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kazuhixのブログ一覧

2016年09月12日 イイね!

内圧コントロールブローバイ経路

ここんとこ作業あんまりしなかったけどネット上で勉強やサーチしてました。やっとエンジンの上のほうも決まった。

ドライサンプはスカベンジポンプでエンジン下にたまったオイルだろうが空気だろうがそこにあるものをを吸い出すので、スカベンジステージが3つ以上と多くなると、ピストンリングのシールがどの程度保たれているかにもよるが、陰圧になる。アクセルたくさん開けてるときはそれなりに吹き抜けがあって大丈夫かもしれないが、エンブレのときは負圧が大きすぎてクランク・カムシールが純正だとリップがひっくり返ることになるそうだ。アメリカンV8用にはドライサンプシールというのもあって、ギンギンに陰圧にしてるという話。クランクやコンロッドの空気抵抗はバカにならんとか。RBとか市販エンジンだとそこまで陰圧にしないコントロールをするためにバキュームレギュレータをカムカバーに付けておいて設定圧になったらそこから空気を吸う仕組み。

R.I.P.Sのエンジンだと吸気カムカバーの一番後ろに付いてる赤いのがPetersonのバキュームレギュレータ。いやでもこのSLAPIT Performance R32のおかげで、方向性がきまりました。ワンウェイバルブがカムカバーからオイルタンクへのホースの間にかましてあって「どっち向き?」という疑問から。



オレは訳あって、ドライサンプ用ではない、ウエットサンプでヘッドからブローバイを吸うのに使うバキュームポンプ用のレギュレータを買った。



コレの両端は-12AN ORB。方向は無い。シリコンホース突っ込んでるとこにエアフィルターを付ける。汚い空気入れるわけにいかんだろうと思って。

カムカバーにはNPTタップを切ってるので、-10AN-NPTのホースエンド2個をねじ込んで、ここのホースは陰圧になってつぶれる可能性があるので余ったステンメッシュを使用。



-10AN×2―12AN Yアダプターでバキュームレギュレータに接続。



バキュームレギュレータに-12ANのホースをつなぎ、-12AN―10ANアダプターをかまして、



両端が-10ANオスのワンウェイバルブにつなげ、



-10ANのカプラーでオイルタンクの-10ANオスに直接接続。



この組み合わせでどう機能するかというと、ワンウェイバルブが外向きなので、エンジン内圧が高いときはオイルタンクへ流れます。スカベンジポンプ効率のほうが高くなると、ワンウェイバルブでオイルタンクからの流れはシャットされ、陰圧になり、陰圧が行き過ぎるとバキュームレギュレータが開いて外気を吸います。バキュームレギュレータに圧ゲージ用のNPTタップがありますが、カムカバーに直でつけても問題ない。燃圧ゲージとエンジン内圧ゲージは室内に引き込まず、確認が必要なときだけインスペクションリッドあたりにむき出しで設置予定。

この部分はなにか不具合が起きてもヤバくないのでバキュームレギュレータ以外全部ちうごくでとても安く手配できました。ジジイ頭での思い違いがなければw

【更新】ステンメッシュにするの-10じゃん持ってないというわけで、ちうごくで1メートル買ったら1000円でした。送料タダなので発注漏れがないようまとめ買いする必要なくて気が楽。
Posted at 2016/09/12 22:23:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 潤滑系 | 日記
2016年09月11日 イイね!

