
モノタロウ、連休突入前の注文は連休中も発送してくれて助かる。割れたやつ、めっちゃ肉薄です。ミシンサーボモーターなんだからミシン屋で買うのがものがよいです(中国から仕入れてる機械を扱うミシン屋は除く)
付ける前から調べろよって。いや調べていても試したと思う。
Vベルトの最大周速はおよそ30m/sを超えない範囲で使う。
今回のセットから計算すると25.5m/sなので平気…
約2倍速プーリーを付けて試運転、盛大にロスってます。モーター4500rpm設定なのに4000rpmにしか到達しない。主軸は8000rpmにあと少しと言う程度だ…回転数センサ用ネオジム磁石がJBウェルドから剥がれてどこかにすっ飛んでいったあとは計測できず。ネオジムを吹っ飛ばしてもだいたいそのへんにへばりついてることが多いのに遠心力恐るべし。
温度は結構上がります。触れないほどにはならない。スピンドル上のネジ締めをやり直し、元より締める方向になりました。
で、ベルトも熱をもちます、主軸側はアルミプーリーなので主軸にその熱を伝達してる感じ。
つまりVベルトだと熱が発生するくらい摩擦抵抗が大きく、その負荷のため回転数を食われてしまいダメっぽいです。
抵抗が小さい5Mタイミングベルトにします。
8000rpmだと送りを速くして削れるのかなと6000番系と思うアルミ切れ端+ハイス5ミリ2フルートで試してみましたが、さほど早く送れる感じはなかったです。アルミの最適は8000rpmよりもっと上だもんな。それでも切り粉は盛大に出ます、回転数が上がったぶんだけ削り量は増えます。フライスはクーラントやエアで堆積しないうちに除去しないとダメなんですよね。

というか、エンドミルをER32ホルダに入れて手だけで締めてレンチ掛けるのをわすれたんでエンドミルがにゅるーっと飛び出してきて材の全厚を削ってたんでそりゃ止まるわ。
過負荷だとステッピングモーターが脱調するのでなく主軸回転数がどんどん低下して止まります。止まったらMT3テーパーも外れますので、ステッピングモーターの能力は十分あると思ってよさそう。回転数が落ち込まない負荷で削る必要があるのでCAMツールパスのadaptive clearing(負荷制御)が有効なわけだ。
今日は最初のうちからミシンサーボモーターの調子が悪くなり、2200RPM以上回らなくなる現象が頻発。コントローラーがおかしくなってきてるような。
うまい方法ってのはそうそうあるもんじゃないですね。
あとVベルトの解説を読んでいて、「Mベルトのモーター馬力範囲」がありました。MはAより小さいわけですがミシンや振り250クラスの卓上旋盤に使われてます。ミシンサーボモーターは550wくらいが普通ですが、それはもうAベルトの領域です。クラッチモーターがミシンについていた時代から互換性を保ちつつモーターだけアップデートするからこうなる。うちの旋盤は1.5kwモーターですが、Aベルトを2本がけしているのはそういうこと。
あとL型で8000rpmもVベルト周速的にアウトです笑 そりゃ純正クランクプーリーがもげるわ。Lメカの改造にはクランクプーリーもウーポンプーリーもオルタも替えるメニューもあるのになんでそのときにリブドベルト化しないんだろう?ちなみに規格周速はVベルトが前述のとおり30m/s、リブドベルトが40m/s、つまり速度三割増しで駆動損失も減ります。寿命も長く値段も高い。
軽のエアコンコンプレッサーをRB26に付け、Vベルトでぶん回して数時間でパンクさせた過去の自分にも喝。
ふっとんだネオジム磁石はφ6の小さいのを6ミリドリルで掘った穴にさしこんでポンチで口の周囲を縮めて抜けないようにしました。負荷で4500回るはずが4000rpmなので主軸で7000rpmが到達回転数。サーボモーターの4500rpmレブリミット解除ができないので、タイミングベルトに交換しても主軸8000rpmまで。
Posted at 2022/05/01 21:23:30 | |
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