発売開始に向け引き続きテストを行なっております ALTOWORKS 用【SA浜松 Sports Turboキット】です。
今回のテストは前回まで、ターボ過給圧コントロールをする為に使用して来た【ブーストコントローラー EVC6】を1度取外し【純正ソレノイドバルブ】へ交換した上で、HKS FlashEditorで過給圧制御を行う為のテストを行なっています。
当店のお勧めは任意で LOブースト・Hiブーストコントロールを始め、【エンジン回転・スロットル開度】毎に過給圧コントロールを行える【EVC6・7】でのセットUPになるのですが、EVCはオプションパーツとしてご検討頂けるように純正ソレノイドバルブを使用した SA浜松Spec 基準データもご用意致します。
HKS FlashEditor内では【TagetBoostコントロール】MAPと【Wastegate Duty】MAPを使い目標過給圧セットを行なっています。
スタート時にはEVC6でセットUPした目標Boost値に Wastegate Duty MAP内の数値を補正した状態からテストを始め、実際の過給圧・Duty値を確認しながらデータ変更していきます。
単純な作業にも思えますが実際はターボ本体・アクチュエーターも変更されている為、入力した数値通りの制御は行えない事や、ギア固定のアクセル全開時のデータはできても踏み返し時の制御が行えない等【trial and error】の繰り返しで、テスト初日から大変な1日となりました。
これまでの経験を元にMAP変更意外にも考えられる事を1つ1つテストした後には、前回のEVC6を使用した時と同等の過給圧制御・出力データ【110PS】仕様へとセットUPする事ができました。
☆赤ライン → 純正ソレノイド 仕様
☆紫ライン → EVC6 仕様
明日も引き続き【SA浜松 Sports Turbo】キット用のECUデータ開発テストを行います。
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Posted at
2021/03/25 21:12:08