これだからRussellホースエンドはやめられない

今回はそれでも初めてのステンメッシュ+ラバーホースとの組み。結果ナイロン被覆より楽に組めました。

長さ測ってディスクグラインダーでカット。マスキングテープで切るとこの両側を巻いておきます。ステンだけ切ったら残りのラバーはカッターナイフで切ります。



テープをはがすとバラケて広がってしまうホースもあるけど、Russellのはピシッとしたまま。



以下、椅子に座ってひざの上での作業。

ナットを差し込みます。本当に差し込むだけ。ナイロンメッシュの場合はバラケてちょっと手間かかることがあります。



位置ズレないかの確認のためマスキングテープをナットに接するようにホースに貼ります。ホースエンドにオイル挿してくりくり押すと、



クキっと先っちょがホースに入りました。ここからはネジがかかるのでねじ込んでいきます。Earl'sだとネジかかるまでが難関ですが、そんな苦労はまるで無し。

工具無しでここまで回ります。



モンキーレンチやモーターレンチであと2-3回転締めこんで終わり。バイスも使わず、ひざの上だけで終了します。



コレみんなはあまり使わない太い-12ANですよ。ナイロンメッシュよりもっと組むの楽だと分かったのは収穫でした。2枚目の写真のように切ったときにステンメッシュがまったく広がらないとこがポイント高い。箱から出したままの切断端はつぶれてるので、ちょっと切り飛ばしてからやるのが吉。

ポンプの吸引側の陰圧でつぶれて困る側のステンメッシュホースは完成、残りはナイロン被覆使います。在庫あるから。しかし90度ホースエンドが足りない。追加で買うか手持ちのEarl'sを使うか悩ましい。
Posted at 2016/09/11 22:29:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 潤滑系 | 日記
2016年09月11日 イイね!

ドライサンプの負圧維持とブローしたときの内圧抜き処理

SpeedHuntersより。

R.I.P.SのRB30を載せたオーストリア(ラ抜き、ドイツに近いほう)の。エンジンベイに日本の香りがまったくないのはどうなのよ…たぶん日本はタマはたくさんあるのだけど、台数に比べてヨーイドンできる場所が少ないし、人口も少ないのは確か。



カムカバーからのANホースはオイルタンクへ。途中にワンウェイバルブをかましてある。カムカバーは気液分離部分を切り飛ばしフタして低くなってる。インテーク側カバーの一番後ろにバキュームレギュレータ。

ヘッド内側にちょっと見えてるのはバキューム・ブーストゲージ。もちろん吸気でなくエンジン内部負圧チェック用。



前側のワンウェイバルブは吐く方向がフリーとなってると思われます。スカベンジポンプ効率>ブローバイガスのバランスが大きく傾いたときにはバキュームレギュレータから空気を吸うという仕組みのようです。ドラッグレースのエンジンだから、ちょっと特殊なのかもしれないけど。逆にブローして内圧が上がったときはワンウェイ通ってオイルタンクに出すってのは理に適ってるような。

脱線して、見慣れない点火コイルについて
E85とか使うデスビレスターボエンジンでのコイル、いまどきは何使ってるのか。これはたぶんAEMかHaltechの社外コイル。このほか、GMのLS2コイル(Truck用のほう)や、トヨタVitzのコイル、Audi R8コイルなどの純正流用が人気。他の社外コイルでは純正形状のSpritFire以外はクソ、という評判。○kadaなんたらも無い。
RB25NEOに載せ替えて、確定してないのがコイル。25NEOはプラグ交換するのに変な樹脂カバーやら電制サブスロットル配管をごっそり外すとこから入るせいか、その先の作業効率への考慮もまったくないわけで、26だとボルト3本→6本になってる。26ですらウザいので、プラグコード式のほうがマシなんじゃね?とも思ってる。なんかいいコイルないかな、とぼんやり思ってます。

ドライサンプの話題に戻って4ローター



レシプロとかなり違う、というかいったいどうなってるの?というくらいわからん…クランクシャフトがブンブン回っていないから、オイルパンの中がレシプロのクランクが油面叩かないので嵐じゃないもんな。RX-8のエンジンはどうやらドライサンプらしいし。ロータリーのブローバイガスは多いので、ドライサンプの意味はそこなのかなあ。
Posted at 2016/09/11 13:26:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 潤滑系 | 日記
2016年08月27日 イイね!

