2017年10月29日
車動くようにするのが優先順位の一番だけど、エアコンというか、レース用のドライバークーリングシステムをベルト駆動せずに作ってみようと。
夏はタイム出ないし、熱トラブルも起きやすいから走らない人も多いだろうけど、サーキットではエアコン使わないよね。パワーをロスるから?それもあるだろうけどエンジンからベルト駆動だと、効率のよい回転数を外れてるだろうし壊れる可能性が高くなる。あと、アクセル全開時や高回転時にエアコンOFF設定となってるやつもあり、エアコン効かせてるつもりが冷えないとかもあるかも。FIAとかマジのレースでは室温モニタして失格とかペナルティになるのに、遊びで走っててクソ暑いの我慢するのおかしい。
冷媒を流すクールシャツは下火、シートシェルとヘルメットへ冷気噴き出しと、口元に当てる(体の内部=肺から冷やす)のが今どきのレース用システムなんだそう。5年くらい前のNiSMOのパテントでは、シェルの座面と背面にたくさんの穴が開いていたが、ガチレース用のシートはドライバー個別に固めたスポンジを使用し、通気性はないので、シェル全体から風が出てくるシステムとは相性が良くなく、一部だけがっつり穴開けするように変わりつつあるみたい。
あと、コンプレッサーはドラシャで駆動で回転数を最適化、停止中は効かない、というようなシステムになってた。今はたぶん電動が増えてると思う。
うちのは軽コンプレッサーを付けてる都合プーリー比がやばくてコンプレッサーとテンションプーリーの回転数が高すぎなのを目ぇつぶってます。ドラシャ駆動するならどこにコンプレッサーつけるかなあと床下にもぐり、「場所ねえ」と確認したり、コンプレッサーの保護のためどういう電磁クラッチコントロール設定すればいいのか、考えていたんだけど、電動にしてエンジンから切り離せばバッテリー電圧だけ考えていればよい。
プリウス以降、エンジン休止するためベルト駆動のコンプレッサーは減ってきているんだけど、ガチのハイブリッドとEVのは高電圧。12Vモーター駆動のコンプレッサーはブラシレスモーターとはいえかなり能力が落ち炎天下走行の室温を冷やす能力は無いだろう。
12Vモーターのシステムでどのくらい電気食うかというと100kgくらい鉛バッテリーを載せれば、トレーラートラックキャビンの仮眠室をひと晩冷やせるんだそう(陽が照っていない条件)。レース用でがっつり効かせようとするなら24-36Vモーターのコンプレッサーをつけ、ギリ保つ容量のバッテリーを給油・タイヤ交換のタイミングで交換する方法が考えられる。12Vモーターならレースはエンジン回した状態なんでバッテリーはそのままオルタ容量を上げればよろし。12Vでドライバーを冷やす能力があれば、だが。
12Vはスポットクーラーくらいの能力と思われます。使いかたもスポットクーラーとまあだいたい同じなんでいけるんじゃないかと。
…てのが来年の夏にテストできればなあ、と思っています。ダッシュから噴き出す現状のシステムは公道移動用に残しておいて追加で付けます。プーリー駆動がないから取り付け簡単だと思う。
近いうちに軽二輪EVが普及し、こういう用途に使える可搬型バッテリーが簡単に手に入るようになるんじゃないかと期待してるんですが。電動工具のリチウムイオンがスゲー巨大化したようなの。
Posted at 2017/10/29 02:32:13 | |
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エアコン | 日記