どうも(^^)v
今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります。
確かに子供の頃は街中に溶け込むように走ってた1台ですよね~。
ST162カリーナED前期です♪
幼少期、隣の家がコレだったんですよ(*'▽')
自分より1コ上の子で、恐らく新築であろう家の1階が2台入るガレージで。
親父がこのED、んでもって母ちゃんが麻美アルトっていう、80年代サラリーマン家庭では結構裕福な感じかと。
片や我が家が最初はオヤジが仕事で使うチェリーバネットバンだかしか無かった訳です…リースの。
やっとこさファミリーカーが来てもパワステもパワーウインドウも無いけどキャンバストップの付いたフェスティバですからねぇ…格差がスゴイ…(苦笑)
家も借家で戦後間もないような築年数…トイレの天井をブチ破りノラ猫が落ち…(汗)
で…同じ幼稚園に通っていたので、ひょっとしたら送迎でひょんな時に乗せてもらってた…のかもしれません。
同級生の女の子のオヤジがR30のTIに乗ってたので、ソレは乗せてもらった記憶がうっすらあるのですが…。
コレ…新車時はオシャレな4ドアハードトップで人気はありましたが、自分が免許を取る頃、初代こそ走ってませんでしたが、既にもうカリーナEDというブランド自体が正直オッサン臭い感じしかしませんでした…(苦笑)
周囲はFRのVIPやミドルVIPに傾倒してたので、FFで深リムが履けない上、ボディの小さいEDは正直見向きもしない…そんな感じでしたよ…(汗)
仮にココで気になっても走り系4ドアが好きな方々はエクシヴに流れるんですよ…JTCCのイメージがあるから(笑)
つまり世代的には箸にも棒にも掛からない1台…なんですよ。
しかし初代が歴史的にセンセーショナルだったコトは当然理解しております(笑)
そんなST162カリーナEDは初代モデルとして1985年にデビューしています♪
カリーナの4ドアハードトップ版という位置付けではあるものの、デビュー時期に加え、各メカニズムの構造、そして型式でコレがセリカ4ドアハードトップというのは明らかなのです…(爆)
また、このクルマ最大の特徴は、量産車で世界最低車高の4ドアハードトップ!!
正直、カリーナEDの登場により、この国には人間工学的に言えば、マトモに座れない、外観ばかりを重視したカッコツケ4ドアが蔓延して行く訳です。
そんなST162カリーナED前期のキャッチコピーは…
4ドア新気流。
確かにセンセーショナルな4ドアになった訳ですが、先程の居住性に関しては正直メチャクチャです…ウチのローレルもこの影響で当然のように狭い…(苦笑)
しかし、コレは4ドアとして見るとメチャクチャな訳で、2ドアにオマケのドアが付いたクルマと考え直すと意外とコレが中々良いとなる訳ですねぇ…モノは考え様(爆)
ちなみに最近知りましたが、森尾由美も乗ってたそうですね(*'▽')
恐らく乗り降りの度にピンクハウスのフリフリをドアに挟んだ事でしょう(ぇ
今回はデビュー直後となる1985年9月の内容です。
刻一刻、表情を変えていくクルマ。
自然の動きに、なんと敏感なことか。
当時の4ドア車で世界一低い全高…1310㎜ってホント低いですよね(笑)
80年代当時、両親が免許を所有してなく、4ドアなら家族移動用として半分出してやる…なんてパターンになると、唯一無二の選択肢としてそりゃ上がるだろって(笑)
確かにジジクサイ同クラスのセダンが蔓延してる中、ファミリーカーとしては実にシャレてる訳ですよ…しかもメカニズムはセリカのスポーツグレード同様となると尚更♪
ソリャ売れただろ~ってなりますし、他にも子供が小さい家庭にもコレはヒットしただろうと…お隣さんみたいに♪
ってコトで初代が売れたのが実に分かります(*'▽')
ちなみに前期はハニカムグリルでフロントマスクがスポーティ♪
更にこの本気の初期モノはドアミラーが黒のみで、カラードがありません。
ただ、後期はグリル内臓のフォグが個性的で、アレはアレでイイんですけどね(笑)
走りのリズムに、美しさを変えていくクルマ。
なんとすばらしい天性の持ち主か。
先程のカットは2リッター最上級スポーツグレードのG-リミテッドですが、コチラは1.8リッター最上級グレードのXとなり、確かに見た目がややサッパリとしてます。
幼少期に大概見たのはこのXだったかと思います…または先程のG-リミテッド。
タミヤのプラモがナゼかオートピスタ仕様だったので、コッチの素のヤツだとホントに地味な感じがするんですよ…自分だけか…(^-^;!?
