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…。

周りでも沢山乗ってる人がいたのに、今やかな~り減りました…(苦笑)

そりゃ生産終了から四半世紀近く経つので全然おかしい話じゃないんですけどね…。

ってコトで…



E24ホーミーコーチ後期です♪

ってか元々ホーミーは旧プリンス系がルーツでキャラバンの後継車。

ソレこそE24の初期モノはグリルのデザインが違ったりで差別化は多少なりともあったんですが、この後期型になりますと最早エンブレムしか違いは無く…(汗)

さて…そんなE24ホーミーは4代目ホーミーとして1986年にデビューしています♪

主なモデル追加やマイナーチェンジはキャラバンと9割方同様。

グレード名がチョット違った位でしょうか…キャラバンがシルクロードで、ホーミーはアビイロードなんていう遊び心が感じられたり。

このE24は当時のワンボックスとしてはかなりパワフルなV6、3リッターのGTシリーズが追加され、いかにも当時の日産らしい勢いがあったモデルでもあります!

で…1990年に中期にマイナーチェンジされ、かなり見た目が変更された後、1995年に後期型へとマイナーチェンジ。

見た目や安全装備、メカニズムの改良とそれなりに手が加えられています。

今回は後期にマイナーチェンジした直後の1995年8月の内容になります。

ちなみに、2021年にキャラバンコ―チの後期もやってたりしますので、ぶっちゃけ文章はコピペ多めです…だってほぼ同じクルマにそんな色々書けないもの…(汗)

マナカナの方がまだ違いを書ける位のレベルです(爆)。



さて、この後期型。

フロント周りでパッと見た感じで分かるのはフロントグリルが一段と大きく豪華になっています。

グリルは中期までのローレルっぽい感じのグリルのが好みではありました。

後期は豪華にこそ見えるものの、取って付けたような感じがありまして…(^-^;

日産の時の先輩がこの色のキャラバンに乗ってましたね…まさにGTクルーズ。

車内に芳香剤では無く、お香を焚いていたのが印象的。

キャラバンとの違いはグリルのエンブレムのみ。



リア周りもキャラバンとの違いはリアガーニッシュのエンブレムのみ。

当時はハイエースと共にこのリムジン等のグレードになると一気に豪華な感じがしたもんです(^^)v

街中でよく見かけたのはGTクルーズの印象が強かったですしね。



80年代中頃にデビューしたコトもあり、ボディの所々がスクエアな印象は拭えませんが、インパネはモデル途中にリニューアルしている為、当時のトレンドだった曲面を多用したインパネになっています♪

けど考えたら、モデルライフ中にコッチのインパネが使われた年月の方が長い訳で…(笑)

可も無く不可も無く、操作性は手の届く範囲の適度な場所に扱い易いスイッチがあると言った感じです。

ただ…グレードが上がるに連れて装備も当然増える訳ですが、今のようにマルチファンクションスイッチという訳にも行かず、アチコチにシーソースイッチが増えて行くのが当時のキャラバン(笑)

ドアトリムはクロスこそ高級なモノを選択したりもしていますが、元々のボディ形状的なモノもありまして、ドアは結構薄いです…(汗)



このグレードはリムジンなので、2列目シートが特等席となるキャプテンシート。

フロントはエンジンが床下にあるので、クッションが薄いのと、騒音も大きく、高速で100km/hも出すと結構会話がツライです…(苦笑)

E24のオーナーさんは各々床下の遮音材を増したり、フードロックの密閉力を上げる改造をしたりして対策してたのが印象的…それなりにレベルアップはします。



で…コチラは8人乗りのGTクルーズ。

E24コーチの大半はこの8人乗りのGTクルーズでしたね~。

そしてオプションでEXEパックと言いまして、エクセーヌ内装にするコトも可能。



で…コッチは最上級グレードのロイヤル。

3列目の空間が170mmロングボディになってキャプテンシートになります。

写真から見ましても足元に余裕があるのが分かりますね(^^)v

そんなE24ホーミーコーチに搭載されるエンジンは全部で3機種…



・TD27ETi…直列4気筒2700㏄OHVディーゼルターボ、130馬力、28.4kg-m。

噴射ポンプを電子制御化してパワーアップ…とは言うモノの、コレも結構壊れたり云々とか聞いたりします…自分がディーラーに居た時は壊れて入ってきた個体はありませんでしたが…やっぱ壊れるんでしょうね…(苦笑)

