ボールねじのボール落っことしました。詰め方がわかったので次からはカジュアルに分解・洗浄して大丈夫。
次のステップはベアリングユニットの位置決め。Y軸はだいたいいいところに来ました。X軸はボールナットの落ち着きが悪くボールねじの水平が写真左側に垂れてますので、サドル面の修正が必要。
割り込み作業、R-8スピンドルの留めナットがM27-1.5左ネジ。ナットは今使ってるものと共通だし買わずにキャリーオーバーするつもりでしたが、作ろうと思います。旋盤でもできますが、チャッキングが面倒なのでNCで削ってみようと。

元穴がデカすぎましたが入りました。ガレージでGコード作れないので小さめ穴堀りファイルをまた作ってやってみます。径で2ミリ弱小さくするべきかと。そのつもりでポケット掘りGコードを作ったつもりだったんですが何を間違ったのかよくわかりません。→ふと思いついて確認、ツール指定が間違い、φ6エンドミルのつもりがφ3でツールパス作ってました。
使った道具は旋盤内ネジバイトとホルダ。ホルダ軸に2面があり、毎回コレット内で再現できる位置に固定されていないようなので、太めのホルダ外径を削って10ミリにしたものを用意しておこうと思います。
もとは側面から沈みネジで回転留めする仕様だったんですが、スピンドルのネジ山を痛めてナットの微妙な締め付けの障壁になっていましたので、薄いダブルナットで留める作戦です。
15年前にミニフライスだけNC化したときはネジ切ることなど考えたこともなかったんですが、「スレッドミリング」が広まり出したのは21世紀になってからのようです。ここ最近のスレッドミル刃の進歩が助けになったみたい。
ラフィングエンドミルかスパイラルタップみたいに見えるけれど、切り粉排出スパイラル溝が逆らせん切ってるのがそれ。刃はらせんになってなくて、刃先はピッチごと同じZ高さで回る仕様。なので旋盤の一枚刃ネジ切りチップを主軸でブン回しつつ、Gコードでネジピッチで旋回させて掘ればいいわけです。
止まり穴の底まで切れるのがなにより。もちろん外ネジもできます。
Posted at 2022/06/07 18:04:55 | |
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ツールとガレージ | 日記