革漉き機をツインモーターにしてたり、そのときにプーリー軸と主軸カップリングのガタを無くすためにカラーをPOMから削ろうからの話。
いまだスマホを持たないオレ、動画はアンドロイドタブレットで撮れるやん、と気づいた。タブレットはテレビや電灯をアレクサでコントロールできるスマートスイッチ設定用に買いました。PCで設定できんのよすごいでしょ、と当時は思ってたが、PAYPAYも同じ。話それた
主軸と送りを別駆動にしたら使いやすくなった、ということなんだけど、ガタがあるのはどうやらカラーが一つないらしい、ということはだいぶん前に気づいてたんだけどすっかり忘れてた。
プーリー軸と主軸は工の字型とコの字型の間に樹脂のカラーを挟んでいる構造。ベルナイフはどんどん研ぎながらチビっていくのでスライドさせる必要があるわけ。下側には白いカラーがあるんだけど、
反対側にはない。
このままノギス突っ込んでちゃっと削ってきました。入りません。シャフトの径は8ミリじゃなく9ミリでした。
バラシて外してみると単なるパイプじゃなくて、割りが入って両面削りが入ってるやつだったので、もう一度ガレージに行って削ってきた。
きつくて入らないのでカッターでトリミング。
こんとき、革漉き機メンテ用のスタンドを作ってこようと思ってたの完全に忘れてたんだけど、キャン★ドゥでスマホ三脚かったついでにいいのないかな…と探してたらブックエンド…写ってないけど反対の面に10cmが測れるよう目盛りがプリントされていて、あ、これ高さ12cmちょうどや、当たり前だけどちょうどよかった。
これで組んでベルナイフ研いでたんだけど、ガタがベルナイフ側にあることが分かった。この革漉き機はパーツリストやマニュアルがWEBに転がってなくて、主軸のアンギュラボールベアリングに与圧かける方法見つけるのにだいぶん手間取りました。
この画像のカップリングの内側にある黒いセットカラーの沈みネジが当たるところに切り欠きがあり、その切り欠きの底が斜面になっていてネジを締めていくとセットカラーが左にスライドするように作ってあった、というオチ。こういうのはクルマでもバイクでもミシンでも経験ないわ。
セットカラーはこの写真は左右逆、ガタがあるなあ、と一度入れ替えたのは完全に間違い。そのセットカラー沈みネジは主軸とプーリー軸をスライドさせないとカップリング丸棒が邪魔でアクセスできない位置。
それで軸調整は終わりでなくて、セットカラーの左には普通のボールベアリングがあるんだけど、結構ガタがあり、センターが出ていないとベルナイフが味噌擂り運動するのに悩んだ。
センター出しはカップリング主軸側の工の字型のセンター留めネジと白いカラーを押すネジを調整して均一なトルクで回るようにしたら、味噌擂り運動が無くなった。
で、ヌルヌル回るようになったんだけど、ツインモーターの追加したほうはしょぼすぎてベルナイフの完全研ぎなおし10分連続回転で過熱してもうてお役御免となりました。ツインモーター自体は使い勝手がよいのでまたそのうちちゃんと作ります。
というわけでこの機械よう設計してあるわ、マニュアル存在しないからちょっと困ったけど。
【更新】てなわけで送りもサーボモーターに。両足で2つの回転上げる方向のペダル踏むとクルマ運転できなくなるような気がする(ウソ)…
ナイフの回転が十分上がってから送りのモーターが回り始めるように普通のペダルの下にコントローラータイプを置きました。
サーボモーターはミシンから外したんだけど、中華サーボは微速と針停止位置の制御が雑で革ミシンには向いてない。大陸産でない台湾製Ho Hsingも古いやつはほぼ同じような。Durlkopp Adlerに買収されてしばらく経った今のHo Hsing製品は良くなってるかもしれんけど。
Posted at 2020/04/18 23:11:46 | |
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ミシン | 日記