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kazuhixのブログ一覧

2024年04月04日 イイね!

生成AIの使い方とその隠しかた

2000GTについての記事に追記していたんですが、面白くなってきたので独立させて新しい記事にしました。

マサチューセッツのWray Schelin氏ももう作品作りはせずに教室運営ばかり。生成AIでクラシックショーカーでっち上げ手順を挙げたりしてんのはそれ、コーチビルダーは権利フリーか独自デザインを元に造形していかなくてはならなくなってきた。それが…

ここんちはまだ250GTOレプリカを堂々とタイトル画像に… 強心臓だな、赤く塗ってはね馬エンブレム付けてみろよ笑
ところで下のほうに変わったクルマがあります。


Coupe Simoneという戦前のカスタムカーを装った非実在、AIでない人力での生成車、20世紀末のねつ造作品だそうで。

そのときモデルカーが製造されたんだそう。上に並んでる画像は世紀末のものでなく、最近のでっち上げCG技術で生成されたもののようです。実 在 し な い架空のクルマのでっち上げ画像。
この名前のクルマについてのwikipediaの掲載が立ち上がった2024の3月、つまりこの記事を書いた一カ月前。ひょっとすると「昔製造されたモデルカー」「世紀末にねつ造されたストーリーとデザイン」というの自体がここ最近のねつ造、つまりねつ造のねつ造だったりする疑いが浮上。生成AIで作ったデザインでなく、誰かがスケッチを描いたことにしたい意図があるのでは。
パクリエーターでしかない上のショップ、イカすアイキャッチ―なデザインのクルマがもともとないというとこに目ぇつけて作り始めたわけですね、プラモダイキャストモデルを3Dスキャンして採寸したんだとか。
ですけど、更新が半年以上途絶えています やっぱどこかから怒られた?
カーメディアのHagertyにも詳しく取り上げた記事があるんですが、これでひと儲けを目論むやつが裏にチラチラしてそうな感じ。真偽のほどは…

…現時点でのわたしの推理はねつ造ストーリーを用意して、程度の良い当時ものを装った1/24モデルをあり得ない高価で売りさばくつもりなんだろうなという。同じ画像を使いまわした中古品が別のとこから出品されてます。当時ものはそれぞれ個数1、つまり残りひとつでしか販売できない、ダークパターン商売
5年くらい前の記事を掘りあてて読んでみると、"This car was designed by Raffi Minasian in 1996-1997. He worked for Franklin Mint precision models company.
Raffi Minasian氏はモデラ―で↑のHagerty記事を書いた人というか創作した本人。ミニチュアモデル屋に請われて世紀末にデザインした、とありました、これは多分事実。1930年代のデザインスケッチやシミのついた古い書類等をでっち上げて「諸事情で実車展示がかなわなかった幻のショーカー、まるごと全部フェイクですけどね、うまくできてるでしょ?」としてミニチュアモデル屋で展示を行ったあと社長が気に入ってダイキャストモデル化を実行に移したわけで20世紀末のミニチュアは実在、今出品しているものがその当時のその会社で作られたものなのかまでは不明…あたりが落ち着きどころか。

ともあれ今後は昔あったようでいて実在しない、生成AIによるデザインを元に金属板加工のウデだけは卓越してる誰かが板金技術と作業時間を思う存分投入したショーカーがどんどん作られるようになりそうですが、デザイナ不在のままだと威張りようがないですわね。「板金スキルすごいですね」だと、現存実物のレストアとそれに独自性を付加するカスタムの仕事と同じ評価になりますがそれは当然。楽曲の権利は作曲者・作詞家にあり、歌手ではない。このへんの理解がカスタム界は遅れてる。

レザークラフト界でも「小物作って売るのやめます、( ;∀;)」って動画を見ました。まずは道具や機械はそろえた、いい素材や道具を選ぶ眼も良い、手先は器用だし作業は好き。だけど「独創的なものを生みだす力がオレには無いのわかってなかった」あのジャンルは昔から革細工道具素材屋主導ですよね。
カービングパターンは生成AIで作ってくれそうだけど、ウォレットやバッグのデザインもお任せなんてのはまだ無理か。
Posted at 2024/04/04 13:34:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボディ・シャーシ | 日記
2024年03月31日 イイね!

