
Boschクラスlは高価すぎて縁がないので、MoTeCのローエンドと価格的に競合するのを。すげー良さげなのに日本人誰も使ってなさげで不思議なWolfのV500。ググるとオレの書いたのがひっかかるありさまw
使い始めたひとがちょっといるけどソフトがそっけないように見えるVi-PEC(Link ECUのXtreme)。
この2つのコントロールソフトの使い勝手を試した。見た目はWolfが断然良く、すごく扱いやすい。バーチャルな調整ダイヤルをまわしてぼんやりとあるエリアの数値増減たりとかもできる。価格は安め。無いのはノック検知と目標ラムダとの差を埋めるダイノモードくらい……これある無しはおにぎりとのり弁くらい違う。
ノックコントロールとクイック燃料適合ならLinkだべ、ととっつきにくくそっけないみてくれのソフトをマニュアルみながらいじってみた。ショートカットキーをいろいろ使うと、数値をぐりぐり動かせることがわかった。ノックコントロールはいまんとこオープンループの2グループ遅角なので、壊さないで済むといったレベルだけど、あったほうが良い。クイック燃料適合はシャシダイ上でないとできないけど、これはDTAでも同じだった。ログモードは一方向再生しかできずある時点の各数値を参照するのが難しくてよくないらしい。とっつきにくいけど、いろいろできるのはAdobeイラストレータ的かも。S54のダブルVANOSと電スロ制御がすんなりできてるのは伊達じゃなく、マジ多機能、で、V500より明らかに高価、けどM○○○の半額。
RB26の素って6スロのせいで、Dジェトロでは全域適合が難しいのだけど、Linkでは4Dでなんとか対策できるらしい。現状でもエアフロ入力もできるけど、参照にしか使えないのか、3Dテーブルの負荷軸に設定できなかった。4次元認識は常人の能力を超えてるんですがw
あとは、EMSをちょっと試したけど、ソフトのダウンロードサイズからして1/4くらいで、いじれるのも限られていたけど、今世紀初頭のDTAよりは断然よい。その他ではHaltechはトップエンドのPlatinum ProシリーズがR35とZ33など特定車種用しかなく、素のPlatinumはかなり落ちる感じがしたのでソフトは試さず。AEMのはソフト試用できない。Hydraは輸出日本車主体という変な普及のしかたしてるからなんとなくパスしようと思ったけど、今しか見ないな、と試してみたら、ソフトダウンロードサイズはEMSと同じくらいだけど、設定可能項目は充実してて、ノックコントロールもクローズドループだった。値段も手ごろ。
どんなECUであっても素人がCU適合するのは現実的じゃないことは薄々わかってきてますから、RB26ベースデータがディーラーでガチガチに縛られてないもののほうが幸せ。
Posted at 2010/04/11 12:21:04 | |
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ECU | 日記