ED歴代共通にはなりますが、後期モデルはリヤガーニッシュ中央のEDのエンブレムが光ってアレがカッコイイんですよね~(*'▽')
それにしてもFFなのにノーズが長く、そしてソコソコのショートデッキ。
後はCピラーのなんと細いコト(笑)
トラッドな6連メーターが、心にレスポンスする。
知的ドライビング・ゾーン。
インパネはファミリーカーとして乗るなら実にスポーティですよね…6連メーターだし。
表皮にはステッチ調のシボが入りますが、コレは当時のトヨタや日産車で時折見られましたね(笑)
改めて見ますと、インパネとドアがラウンドしてる造形も、1985年当時ではかなり斬新で高級感もあったかと思います♪
ゆとりと豊かさが、乗る人の心を映しだす。
自由のクオリティ・スペース。
80年代後半のトヨタ車のスポーツシートって感じがしますね(笑)!
本来なら室内空間が有効利用出来るコトが売りとなるFFレイアウトに対し、明らかに真逆の行為をしている…コレってスゴイですよね(;'∀')
前席はセリカと思って座ればイイですが、後席に限ってはもう4ドアとしては完全に崩壊してるでしょう…(苦笑)
ローレルでさえも自分は2by2位の感覚で乗ってますし…。
室内高なんて僅か1080㎜…最近のスーパーハイトに慣れた人が乗ると拷問と思うレベルでしょう…(苦笑)
今の感覚で見てしまうと、やはりバイツー…又は荷物置き程度で思った方が無難でしょう。
で…このシートがG-リミテッドは新8ウェイスポーツシートなるヤツで、リクライニングにはメモリー機構もあるようですね(*'▽')
そして最廉価のLを除くグレードは写真左のシースルーヘッドレストを用いたバケットタイプ。
コレも見た目はスポーティですね(^^)v
そんなST162カリーナED前期に搭載されるエンジンは全部で3機種…。
パフォーマンス新気流。
・3S-GELU…直列4気筒2000㏄ツインカム、EFI、グロス160馬力、19.0kg-m。
名機3Sツインカムが最もハイパワーで、確かに1気筒500㏄の恩恵は大きく、下からトルクフルで上もソコソコ回るのが魅力です(^^)v
可変吸気のT-VISも装備してるので、前時代のツインカムより18R-Gより軽快でリニアな回り方はするかと♪
・1S-ELU…直列4気筒1800㏄OHC、EFI、グロス115馬力、16.7kg-m。
1800の上級グレードはコチラを搭載…車両重量自体が1070kg程度なので、正直コレでも日常領域ではさして不満は無いハズですし、何よりしっかりEFI(笑)
当時のこのクラスでもキャブはまだまだゴマンとある時代ですので。
・1S-iLU…直列4気筒1800㏄OHC、Ci、グロス105馬力、16.0kg-m。
最もベーシックなユニットですらキャブでは無く、Ci…セントラルインジェクションというのを搭載しています♪
コレは、現代のように各気筒にインジェクターを配したEFIでは無く、それらの4気筒分を集約するスロットル付近に1本のインジェクターを配したタイプ。
要は廉価版EFIで、まだまだインジェクターが高価な時代に、制御はキャブとEFIの中間だけど、コストと信頼性の中間を行こうという内容ですよね(*'▽')
1990年に入る位まで少数ながらこの手のユニットもありましたね~。
ちなみに後期のモデル最終までの間に上記2機種のOHCエンジンはハイメカツインカム化され、フルラインツインカムが当たり前の時代がやってきます。
コレらに組み合わされるミッションは、全車5速マニュアルと2ウェイOD付の4速オートマ。
但し、2リッターツインカムは電子制御のECT-Sとなります(*'▽')
足まわりは4輪ストラットの独立懸架…2リッターツインカムにはコレにタワーバーを装着します。
自分は16セリカしか乗ったコトがありませんが、セリカの場合はこの足の動きが絶妙で、メッチャ滑らかに走るんですよね(*'▽')
但し、このカリーナEDはトヨタでは珍しい…寧ろトヨタ初の4ドアピラーレスハードトップ。
恐らくボディはかなりしなるんじゃないかと…剛性厳しいもんなぁ…(苦笑)
ブレーキはフロントに全車ベンチレーテッドディスクが奢られ、リヤは2リッターツインカムだとディスクで他はドラムとなります。
装備としましては、この時代のセリカ、カリーナ、コロナ、コロナクーペ、そしてこのカリーナEDはオプションにカラー液晶デジタルメーターがありまして、コレがカッコイイんですよね(*'▽')!!
しかし実車でコレを見たコトが無いんですよ…コレはイイなぁって思うんですが(笑)
特にゾーン表示的な感じになってるタコメーターが良いですね~♪
そしてココではブロンズガラスの説明になってますが、やはりピラーレスハードトップというのが魅力です♪
しっかし…なんで助手席にこんな巨大なカモメの模型を置くんだ…(汗)??
