20世紀にサーキット通いしていたころ、964カレラ4ライトウエイトがめっちゃ好きって人と知り合った。サイド後ろ窓がプラ製でナンバー付かないやつ。1台潰したので2台目に乗ってた。「エンジンは素だけど、車重が1トンちょいなんですよ、ごく少ししか生産されなかった」って急に思い出してググったら22台で959の1/10未満。ナンバー付けてたのこの人だけだろうな。しかしポルシェはこの4駆でなにをやりたかったんでしょう。もっとAWDが伸びる可能性を模索してたか
ペダルがすごいことになってますよ、クラッチとブレーキのペダルアームが根本でクロスしてますね。→見えてないので理解するにはパラレルマスターバランス機構の理解と洞察力が必要。当時は見ても分からなかっただろうけど見せびらかされてもないのでオーナーも分かってなかっただろう…いや普通の人にはペダル見せても響かないな
そして右上、センターコンソール裏に謎のガーリングマスターシリンダーがパラレルで…
サイドブレーキのときセンターデフのリヤ駆動を切り離すためのものかと思ったんすが、位置がそこじゃね。
ダイヤルが2つとなにかのバランスでしょうかよくわかりません。ダイヤルでなくノブ?右からの写真は引っ張った状態、運転席からの写真は押しこみ状態で、根本にある水平方向の棒がロックでノブを押し引きしてマスターシリンダープランジャーを任意の位置で止めるようになってるかも。↕はともかく、◁▷がなんなんだか。

窓の他ロールケージなども最初からこうです。消火器はどうだったか…
BNR32の頃なんで4駆電子制御はまだまだ、センターデフとブレーキバランス調整の過渡期だったのかも。
↔はスタビ調整かも。押し引きノブで左右のどちらかにバランスを寄せる調整をするのは変だけれど、これがスタビ強弱調整でロール量が変わるのなら◁▷というラベルで表現して大丈夫。そして油圧調整スタビは前後についており、↕で前後バランスを調整。
これが進化してPDCCになったんだろうってことで一件落着。そりゃBCNR33をニュルで開発してた日産「退けよウスノロ」ってドイツ車のテストドライバーたちに言われて当然だわの調整装備。
ノブは走行時に微調整するような設計でなく、押しこみと引き出し位置で走行前にリンケージ等を調整セットしておいた「ふつう」と「過激」を切り替える2モードプリセットなんだと思う。
Posted at 2023/11/19 13:43:47 | |
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