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kazuhixのブログ一覧

2023年10月14日 イイね!

ファイバーグラスが最先端だった頃

シュツットガルトのミュージアムにぶら下がってる


908は1968年。当時最先端だったのかと言われるとコルベットは1953年から今に至るまでFRP。

その後すぐ、日本では日本のFRPボディの租といわれている浜素紀氏がワンオフのレース車両ボディを製作。大学でファイバーグラス実習を受け持ったこともあり教え子さんたちが居る。

著作のうち一つが最近再販になったようです。ロールスロイスのはオールドタイマー誌で連載されていたので知っています。


戦前ロールスロイスはすべてボディレスで販売し、コーチビルダーがカスタマーと相談の上で仕様を決め、上屋を製作しラジエータ上に支給のマスコットを据えて納車という流れだったそうです。
日本の自動車レースの創始紀に爪跡を残した浜氏は「古い時代のクルマデザインなら私」という自負をお持ちだったことでしょう。しかしFRPの技術をロールスロイスのコーチビルドに応用したのは失敗だったと思います。当時のメーカーがボディを作ってなかったから自由とはいえ…FRPは戦前のロールスには新しすぎる技術ですし、シートメタルフォーミング技術をもたないのに本のタイトルに「レストアのすべて」というのは違う。父の遺したシャーシに自分のFRP技術で作ったボディを合体させたってのが現実。ウッドバック(木型)まではFRPもシートメタルもほぼ同じ、板金で作れる人に依頼する手段もあったでしょうけど請ける人は外国にしか居ないでしょうね。
ああこれはみんカラの先輩方に怒られるかもしれませんw

レストアされていない分解もされたことがないという戦前のロールス。木工や内装など総合力が高いコーチビルダーがあったから作れたわけで、レストアとなるとなおさら。日本にそのころのロールスロイスが戦後まで生き残ったとしても、誰も上屋の修復などできずに捨てられシャーシとエンジンだけ残存することになりやすいでしょう。高温多湿で保存環境が劣悪だったというより、復元できる人材が居らずレストアできる見込みが減るのに従いだんだんと屋外に近い環境に移されていったのでは。


日本には超高額車コーチビルドも無かったし、軽合金ボディのプロト方面のレースカーを作る経験を積んだ人材が蓄積していく暇もなくFRPがレースカーコンストラクターに普及という流れで今に続いたのだろう。

BMWのV12のホットロッドボディ(こちらの記事の一番下)を作ってた人、節操なくすごい。SW20やJZA80も鉄フェンダー鉄バンパー。やはりといっていいのかADHDと自称、ですが上の記事中ほどの深絞りホイールハウスを作っていた人が一人で運営してるのと違い、人を雇っています。過集中ができなければ彼らの域には達しないのでしょう。


原形留めた(といってもRIPSのRB30搭載)してるS30も持っててバーフェン程度で留めそうなのはそれ以上いじると妖怪に化けがちなのを分かってて、それはS30が好きだから。ボディいじるのが動機でS30を持ってきていじるホットロッドビルダーのはヒドイのがあった。
Posted at 2023/10/14 14:23:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | ボディ・シャーシ | 日記
2023年10月14日 イイね!

PULLMAXと似た構造の日本製機械に目ぇつけたオセアニアの人たち

流通量が多く安価で入手できる日本のバイブロシャーにPULLMAXタイプのダイセットをつけるとレシプロカル機ができあがる、という流用をオセアニアのレストアラーに教えてもらいました。「デカいのがいいよ」…入手するつもりないですよw



逆パターンでPULLMAX用カットシャーがあるから気づいたっぽいです。機械のおひざ元の我が国ではそのPULLMAXが使われていないから代用に気づく人も居なかったわけなのでしょうか。
Posted at 2023/10/14 00:20:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツールとガレージ | 日記
2023年10月13日 イイね!

S14後期顔のステージア(3台目)なんだとか



日本ならまあないこともないくらいですけど、オーストラリアですよ。そして、日本ならFRPでフェンダーやエンジンフードを作るとこですが鉄板切り継ぎで作ってる理由は…

そう、コスモスポーツ✕3の人のクルマです。「ひどい状態のそれをレストアするのに鉄板切ってゼロから作るスキルが無くて数年放置していたがそろそろやれそうな気がしてきた」と語っていましたがなるほどですね。
日産好きと思わせておいてLSエンジンなので日産なんぞは屁らしい。
Posted at 2023/10/13 14:56:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | YouTube | 日記
2023年10月11日 イイね!

BCNR33とBNR34フロントショックマウントパネルのリプロ

「部販からもう出ない」「(台湾で)作ってもらうか」



レストアパーツ.comは協力工場訪問取材動画まで作ってましたが、こちらは「手を尽くして国内でメーカー純正パネルプレスしている工場を探し」なんだそうで。最初音声聴かず英語字幕サムネだけで、「台湾だろう」と先入観で思ってしまいすみません。川崎油工プレスの写真が映るけど、台湾のMUSCLECAR GT工場にそれは無かったように思うし。

「もし全部の板金パネルを再生産するとこまでいけばボディを作れる」権利方面なんも考えてないような笑
この先ニスモヘリテージがこれを再生産し始め、急に怒られ始める可能性もないこともないが、本社の設計生産のミスを認めることになるから、要望の声がニスモにたくさん集まっても既読スルーみたいになってるようにも思う。

これとマツダロードスターサイドシル後端の重なった鉄板の腐りは水の侵入対策をなんも考えておらず、2枚の鉄板の間がほぼ接触しており水はけ・乾燥する十分な隙間がないせいっぽい。BNR32だけは一枚板なんだそう。アッパーアーム取付位置が違うからと思う。
Posted at 2023/10/11 05:33:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | YouTube | 日記
2023年10月09日 イイね!

アルミタンク製作所@ウェールズ

The Repair ShopのChineaさん、最近トライアンフを入手してタンク腐ってたのでウェールズにタンクとフレームを送って作ってもらい訪問。
もうこれはおとぎの国の世界、必見動画、ときどき見せられるアクターが演じてる系でなくガチ、赤いつなぎの女性は生涯2000個タンクを作った亡き父の後を継いだ。こどものころイングリッシュホイールの下アーチのとこにはまって寝ていたそうだ


カスタム屋のワンオフタンク製作はよくあるけど、タンク専業だと同じ形状の少量生産もあるわけで、ポリマーコンクリート製(おそらく)のプレス型が登場、父さんの発明をバラしていいのか、てことはなく他もやってるそう、工程がものすごく短縮できます。フィラー入りの樹脂なら圧縮には強そうだものね。

後半体験製作になりますが、教えてもらいつつ自分のタンクを作った、というシナリオだったのが、ガス溶接など難易度が高すぎるし、彼らでも30時間かかるということなのでその筋書きでの動画制作は断念したとかでは
Posted at 2023/10/09 03:29:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | YouTube | 日記

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「モノタロウでトグルスイッチ買ったのが昨日の16:58で24時間待たずに届いた。知らなかったけど当日発送が17時締めになったそう。そして黒猫対飛脚戦争がさらに過酷になってきたのか、宅配の翌日発送になるのも増えた」
何シテル?   04/19 15:48
240Zとのつきあいは20世紀最後の年の瀬も押し詰まった日から。といってもガワだけS30、レストアとか絶版ネタにはうといです。ポン付け市販パーツの欠点が買わない...
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