・VG30E…V型6気筒3000㏄OHC、155馬力、28.4kg-m。

搭載当時はワンボックスにこんなハイパワーエンジンを投入するのか!?
という位のエンジンでして、実際に出足で鼻先がヒョイと持ちあがるような感覚でトルクフルに加速します♪

・TD27…直列4気筒2700㏄OHVディーゼル、85馬力、18.0kg-m。

オヤジのバンがコレでしたが、高めのギヤ比の5速マニュアルをソコソコの高回転まで引っ張ってシフトチェンジしていたのが印象的。耐久性上等、加速それなり。



コレらに組み合わされるミッションが、GLとDXのみに5速マニュアル。

GLとDXの4駆を除く全てに4速オートマと、このようなワンボックスでも殆どがオートマのみのラインナップになっていったのが90年代ですね。

しかしながら、E24のオートマはオイルクーラーの容量が小さくてブローしやすいなんて聞いたコトはありますね…なんせ車重がありますから…(^-^;



足回りはフロントがトーションバースプリングを用いたダブルウィッシュボーン。

リアはリーフリジッドになりますが、バンより板の枚数を少なくして乗り心地に振ったセッティングをしてはいます…ソレでもそれなりに跳ねますが…(苦笑)



ソコでロイヤルとリムジンの2駆は電子制御サスペンションを装備。

元々が姿勢変化の激しいワンボックスの姿勢抑制でトヨタはTEMSを開発している訳ですから、このようなクルマに採用してこそ理に適った内容かと思います(^^)v



装備としましては、冒頭の通りのエアバッグ一部標準装備。

しかしながら、基本設計が衝突安全やらが重視されてない80年代の絶壁ワンボックスには焼け石に水な感じもします…(苦笑)

大体がステアリング角度が結構な立ち気味なのに、果たしてこのエアバッグがキチンと展開してキレイに受け止め切れるのか…!?



更にロイヤルは後席液晶カラーテレビが当時では珍しく標準装備!

今ならフリップダウンの収納式9インチやら11インチやらなんて当たり前ですが、当時はこの5型でも結構スゴイかと。



後席マルチリモコンはオーディオやエアコンは当然で、サンルーフの開閉も出来ます(^^)v

また、話題は若干前後しますが、ロイヤルにはオプションで本革シートが選択可能!

更にロイヤルとリムジンでは運転席パワーシートが付きますが、スイッチの配置が独特です。



後期になりますと、UVカット断熱グリーンガラスを装備。

リニアモーターの電動カーテンはロイヤルとリムジンに標準…まさに至れり尽くせり。



写真上にあります、パワーアシストオープナーも後期になって追加。

コレ…単純に最初のドアを開ける時の解除力を軽減するというヤツで、電動パワースライドが普及する前の過渡期の装備と言えます。

気になる効果の程は…ハハハ…殆ど分からんのだなコレが…(苦笑)

結局スライドドア引くのは人力ですからねぇ…(汗)

オートクロージャーは地味に有難くはあります。



プラネタルーフと呼ばれるツインガラスサンルーフはリアの開口部周辺の鉄板が腐りやすかったですねぇ…(苦笑)

1度深夜から朝に掛けて、このプラネタルーフのガラスを他のキャラバンから移し替えたコトがあります…プライベートで(爆)

っつかボーブラのオイサンのを…ソコらの空き地に止めたローレルのリアドア2枚開けて体伸ばして路上で仮眠したりしてまでやりましたわ…(汗)