いや…鳥ってメッチャ苦手なんですよ…(汗)
焼き鳥とか唐揚げで食べるのは全然イイんですけど、嘴にこの頭に羽に…ホント苦手。
クルマ乗りこんでこんなもんあったら自分は気絶します…絶対ムリ。
後はオートドライブがG-リミテッドのみですがオプションで設定されてますね♪
他にはメモリー付チルト&テレスコピックステアリングが身近な存在(笑)
何気にコレはウチのクラウンが世界初となりますが、2年後にはカリーナEDにもコレを装備。
特に全高が低く狭いカリーナEDに関しては、乗降時にコラムが跳ね上がるのはかなり便利かと♪
実際に自分もクラウンでの乗降時は使ってます…便利でイイですね(*'▽')
後は各ディーラーオプション。
パーソナル無線に時代を感じますし、自動開閉式のフォグランプなんてのも今見るとカッコイイんですよね(*'▽')
ただ、ココで気になるのがシートと同じ生地で出来たシートクッションなんですよ!
チョット薄い気もしますが、シートと同じ生地…コレが良いんですよ(笑)
未だに設定有ればいいのに…。
寡黙に個性を主張する。
真の友となる、この一台。
で…グレードはこんな感じで…。
・L (5MT/4AT)…138.5万円/146.4万円
最もベーシックなのがこのL。
唯一シート形状が違ったりと変に造り分けてるのが今では考えられない(笑)
ちなみにエアコンは全車ディーラーオプションで21万円+所得税(約7~10万円)が加算されます。
■Lの主な装備
〇タイヤ(ホイール)
・165SR13スチールラジアルタイヤ&5Jスチールホイール+ハーフキャップ
〇外装
・ロッカーブラックアウト
・サイドプロテクションモール
〇視界
・可倒式電動リモコンドアミラー
・間欠ワイパー
・クリアランスモニター
・コーナリングランプ
〇内装
・運転席側ドアポケット
・ファブリック張り成形ドアトリム
・カーペット張りパッケージトレイトリム
・フタ付コンソールボックス
・キー&照明付グローブボックス
・トランクオープナー
・フューエルリッドオープナー
・フットレスト
〇計器盤
・タコメーター
・デジタルクォーツ時計
〇ステアリング
・ウレタンステアリングホイール
・メモリー付チルトステアリング
・回転数感応式パワーステアリング
〇シート
・フルファブリックシート生地
・運転席シート上下アジャスター
・脱着式前席ELR付3点式シートベルト
〇オーディオ
・AM/FMマルチラジオ+2スピーカー
▲Lの主なオプション
・フェンダーミラー
・F (5MT/4AT)…157.5万円/165.4万円
1800Ciの上級グレード。
どちらかというとお買い得仕様的な感じかと(笑)
■Lにプラス、またはグレードアップする装備
〇タイヤ(ホイール)
・フルキャップ
〇外装
・細線ストライプ
・ブロンズガラス又はティンテッドガラス
〇視界
・ハロゲンヘッドランプ
・ウォッシャー連動&時間調整式間欠ワイパー
〇内装
・ワンタッチ式パワーウインドウ
・電磁式ドアロック
・助手席バニティミラー
・トランクルームランプ
・両側ドアポケット
〇計器盤
・スモールランプ消し忘れウォーニングブザー
〇ステアリング
・メモリー付チルト&テレスコピックステアリング
〇シート
・前後調整式オープンスルーヘッドレスト
・運転席ランバーサポートアジャスター
・シートバックポケット
・リヤセンターアームレスト
〇オーディオ
・AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ
・ライブサウンドスピーカーシステム(4スピーカー)
▲Lより更に選択可能なオプション
・185/70SR13スチールラジアルタイヤ+5.5JJアルミホイール
・リヤスポイラー
・ツートーンボデーカラー
・カラー液晶デジタルメーター(レオスタット付)&ツイントリップメーター&テール&ストップ断線ウォーニング&油圧計
・カセット一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ
・S (5MT/4AT)…149.2万円/157.1万円
1800EFI廉価版はL以上F未満の装備。
つまりは装備よりEFIの信頼性重視って方が選ぶようなグレードですね。
正直立ち位置としては微妙ではあります…(苦笑)
■Lにプラス、またはグレードアップする装備
〇タイヤ(ホイール)
・185/70SR13スチールラジアルタイヤ+5.5Jスチールホイール+フルキャップ
〇外装
・マッドガード
・細線ストライプ
〇視界
・ハロゲンヘッドランプ
〇計器盤
・ツイントリップメーター
・テール&ストップランプ断線ウォーニング
・電圧計
・油圧計
〇シート
・前後調整式オープンスルーフロントヘッドレスト
▲Lより更に選択可能なオプション