ポンプブラケット無加工

右側が下。ORBホースエンドをつけようとすると、リリーフバルブ調整ネジが邪魔。で、どうしたのかというと、ORBホースエンドを上(画像左側)につけた。上げるとフロントターボインレットに当たるんで、思ったより動かせない。



結局、エアコンコンプレッサーのブラケット外し、中古ポンプのオマケのオフセットブラケットかましたらちょうどいいとこに落ち着きました。問題はベルトの長さ。画像の285、76山ベルトをプーリーにかけ、歯にかからず余った部分をつまんで数えると5山。



ちょうどのあるかな……あった。71山。いや、手持ちのベルトを漁ってるんじゃなく、うちに帰ってきて検索。奇数山のは珍しいのでラッキー。ひとつ多い72山もあるのでさらに安心。短いほうは68山、今までつかってたやつで、絶対入らない長さ。

問題は平頭のインチネジ。ポンプブラケットの裏に当たるのでボルトは使えなくて、ブラケットにアリジゴク作ってあるのだけど、あるかな。ベルト買わないといけないからMonotaROで探したらあった。しかし、オレは慎重なので、テーパーの角度を測って、90度より鋭角なことを確認済みなのだが、MonotaROのは90度テーパーなのでダメ。

ググると、メトリックは90度、インチは82度なんだそうだ。ebayちうごくにgrade10.9を注文。内ヘックスネジは固い素材でつくらないと6角がすぐなめるので、やわいやつ存在しないから大丈夫。
【更新】「90度おかしくね?」とモノタロウのレビューに書き込んどいたらメール来て「図面が間違ってました。82度が正しいので修正しときます」だそうです。



エアコンコンプレッサーブラケットは苦戦しそうです。

【更新】今気づいたけど、grade10.9ってのは、メトリックの規格のはず。インチボルトに10.9ってなんだよちうごく。こっちはジジイなんだから、クルマに付けてちょっと経ってから見たら「あ、M10ネジね」って間違うじゃねーかよ。M10ボルトの頭は14サイズソケット、3/8"ボルトの頭は9/16"ソケットサイズで、一番混同しやすいとこで、実際ブラケットのネジ山つぶれかけてたんでインチタップで修正かけたんだけど、もし凹ヘックスサイズも合うようだったら微妙に合わないヘックスレンチでなめる未来がみえるぞ。ペンキで「インチ」って書いとこうw
Posted at 2016/08/27 22:10:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 潤滑系 | 日記
2016年08月03日 イイね!

ホースエンドサイズ思い違い

クソ固いドライサンプポンプのアダプター。モンキーレンチではなめてダメ。ディープソケット調達するしかないんで、29㎜の6角を買った。地元の実店舗ではこんなもの買えない。アストロプロダクツには無く、ストレートのFLAGブランドで見つけた。ちうごくebayより安いのはすごいと思う。デカいサイズはインチと㎜は使いまわしが効く。Oリングポートなんだからそんなに締めても、と思うんだけどなあ。
幸いロクタイトはされてなかったので緩んだ。



アダプター外して思い出す。ドライサンプのポートは-10AN ORBだ。-12ANと思い込んでたんで、買ったダイレクトホースエンドはつかないw




こないだ切りすぎて作り直したステアリングシャフトのバルクヘッドブラケットの造作はこうなってます。




今度はU-ジョイントどこにも干渉せず回った。
エンジンルームのシャフトはコラプシブル。普通は車内部分がコラプシブルになると思うが、ラックを拝借したE85 Z4のシャフトもここがコラプシブルになってたんで正しい。
ダブルD断面のパイプにダブルDのシャフトがキツキツで入っていて、抜け防止ボスが仕込んであり、ラバーブーツがついてる。テレスコピックといえるほど滑らかに動かないので、つぶれるわけじゃないけどコラプシブルといっていいんだろう。今度は慎重に長さ合わせて切ります。



今日は間違って買ったホースエンド注文しないといけないので早めに撤収。
Posted at 2016/08/03 21:33:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 潤滑系 | 日記

プロフィール

「モノタロウでトグルスイッチ買ったのが昨日の16:58で24時間待たずに届いた。知らなかったけど当日発送が17時締めになったそう。そして黒猫対飛脚戦争がさらに過酷になってきたのか、宅配の翌日発送になるのも増えた」
何シテル?   04/19 15:48
240Zとのつきあいは20世紀最後の年の瀬も押し詰まった日から。といってもガワだけS30、レストアとか絶版ネタにはうといです。ポン付け市販パーツの欠点が買わない...
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移動手段の確保が切羽詰ってるので、手っ取り早く決めました。お金使いすぎたので大型カブとい ...
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