よく考えたら20代前半の頃は夏に名古屋行ったりしたら、深夜のコンビニの駐車場とかで、ローレルのリアドア開けて体伸ばして寝てたりしてたなぁ…無防備極まりないし(爆)

他にはロイヤルのみスーパーファインコーティング…フッ素樹脂塗装が標準♪




そんなE24キャラバンコーチ後期のグレードはこんな感じで…。

・ロイヤル…最高級グレード、ロイヤル

まさに至れり尽くせりの極み。ロングボディが特徴。

・リムジン…ゆとりと品格の、リムジン

キャプテンシートで装備も豪華。コッチはショートボディ。


・GTクルーズ…爽快な走り、GTクルーズ

8人乗りで1番豪華なのがこのGTクルーズになります。

・GTクルーズSプラネタルーフ…光と風に遊ぶ、GTクルーズSプラネタルーフ

GTクルーズSは、GTクルーズのハーフミラーガラスやドアミラー、リアサイドウインドウ横にあるガーニッシュ(正式にはリアサイドスポイラー)が小ぶりに。

それのプラネタルーフ付。ってかGTクルーズ以上もプラネタルーフ標準だけど。




・GTクルーズS…機能充実の、GTクルーズS

前写真に出てきたヤツのプラネタルーフ無し。

・GL…ベーシックグレード、GL

前列3人掛けの9人乗り。つまりは乗用貨物みたいなグレードですね。

・DX…たっぷり10人乗りロング、DX

普通免許で乗れる最大乗員人数でロングボディ。塾の送迎車等に最適。



コレにボディカラーは全8色…但し、GL、DXが右3色。他は左5色。

自分でしたらV6ロイヤルの革、ボディカラーはライトブルーメタリックを…(笑)



更にオーテック仕様にフウライボウというアウトドア仕様もあります♪

専用のゴッツイグリルガードにサイドストライプが目印。



リア回りはスキッドバーと呼ばれるガードパイプが装備されます。

思えばこの時代まででしょうね…いかにもパイプって感じのグリルガードが装備出来たのは…(^-^;

現代では歩行者保護の観点から絶対に出てこない装備です。



で…コチラがオプションカタログ。

前回のキャラバンコーチのカタログには付属していなかったので、ココからはコピペって感じでは無く、今回新たに書く話題になりますね(笑)



主に気になったオプションは、この辺りの外装品。

リアウインドウスクリーンやバックドアガーニッシュは結構珍しい部類にあたるオプションかと思います(^^)v

ステップシルプロテクター、リアスポイラー、サイドウインドゥデフレクターはキャラ某ので見たコトがあるので、結構当たり前のような感じもしますが、恐らく今ではそれなりにレアオプションと化してるのではないでしょうか(*'▽')



内装はケバケバしい程に面積の広い木目調パネルも選択出来ます♪

メータークラスター周りの大きいヤツで36800円。
インストロアの2DIN周りのヤツで19700円。
パワーウインドウスイッチパネル周りで13700円。

全部入れちゃうと約7万円…結構しますよねぇ…(苦笑)



一方、バンに特化したようなオプションで目立ったのはこんな感じ。

重い荷物を滑らせるコトが可能なメタルランナーや、営業マンの休憩時間や伝票整理で威力を発揮するステアリングテーブル。

平床なら床下収納が可能な車載用カート…いや…トラスコとかのでいいだろ…(汗)



他には、ソレ…ホントに要るの??

なんて思わせるドライブワールドとRVワールドなんていうアイテムも…(苦笑)

しかもドライブワールドはBセットだけしか出てなくて、Aセットは何なのか…(汗)

さて…そんなE24ホーミーですが、このコーチはバンに先駆けて97年にホーミーエルグランドへとフルモデルチェンジ。

E24って結構生存率高くて、オフ会に行けば必ず1台はいるようなクルマだったんですがねぇ…(汗)

そう考えると100系ハイエースですら見かけるの少なくなってきてるんですから納得と言えば納得…時代の流れを見るのがたまに辛かったりします…(苦笑)
Posted at 2022/09/06 11:11:37 | コメント(19) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ

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