・5.5JJ×13インチアルミホイール
・リヤスポイラー
・ツートーンボデーカラー
・AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ&ライブサウンドスピーカーシステム
・X (5MT/4AT)…170.5万円/178.4万円
シーンに、存在感を変えていくクルマ。
風景をなんと上手に着こなしてしまうことか。
1800EFI最高峰のXが恐らく最量販かと思います(*'▽')
実際に現在稀ながら中古車市場に出て来てもXのケースが多いですね~。
■Fにプラス、またはグレードアップする装備
〇タイヤ(ホイール)
・185/70SR13スチールラジアルタイヤ+5.5Jスチールホイール+フルキャップ
〇外装
・マッドガード
〇内装
・マップランプ
〇計器盤
・ツイントリップメーター
・テール&ストップ断線ウォーニング
・電圧計
・油圧計
〇空調
・プッシュ式ヒーターコントロールパネル
〇オーディオ
・イコライザー付ドルビーNRオートリバースカセットデッキ
▲Fより更に選択可能なオプション
・オートドライブ
・G (5MT/4AT)…180.8万円/190.7万円
2リッターツインカム廉価版は考え様によってはスパルタンな内容(笑)
これまた性能重視で予算の都合上リミテッドは無理って人向けなのです…。
■Sにプラス、またはグレードアップする装備
〇タイヤ(ホイール)
・195/60R14スチールラジアルタイヤ+6JJスチールホイール+センターキャップ
〇外装
・2.0TWINCAMテープストライプ
・デュアルエキゾーストパイプ(マフラーカッター付)
〇ステアリング
・合成皮巻きステアリングホイール
〇シート
・運転席6ウェイスポーツシート
・運転席無段階リクライニングアジャスター
・前後調整式フロントヘッドレスト
・シートバックポケット
▲Sより更に選択可能なオプション
・アルミホイール
・ワンタッチ式パワーウインドウ&電磁式ドアロック&両側ドアポケット
・G-リミテッド (5MT/4AT)…204.6万円/214.5万円
最高峰のG-リミテッドは一気に200万円オーバーとなります。
コレ…よく考えたら71マークⅡのワンカムグランデと大差無くなるのです…(汗)
性能を取るか、ハイソな感じを取るかってなってきます。
■Xにプラス、またはグレードアップする装備
〇タイヤ(ホイール)
・195/60R14スチールラジアルタイヤ+6JJアルミホイール
〇外装
・2.0TWINCAMテープストライプ
・デュアルエキゾーストパイプ(マフラーカッター付)
〇ステアリング
・合成皮巻きステアリングホイール
〇シート
・新8ウェイスポーツシート
・運転席無段階リクライニングアジャスター
・前後調整式フロントヘッドレスト
・運転席電動ランバーサポートアジャスター
・運転席電動サイドサポートアジャスター
□Xより省略される装備
・イコライザー付ドルビーNRオートリバースカセットデッキ
で…コチラが価格表になります。
自分でしたらG-リミテッドの5速にして、オプションはデジパネ、オートドライブ、カセットデッキという感じでしょう(*‘∀‘)
コレにディーラーオプションでエアコン含め色々付けちゃうと…(笑)
つまりエアコンやステレオを付けるとG-リミテッドの5速なら234万5500円。
今回はアップしてませんが、この価格表の裏面にある愛車セットの内訳を見てみますと、更にバイザー、マット、愛車セットなんて入れてたらコレが約3万5000円位するようです。
後は好みでなんだかんだやってたらおおよそ250万円位になり、ソコから値引きって感じでしょう。
おおよそコミコミ240万円位だとすると、当時としては随分リッパな高級FFセダンになりますね…(^-^;
ですので、一般的にはXだったりお買い得そうなFになるんでしょう。
さて、その後のカリーナEDは87年に後期になり、88年にはハイメカツインカム化で商品力を向上♪
そして1989年に2代目へバトンタッチする訳ですが、正直コレも売れるには売れましたが、この初代よりイマ一つ華に欠ける印象はありました…(汗)
と…いうのも、デビュー当時は唯一無二で独壇場だった低車高のハードトップも、4年間のモデルライフを過ごす中で、各社が似たようなコンセプトの車種を矢継ぎ早に登場させたコトにより、パイオニアとなるカリーナEDもその渦に埋もれるような形になってしまった感じが…(;'∀')
で…コレだけ人気車だったカリーナEDもさすがに40年経つと激レア車のウチの1台となりました…(汗)
中古車を探してみると、前期はゼロで後期が数台。
やはりXが大多数で、後はG-リミテッドが続く感じでおおよそ予想通りの展開。
さすがに40年経つと基本は大衆車ですのでやはり中々残りませんね…(苦笑)