
SA浜松 × TEINコラボ【Z34/86用】車高調の最終テスト & REVスピード誌の取材で富士スピードウエイに行ってまいりました。
前回のテストを経て、いよいよ最終SpecとなったZ34用【TEIN MONOスポーツ SA浜松Spec】
今回Z34用として選択した【TEIN MONOスポーツ】は基本スプリングレートも高めの【フロント14K リア12K】更にショックも【単筒式】となり、基本Specだけ見ると乗り心地は少々固めになってしまうかとの思いもありましたが、良い意味でその考えは裏切られ、ストリート走行でもしなやかな動きで走行できるダンパーでした。

このダンパーであれば、これまでSA浜松Specで大事にしてきた【高い質感】と【高次元の走り】を両立できると考え、当店のオリジナルパーツ開発ドライバー【木下みつひろ氏】との、ショックセッティング/仕様変更がスタート致しました。
しばらく乗る中で感じたのは、フロントに対してリアの固さ/路面への追従性/ステアリングフィール(接地感)/減衰力変化の向上です。
この部分をどう改善するかを、ストリート走行を中心に木下みつひろ氏と走り込み【TEIN菅野さん】へショックの仕様変更をリクエストして来ました。


サーキット走行テストは、【サーキットタイムを上げたい】の為ではなく、スピードレンジの高い走行をした際の車両の動きを確認する為に行っています。
アンダー・オーバーがどういった際に出てくるか、ブレーキングの姿勢は安定しているのか、減衰力を変更した際にはステアリングレスポンスが単純に向上するのではなく、ロールスピードが適正化する事でタイヤのグリップを引出せているのか等、木下みつひろ氏が時間を掛け1つ1つの項目をチェックしてくれます。
全ては購入して頂いたZ・86オーナー様が、安心感ある中でドライビングができ、満足してくれる製品にしたいとの思いに繋がっていきます。

できる限りの事をして行く事で、Zの走りが際立ってきました。
サーキット走行している際の姿勢がとにかく安定している、余分なロールはなく最適な姿勢でコーナーにアプローチしている姿を見るだけで、木下氏から言われる言葉も分かって来ます。
また最も大切にしているストリートでの走りも見違える程、向上しました。
ショック仕様変更以外にも、SA浜松 専用バンプラバーを組み合わせロール姿勢制御から凹凸に対したあたりも再セッティングしました。
これによりストリートの低速域ではロール感のある【しなやかな】乗り心地を確保しながらも、素早い操作Gが発生した時には最小限の動きで走れるダンパーへと進化しました。

また電子制御パーツ【TEIN EDFC ACTIVE PRO】の基本データもセットアップ、データは2パターン【ストリート/サーキット】で構成され、車速/加速/減速/旋回と、それぞれの【G変化】等に合わせ【自動的】に制御されるスペシャルパーツとなっています。

発売開始は6月末〜を予定しております。
*6月末に発売されます【REVスピード】誌面にて詳細をご覧頂けます。
*メーカー欠品もあり、初回は大変少な目となっております。
次回は販売価格等も合わせてご紹介致します。
■2015’スーパーオートバックス サンシャイン神戸 SACへ出展致します。
■開催場所:スーパーオートバックス サンシャインKOBE
住所:兵庫県神戸市東灘区青木1-2-34
SA浜松 Z33・34用 オリジナルパーツはこちらから→HP
*当日の作業は大変混みあいますので、事前のご予約をご利用下さい。
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SAH Racingデモカー開発日記 | イベント・キャンペーン
Posted at
2015/06/11 11:48:13