ウデが良くてもデザイン丸パクリはアウト/2000GTどうなるのかな

アメリカでは原型を模倣再現するカスタムは剽窃盗用という観点から叩かれるようになってきて、注文を貰って原型に忠実なカスタムボディ作っていたショップは行き詰ってるか地下に潜ってます。世紀が変わるころ製作されたリバイバル映画のエレノアマスタングあたりが分岐点になったように思う。「丸パクリで商売すんなよお前ら」と声を上げ公認商売が生まれた。

20世紀に活躍していたアメリカの凄腕ビルダーさんたちはたとえばACコブラのボディをアルミ板金で再現したのを依頼され製作してたんですが、今は教室で技を伝授して対価を貰うほうにシフトしており、生徒さんが持ち込んだ自分のクルマを化けさせる手技を教えるが自らは手をつけない。「それパクリやろ」という非難を完全回避、という高度なアクション。

さて、日本のカスタムではデザイン剽窃丸パクリを教える自動車整備学校のは生徒の作品、販売商品ではないのでセーフ、というこちらも高度な回避技なのかも。
剛速球ど真ん中で商売してる業者さんは居ますね。それが白い目で見られず、ショー展示や記事紹介されてるのはすごくない?と思うんですけどね
Posted at 2024/03/31 14:11:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボディ・シャーシ | 日記
2024年02月25日 イイね!

Cycle KartってRRなのか…

モーガンスリーホイーラーみたいにフロント前面にVツインがついてるCycleKartが動画で紹介されてて見たんですが、バイクのクランクケースやタペットカバーや筒を重ねたオブジェで、原動機は後端。
遊び心いいねとは全然おもわずとても萎えたが、元がFRのレースカーのデザインを模しているとはいえ、このサイズではフロントには足しか置けないよね実際。
Posted at 2024/02/25 12:46:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボディ・シャーシ | 日記
2023年11月19日 イイね!

964 カレラ4ライトウエイトのペダル

20世紀にサーキット通いしていたころ、964カレラ4ライトウエイトがめっちゃ好きって人と知り合った。サイド後ろ窓がプラ製でナンバー付かないやつ。1台潰したので2台目に乗ってた。「エンジンは素だけど、車重が1トンちょいなんですよ、ごく少ししか生産されなかった」って急に思い出してググったら22台で959の1/10未満。ナンバー付けてたのこの人だけだろうな。しかしポルシェはこの4駆でなにをやりたかったんでしょう。もっとAWDが伸びる可能性を模索してたか

ペダルがすごいことになってますよ、クラッチとブレーキのペダルアームが根本でクロスしてますね。→見えてないので理解するにはパラレルマスターバランス機構の理解と洞察力が必要。当時は見ても分からなかっただろうけど見せびらかされてもないのでオーナーも分かってなかっただろう…いや普通の人にはペダル見せても響かないな


そして右上、センターコンソール裏に謎のガーリングマスターシリンダーがパラレルで…

サイドブレーキのときセンターデフのリヤ駆動を切り離すためのものかと思ったんすが、位置がそこじゃね。

ダイヤルが2つとなにかのバランスでしょうかよくわかりません。ダイヤルでなくノブ?右からの写真は引っ張った状態、運転席からの写真は押しこみ状態で、根本にある水平方向の棒がロックでノブを押し引きしてマスターシリンダープランジャーを任意の位置で止めるようになってるかも。↕はともかく、◁▷がなんなんだか。

窓の他ロールケージなども最初からこうです。消火器はどうだったか…

BNR32の頃なんで4駆電子制御はまだまだ、センターデフとブレーキバランス調整の過渡期だったのかも。

↔はスタビ調整かも。押し引きノブで左右のどちらかにバランスを寄せる調整をするのは変だけれど、これがスタビ強弱調整でロール量が変わるのなら◁▷というラベルで表現して大丈夫。そして油圧調整スタビは前後についており、↕で前後バランスを調整。
これが進化してPDCCになったんだろうってことで一件落着。そりゃBCNR33をニュルで開発してた日産「退けよウスノロ」ってドイツ車のテストドライバーたちに言われて当然だわの調整装備。

ノブは走行時に微調整するような設計でなく、押しこみと引き出し位置で走行前にリンケージ等を調整セットしておいた「ふつう」と「過激」を切り替える2モードプリセットなんだと思う。
Posted at 2023/11/19 13:43:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボディ・シャーシ | 日記
2023年10月14日 イイね!

