HONDA CIVIC FK7【CVT仕様】のオーナー様の車両に【HKS FlashEditor SA浜松Spec】のインストール作業を行わせて頂きました。
FK7 CVT仕様もECUセッティングを行う事で、実用回転域から大幅なトルク・出力UPを実現する事が可能です。
SA浜松では【M/T】【CVT】とそれぞれに対した専用データ開発テストを行い、基本となりますベースデータをご用意しております。
今回のオーナー様の車両は【排気系 マフラー交換】【吸気系 ムキ出しTypeエアクリ交換】がされております。
マフラーに関しては、マフラー交換用に開発しました当店のベースデータがありますが、吸気系に関しては初めてのTypeでしたので、基本データインストール後には社外エアクリ装着による【燃料補正】値のチェックからスタート致しました。
FlashEditor内にプログラムされております【エアフロ電圧MAP *純正同等になります】の状態では、アイドリング域から燃料補正が【−19% 〜 −22%】と、エアクリを交換された事によりエアフロメーターが適正な吸入空気量を計れなくなり、空燃比が大幅に濃くなっている事が分かりました。
この状態では、低負荷域では補正が入る事で適正な燃料噴射量へ近づきますが、中・高負荷域では補正が入らない為、全体的に燃料噴射量が多くなり【燃費悪化】【出力ダウン】と、本来のパーツ性能が生かされない状態になります。
SA浜松Specインストール時には、1台1台に対して【現車確認 → 補正】を行いますので、今回のオーナー様のように社外パーツに交換されていても、本来のパーツ性能を引き出し、適正な状態へとECUデータセッティングをする事が可能になります。
時間は要しますが社外エアクリに対した【エアフロ電圧MAP】セッティングを行う事で、【燃料補正値】が純正同等の数値になり、中・高回転域のセッティングを行わせて頂きました。
FK7は【点火時期 学習】が入る為、点火学習値が安定した状態で【高出力化】が実現できるよう、オーナー様の車両に合わせたECUセッティングを行わせて頂きました。
HKS FlashEditor SA浜松Specインストール後には【210PS】オーバー仕様になりました。 この仕様では中間トルク値も【8kgm】前後向上する為、純正時には体感する事ができなかったトルク感を楽しんで頂けます。
☆HONDA CIVIC FK7 CVT 出力比較データ
■赤ライン → HKS FlashEditor SA浜松Spec ■紫ライン → 純正 ECU
CVT 最終データでは【出力値 216PS】【トルク 30.6kgm】となりました。
4,000rpmでは出力【47PS】トルク【8.4kgm】アップと力強い加速感を体感して頂けます。
この度はありがとうございました。
■HKS FlashEditor SA浜松Spec 定価¥110,000【税込】
*Flash Editor本体 + HKSレーシングプラグ + プラグ交換工賃 + SA浜松Specデータ + シャシダイセッティング + パワー計測まで含まれております。
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Posted at
2020/02/18 21:21:42