溶接面が新しくなったのでひさびさにアルミにアークを引いてみ…まるでガスが出ていないような状態に。ガスは出てる、ホース破れでの漏れもなし、ガスレンズは新品を使ったのですが、電極、ノズルやコレットは換えずに別のガスレンズコレットボディに変えると大丈夫だったのでガスレンズがマズい、ヘッドライトルーペで中を覗いてみたら汚れがあるのでクリーナーシューしたあともダメで、メッシュを外してみました。6枚入ってた。
メッシュには汚れが付いてはいなかったんですが、アセトン洗浄してからまた溶接したんですが弾く。ガスが漏れてるんではないのに不思議。うまくいかない理由は分からないけれど、原因特定はできたのでこのガスレンズは捨てます。それとは関係なしにガラスノズルはぶつけなくてもエッジが欠けます。Oリングがギチギチなのでガラス熱膨張+応力集中の結果かもしれません。ちょうどはまるように旋盤でガスレンズを削ってもよいかも。
溶加棒は入れずにビードを20回くらい重ねて引いてみた。調子は戻ったっぽい。
溶接面の性能は相当良いです、シェード10-12変更しても眩しかったり暗すぎたりとかはないのは意外、デジタルだと10.5とかにできないのはなあ、と思ってたけど、溶接の電圧調整等によるアーク光強度の変化は対数カーブでなく直線近似の変化っぽく、目のほうで調整できるようで。
youtuberにはしてる人居なかったけど、レンズ内側の下方にあるタッチパネルは被ったまま下から指を入れて調整できます、タッチパネルはバックライト液晶なので鼻先の距離なのに見えるし、かぶったまま調整可能なことを狙った設計と思われます。むしろ普通に手にとって調整しようとするとヘッドギアが邪魔になる。
…なのですが…
溶接する際見え方だけに意識を集中してみたらアーク出てる電極先端がどうやっても縦(じゃっかん斜め方向)に二重にみえてます。片目つぶってもそうなので左右視差調整がうまくできてない複視を克服しても乱視でアウトってことか。ある程度の乱視なら脳内演算で補正してしまうらしいですが、電極先端のような暗い視野で明るい一点を見ることで初めてわかる自分の乱視具合。チーターレンズ1.00を付けても2重になりました。
乱視をググったらオレの場合ハードコンタクトで角膜表面の不整を均すのが一番よいらしいけど、ハードは目に入ってることを忘れることはなく、逆にソフトは入れてるのを忘れるので無理、しかしそもそもソフトで乱視矯正はできない。コンタクトのよくない使用で角膜が凸凹になって乱視が進んだ気もするけど今ごろ気づいても。
溶接専用乱視メガネを買ってみよう。遠近的矯正はする必要は無いっぽい。
Posted at 2022/10/05 02:52:51 | |
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ツールとガレージ | 日記