ファイバーグラスが最先端だった頃

シュツットガルトのミュージアムにぶら下がってる


908は1968年。当時最先端だったのかと言われるとコルベットは1953年から今に至るまでFRP。

その後すぐ、日本では日本のFRPボディの租といわれている浜素紀氏がワンオフのレース車両ボディを製作。大学でファイバーグラス実習を受け持ったこともあり教え子さんたちが居る。

著作のうち一つが最近再販になったようです。ロールスロイスのはオールドタイマー誌で連載されていたので知っています。


戦前ロールスロイスはすべてボディレスで販売し、コーチビルダーがカスタマーと相談の上で仕様を決め、上屋を製作しラジエータ上に支給のマスコットを据えて納車という流れだったそうです。
日本の自動車レースの創始紀に爪跡を残した浜氏は「古い時代のクルマデザインなら私」という自負をお持ちだったことでしょう。しかしFRPの技術をロールスロイスのコーチビルドに応用したのは失敗だったと思います。当時のメーカーがボディを作ってなかったから自由とはいえ…FRPは戦前のロールスには新しすぎる技術ですし、シートメタルフォーミング技術をもたないのに本のタイトルに「レストアのすべて」というのは違う。父の遺したシャーシに自分のFRP技術で作ったボディを合体させたってのが現実。ウッドバック(木型)まではFRPもシートメタルもほぼ同じ、板金で作れる人に依頼する手段もあったでしょうけど請ける人は外国にしか居ないでしょうね。
ああこれはみんカラの先輩方に怒られるかもしれませんw

レストアされていない分解もされたことがないという戦前のロールス。木工や内装など総合力が高いコーチビルダーがあったから作れたわけで、レストアとなるとなおさら。日本にそのころのロールスロイスが戦後まで生き残ったとしても、誰も上屋の修復などできずに捨てられシャーシとエンジンだけ残存することになりやすいでしょう。高温多湿で保存環境が劣悪だったというより、復元できる人材が居らずレストアできる見込みが減るのに従いだんだんと屋外に近い環境に移されていったのでは。


日本には超高額車コーチビルドも無かったし、軽合金ボディのプロト方面のレースカーを作る経験を積んだ人材が蓄積していく暇もなくFRPがレースカーコンストラクターに普及という流れで今に続いたのだろう。

BMWのV12のホットロッドボディ(こちらの記事の一番下)を作ってた人、節操なくすごい。SW20やJZA80も鉄フェンダー鉄バンパー。やはりといっていいのかADHDと自称、ですが上の記事中ほどの深絞りホイールハウスを作っていた人が一人で運営してるのと違い、人を雇っています。過集中ができなければ彼らの域には達しないのでしょう。


原形留めた(といってもRIPSのRB30搭載)してるS30も持っててバーフェン程度で留めそうなのはそれ以上いじると妖怪に化けがちなのを分かってて、それはS30が好きだから。ボディいじるのが動機でS30を持ってきていじるホットロッドビルダーのはヒドイのがあった。
Posted at 2023/10/14 14:23:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | ボディ・シャーシ | 日記

プロフィール

「モノタロウでトグルスイッチ買ったのが昨日の16:58で24時間待たずに届いた。知らなかったけど当日発送が17時締めになったそう。そして黒猫対飛脚戦争がさらに過酷になってきたのか、宅配の翌日発送になるのも増えた」
何シテル?   04/19 15:48
240Zとのつきあいは20世紀最後の年の瀬も押し詰まった日から。といってもガワだけS30、レストアとか絶版ネタにはうといです。ポン付け市販パーツの欠点が買わない...
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